最後の段落、「ヨーハンは、首を振った。」から重複してますでしょうか?
モル大尉、まだ少ない出番で、鮮烈な印象がありました。
プロケシュも、他人事はしっかり見えてますね!(?)
ザウラウさんは老練かつ果断な戦略指示が、かっこいいです。
さすが冷や水上等の不良ジジ!
作者からの返信
重複の件、お教えくださって、ありがとうございました。元の原稿を確かめたところ、その直前を後から付け加えていました(プロケシュに言及している部分です)。修正ミスです。助かりました。ありがとうございます。
モルに目をつけられましたね! この人の殿下への愛は本物です! と、思います! (物語の最後の方は、モルの日誌を元に構成しています)
プロケシュは、最初は私も殿下のお友達、と好ましく思っていました。が、……。別に殿下との仲を妬いたわけではないんですけど。ある意味、彼はキーパーソンだったのに、自覚が足りていないと思います(きっぱり)。
ザウラウは、メッテルニヒを𠮟りつけることができる数少ない存在だったようです。
ただ、一連の彼の行動はフィクションです。トスカーナ大使で元警察大臣なら、こんなこともできたに違いない、という。彼のように老齢期を生きることができたらなあ、と、ある意味、私の理想のジジ様です。
いつも、確信をついてこられますね! お読み頂けるだけで嬉しいのに、わかって頂けて、大変勇気を頂いております。
ありがとうございます!!
ここで明らかにフランソワは最後に踏み外してはいけないものを踏み外してしまったと、悪く言えばそうなるのかなと思いました
分の悪いかけでも、最後のチャンスだったはずだと……
作者からの返信
実は、ここは、フィクションです。この時期、ヨーハン大公がライヒシュタット公に会い、なかなか軍務に就かせて貰えない彼に同情し、政府と兄の皇帝に批判的だったことだけが、史実です。
ですが、「フランソワは踏み外してはいけないものを踏み外した」、というお言葉は、その通りです。何から足を踏み外したかは、明日、アシュラがお話しします。
後半では、後世の我々、民衆、市民、ひいては、人間の正義というものに対して、必ずしも肯定的でないライヒシュタット公の姿が出てきます。それは、今まで描いてきた優しさと矛盾しないと私は思うのですが、うまく描けるかとても心配です。でも、そちらへ舵を切るつもりです。
いつも、本当にありがとうございます。あまり、理屈には走らないで、ストーリー性を重視しますので、お楽しみ頂けると、とても嬉しいです。
これが本当ならフランツは選択を誤ったのでは?
作者からの返信
結核の療養先は、空気のきれいなアルプスか、気候の穏やかなイタリアが良いとされていました。メッテルニヒにより、イタリアは政情不安定を以て却下されますが、なら、なぜアルプスへ療養、とならなかったのか。アルプスまで行かなくとも、グラーツにハプスブルク家は城を持っていたはずです。病が重篤になったのは(フランソワが隠し切れなくなったのは)、冬ですので、もはや遠方への移動は困難になっていたのでしょうか……。
選択を誤ったのはメッテルニヒ、それは故意の過ちでした。
そう、思います。
彼への御心配、とても嬉しく承りました(って、私が承っても仕方がないですよね……)。本日はライヒシュタット公のお誕生日ゆえ、きっと彼にも伝わると思います!
いつも応援、コメント、本当にありがとうございます。