純粋に可愛いだけだった時代のフランソワだ……
懐かしい気持ちもすれば、また複雑なものもあり……
作者からの返信
ありがとうございます、あの頃のフランソワを覚えていて下さって。私が言うのもヘンですが、でも、本当にありがとうございます……。
ヨーハン大公も、カール大公と同じように、フランソワを気にかけていたようです。フランソワは、ヨーハンの方に、懐いていました。山男だった、ヨーハン大公。若い頃の肖像画が見つからなくて、なかなかイメージが湧かなかったのですが、優しく公平な人だったと思われます。
できたら、フランソワを異世界に飛ばしたいです。医療の進んだ今の日本でもいい、そんな風に思います。ベートーヴェンやシューベルトの残したもので、どこまで太刀打ちできるか、あと、私の力量で大丈夫かな……、不安だけど、頑張ってみます。
時代が戻りましたね
作者からの返信
アルプスの村で暮らしていたヨーハン大公は、ライヒシュタット公とあまり接点がなく、コレを書かなきゃダメだろ、という内容をどうしても割り込ませることができなかったので、スピンオフで別立てにしました。ですが長い時間に亙ってのお話なので、短編集「黄金の檻の高貴な囚人」に、2話かけて収録しなおしました。
革命戦争で活躍した大公自身も、メッテルニヒの監視対象でした。彼もカール大公と同じで、ナポレオンの息子には気を掛けてくれていたようです。ただ、普段宮廷にいなかったので、絡ませるのが難しくて、こんな風な舞台設定になってしまいました。
お忙しい中、お読み進め頂き、ありがとうございます。御都合のよろしい時にお読み頂ければ嬉しいです。