応援コメント

すべてのエピソードへの応援コメント

  • とても参考になりました!!
    自分で調べてもわからないことだらけでしたが、こちらの情報はすべて私が知りたいことが盛り込まれていました。
    ありがとうございます。

    作者からの返信

     携帯の契約は本当にわかりにくいんですよね。
     自分で調べられず、周囲に教えてくれる人もいない人はどうしてるんだろうと思いますが、そういう人をカモるために、街角で携帯契約詐欺まがいな勧誘をやってるんですよね。酷い仕組みです。

     もっとわかりやすくするか、せめて公式の方で、こういう情報はまとめて書いておいてほしいんですけどね。

  • 涼格さん、そのウイルス名、初見ですが、なにしろ、養生されて快復なさってください!

    作者からの返信

     ライノウィルスは風邪業界ではメジャーなやつで、大人が冬以外にひいたらだいたいこれです。
     アルコールに強いのが厄介で、アルコール消毒してウィルス対策した気になっているとやられます。

     ただ、感染しても免疫力が高いなら無症状なことも多く、たぶん私も毎年のように感染してはいるんでしょうけど、実際に鼻風邪をひいたのはだいぶ久々でした。

     症状が鼻メインなので、副鼻腔炎が残りがちで厄介なんですよね。副鼻腔炎っぽいこの症状もご無沙汰で、もはや懐かしいです。全く嬉しくはないですが。
     軽症なのでたぶん放っておいても治ると思いますが、長引くようなら耳鼻科に行くかもです。

  • >今のガストのネコロボはちゃんと働いているのだから、そろそろ研修が終わってもいい気はする。

    こんな風に突っ込んでくれるお客さんの存在を果たしてガストは知っているんでしょうか(^^;

    「ビーフ100%粗挽きステーキハンバーグ」のネーミングですが、おそらく、以前のメニューの失敗の理由が涼格さんの推測通りで、それを一新するために中身も変え、ネーミングも武蔵野なんちゃらみたいなのからひねりが無いそのままお客に受け取られるものにしたんじゃないでしょうか。

    作者からの返信

     たぶん、すかいらーくグループが用意しているネコロボの肩書きは「副店長候補」と「研修中」しかないみたいなんですよね。どこに行ってもそのどちらかなので。
     店の判断で研修を終えて、正式に配膳係にできるようにしてもいい気がします。


    「武蔵野プレミアムハンバーグ」が登場した時、「匠・武蔵野ハンバーグ」と名前が似ていたせいで新メニューと認識してもらえなかった、というのは、実際にあったと思うんですよね。
     なので今回の新メニューには、新メニューとわかってもらえるような工夫が必要だったわけですが、この名前はいくらなんでも平凡すぎたと思いますね。

     現在、このメニューが新メニューだとわかってもらえる理由は「ジョブチューンで評価してもらったメニュー」という形で宣伝しているからで、この告知期間が終わり、レギュラーメニューとして並ぶことになった時、果たしてこれでちゃんと客に注目してもらえるのかは疑問です。

     本来なら「新・武蔵野プレミアムハンバーグ」として出したかったところだと思いますが、牛豚ハンバーグにこの名前を使ってしまったのはガストの大失策だったと思います。
     最初からケチらず牛100%ハンバーグを作って「武蔵野ハンバーグ」と付けておけば、「武蔵野ハンバーグ=牛100%」というイメージでやっていけたはずなんですけどね。

  • >もこもこちゃんの化けの皮が剥がれた瞬間。
    (笑)

    今回も最後までニヤニヤしながら読みました。
    相変わらず、ネコロボどころかファミレスも行っていないけれど、本当、私はこのシリーズ好きであります(^^;
    また、アップデートされましたら載せてください!

    作者からの返信

     せっかく声優を雇って声を当てさせるなら、全種類の音声を収録すればいいのに、未収録の音声がある仕事の雑さがココスらしいです。そこまでロボのキャラクター性にこだわっていないというか。仕事さえすればなんでもいいだろといった感じ。

     ネットで調べた限りだと、今だとガストのほぼ全店にネコロボが配備されているようなので、行きさえすれば、まず見かけるかと思います。

     店側も客側も配膳ロボに慣れてきて、もうあまり面白いことも起きなくなってきていますが、また何かありましたら書こうと思います。

     とりあえず近々ガストに行って、名札の有無を確認して追記しておきたいですね。

  • 大変分かりの良い説明でした。
    折に触れ、こうやって復習しないと「え?なんだったけ?」となります。
    また、そうやって忘れるくらいに縁が遠い地域のお話、とも言えます。

    岸田首相が北朝鮮に行くのでは…?と言われ始めましたが「拉致問題は解決済み」が本当に条件であるなら、何しに行くの?とも思います。
    彼の小泉首相が訪朝したときには、なんの予告も無くだったので、今回も、前評判に関係なく、と期待したいところです。

    作者からの返信

     パレスチナ問題は、日本はむしろ関わらないほうがいい問題ですからね。
     関わらないなら詳しく知らなくてもいいんですが、デモに参加するなら最低限のことは知っていて欲しいもの。

     デモポストでは、ハマスが人質を取っている件について誰も触れていませんでしたから、なんでイスラエルがラファに侵攻しようとしているのか、そもそもの理由を知らないんじゃないかと思えます。知っている上であんな訴えをしているなら悪質ですが。


     小泉政権の時は、日本にはまだ北朝鮮と交渉できる余地がありましたが、今だと交渉の材料がないんですよね。経済封鎖を解くことを条件にすれば乗ってくるでしょうけど、それは日本の立場上、無理ですし。
     かと言って武力で脅すわけにもいかない。アメリカみたいに、ちょっと気に入らないことがあったら気軽に他国を空爆できるわけじゃないですから。

     たぶん訪朝は実現しないとは思いますが、岸田政権に外交センスがないことは明らかなので、下手なことはやめて欲しいです。

  • ネーミングセンスがすごいですねこれ。写真見ました。このプ●ダみたいなタグ、確かに引っ掛かりそうな。でもカード入れは一括視認性が高くて便利そう。

    何がって、「使いこなせる」と思って2700円も近く出すという涼格さんが素敵です笑

    作者からの返信

     あのタグは手に取る度に親指に鋭角が当たります。使いやすさを徹底的に追求した商品のはずなのに、なんであんなものを付けてしまったのかは本当に謎です。

     カード入れとしては優秀で、目当てのカードをすぐに探して出せます。それに小銭入れと札入れがオマケで付いていると思えば、いい商品だとは思うんですけどね。私の使い方とは合わなかっただけで。


     普段は、財布を買うのは慎重に検討するんですけど、今使っている長財布がボロボロになってきていて、ちょうど買い替えを考えていたんですよね。
     ローソンで20分ほど怪しい計算をして、どうやら使えそうという結論になって買ってみたのですが。

     何も入っていない状態なら許容範囲内の厚さなのですが、中身を入れると思ったより分厚くなりすぎました。中身を減らすわけにもいかないですし。
     せっかく買ったので何かに使えないかと考えていますが、今のところどうにもなっていないです。

  • 性格がミーハーな人は銘柄のイメージ───脳で味わうって言いますから、お母さまは幸福度が高い性質なのではと思ったり(ウチの母がそうです)。しかし淹れ方で相当に変わりますからして、凝る人からすればムキ―って感じですよね笑

    近くにカフェランテがなくちょいショックでした。さすがに今回は丸源ラーメンのようにはいきません……

    作者からの返信

     本人が満足しているなら別にいいんですけど、わざわざ高い豆を買ってレンチンするのはどうかねと、今になると思います。

     まあ、私も当時はその高い豆を使ってレンチンしたコーヒーに、牛乳をドハドバ入れて飲んでいたわけですが。今から考えると、とんでもない浪費でした。


     カフェランテは、イオンモールにならだいたいあると思うのですが、イオンモール自体が近くにないということでしょうか。

     もっとも、私の場合も、そんなに近所の気軽に行けるところにあるわけではありません。カルディの方が圧倒的に近いです。
     以前は食料品を買いにイオンモールにはよく立ち寄っていたのですが、最近は近所にまともなスーパーが増えたため、ほとんど行かなくなっていました。

    編集済
  • やる気のない喫茶店レベルに笑いました。わかりやすすぎるw
    そういやスタバも昔、アレンジ産物が基本売りどころだから、元のコーヒーは濃厚すぎないようにこだわらない、みたいな話を聞いたことがありますね。今はどうか知りませんけど。

    作者からの返信

     今ではだいぶ、やる気のない喫茶店は減ったように思います。もはや懐かしさすらある味わいです。
     そういうコーヒーでも、フレッシュを入れれば、だいたいなんとかなるんですけどね。


     スタバではブラックで飲む人がほとんどいないので、ミルクやホイップなどに合うようなものを重視していますね。そうすると自然と、苦味やコク重視の深煎り寄りになります。

     コーヒーの酸味が好き、という人は多くないので、苦味寄りのスタバの方向はニーズに合っているんですよね。

     スタバの豆はわりと適当に淹れても安定した味が出せるので、扱いやすくて、家で淹れるには楽でいいです。ちょっと高いですが。

  • 今回のコーヒーのお話からそれますが、>凝り性なくせに雑な性格、という評のお母様の性格は、私は好きであります(^^;
    1リットルものコーヒーをドリップして冷めたらチン。
    さすがです!

    作者からの返信

     当時はコーヒーの淹れ方を全く知らなかったので何も思わなかったのですが、後から考えると、すごいことをやっていたなあと。
     そのくせ、「この自販機のコーヒーは1杯ずつ淹れているからおいしい」とか言ったりしていたんですよね。じゃあなんで家でも1杯ずつ淹れなかったのだろう。

     いずれ、あの時レンチンされていたコーヒー豆はまた買ってみて、ちゃんと淹れたらどういう味だったのかを試してみたいなあと思っています。
     東京のコーヒー店から定期購入していたやつなので、気軽に買えないんですけどね。

  • 早速のお返事ありがとうございました。
    ボチボチやってみます。


    話は変わって、昼用のオーバーサングラスは愛用していますが、夜用の物があるとは知りませんでした。
    確かに対向車のライトが眩しいことがありますから必要かもしれませんね。

    作者からの返信

     夜用サングラスは、20世紀には必要なかったものだと思います。そんなにめちゃくちゃ眩しいライトを使っている車が少なかったですから。

     最近はライトの技術が向上して、やたらと眩しいライトを使っている車が増えたんですよね。

     夜用サングラスの主な役割は、そうした眩しすぎるライトにいちいち腹を立てなくて済むという精神の安定のためのものですが、眩惑による事故を防ぐという点でも有効です。

     付けるまでは、本当に必要なのか疑問でしたが、実際使ってみると想像以上に快適です。

     もし買うなら、跳ね上げ式にした方がいいと思います。夜間サングラスは運転中、必要がない時のほうが多いので、普段は上げておき、眩しいときだけ下げる方がいいですからね。

  • カクヨムの星への応援コメント

    ちょっと教えていただけないでしょうか。

    最新の5話以外は分類して格納しておられますが、カクヨムの機能をどのように使えばそのような上手い事ができるのでしょうか?

    良いアイデアなので、教えていただければ幸いです。

    私自身も雑多なテーマで700話近く書いているうちに徐々に分類したくなってきたのでお尋ねする次第です。
    テーマ毎に分類した上で、その一部を切り取って短編としてコンテストに応募しようかと思ったりしています。


    話は変わりますが、星については、私自身は自分が読んで少しでも面白いと思ったらあまり考えずに3つつけています。
    だから星ゼロか星3つかのどちらかだけをつけてきました。
    星1つとか星2つをつけるのも申し訳ない気がするからです。

    コメントについては書き手同士が励まし合うSNSみたいな位置づけかと思います。

    PVは固定読者に加えて、知り合いに自分の小説を紹介した時だけ瞬間的に多くなる気がします。
    あとは自主企画から来てくれた読者がチラホラおられるくらいでしょうか。
    そのまま固定読者として定着するか否かは作品との相性でしょうね。

    ともあれ、PVの多い日も少ない日も、コンスタントに1日1つ書くよう心掛けています。

    作者からの返信

     目次の整理の仕方ですが、まず、ワークスペースから整理したい作品をクリックして、「章と並び順を編集」ボタンを押します。

     ここで、「新しい章を追加」を押して、完了ボタンを押すと、大見出しが作られます。
     この大見出しの下にあるエピソードが、大見出しの中に格納されるわけです。

     まずはこの大見出しを必要なだけ作り、分類名を付けていきます。
     次に、大見出しの中に作品を入れていくわけですが、エピソードをひとつずつズラしたい場合は、右にある"^"、"v"ボタンを押せばいいです。

     まとめて動かしたい場合は、エピソードの「公開済」マークのちょっと左にカーソルを動かすとチェックマークが出てくるので、これで、動かしたいエピソード全てにチェックを付けていきます。

     チェックし終えたら、上の「操作を選択」から、動かしたい位置を決めて「適用」ボタンを押せば、エピソードが指定した場所に移動します。

     最後に「完了」ボタンを押せば、編集内容が確定します。押し忘れるとやり直しになりますので注意。

     ここはカクヨムのシステムの不具合ですが、適用ボタンを押した後もチェックしたままの状態が維持されるので、さらに他のエピソードも整理したい場合は、付けていたチェックを手動で外すか、一旦「完了」ボタンを押してから、再度編集画面に戻る必要があります。


     カクヨムの仕様で、作品の最終更新日は、作品の一番下のエピソードの投稿日に準拠するようになっています。
     せっかく新しいエピソードを投稿しても、一番下に置かなかったら、カクヨムでは更新したとみなされません。
     そのため、私は最新の投稿エピソードは分類せず、一番下に置いているわけです。

     ただ、そうするとすごくアクセスしにくくなるので、紹介文にリンクを張ることにしました。


     カクヨムのシステムの都合上、応援コメントの作者の返信にさらに返信を付けることはできませんので、まだ何かわからないことがあれば、関係ない話題のもので構いませんので、近況ノートのコメント欄に書いていただければ対応いたします。


     カクヨムの星の3段階評価は意味のないシステムだと思います。付ける星を減らしても、誰にとっても何もいいことがないですし。
     このシステムに意味があるとすれば、応援者数が多いように見せかけることくらいですかね。実際の3倍の人が応援しているように見える、という。

     私はもう、エッセイに関してはカクヨムの動線に頼っていません。このエッセイのPVのほとんどは、google検索やSNSや他のサイトで張られたリンクからのアクセスです。
     カクヨム公式の新作告知力は本当に弱いので、更新したエピソードに4PVくらいしか付かなかったりするのはザラですが、そこはもう気にしていないです。

  • 電源ユニットのコイル鳴きへの応援コメント

    はじめまして。

    電源のコイル鳴きの記事拝見いたしました。

    コイル鳴きとはあまり関係ないのかもしれませんが

    サイバネティクス研究所(Cybenetics Lab)が開発した電源の静音認証プログラムのLAMBDA(ラムダ)認証が認定されている電源を購入すると良いのかもしれません。

    https://www.cybenetics.com/index.php?option=power-supplies

    上記URLでは、効率および騒音レベル認証データベースがメーカーごとに公開されていますので、好みのメーカーや日本のPCパーツショップで購入できる電源を探すと良いのかもしれません。

    また、下記URLではLAMBDA認証のランクについて解説をしていますのでご参考頂ければ幸いです。

    https://kakaku.com/pc/power-supply/guide_0590/

    恐らくですが、認証における試験ではファンから発せられるファンノイズはもちろんの事ですが、電源のコイル鳴き込みでの認証試験をしていると思われます。

    キリがない話になりますが、可能な限りランクが高い電源を購入するのが良いかと思われます。

    大変長くなりましたが以上です。

    ご確認よろしくお願いします。

    作者からの返信

     はじめまして。

     LAMBDA認証は、防音室で段階的に負荷をかけることで騒音レベルを計測し、認証を与えるものです。

     電源ユニットには、低負荷時の静音性のみを謳って、高負荷時にうるさくなることには触れていない製品があります。

     一方、LAMBDA認証はきちんと高負荷時の検証も行っている点にメリットがあるわけですね。


     この認証がコイル鳴きと関係があるのか、というと、直接には「ない」です。

     コイル鳴きは、個体差や経年劣化、他のパーツとの相性などによって起きるものですが、それはこの認証時には検証されていません。

     高級な電源ユニットほどコイル鳴き対策はしっかりやっているだろう、とは思いますが、完全に鳴きをなくす方法はなく、どんなに高級品でも鳴く時は鳴きます。


     製品レベルで鳴き対策が甘く、高負荷時に必ず鳴きが発生するような安物を買うのは論外ですが、普通、玄人志向レベルの電源ユニットでも、それなりの鳴き対策はしてあるもので、実際、今回分解した電源ユニットも、防振テープを巻くなどの処理はしてありました。

     私はいままで10台くらい安物電源を使ってきましたが、鳴いたのは今回のものだけでしたし、いま使っているほぼ同型の電源ユニットは鳴っていません。

     なのでまあ、あまりコイル鳴きを恐れて買い物をしてもしょうがない、というのはあります。

  • ドトールのコーヒー豆への応援コメント

    >とにかく濃いのがいいコーヒーだと勘違いしているバカ舌 の私であります(^^;
    って、雑味も含めて(って、雑味がなにかも本当は分かっていない)濃いのが好きなのでしゃーないです。

    アメリカン(かつての喫茶店で出しているタイプ)は、若い頃に飲んだきりで、それ以後は飲んだことがありません。
    ストレートコーヒーなら、マンデリン。でも、普段は、カップに備え付けるタイプのブルックリンの安直なタイプのイタリアンローストの濃いコーヒーを飲んでいます。

    でも、こうやって、涼格さんのエッセイを読んでみますと、薄く感じられても繊細な香りや味もどんなものかな、と興味は湧きます。

    作者からの返信

     私もまさか、すっきりタイプのコーヒーの良さがわかるようになるとは思っていませんでした。
     ドトールのコーヒーはアメリカンっぽいですが、実際のアメリカンとは違って薄いわけではなく、ちゃんとしっかりしているんですよね。

     今年はいろいろ試していますが、普段はだいたい苦くて濃いやつを飲んでます。
     ただ、マンデリンはあんまり飲まないですね。豆自体はバランス系のやつを、深煎りにして苦味と濃さ特化にしたのが多いです。

     雑味は、最初は下手で、だんだんうまく淹れられるようになったときに、「ああ、あの変に強い苦味って雑味だったんだ」とわかる、という感じです。
     コーヒーの酸味や苦味は、いい感じのやつと、ただきついだけのやつがあって、豆が古かったり、抽出に失敗すると、ただ酸味や苦味がきついだけになるんですよね。

     雑味のないコーヒーは、濃くて苦くてもブラックで問題なく飲めますが、雑味が出るとブラックではきつくなります。その辺で判別することになるんじゃないでしょうか。

  • 夜用のサングラスがあるなんて知りませんでした。
    確かに、ヘッドライトの眩しさから回避できますものね。
    読んでいて試したくなりました。

    眼鏡ケースは、もしかして、眼鏡以外の小物の収納に使ってらっしゃる方がいるかもしれません。大きさや開け閉め易さがありますからね、あれ。 

    作者からの返信

     確か震源地に近いところにお住まいだったはずなので心配しておりましたが、ご無事で何よりです。


     夜用サングラスは、使うまでは本当に有用なのか疑問でしたが、実際使ってみると、かなり快適です。
     跳ね上げ式にしておけば、必要ない時は上げておけばいいですし。

     眼鏡ケースを小物入れに使うのは、たしかにありえるかもしれません。
     そうでもないと、あんなに大きいケースにそこまで需要があるとは思えないですからね。

     なんにしろ見つかってよかったです。100円ので充分なのに、2000円くらいのやつを買わないといけなくなるところでしたし。

  • カクヨムの星への応援コメント

    私は、カクヨムに参加した当初は💛も★もいただければ相当嬉しかった(覚えがあります)ですが、もうだいぶ前から、💛や★以上に、コメントを戴いてコメントをお返しするやりとりの方が好きになりました。
    ま、本気で小説家になりたい人にとっては💛も★PV数も命、なんでしょうけどね。
    涼格さんからはいつも丁寧なコメントを戴いており、本当にありがたいな~と思っております。

    作者からの返信

     私としては、カクヨムはYoutubeを真似したほうがいいと思うんですよね。
     カクヨムはランキングばかり重視していますが、あれだと読みたい作品が見つからないんですよね。 特定のジャンルの読者にとっては有益ですが、多くの読者にとっては役に立たないんです。

     ランキング表示をやめて、読者の読書傾向からおすすめを表示することに特化した方が便利です。

     星は星でまあいいんですけど、どういう読者が星を付けたか、というのを分類して、自分と似ているタイプの読者からの星には重みを付けるとか、もっと読者にとって便利なサイト作りをして欲しいです。

     読者と作者のマッチングがうまくできるようなサイト作りができれば、もっとカクヨムは多様化するし、それだけ多くのニーズを生み出せて、よりカドカワも儲かるはずだと思うんですけどね。
     今のままだと目先の利益ばかり追いかけていて、先がないと思います。


     というわけで、正直、私は今のカクヨムのシステム上でのランキングとかには興味がないんですが、かといって他の作者の作品に星を付けないでいるのも、政権与党に文句ばかり行って投票に行かない人みたいなのかなあと最近思うようになって、もっと積極的に星を付けていこうかなと思った次第です。


     コメントも作品の内だと思うので、できるだけ手は抜きたくないです。

     自分の作品に対するコメントへの返信は比較的楽ですが、相手の作品に対してコメントを付ける場合は、相手のニーズを考えないといけないので、複雑になるんですよね。
     書けと言われて書いているわけでもないから、余計なお世話になる可能性もありますし。

     それを考えると、なかなか星を付けるのが億劫になるわけですが、そんなことを考えている場合じゃないなと、詐欺作品がランクトップに上がっているのを見ると改めて思いましたね。

  •  元々ポーの後継者的な印象を持っていましたが、最近まで読んだことはありませんでした。令和に入ってから、新潮社から三冊の文庫本が発売され、ラヴクラフトもぐっと身近になった印象があります。というか、この作家の作品は怖いですね。これまでホラー小説というと、幼い頃に読んだポーの『黒猫』が印象に残っているのですが、初めて読んだこの作家の作品が『異次元の色彩』であり、これまでに読んだどのミステリー作家とも違う味に驚いたのを覚えています。緻密な描写で恐怖を募らせていって、ストーリーの最後にもう一度ひねってくる辺りがすごいですね。

     ラヴクラフト新潮文庫は三冊とも購入しましたが、まだ、すべては読んでいません。表題作をはじめ、『インスマスの影』や『ダゴン』は印象深かったのですが、これ以外に涼格さんのおすすめの作品があったら、ぜひ教えてください。

    作者からの返信

     ラヴクラフトのホラーは、主人公が自ら恐怖に突っ込んでいくタイプのものが多いですね。いかにもヤバそうなものを調査していたら、知ってはいけないものを知ってしまったとか。アカデミックな雰囲気があるのが特徴だと思います。

     本文にも書きましたが、クトゥルフの神と遭遇すると人は発狂するわけですが、その理由は、知ってしまったものを脳が処理しきれないからなんですよね。人間の知識欲に根ざしたホラーだと言えます。


    ……で、ラヴクラフトの作品を読んだら、私の作品のいくつかが、ラヴクラフトテイストなのもバレるということですね(笑)
    「その命さえ涙の色」は「インスマウスの影」そのまんまですが、『鹿翁館のミステリー』が、一見探偵小説っぽいのにオカルトな方向に行っちゃって、しかもよくわかんないまま終わるのは、そういうことです。


     新潮文庫版の目次をチェックしましたけど、どうやら新潮文庫版は、だいたい面白い順に作品が収録されているようです。

     なので、『インスマスの影』収録作品→『狂気の山脈にて』収録作品→『アウトサイダー』収録作品の順におすすめ、ということでいいと思います。
    『アウトサイダー』の作品は、ちょっとイマイチなのが多いですね。

     一応、私の方で勧めるなら、「ダンウィッチの怪」、「ピックマンのモデル」、「クトゥルーの呼び声」でしょうか。
    「ピックマン」以外は、順に読めばそのまますぐ読むことになります。


     本当は、長くて読んでいてうんざりするけど、ラストがラヴクラフトの作品とは思えないほどイカしている「チャールズ・ウォードの奇怪な事件」も勧めたかったのですが、新潮文庫版には収録されていないみたいです。残念。
     まあ、確かに読んでいて途中でダレてくるのは事実なので、厳選するなら外れてしまう、という判断なのでしょうね。

     もし興味があるなら、創元推理文庫版の『ラブクラフト全集2』に収録されています。図書館で借りるとかするといいのかも。

  • この回も笑えました。
    グロンファイターとの思わぬ再会は相当、嬉しい再会だったでしょうね。目ではなく、舌や鼻での再会ってまた格別なものだと思います。

    しかし…小児科で果たして栄養ドリンクを小児の患者に提供するものなのだろうか…という疑問は拭えません。
    今でこそ、栄養ドリンクにキッズ版がありますが、相当前の話なら存在しないし、小児には刺激が強すぎる飲み物ではないか、と思うからです。

    ちなみに、オロCですが、大村崑がやっていたCMで、生卵をオロCで溶いて飲むタイプを紹介していた覚えがあります。
    もちろん、試したことがありませんが興味はあります^^;

    作者からの返信

     小児科の飲み薬とグロンファイター3000GXが、少なくとも違いがわからないほど同じ味だということは間違いないです。
     ただ、あの飲み薬がグロンファイターそのものだったかどうかは、わからないですね。おっしゃる通り、子供に栄養ドリンクなんか飲ませるのか、という疑問がありますし。そもそもあの頃にグロンファイターが存在したかも怪しい。

     薬を飲みやすくするためのシロップが、グロンファイターと同じメーカー(常盤薬品)のものだったとか、そういうことなのかもしれません。


     生卵とオロナミンCって、要するに卵酒みたいなノリですね。たぶんあれに近い味になるんだろうとは想像できますが、あんまりやりたいとは思わないですね。……そこをあえてやるべきなのか。ネタにはなるし。

  • 読んでいて笑えました。ほんと可笑しい。
    私が住んでいる新潟県にも存在しているようですがまだ出会っていません。
    が、今夏、東京に行った際に、ガストで念願の遭遇が叶いました。
    同席した千葉県人は慣れているらしく、何処が面白いのか?みたいな冷めた目線でしたが、私は食事よりも興味津々で彼らの動向を目で追いました。
    正しく運んできた配膳ロボに「んなもん、頼んでねーよ」って言ったらどうなんのかな?とか、配膳ロボの前に立ちはだかって「通してほしいにゃん」って言われたら(それを言われるだけでも楽しそう)「お客の俺じゃなくてお前の方が動けよ」って言ったらどうなるのかな?みたいな下らないことを想像してニヤニヤしておりました^^;
    また、追情報がありましたらお願いします!

    作者からの返信

     私は配膳ロボはもうすっかり見慣れていますが、いつも動向や服装、名札はチェックしています。人間の店員の名札なんか気にしたことないのに、ロボの名札だけはやたらと気になる奴。

     今のところ配膳ロボは人の言葉には反応しないので、何を言われても無視して我を通そうとします。運んだ料理が合ってようが間違ってようが知ったこっちゃないし、相手が避けるまで「通せ」と言い張る。それが猫らしいとも言えますが。
     2台体制でやっている店の場合、たまにロボ同士がお互いに「通せ」と言い合って動かなくなる光景が見られることも。

     ただ、前にも書いたことがありましたが、ロボはお互いに自分の場所を連絡しあっているらしく、すれ違わないように事前に道を譲り合う機能があるようです。それをきちんと導入している店では、ロボ同士の睨み合いを見ることはないはずです。


     挙動がまともになってしまったために、今後、配膳ロボ関係で面白いことが起きる可能性はだいぶ減ったような気がしますが、何かあれば、また書くつもりはあります。

  • ある15日のATM(危険区域)への応援コメント

    鋭い観察眼ですね。
    そういや、年金のおりる日の銀行前の道路には多くの路駐車が居るな~って思いだしました。
    横断歩道上に停めている車も珍しくありません。
    ATMでイライラしている方たちに「路駐している方は、今すぐ銀行の駐車場にご移動ください!」なんて呼び掛けたらどんな事態になるだろう…とちょっと想像してみました。怖い怖い(^^;

    作者からの返信

     公共マナーとかルールは守るべきではありますけど、それを守っていない人に注意すべきかどうかはまた別の問題なんですよね。
     注意して問題が解決するならいいんですけど、たいがいはトラブルが増えるだけで、肝心の問題は解決しないですから。

     もし路駐が問題なら、警察に言うべきでしょうね。

     まあとにかく、トラブルに巻き込まれたり、不愉快な気持ちになりたくないのであれば、混んでいるATMには近付かないことだと思います。


  • 編集済

    ノートの使い方問題への応援コメント

    『最悪なスパゲッティノートシステム』人生で初めて目にした文字列でした笑

    作者からの返信

     私もこの雑記でしか見かけたことがありません。そもそもノートの使い分けで悩んでいるという話自体をあまり聞かないです。
     それはおそらく、世の人はノートを正しく使い分けているからでしょう。

     私はなんとかノートを整理して、論理的で美しいノートの使い分けをしたいと願っているのですが、何年経っても改善されず、未だに並行して何冊も使っております。

  • 構造主義の方も少しずつ思い出してきました。差異が語を区別するであるとか、文化人類学に相対主義を持ち込むくだりであるとか。そういえばサルトル先生が出張ってきて急に訳が分からなくなったっけな……というところまで(笑)。記憶が整理されました。ありがとうございます。

    作者からの返信

     構造主義を簡単に説明するのは難しいですし、すぐ間違ったことを書きそうになるので、ある程度知っている人にチェックしてもらえるのはありがたいです。

     構造主義をやっていると、絶対サルトルとの論争の話が絡んでくるんですけど、あれが混乱の元なんですよね。しかも、このくだりで間違ったことを言っている人も多いです。実際、私が学んだ大学の教授も、この論争で実存主義が構造主義に負けた、と言っていました。

     でも実は、ちゃんと論争の内容を確認すると、この論争に実存主義は何も関係ないという。単にサルトルが歴史参加を呼びかけるのに、レヴィ=ストロースの「文明は進歩しない」という説が不都合だった、というだけなんですよね。
     しかも、ポスト構造主義が登場すると、レヴィ=ストロースが歴史を考慮していなさすぎることが指摘されるんですよね。文明は進歩せず、ただ構造がランダムに変化するだけだと言い切るのは乱暴すぎる、と。だから実は、サルトルはもしそこを指摘していれば、レヴィ=ストロースを論破できたわけです。もっとも、論破したからと言って「資本主義から共産主義に移行するのは歴史の必然だ」という説が証明されることにはならないわけですけど。

  • 大変分かりやすく述べられていてありがたいです<(_ _)>

    作者からの返信

     古典の哲学者は、できるだけわかりやすく自分の説を説明しようとするんですけど、近代以降の哲学者は逆に、わざと難しい言い回しをして、わかりにくくしてるんですよね。

     理解の一助になれば幸いです。

  • コーヒープレスを買うへの応援コメント

    興味深く読みました。確かに、味が一定しそうですが、一点だけ疑問が。抽出時間4分だとドリップして淹れたものよりコーヒーが冷めませんか?

    作者からの返信

    [追記]
     ハンドドリップの際に淹れる時間が間違っていました。蒸らすのが30秒は正しいですが、淹れるのは蒸らし時間を含めて3分だそうです。
    [追記終わり]


     そう。私もそれは懸念したのです。抽出している間に冷めるんじゃないの? と。
     しかし、実際は全然問題なく、ドリップと体感上、何も差はありませんでした。

     調べてみると、実はハンドドリップも、ちゃんと抽出時間を計ったほうがおいしく淹れられるらしいです。その時間は、蒸らしに30秒、淹れるのに3分。
     これを合計すると3分30秒となり、コーヒープレスの抽出時間4分とほとんど同じになります。

     ただ、ハンドドリップで狙った量をきっちり3分で淹れるのは至難の業です。やったことがあるならわかると思いますが、結構フィルターをお湯が通過する時間は毎回変わるんですよね。
     実はあれが、ハンドドリップの際に味が変化する最大の原因なのだとか。

     私は今までそのことを知りませんでしたが、知ってしまうと、いかにハンドドリップが難しいかがよくわかりました。

     ただ、きっちりは難しいにしても、その時間を知っていれば、それだけで知らないよりはうまく淹れられるようになるんじゃないかと思います。次に機会があったら、意識してみるとよりおいしく淹れられるかも。

    編集済
  • 実存主義の概要、何となく思い出してきました。有り難くおさらいさせていただきます。

    ニーチェやキルケゴールらの、それぞれの立場、例えも分かりやすかったです。うろ覚えですが、『真・女神転生III』の理の選択に似てるかなとも思いました。脳内お嬢様論はちょっと面白いですwwあれ? ちょっと共感できるかも……と血迷いそうになりましたw

    作者からの返信

     実存主義はアニメやゲームでもよく利用されているので、意外と馴染みのある哲学なんですよね。ハイデガーとサルトル以外はそこまでめちゃくちゃ読みにくい文章を書くわけでもないですし。
     哲学を高尚なものだと捉えてしまうと、なかなか近寄りがたく感じがちですが、実は結構身近にあるものなんですよね。

     まあ、それは実存主義に限ったことではないのかもしれませんが。ヘーゲルやカントも一見関係なさそうですが、概略の方にも書いたように、トロッコ問題系で関わってきます。
     ソクラテス、プラトン、アリストテレスなどの古典哲学になると、さらにいろいろな作品に関わってきますし。
     となると、案外文学と哲学は関わりが深くて、文学をやると嫌でも哲学がセットになって付いてくるわけですね。

     ちなみにラッセルの哲学はあまり文学には関わってきません。ハイデガーと同じく、哲学の専門家でないなら重要度は低い。だから『哲学入門』は本当に罠本なんですよね。


     キルケゴールは変態みたいに書いてしまいましたが、一番、普通の人には受け入れやすい選択肢だと思います。他の選択肢がひどすぎるだけとも言えますが。「超人になる」とか「耐える」とか。

    『真・女神転生III』はプレイしていないですが、メガテンのシナリオライターなら間違いなく実存主義を知っていますから、各哲学者の考えがシナリオ分岐のネタになっている可能性は大いにあると思います。

  • 久し振りに風邪をひくへの応援コメント

    私は5類になって以降、外しています。
    ちなみに、ワクチンは打っておらず、コロナは去年、オミクロン株に1回感染しました。

    マスクは、ウイルス防御もだけど、喉を乾燥から守る役目を果たしているかもしれませんね。
    私は、自己免疫を高める、までいかなくても、下げないことを意識しています。

    なんにしても風邪が早く治りますよう。

    作者からの返信

     この記事は風邪が治ってから投稿したので、今はもう大丈夫です。
     久々にひきましたけど、懐かしくも何ともないですね。やはりひかないに越したことはありません。
     マスクの効果についてはいろいろ言われてきましたが、ようやく実際のところが見えてきそうです。

  • 夏目漱石『三四郎』への応援コメント

    >権力に屈して自分の考えを曲げるのは学者としての態度ではないからである。

    涼格さんらしい一言。力強く頷きました。

    作者からの返信

     私はその教授から教わった「文学者としてあるべき態度」というのをやってみせただけなのですが、それに対して教えた当の本人が、文学者としてではなく、典型的な小物の反応をしたことには少々驚きました。

     表面上は立派なことを言っている人でも、長年、媚びへつらう学生達に囲まれて、お山の大将気分に浸かっていたら増長するものなんだなあと、しみじみ思いました。

     その教授は、学生の小説やレポートにも容赦なく批評を入れるので、多くの学生が恐れており、特にゼミ生は太鼓持ちみたいなのばかりだったんですよね。

     当時はなぜ、そんなに教授を恐れる奴が多いのかと疑問に思っていましたが、今ならわかります。学者の世界でもコネが重要なんですよね。どんなに優秀な学者でも、コネがなければ出世できません。
     だから本当は、学者が学者であるためには、権力に媚びる必要もあるわけです。

     私は学者として食っていく気がなかったから教授に忖度する必要がなかった、というだけのことだったんですよね。

  •  芥川の小説は学生の頃に読んで知っていましたが、そもそも、芋粥ってどんなのだろうと思って、ネットで調べてみたところ、甘ずらというシロップを使って作った爽やかな甘さのお粥と書いてありました。私はサツマイモかジャガイモのぶつ切りが入った料理だと思っていたので意外でした。甘い料理であるなら、砂糖の足りなかった平安時代に中毒者が出るのも頷けますね。それなのに作品の最後で、大量に出された粥を食べられない主人公はかなりのヘタレだと思います。あそこはガッツガツと豪快に食べて欲しかった。

     涼格さんの小説のラストですが、私なら『著者が亡くなった後に原稿が発見されてベストセラーになる』というストーリーにしたいですが(カフカ的な)、それだと、『この小説は何も起きない』というルールに抵触してしまいダメなんですよね。著者はどこまでいっても成功せず、ただ静かに消え去るというかなり寂しい作品ですね。今後とも、面白い作品を期待してます。ではまたー

    作者からの返信

     芋粥がどんなものかは、『今昔物語』でも芥川の「芋粥」の方でも、一応書かれていますね。「芋粥」の方では冒頭で、「芋粥とは山の芋を中に切込んで、それを甘葛の汁で煮た、粥の事を云ふのである」と書かれていますし、『今昔物語』でも「芋粥」でも、大量の山芋を用意するシーンと、甘葛未煎を釜の中に入れる様子が描写されています。
     ただ、あの辺の文章は読み飛ばしがちなくだりなので、結構多くの人が読み飛ばし、結果、さつまいもの粥だと勘違いしていそうではあります。


    『今昔物語』の五位が芋粥を食べないのは、利仁の威光を示すためです。利仁が五位の想像を超える量の芋粥を用意したために、五位は食わずして満腹になった。さすがは将軍、ということ。

     あと、現代の人が芋粥と聞くと、なんだか安っぽい料理に聞こえてしまいますが、平安時代では超高級料理なんですよね。クロマグロの刺身とか、松阪牛のTボーンステーキとかを大量に出されて「さあ、遠慮なく飽きるまで召し上がれ」と言われたら、高級料理の物量に圧倒されて食欲がなくなるという気持ちは、わからんではないのではないかと思います。


     一方、芥川の「芋粥」では、芋粥はしょうもない料理という印象を与えようと、意図的に仕組まれています。「大饗に等しいと云つても昔の事だから、品数の多い割りに碌な物はない」というメニューの中に芋粥が混ざっている、ということになっています。また、「芋粥を飽きるほど食いたい」という五位の願望を聞いた周囲の人が彼を笑う、というシーンもある。
     五位の「芋粥を飽きるほど食いたい」という夢が、現代で言うところのカップラーメンを死ぬほど食いたいとか、そういうレベルの願望であるかのように書かれているんですよね。それで、五位を小者に仕立てているわけです。

     そういうこともあって、この作品を読んだ人の多くが、芋粥をじゃがいもやさつまいもの粥だと勘違いしているのだと思います。じゃがいも、さつまいも粥は、戦中の日本の食糧難を象徴する食べ物のひとつですからね。


     この作品は、「廃墟の饗宴」の解説的な位置付けで書いたものなので、「廃墟の饗宴」自体がちっとも読まれていない現状から考えると、さすがにベストセラーになるという展開は盛り込めませんね。

     しかしまあ、評価されるかどうか、売れるかどうかはこの際関係ないことです。いつまでもアイデアを頭の中で腐らせているよりは、とりあえず形にして整理したほうがマシということですね。書いてみて初めてわかることも多いですし。

    編集済
  • 即席シチュー鍋への応援コメント

    >シチュー風クラムチャウダー風スープパスタ風春キャベツ豚鍋
    笑 美味しそうです。残り汁までご馳走様ですね。なんかこういうよくわからないステップで錬金術成功するときあります。

    作者からの返信

     目指している料理がどうやって作られているのかを知っていれば、その場で適当にアレンジしてもだいたいなんとかなりますね。
     特に鍋やカレーやシチューなんかは、扱いの難しい食材を使わない限り、そうそう食えないものにはならない……はずなんですよね。異次元のセンスで簡単なはずの料理を激マズにできる天才とかもいたりしますけど。

     あの時の鍋はおいしかったですけど、あれは余り物で即席に作ったものなので、もう同じものを意図的に作ることはないと思います。作るなら普通にシチューにしますね。

  • サイゼリヤの接客への応援コメント

    駅前周辺の外食産業、軒並みアルバイト募集でぜんっぜん人員が安定してませんね。
    一ヶ月ぐらいかけてやっと覚えさせたところでやめられて。
    そりゃキツいもんなあ仕事。ドリンクサーバーロボを早く作るべきでしょうね。

    作者からの返信

     アメリカだと、バイトはひとつの作業しかしないのが普通らしいですね。レジ打ちならレジ打ちだけ。なので、仕事を覚えさせるのは簡単で、バイトが入れ替わっても問題ない。
     一方、日本は総合的にいろいろやらすくせに賃金が低いというダメっぷり。本来、日本式なら、使えるバイトは高給で雇って大事にしたほうがいいんですよね。入れ替わったら次にまた仕事を教えるのが大変ですし。

     ドリンクサーバーを自動補充できるようにするのは難しくないと思います。ただ、日本だとバイトにやらせりゃいいやということで、なかなかオートメーション化しようという動きにならないでしょうね。

  • ゴルゴ60巻ぐらいまで集めましたかね。ただもう20年以上読んでないのでアレですが汗。
    自分は『狼の巣』かな。あと出自を探る話はどれも面白かったですね。特に日本人のやつは、人体を粉末レベルに解体してシャワー室で流したとか、ヤング心に強引だなと笑った記憶が。

    作者からの返信

     初期の60巻に絞るなら、『崩壊 第四帝国 狼の巣』や『芹沢家殺人事件』は面白い方に入りますね。最新巻までざっと読んでいると、他にいい作品が多くなって相対的に評価が下がってくるわけですが。

    『狼の巣』は、発表された年代を考えると攻めた内容なんですよね。史実に出てくる人物が絡められているわけで。
     しかし後年になると、AK-47の開発者であるミハイル・カラシニコフの存命中に、カラシニコフのそっくりさんがゴルゴに絡んで殺されるという、さらにヤバい内容のやつとかが出てきたりするわけですが。存命中の人を殺すのはさすがにどうなのよ。大統領になる前のトランプもゴルゴに殺されてますね。

     遺体を解体してトイレに流すというのは、一応、あくまで刑事の推理の域を出ていなくて、それが真相かはわからない書き方になっていましたね。
     仮にそれが事実なら、解体用の道具とか血痕とかの証拠が挙がっても良さそうなもので、そういう物的証拠が見つかっていない以上、それが事実とは言い切れないんじゃないかとは、読んでいて思いました。

     まあ、あの話にとって、あの辺のトリックはそこまで重要じゃないので、適当に流されていたわけですが。

    編集済
  • 太宰治「走れメロス」への応援コメント

    伊藤政則(ご存じ……ですよね笑)のエッセイで、友人と入ったぼったくりバーで数万払うのに友人が人質になって金策に奔走するって話があって。お題も「走れメロス」そのまんまでした。

    文学不案内なもんで、思い出した感想を書いてすいません……

    作者からの返信

     伊藤政則は、知っているには知っています。ただ、私は音楽雑誌を買ったことがないので、ライナーノーツ以外で彼の記事を読んだことはないかもしれません。

     2人でぼったくりバーに行ったのなら、どちらかが人質になるのはまあ、自業自得なんですが、「メロス」の場合は、メロスが一人でテロを起こして捕まり、その身代わりとして、テロとは何も関係ない友人を人質にする話なので、より酷いんですよね。
     檀一雄も太宰と一緒に豪遊していたわけじゃないです。なのに人質にされた挙げ句、約束の期日になっても太宰は帰って来ないで将棋を指していたという。

     つまり、音楽業界より文学業界のほうがクレイジーだということです。そして、そんな話を学校の教材にしている日本の教育もなかなかイカレています。

  • 丸源は通りがかるたびに気になってるんですが、車で行けるところしかなくて。
    で……せっかく車を出したんだからって行くラーメン屋は常に一択。
    でもこの記事のおかげで、俄然行ってみたくなりました。酢は最後に。

    作者からの返信

     そういえば、私の知っている丸源は、みんなちょっと車で行きにくかったり、出入りしにくいところにあるんですよね。なので、行く気にならないと行かないラーメン屋ではあります。運転中に見かけても「いやでも、ここで入ったら出るの大変なんだよな」となりがち。
     深夜になると交通量が減って、その問題が減るから行きたくなるというのはあるかもしれないです。

     あれからもいろんなラーメン屋に行ってはシメに酢を入れていますが、はっきりと味が変わるのは今のところ丸源の肉そばだけです。ということは、あの食べ方をするためにスープを調整しているんでしようね。

  • サルまんで知ったの同じです笑
    『男組』がバイブルで、池上遼一の絵が好きだったもんで、絵柄がなーとか思ってましたけど、読むとやっぱり最後まで。
    柿崎は強烈でしたね。話もうほとんど覚えてないですけど、彼だけは主人公を食ってた気がします。

    作者からの返信

    『サルまん』は連載当時、雁屋哲から抗議を受けたらしいですが、結局『サルまん』はいい宣伝になったような気がします。ゴラクを読まない層が手に取るきっかけを作ったわけで。
     そもそも『男組』が好きな人ですら『野望の王国』を『サルまん』経由で知っているというのが、本作というかゴラクというかの知名度の低さを物語っていますね。

     池上遼一に似せようとしている由起賢二の絵柄は、最初違和感があるのはわかります。しかし、読んでいるとあれがクセになってくるんですよね。勢いだけの狂った内容に、あの絵はよく合っていると思います。

     柿崎は途中で権力基盤を失ってからが面白いんですよね。もうほとんど詰んでいるのに、そこから次々と奇策を繰り出して蘇ってくる。普通の漫画だったら主人公がやるべきことを柿崎がやっている。
     一方、主人公は黒幕として、できるだけ自ら手を下さないのが最上という立場にあるため、漫画の中での役割が逆転してしまうんですよね。

  • はじめまして。
    私は政治には詳しくないので、偉そうに語れないのですが、
    安倍さんが亡くなったことで正直ほっとしました。
    もし生きていたら影響力がすごいので、彼の独壇場だったのかなと思います。
    岸田さんは、安倍さんが亡くなったことで、
    かなり自由を得ましたね。
    かといって、よい政策を掲げる気はなさそうですが。
    これからの政治家、小粒な人ばかりになりそうです

    作者からの返信

     安倍元首相が暗殺されてほっとした人は、少なからずいたと思います。私も少しは期待したんですよね。これでいい方向に行くかもしれないと。
     ただ、問題の根本は、投票権を放棄する国民が多すぎることにあるので、そこが解消しない限り、政治が良くなることもないんですよね。

     岸田総理は安倍元首相からは自由になりましたが、リーダーシップに欠け、独力で権力を維持することができず、自ら自民党の長老達の傀儡になることを選びました。
     それも、国民が投票権を放棄しているからなんですよね。国民をないがしろにしても政権に影響しないのです。投票しないから。
     そうなると組織票が強くなり、組織票を握っている人達の言うことしか聞かなくてもよくなります。

     政治家に国民の言うことを聞いてほしいと思うなら、まずはせめて投票権を行使するべきなんですよね。それで組織票を弱くするところから始めなければならない。

     政治家が小粒な人ばかりになったというのは事実ですが、そのせいばかりにもできないところがあります。

  • 餃子の王将で贅沢単品食いへの応援コメント

    自分も月イチは王将に行きます。
    毎回鉄板で餃子x2、鳥の唐揚げにビールで1700円ぐらいですから。
    これだけ召し上がれば相当コスパはいいのではないかと……

    作者からの返信

     これを書いた時から、また王将は値上げをしましたが、それでもまだ充分お得な価格なんですよね。めちゃくちゃな頼み方をしてもそう簡単に2000円は超えないです。飲んだらちょっと超えやすくなりますが、私は王将には車で行くしかないので、飲むことはないわけですが。

     最近はちょくちょく行っていたので、来年は餃子倶楽部会員になれそうです。

  • ご指名?ありがとうございます。A.C.T『Circus Pandemonium』おすすめは納得です。「The End」「Everything Falling」からA.C.T節全開で即効性も充分ですし……それを言ったらどのアルバムもそうなのですが。

    個人的には『Last Epic』が最もお気に入りですが、結論として「どのアルバムも良い!」になってしまうのは全く同意です。一枚聴いて気に入った人なら、結局は全部聴く羽目になると思います。かつての自分がそうであったように。

    RIVERSIDEはおっしゃるように音楽性の幅があるので、未だ評価に迷っています。鬱系はあまり得意ではないので、おすすめされた『Anno Domini~』から聴き直してみようと思います。

    チルボドのポップスカヴァーは伝統芸ですね。WARMENは専任ヴォーカルも入って後継バンド的な立ち位置になっていくのでしょうか。

    「Dancing With Tear In My Eyes」はイタリアのLABYLINTHも最新作でカヴァーしていましたね。昔からメタルミュージシャンはポップスを好んで聴く傾向がある気がします。

    作者からの返信

     今回、複数回で分けずに1回で全部まとめたかったので、字数を抑えて楽をするために、被っているやつはあえて言及しないでおこうと思っていたのですが、EPとはいえA.C.Tの新作をスルーしていいのか? と思い直して少しだけ触れておこうとしたら、結局字数がかさんでしまいました。

     "Last Epic"もいいですね。A.C.Tの方向性が確立したアルバムで、この時点ですでに完成されています。私はメランコリックな曲が好きなので、個人的趣味で"Imaginary Friends"を挙げましたが、その後のA.C.Tの路線で言えば"Last Epic"の方が正統です。


     Riversideは根底にアンビエントやテクノの要素があるので、それがどのくらい好きかで評価が分かれると思います。
     Porcupine Treeとよく比較されるバンドですが、どちらかというとToolの方が近いんですよね。偏執的に繰り返されるループサウンドによって中毒性を醸し出すタイプ。

     "Eye of the Soundscape"は大きく方向転換したように聞こえますが、実はやっていることは1stの頃と同じです。サウンドがロック寄りかテクノ寄りかの違いだけ。結構Pink FloydとかCamelっぽさのあるアルバムなのですよね。どこがだよと思われそうですが。
     このアルバムが好きならRiversideはほぼ全部好きなはずですが、普通、メタルリスナーはこれを退屈と感じるでしょう。ロックじゃないじゃんと。

     となると、無理に全部を好きになろうとするよりは、"Out of Myself"から"Anno Domini High Definition"までのアルバムからおいしいところだけをピックアップした方がいいんじゃないかなと思います。
     これ以降のRiversideは、OPETHやPain Of Salvationなどと同じく、当時の流行に乗ってヴィンテージサウンド寄りになり、若干複雑で聞き辛くなります。

     "ID.Entity"はロック、メタル、テクノ要素のバランスがいいですし、あんまり複雑過ぎもせず、暗い曲一辺倒でもないので、たぶん聴きやすい方じゃないかとは思いますが。


     Children Of Bodomは最近聴いてなかったので忘れていましたが、そう言えば確かにこの手の選曲のカバー曲はよく入ってましたね。しかし、LABYLINTHもほぼ同時期に同じ曲をカバーしていたとは。
     聴きましたけど、LABYLINTHの方は元々こういう曲だったかのように自然に聞こえますね。つくづくLABYLINTH(VISION DIVINE)はカバーがうまいです。

  • 人間椅子は私も上手いバンドだと理屈上は分かりつつ、感覚的には掴みどころがなくて戸惑っていました。涼格朱銀様のおっしゃる部分を意識しつつ、もう少し聴き込んでみようと思います(ちょうど新譜『色即是空』もリリースされたことですし)。

    そんなわけで、人間椅子の曲名を見ても「どんな曲だったっけ?」と思うことが多いのですが、「宇宙からの色」は聴いてすぐに思い出せました。リフもメロディもキャッチーですよね。

    「無情のスキャット」も「そろそろ飽きそう……」となる前に先手を打って変化をつけてくるのが巧みだと思いました。8分台という長さにもかかわらず、しっかり通しで聴かせてくれます。

    新しいバンドの発掘第二弾、執筆おつかれさまでした。いずれ来るであろう第三弾も楽しみにしております。

    作者からの返信

     人間椅子って、曲名と曲の内容が合ってないことが多くて、なかなか覚えられないんですよね。
     特に文学系タイトルは本当にわからない。「羅生門」というタイトルが付いていたら、芥川か、あるいは元ネタの『今昔物語』と関連があることを期待してしまうのですが、特に関係がないので「あれ?」ってなるんですよね。

     人間椅子をプログレとして捉えないほうがいいというのは、そういう理由もあります。プログレを聴いている人なら、人間椅子のアルバムタイトルや曲名を見ると、コンセプチュアルなものを期待するんですよね。でも実はそうじゃないことが多くて、わけがわからなくなってしまう。人間椅子を聴く場合、あまり曲名は気にしないほうがいいです。

    「宇宙からの色」や「無情のスキャット」は、やはり昔からのファンにしたらキャッチーすぎるようです。でも、これでいいんですよ。人間椅子って、イカ天で有名になったけど結局売れなくて、20年近くバイトしながら細々とバンド活動を続けていた人達ですから。
     売れなかった頃に支えてくれたファンは大事ですけど、その人達のニーズばかり聞いていたら、やっぱり売れないんですよね。

     このベスト盤だと、「命売ります」も新しい曲ですが、やはり新しい方が断然いいと思います。ディスク1はこの「命売ります」の後の数曲が初期の曲なわけですか、続けて聴くとそのクオリティは段違い。
     せっかく海外でも売れてきたわけですし、今後はキャッチーな曲を書き続けてほしいもんです。


     今回のように何回にも渡って連続で書くことがあるかはわかりませんが、音楽関係については今後もちょくちょく書いていくつもりです。

  • TANITHの記事、面白かったです。自分はほぼ感覚だけで音楽を聴いているので、涼格朱銀様の鋭い分析はいつも新たな発見でいっぱいです。

    懐古趣味でも、当時から続けているメンバーがいるバンドは強いですよね。たまに半世紀前からタイムスリップしてきたような若いバンドがいてびっくりしますけど。

    作者からの返信

     私も普通に聴く時はそこまでいろいろ考えてないですけど、似たような曲がたくさんある中で、なぜ特定の曲にだけ惹かれるのかには興味があって、それを考えながら聴いたりはします。

     TANITHと似たような曲のバンドはいくらでもありますし、スパニッシュテイストのハードロックもたくさんあるんですけど、あれだけ大量に音楽を試聴している中で"Snow Tiger"にだけ特に引っかかったのには、それなりの理由があるはずなんですよね。

     現代では技術が発達したことで、昔のサウンドを再現することは簡単になったんですよね。かつてなら本当に70年代の機材を揃えないと再現できなかったので、再現することそのものに価値がありましたが、今では再現するだけではダメで、それが音楽的にプラスになる何かが必要になっています。

     ただ、70年代からバンドを組んでいた人が70年代の曲をやるのは、それとは全く別の話で、彼らは単に昔からそういう音楽をやっているだけなんですよね。

     音楽を聴く人にとって、演奏している人が70年代を知らない若者なのか、それとも70年代からバンドを組んでいるおっさんなのかはわからないわけですが、それでも聴けば違いはわかるものなのかもしれないですね。
     私は基本的に懐古趣味は嫌いですが、それなのにTANITHはいいと思ったわけですし。

     余談ですが、ANTHEMが好きなのも似た理由です。若いもんが80年代メタルを真似している曲より、本当に80年代からメタルをやっているバンドの曲の方がいいような気がするんですよ。

     ただ、おっしゃるように、たまに若いくせに本物と見紛うほど70年代な曲を作る人はいますね。あれはシンプルに、作曲や音作りがうまい人なんでしょう。

  • YESに入ったり抜けたりのWakemanで吹きました笑。確かにそうですけど!

    本題のBEATALLICAですが、METALLICAの方は私も「Cliff Burtonがいる3rdまでしか認めん!」みたいな原理主義的なところがあるので、あまり偉そうには語れません。

    一方でBEATLESは十代の頃に全曲空で歌える程度には聴き込んだので、この組み合わせは迷わず買いでした。1stの日本盤がリリースされた直後だったと思います。超受けました。涼格朱銀のご感想も逐一頷けます。

    作者からの返信

     Rick Wakemanを元YESとすべきかどうか悩むんですよね。どうせまた加入するんじゃないの? と思える。
     あと、Pink Floydのライヴサポート組をどう説明すべきかでちょっと悩んで、結局書かないことにしました。彼らをPink Floydの~と言うのもなんか変な気がする。あのライヴのDVDは持っているので、個人的には言及したかったのですが。

     METALLICAファンと一口に言っても、ずっとファンという人はそういない気がします。初期だけとか、初期と最近だけとかが多そうな気がする。
     それを考えると、いくら"Abbey Road"とかけるためとはいえ、"LOAD"を出してきたのは失敗だったような気もしますね。

     いずれにしても、酷くて最高のパロディカバーです。どうせ酷いなら限界まで酷いほうがいいですね。

  • 結論から書くと、私もこの1stの方が好みです。ただ、あちらは4月の新譜紹介というテーマだったので、近作の方を取り上げさせていただきました。

    ジャズっぽいのはサウンドだけでなく、曲構成もそうなんですね。ジャズ方面はあまり詳しくない(フュージョン/クロスオーヴァー系を拾い食いする程度です)ので勉強になります。

    作者からの返信

     そちらにコメントを書いた時は2ndアルバムしか聴いてなかったのですが、購入を検討する際に1stアルバムも聴いて、こっちにしました。2ndを聴いた時はここまでカオスな曲をやるバンドとは思ってなかったです。

     ジャズは即興演奏が主体なので、構成そのものはシンプルなんですよね。テーマ→アドリブパート→テーマで終わり。
     もしくは、各楽器のアドリブソロが終わる度にテーマの一部を演奏することもあります。テーマ→サックスアドリブソロ→テーマの一部→ピアノアドリブソロ……みたいな感じ。

     ロックでも即興演奏を主体にする場合は、この構成に近づきます。ただ、ロックの場合はジャズでいうところのテーマが長くて複雑になるわけですけどね。

     Liquid Tension Experimentの"Acid Rain"も、テーマ部が長くて複雑なのでメタル寄りになっていますが、やっていることはジャズに近いです。
     テーマ→ギターアドリブソロ→テーマの一部→キーボードアドリブソロ→テーマ

  • 私が言いたかったことを全部……いえ、私以上に明確に言い表してくださり、最早言葉もございません。The Revへの気持ちも全くその通りです。深く感謝いたします。

    「A Little Piece Of Heaven」があまり取り沙汰されていないというのが本当に意外です。私自身はA7Xの代表曲だろうとばかり思っていたので……。元々プログレ趣味だったがゆえの思い込みかもしれません(余談ですがファンクメタルで有名なEXTREMEはコンセプチュアルな3rdが一番好きだったり)。

    アルバム『Avenged Sevenfold』に関しては特に最初の4曲、中でも拙作エッセイでMVを取り上げた「Almost Easy」が最もお気に入りです。

    作者からの返信

     私はA7Xのファンじゃないですし、ファンがこの曲をどう捉えているかはわかりませんが、それでも歌詞の内容とTHE REVとの関係は考えてしまいますね。
     また、それによって、この曲にも深みが増すというのもあります。もともとそういうことを意図して作られていた訳ではないにしろ、そういう後付けの解釈が成り立つだけの素材がもともとあった、ということが、名曲の名曲たるゆえんだと思うんですよね。

     ただまあ、やはりこの曲をベストと言い切るのは、だいぶ異端なんだろうなという気はします。A7Xのファンはメタルを求めているわけで、この曲はメタルに聞こえないかもしれないですからね。私はジャンルを気にしていないから、その辺はどうでもいいんですけど。しかし、A7Xって結構、メタルの文法から外れた曲をやってるんですけどね。

     EXTREMEは、最近出たのが"Six"でしたから、6枚しか出してないってことですよね、たぶん。となると、ベストを選んでいる余裕もなく、ファンは全部聞かざるを得ないような気もしますが。
     "Six"が真野魚尾さんのエッセイで取り上げられていたので、あのときざっと聴きましたけど、2ndもコンセプチュアルっぽくなかったですか? 歌詞とかまで調べていないのでなんとも言えないんですけど、もともとコンセプトアルバムを作りたいバンドなのかなというイメージだったので、3rdが特別彼らの中でコンセプチュアルとは思いませんでした。ただまあ、私も純粋なHR/HMファンではないから、当てにならないですけどね。

     "Avenged Sevenfold"収録の曲は、全体にいいと思います。A7Xは、3rd以降は特に聴いていてダメな曲には今まで出会ってないです。ただ、「これは買わねば」と思わせるきっかけになる曲と出会わなかっただけで。

      "Almost Easy"は、私が買ったやつにはライブバージョンも収録されていたので、バンドとしてもイチオシで、一般的にも人気が高い曲なんだろうと思います。
     私は一時期エモコアにハマっていた時期があったので、あの頃ならこの曲きっかけで買っていた可能性もあったと思います。

  • 改めて聴き返しましたが、やっぱりいいですね。「You've Got Another Thing Comin'」ピアノに注目したことがなかったです。こんな格好良かったんだと思いました。

    他にも色々と気付きをありがとうございます。自分のエッセイで取り上げた時は、冗談でも笑ってくれる人がいればいいかなーぐらいに考えていたのですが、こんなに真剣に受け止めてくれる方がいらっしゃると知って、驚きと嬉しさでいっぱいです。

    それと、このアルバムを聴く度に思うのが、楽曲におけるアレンジとシンガーの重要性です。まだ見ぬ魅力を秘めたままの音楽が、この世には無数にあるんだと思うとワクワクします。カバー曲特集、またやってみたいです。

    作者からの返信

     このアルバムが当時、イロモノ扱いされていたのは驚きです。ものすごく質の高いアレンジカバーなのに。

     もっとも、私も最初、Pat Booneの"Holy Diver"カバーという時点で「聴かなくてもいいかな」と思ったのも事実でしたが。どうせおっさんが無理してロックしようとして失敗しているか、あるいは原曲無視の酷いアレンジだろうと思いましたから。

     しかし、聴いたらびっくりですよ。あれだけアレンジしていながら、ちゃんと原曲を尊重しているし、しかもPat Booneの声質に合わせてアレンジしているから無理もないんですよね。
     "Holy Diver"なんて、ぶっちゃけR.J.Dioのヴォーカルだけで持っているようなもんで、Dioが歌わなきゃどうにもならんだろと思っていましたが、あれをちゃんとPat Booneが歌ってキマるようにチューニングしたこと自体が驚異的でした。そしてPat Booneも、ちゃんと真面目に取り組んでいるんですよね。メタルを馬鹿にした歌い方をしていない。

     しかし、一番の驚きは"You've Got Another Thing Comin'"です。Judas Priestファンの間でどう評価されているか知りませんが、あの微妙な曲が名曲に化けるとは。

     やはりアレンジはものすごく曲の完成度に関わってくるんですよね。そして、最も替えの効かないヴォーカルに合わせて曲をチューニングすることも重要。

     カバー曲はアレンジのデキがモロに出るので面白いんですよね。この場合、たぶんPat Boone本人がアレンジしたわけではなく、誰か優秀な人がやったんでしょうけど、誰にせよいい仕事をしたと思います。そしてそれがあんまり評価されていないらしいというのが残念ですね。


  • 編集済

    THANK YOU SCIENTISTは、私も涼格朱銀様ほどではないですが、初めて視聴後かなり早い段階でお気に入りとなるであろうことが確信できたバンドです。最初に聴いたのが、まだこなれていない1stEP『The Perils Of Time Travel』(2011)だったのが、その時間差の原因かもしれません。

    いずれにせよ、あれだけ多彩な要素が詰め込まれているのに、取っ付きやすくて聴き飽きないのは驚異的ですよね。一時期は毎日のようにヘビロテしていましたし、勿論今でもよく聴いています。アルバム単位なら『Terraformer』(2019)が一番かもしれません。

    一応、近作EPとして『Plague accommodations』(2021)が出ているのですが、パンデミックとメンバーチェンジが重なったせいか、OP+実質3曲のみというおあずけ感に歯痒さを覚えます。「Soul Diver」とか、楽曲の出来自体はとても良いのですけれどね。

    ブリッジが多すぎてどれかわからないに吹きました笑。本当にそんな感じですよね。そこが楽しいのですけど。

    THE DEAR HUNTERはたまに聴いていますが、THANK YOU SCIENTISTほど捉えどころ
    が明確ではなくて、自分内のポジションを定めるのにずっと苦戦しています。最近ご無沙汰気味だったので、これを期にもう少し聴き込んでみようと思います。

    作者からの返信

     "Perils Of Time Travel"はspotifyで聴きましたが、この時点だとまだ普通のテクニカル・プログレなんですよね。ホーンの使い方も普通。この時点ですでに結構いいんですけど、ここから1stフルアルバムに化けるとは思えないですよね。

     "Plague accommodations"は、次のフルアルバムへの布石なのか、ボツ集なのか、それとも息抜き的な小作品なのかはわかりませんが、少なくとも、バンドが健在であることは確認できる内容ですね。

     これだけいろいろな要素が現れては消えているのだから、明らかに曲としてはかなり複雑なんでしようけど、聴いていると特に複雑に聞こえないのは驚きです。

     このバンドのサウンドが好きという人はたぶんプログレ界隈には多いと思うんですよね。単に知名度が低いだけだと思うんですけど。

     記事中でも挙げているThe Dear Hunterも日本語で紹介している記事が圧倒的に少ないバンドだったりします。実は、AmazonでA.C.T.の"Rebirth"を買おうとした時、検索で引っかかって知ったバンドでした。
     "A.C.T. Rebirth"で検索すると、肝心のA.C.T.の"Rebirth"が出てこなくて、彼らの"Act IV- Rebirth in Reprise"だけが引っかかったのです。
     邪魔だな、と思いつつ、せっかくだから試聴してみたら、これが意外とA.C.T.に匹敵するくらい好きな曲だったという。あの偶然がなかったら未だに知らなかったバンドです。

     THANK YOU SCIENTISTほどには聴きやすくない、というのはわかる気がします。彼らは長大なコンセプトアルバムを作っているだけあって、聴き手にもそれなりに真面目に聴くことを要求するところはありますね。
     なので私も、聴くなら腰を据えてアルバムを通して聴くか、あるいは"The Pimp And The Priest"みたいに単体で聴いてもいけるやつだけプレイリストに入れて他のバンドの曲と混ぜて聴くかしています。


  • 編集済

    拙作『マッケンジー音楽室』のご紹介ありがとうございます。
    涼格朱銀様の熱いコメントには私自身気付かされることも多く、また執筆する励みにもなります。何より、音楽を深く愛する同志と出会えたことがとても嬉しいです。

    所用の合間にて、ご挨拶までに。後ほど続きを読みに伺います。

    追記:
    沢山のバンドをお気入りくださって嬉しく思います。こうして好意的なご反応を頂けると、趣味100%で音楽エッセイを書き続けていた甲斐があります。次回分からも少しずつ読み進めさせていただきますね。

    作者からの返信

     この雑記自体、さほど読まれていませんし、音楽関係の記事はさらにPVが減る傾向があるので、宣伝効果は怪しいものがありますが、同好の士の目に付く機会が少しでも増やせたら幸いです。

     今回購入したのは"Ghost Reveries"級の「これを買わない理由はないだろう」というやつだけに厳選したので、多くが選考から漏れましたけど、紹介されている曲はどれもいいチョイスだと思うんですよね。
     一発目にいきなりThank You Scientistを掘り当てたことで、その後の査定がかなり厳しくなったのはあります。これほどのバンドが大して話題にもなっていないのは驚きです。

  • 知っている名前が続々と登場するので、興味深く読ませていただきました。私もOPETHやFROST*は該当時期のアルバムが脂が乗っていて好きです。LOVEBITESは良曲が多くて、どれか1曲となると迷いますね。

    作者からの返信

     Frost*の曲をマイベスト10に挙げる人がどれだけいるかはわかりませんが、仮に挙げるとして"Milliontown"から選曲するのは順当だろうと思います。

     しかし、OPETHの"Ghost Of Perdition"は、"Still Life"や"Blackwater Park"の頃から知っているOPETHファンはこれをベストに挙げたがらない傾向があるのがちょっと面白いです。もともとOPETHはマイナー路線のバンドだったので、あまりにメジャー過ぎる曲はかえって元々のファンには合わないのかも。

     私は"Blackwater Park"から入りましたが、それでも愚直に"Ghost Reveries"をベストとしておきます。ただ、対抗馬として"Harvest"を挙げていることからわかると思いますが、私はグロウルやメタル要素のないOPETHも好きで、本来はどちらかというと"Damnation"派です。なので近年のアルバムもそう相性は悪くないのですが、冗長がちだった昔の悪い癖が、ぶり返してしまった気がします。

     LOVEBITESは捨て曲らしい曲がなくてどれも質が高いですが、1曲だけ挙げられるほど突出している曲もないんですよね。いいことですけどね。突出した名曲を1曲作って力尽きるよりは長く活動してもらったほうがいい。

     人によってかなり選ぶ曲は割れると思いますが、予想では"WHEN DESTINIES ALIGN"が一番人気がありそうな気がします。ストレートにいいメロディの曲を選ぶなら"HOLY WAR"が来そうですが、こういうド直球にメジャーな曲は、バンドの曲を全曲知っているようなファンは選ばないような気がする。
     私は強いて選ぶなら"GLORY TO THE WORLD"にします。

  •  和平の交渉をするにしても、ロシアは面子にかけて領土の割譲がない限り譲歩はしないでしょうし、多数の民衆を殺されたウクライナもロシア軍の全面撤退と多額の賠償金を取れない限り、交渉には応じないでしょうし、困った事態になりましたね。すでにアメリカも介入していますし、核戦争の危険を孕んでいるので、隣国である我が国も笑ってはいられませんね。週刊誌などではプーチン暗殺が冗談で語られていますけど、本当にそれしか解決策はないんじゃないかと思えるくらいです。できるだけ平和的な解決を望みます。

    作者からの返信

     ロシアとウクライナの現政権下では停戦交渉の余地はないでしょうから、西側とロシア、どちらが先に音を上げるかの我慢比べになってきた感はあります。
     この戦争で日本はすでに経済的な影響を受けていますし、せっかくロシアと関係を築いてきたのが無駄になったので、もちろん無関係ではありません。私は核戦争に発展する心配はしていないですけどね。

     プーチンが暗殺されれば問題は解決すると考える人は多いですが、だいたい首脳の暗殺というのはろくな結果にならないものなのですよね。より好戦的な人物がロシアの指導者になることもあり得るわけです。

     一方、アメリカの大統領が変わった時にウクライナへの援助を停止する可能性はあり、ロシアが狙っているのはそれなんじゃないかという気はします。

  • かっこいいフュージョンですな。

    フュージョンは、古いけれどあたらしさも感じられて
    よいものです。

    作者からの返信

     フュージョンは幅が広すぎて、ジャンルが当てにならないんですよね。仮バンドはジャズセッション寄りの曲ですが、ヒーリングミュージックみたいなやつもフュージョンに分類されますし。
     フュージョンというジャンルに何かを期待してアルバムを買うと、だいたい期待していた曲じゃなかったりする。
     なのでなかなか好みの曲を掴むのが大変だったわけですが、今ならたいがいの曲は試聴してから買えるので便利になったものです。

  • ファー・ビヨンド・ザ・サンのカバーは
    ユーチューブのおすすめによくでてきますね。
    イングヴェイ自体がアメリカで人気出たから
    視聴されやすいということもあるかも。

    作者からの返信

     Quadratumの動画は、私のYouTubeのおすすめには今まで出たことがありませんでした。今ではちょくちょく出てきますが、1か月前までは一度も見たことがなかったです。

     おすすめに何が表示されるかはユーザーによってだいぶ異なるのですが、他の人がどういう動画をおすすめされているかなんて知る由もないので、自分のページに毎回同じ動画がおすすめされていたら、「ああ、この動画は有名なのか」と勘違いしがちなんですよね。
     リアクション動画を多数見た影響で、私のおすすめに表示される動画は完全に変わりました。1か月前にしつこいくらい毎回おすすめされていた動画は全く表示されなくなり、代わりに音楽関係ばかり表示されます。

  • ブラック・サバスをジャズにしているバンドもあるし
    チェロ2台でメタル曲をやっていたり
    メタルは拡大していますな。

    ドリーム・オンはボーカルがすごい。
    パワフルでした。

    作者からの返信

     チェロでメタルをやっているバンドは聴いたことがありますね。Apocalyptica。でもあればチェロ3人だったから別のバンドかも。
     えらくきつくディストーションをかけていて、あまり好きじゃなかったですが。ディストーションをかけるならエレキギターでよくない? と思ってしまう。

     Postmodern Jukeboxの"Dream On"は、カバー曲としてはかなり完成度が高いと思います。エアロスミスがオケを引き連れて演奏したライブ音源を聴いたことがなかったら「オリジナルを超えた」と言っていました。
     昔ビデオで観たものなので、いつのライブなのかは、今となってはわからないですが。

     あのカバーにおけるヴォーカルの功績はもちろんですが、そもそもアレンジが優れていると思います。イントロを聴いた時は「え?」と思いますが、よく聴いたらたしかに"Dream On"なんですよね。

  • ライブアルバムはよいものですね。
    オーバーダビングなしで演奏するとこんな感じかとわかって
    おもしろいものです。

    作者からの返信

     BAND-MAIDのアルバム盤はヴォーカルを前に出しすぎており、エフェクトもかけすぎています。ポップロックっぽくなっていてだいぶ損している。
     ライブのほうがバランスがいいし、曲によってはライブ演奏用にアレンジを変えたりして、より楽器演奏を重視した構成にしたりしています。

     たいがいのバンドはライブ音源のほうがいいですけど、ライブだとひどい演奏だったり、そのオーバーダビング分の音が足りなくてスカスカになるバンドもあるので、そこは良し悪しです。
     ちゃんとしたバンドならバックトラックを使ったり、アレンジして工夫するものですけど、いい加減なバンドもわりとある。

  • 橙 suzukakeさんの紹介でやってきました。
    メタルファンなもので、メタルに詳しいひといますよということで。

    LOVEBITESの曲を聴いてみました。
    本当にアングラっぽい。
    わたくしは複雑な展開が好きなほうですけれどね。

    作者からの返信

     もともと読者の多くないこの雑記でも音楽ネタは特に読まれていませんが、気にせずやっております。

     LOVEBITESは明らかにANGRAか、少なくともHELLOWEENの影響を受けていますが、リアクション動画で取り上げている人はDragonForceと比較していることが多い印象でした。どうもHELLOWEEN系のバンドを知らないらしい。
     LOVEBITESが海外で受けているのは、メロスピをよく知らない人が多いために新鮮に感じられるというのもあるかもしれません。

     個人的な趣味の話をするなら、私も複雑な曲は特に問題ありません。ただ、スラッシュメタルやメロスピのリスナーが求めている曲はそういうのじゃない、ということです。
     また、スラッシュやメロスピバンドが、必ずしも複雑な曲を書くのを得意としているわけではない、というのも問題。ブログレメタルとして優れた曲を書いているなら、売れるかどうかは別として私は評価しますけど、やはり中途半端なデキになることが多いんですよね。

     ANGRAについては、"Temple Of Shadows"が評価が高かったのに気を良くしたのか、その後は文学シリーズをやり出し、しかも"Temple Of Shadows"を評価していたはずのファンがそれについて行かなかったために迷走していましたが、その間にKiko Loureiroがソロワークとして出したアルバムの楽曲の質は高かったんですよね。なんでこれをANGRAでやらなかったのかと。
     実は私はANGRAよりKikoのソロアルバムのほうが好きだったりします。

    https://www.youtube.com/watch?v=PwlG690nq4k
    (Kiko Loureiro - FullBlast - Desperado)

  •  ChatGPTが作った『荒野のカップメン』にはかなり笑いました。AIがテキトーなあらすじを示すだけではなく、登場人物の名前や技の名前まで考えてくれるのは凄いと思いました。熱湯バンディットが周囲の環境温度を利用して水を瞬時に高音にするって、これはまんまジョジョのスタンド能力ですね。とてもかっこいいと思いました。ChatGPTが文章を自動生成できることはうっすらと知っていましたが、私はかなりレベルも高いと思いました。小説を丸々書くのが苦手な人は、あらすじだけを書いて、それをChatGPTに考えさせる方法もアリだと思いました。というか、すでにやっている人もいそうですね。数年後にはChatGPTが考えた文章が大ヒットしているかもしれません。

     とにかく、私は両方の作品ともにかなり気に入りました。面白い企画をありがとうございました。

    作者からの返信

     ChatGPTは、ぱっと見は結構まともに見える設定を提示しますし、それを元に文章も書かせると、それなりに見えるものを書いてきます。
     それは、ChatGPTが作法に則ったものを書いてくるからです。どう書けばまともに見えるか、という基本を必ず押さえてくるから、なんとなくまとまっているように見えるのですね。

     ChatGPTに描写をさせることもでき、やはりそれっぽく見える文章を書いてきます。こんな感じ。

    「対決の合図が鳴ると、ジェイクの手が水筒に伸びた。彼はウィンディングストリームと呼ばれる技を使い、手首を円を描くように素早く動かす。お湯が水筒からカップメンに注がれる瞬間、周囲の人々が息を呑んだ。ジェイクの手はまるで風のように動き、お湯は滑らかにカップメンに流れ込んだ。」

     このまま使えるわけではないですが、何をどう書けばいいかの指針にはなります。

     ChatGPTを使うなら、小説そのものを書かせるよりは、編集者の代わりとして使う方がいいような気がします。アイデアはこっちで出して、それをどう落とし込むかを検証するのに使う。
     突飛な設定をどうすればそれっぽく見せられるかとか、あるシーンをどう描写すれば読者に伝わりやすくなるかとか。

     素人の小説書きには編集者の役割を担ってくれる人が周りにいないことが多いので、うまく使えば役立つでしょう。
     ただ、そのためにはある程度、利用者も小説の作法を知っている必要がありますけどね。ChatGPTは質問に答えるAIなので、うまく使うには的確に質問する必要があります。

  •  さいとう先生がお亡くなりになられてからは、ゴルゴを手に取るたびに、自分の一番好きな回は何かと考えてしまいますが、「白龍昇り立つ」を思い浮かべることが一番多いです。中国の部隊長は東郷がチベットの統領の子供を連れていることを察知しているんですよね。その上で慎重に後を付けていく。勝てる可能性も多分にあったと思います。まあ、あそこから逆転されてしまうのが、『ゴルゴ13』なのですが……。

     個人的には依頼者が裏切るケースの方が好きです。どうしても、最後に一波乱欲しいんですよね。知らない間にルールを破ってしまったり、仲間に入れられていて、命を落とすケースも好きです。

     ゴルゴを読むことは国際ニュースの勉強だと思ってます。視線が右や左に偏っていないので、国際社会における日本の立ち位置など参考にさせてもらってます。ベトナム戦争やイラク戦争、あとダイアナ妃の事件など何度も出てきますが、さいとう先生のお気に入りの事件なのでしょうか。先生が亡くなってからも続々と新刊が出ていることに首を傾げながら毎回楽しみにしています。ではまたー

    作者からの返信

    「白龍昇り立つ」は対決もの、山岳もの、チベット問題など、様々な要素が含まれていて、好きな人は多いだろうなあと思います。
     燐隊長に限らず、ゴルゴに勝てそうな人はいままでにも結構いたんですけど、本当に勝ったら困るので、しょうがないところです。

     初期のゴルゴは毎度のごとく依頼人に裏切られていましたけど、連載が進むにつれてだんだんゴルゴが化け物じみてきて、だいぶ減りましたね。
     最近の作品だと、ゴルゴが裏切られることで一波乱あるというよりは、依頼人のゴルゴの使い方や、依頼を遂行するゴルゴの行動にトリックがあるタイプが増えていますね。

     作中でよく取り上げられる事件は、作者のお気に入りかどうかというよりは、それだけ世界に与えた影響が大きかったということだと思います。
     ベトナム戦争やダイアナ妃の死は目立つから気づきやすいですが、それ以外にも結構、何度も取り上げられている件はあります。何の回か忘れましたが、コロンビアの麻薬王、パブロ・エスコバルの話が出たとき、「あれ、エステバロなら『メデジン・カルテル』でゴルゴが殺したのに、その件への言及はなしか」と思ったことがあります。ちょくちょくそういうのはある。

    『ゴルゴ13』ではあまり世間では話題にされていない社会問題をクローズアップすることがよくあり、そういうのを知るきっかけにはなりますね。ただ、漫画なのでいろいろデフォルメされているので、実際のところはちゃんと自分で調べないといけませんが。
     たとえば「ワイズガイへの道」では、ニューヨーク・マフィアでワイズガイと呼ばれる正構成員の地位に付くには、泥棒とか麻薬売買をやってマフィアに利益をもたらさないといけない、みたいな話がありますが、調べてみると、現実にはもっとシンプルなようです。それは人を殺すこと。マフィアの鉄砲玉となって仕事を果たすことが条件なのだとか。身も蓋もないけど、そりゃあ現実はそうだよな、と思わされました。


  • 編集済

    ゴルゴ初心者の私です。
    本日、人間ドックでして、検査が終わって、病院備え付けの本棚にゴルゴ13の300円の単行本が三冊あったので、休憩室で読みました。
    面白いものもありましたし、(「そして死が残った」「ミステリーの女王」)、え?これでおしまい?みたいな作もありました。
    涼格さんが選んだ13作の中に入っていなかったのが残念でありました。

    いつも、思うのですが、何作に一回は、ゆきずりの女を抱きますけど、ゴルゴ暗殺の一番のチャンスほそのタイミングではないかと^^;
    それこそ、プロの殺し屋の女とか出て来ないんですかね。

    作者からの返信

    『ゴルゴ13』は1話完結型なので、話によって出来不出来はどうしても出てきますね。
     また、このシリーズは歴史ネタ、時事ネタをわかりやすく提供するのがテーマという側面もあって、時事ネタを優先するあまり、ストーリーがおざなりになっていることもしばしばあります。

     300円のコンビニ単行本は、シリーズの中から選り抜きで選ばれているので、メインとなる1作は面白いことが多いです。ただ、残りはメインと似たテーマの作品や、紙面の都合で選ばれており、必ずしも良作とは限らないです。


     ゴルゴの女癖を利用して殺そうとした話はたくさんあります。あらゆる方法で殺されそうになってますね。
     女暗殺者が娼婦を装ったり、娼婦を連れ込んでいる最中に暗殺者が忍び込んで殺そうとしたり、病気持ちの娼婦を送り込んだり、娼婦に時限爆弾を仕掛けたり。

     それらが失敗したのは連載の都合もありますが、裏の意図を抱えている場合、それが態度に表れて察知されるというのはあるでしょう。実際、結構バレバレな描写になっています。漫画だから感情表現を誇張して描写せざるを得ないというのも影響していますが。

  •  ワーストエピソードのくだりがありますが、ファンの間でのナンバーワンエピソードはどれなんでしょう。自分の中では、A・クリスティのような女流作家が東郷を殺そうとする43巻の『ミステリーの女王』、東郷の殺害現場の盗聴に成功する爺さんが主役の107巻の『守宮の盗聴』、富豪の老人が一枚の絵画を巡って東郷に命を賭けた依頼をする136巻の『涙するイエス』などが好きで何度も読んでいます。

     涼格さんが挙げているロックフォードシリーズも面白いですが、大富豪の割りに警備が手薄で少し拍子抜けですね。他に第四帝国シリーズもけっこう熱いですね。

     確かにゴルゴ13はどの巻にどの話が入っているか分かりづらいです。私もほぼ全巻持っているのですが、読みたいけど探すことを諦めてしまった話もあります。こち亀とゴルゴはできれば検索ソフトなどを無料配布して欲しいと思っています。ではまたー

    作者からの返信

     ネットで調べた限りでは、ベストエピソードは人によってだいぶ違いますね。よく挙がるのは"AT PIN-HOLE!"、「白い巨人」、「海へ向かうエバ」、「2万5千年の荒野」、「芹沢家殺人事件」あたり。挙がるのは古めの作品が多く、近年の作品をベストに挙げる人は少ないです。

     私が好きなエピソードについては、明日にも記事としてまとめてアップする予定です。


     ゴルゴの読みたいエピソードを探すのが大変問題は、本当になんとかしてほしいところです。私は自力でなんとかしているわけですが。
     しかし今回、所持巻数が一気に増えてしまったために、手書きのノートでは対応しきれなくなりつつある気がします。パソコン上にデータベースを構築したほうがいいのかもしれない。

     タイトルがわかっている場合はネットで検索すればいいんですけど、「あの、『カメは貪欲じゃ』とかなんとか言っているじいさんの出てくる話ってなんだっけ」とか、曖昧な覚え方をしている作品を探すのは大変困難です(「スキャンダルの未払い金」)。

  • 変な手紙が投函されるへの応援コメント

    こんにちは。うちのポストには自民党と共産党のビラと日蓮宗関連の宗教者のビラがたまに届くくらいで面白みはありません。怪文書が届いたという話を少し羨ましく思いました。今のところ、危険性はなさそうですが、近所の少し変わったおじさんが包丁などを振り回すご時世なので、一応はお気をつけください。今の時点でも威力業務妨害などで捜査してくれるかもしれませんね。

     近所の人に小説家と知られているということが羨ましく思いました。私は素人の趣味なので、バレると恥ずかしいので、下書きのメモやノートはシュレッダーにかけてからゴミに出しています。

     関東はから梅雨ですが、関西は梅雨と台風などでこれから大変な時期ですね。水難にも気をつけてお過ごしください。

    作者からの返信

     政治や宗教関連の投函物はよくありますし、「あなたは起訴されました」みたいな詐欺ハガキが届いたこともありますが、今回みたいなのは初めてです。
     私の家にのみ投函しているなら問題ですが、適当にばら撒いているだけなら、まだ危険とは言えないだろうと判断しています。頻繁に投函されるようなら対処を考えますが、今のところ1回だけですし。

     近所に小説を書いていることが知られたところで、別にいいことは何もないですけどね。読んでくれるわけでもないですし。
     でもまあ、近所の人の趣味に対する関心なんて実際その程度のものですね。歌がうまいらしいとか、鉄道マニアだとか釣りが趣味とか日曜大工をするとか、そういう話は聞きますが、それで「実際どういうことをしているんだろう」などと興味を持つことなんてないですし。

     関東のことはわかりませんが、こっちは結構強く降る日がすでに何日かありました。私の住んでいるところが洪水被害に遭うことはまずないですが、台風被害はありえますね。何年か前に、近所の屋根や店の看板がかなり吹っ飛ばされていました。

  • 蛙化現象への応援コメント

    ふふふ… 興味深く読みました。
    蛙化現象… 私も初見でした。

    王子に変身したカエルくん、手のひら返しの王女様を嫌いにはならなかったんでしょうかね~(^^;
    まあ、元々、「一晩付き合え!」程度にしか思っていなかったわけだから、そこは目を瞑ったのかもしれませんね。

    作者からの返信

    『グリム童話』はドイツの民話集なわけですが、民話というのは話の筋が変なものが多いです。なので、後世では筋が通るように脚色されたりするわけですね。

    『カエルの王様』の場合、最も普及しているのは、王女がキスすることで呪いが解けてカエルが王子に戻る、というものです。やはり、王女の現金さや王子の下心丸出しなところが気になった人は多かったようで、そこをカットしたバージョンが普及したわけですね。

     ただ、「蛙化現象」という言葉の語源になったのは、カエルが気持ち悪いから壁に叩きつけたという元のバージョンでしょうから、ここではそっちを紹介しています。

     まあ、王子は王女に嫌われていることが明らかなのにしつこく迫っていたわけですから、正体がわかった途端に手のひらを返した点についてはどうでも良かったのだろうと思います。お似合いのカップルな気がする。

  • >高級な雰囲気の店を構え、気取った皿を使って気取った盛り付けをし、客に高い金を払わせておいて、「客に雰囲気に惑わされずに味を見極めて欲しい」と願うのは矛盾しているし、わがままだと思う。

    これには、力強く頷きました。

    私は、この手のジャンルで力強いコメントをする資格がないくらい、どの店で、どんな料理を出されても、大概、美味しく頂けてしまうお花畑舌の持ち主であります(^^;
    ということもあって、長時間、店外で並んでまで頂くのが大の不得意であります。

    好き嫌いがはっきりしている人や、好みの料理や店に固執している人(実は、私の妹がそうなんですが 笑)からすれば、損をしているように受け取られているような気がしますが、私は私で、自分が便利な舌で良かったと思っています(^^;

    作者からの返信

     高級料理店のシェフが客に雰囲気に惑わされないでほしいと願うのは、手品師が客にトリックに気づいてほしいと願うのと同じくらい変な話だと思います。客がみんなトリックに引っかからないなら、商売上がったりでしょう。それで本当にいいの? 海原雄山みたいな客しか来ないなんて悪夢だと思うのですが。

     味がわかる方が得なのか損なのかは、なんとも言えないですね。
     ある程度味がわかれば、料理の適正価格を推測でき、より安くてうまい店を探したり、ぼったくりを回避したりする際には役立ちます。しかし、舌が肥えていればいるほど、なかなか満足できなくなるという問題もあります。

     しかし、たいがいの食通気取りは、実際に味の違いがわかるわけではなく、印象で判断しているだけですね。スターバックスのコーヒーを馬鹿にしながら、酸化して渋くなったコーヒーを有難がって飲んでいたりとか。
     どうせ印象で騙されるんだったら、まずいと思い込むよりはうまいと思い込んだほうが得ではないかと私は思います。

  • 私は、「野望の王国」を知りませんでしたが、何人かの登場人物を検索すると、同じく雁屋哲氏原作(池上遼一画)の「男組」の画によく似ていたので、ちょっと吹いてしまいました。
    特に、片岡仁なんて、「男組」に出てくる主人公のライバルである、神竜剛次にそっくりでした。
    理想世界の構築ではなく、日本制服の名の下でのバイオレンス劇画のようですね。

    作者からの返信

    『野望の王国』は『男組』の連載中に始まった作品で、いろいろよく似ています。明らかに『男組』のより過激なバージョンとして作られた作品ですね。

    『野望の王国』の主人公の片割れがまんま神竜剛次なのは、要するに彼を主人公にした話として『野望の王国』を考えたからでしよう。それにしても風貌までそっくりにせんでもいい気はしますが。
    『男組』は『週刊少年サンデー』に連載されていたために、主人公は平等だの絆だの言って正義を標榜するわけですが、雁屋本人としては、そんなの馬鹿げているという思いがあったのでしょう。

     というわけで、『野望の王国』の主人公達は完全に私欲のためだけに日本征服を企てるわけですが、そのくせ兄弟愛や恋愛に溺れて手を緩めてしまうあたりが面白いところ。

     雁屋は悪が主人公の作品を書きたかったのでしょうけど、そこに徹しきれないところがあったのだろうと思います。それで、主人公よりも巨悪を登場させてそれを倒すという、なんか変な展開の漫画になってしまったように思えます。

  • なるほど、店の雰囲気や飾り付けや匂いなどで料理の味は変化するというわけですね。数年に一度くらいの割合で高級料理店が産地を偽った素材を使って安く料理を仕上げ、それがバレて支配人が謝罪するなんていうニュースがありますが、あれも実際には、記者会見まで開いて謝罪する必要はなかったんですかね。

    「王宮のような素晴らしい雰囲気で料理を出してやってるんだから、産地が少し違ったくらいで目くじら立てるなよ」

     日本人は清潔で嘘をつかれるのが嫌いな民族なので、その辺もこうした事例が執拗に叩かれる原因かもしれませんね。メキシコとかフィリピンの貧民街だったら、料理の産地なんて、誰も気にしないでしょうし……。

     雑誌で紹介されているような都会のラーメン屋などに行くと、狭苦しい店内に椅子がびっしり並んでいるような息苦しい店舗がほとんどです。テナント料が高いので仕方ないのですが、確かにそういう店で食べてもあまり美味しくないことの方が多いです。逆にいうと、外食を本当に楽しみたいと思ったら、自分の好みに合った外観で広々とした清潔感のある店舗を選べばいいということになるのでしょうか。ではまたー

    作者からの返信

     高級料理店の値段には素材の原価以外の付加価値が多分に含まれており、高級料理店を利用するならその付加価値に金を払うことを惜しむべきではありません。
     ですが、どこ産だと銘打っておきながら違うものを使うのは、それとは全く別の問題です。ウソはダメ。
     産地偽装は安全の問題にも絡んできますから、そこでウソを付くのは料理店としては非常にまずいです。

     あの番組の企画も、店に来た客に新商品のモニターと偽って、全然関係ない味の素の冷凍食品を食わせ、それを見抜けなかった愚か者として全国に晒し者にしたわけですから、いくら金を取っていないとはいえ、本当は問題です。
     ただ、テレビにやたらと露出するシェフの店に行く以上、客もその知名度を肴にしたいという意図があるはずなので、テレビの企画に利用されることが客にとって不愉快かというと、案外そうでもないのかもしれない、という気もします。むしろ出演できて喜んでいるのかも。
     この辺は騙された当人の問題なので、私がどうこう言うことじゃないですがね。

     店の雰囲気はかなり重要な要素です。料理そのものよりも重要かもしれない。ストレスを感じている状況だと人は味なんかわからなくなりますから、少なくともストレスを感じない環境は欲しいです。
     店の狭さへの評価は個人差が出るところですね。ラーメン通はそこを気にしないでしょうけど、普通は狭いと落ち着かないという人も多いと思います。

  • モンティ・ホール問題への応援コメント

     こんにちは。数学の確率の問題では、一般の人の直感を裏切るものがちょくちょくありますよね。私もモンティホール問題はウィキで見て、一応知っていたのですが、解答を見ても、分かったような分からんような気持になりました。ある程度数学的なIQの高い人でないと、完全には理解できないのかもしれません。

     ゴルゴを殺す確率99%については、ちょくちょく同じようなネタが出てくるので、そろそろ(確率的に)本当にデューク東郷が撃たれる日が来るのかもしれません。でも、歴史を振り返ると、彼はけっこうどーでもいい人たちに捕まったり、拷問を受けたりしているんですよね。そのときになぜ殺せなかったのか……。

     似たような問題で『フェルマーの最終定理』に出てくる、『誕生日が同じ人がいる確率』というものがありますよね。20人でペアを作ると、50%程度の確率で誕生日が一緒のペアができる、というもので、こちらの方は私はまったく納得できません(笑)。「一年は365日もあるのだから、365分の1じゃないの?」という極めて幼稚な発想しか出来ないんですよね。まあ、数学的なセンスがまるでない、ということなのでしょう。これからも面白い記事を期待しています。ではまたー

    作者からの返信

     モンティ・ホール問題は大勢の本職の数学者が理解できなかったそうなので、数学的なセンスがあるから理解できるとは限らないようです。
     数学者は数学を絶対の真理として信仰する傾向があり、計算結果が人間によって変動するという概念を受け入れがたいのでしょう。
     この問題を理解するのに必要なのは、どちらかというと人文学的なセンスの方だと思います。


     ゴルゴが殺される確率に関しては、完全に文学の領域ですね。
     作中でゴルゴが殺される確率が何%と計算されようが、読者はそんなもん、なんとも思いません。なぜなら読者は、ゴルゴが殺される確率が極めて0%に近いことを知っているからです。
     ゴルゴが死んだらその後の連載はどうするの? という問題が出てきてしまいますからね。

     連載の都合がなければ、ゴルゴはとっくに死んでいるか、怪我で引退していてもおかしくないです。捕まったり拷問を受けたりもしていますが、わりとしょうもないところで事故ったりもしていますし。
     もっとも、死なないとわかっているからこそ、ぎりぎりまで死にそうな目に遭わせられるのだ、とも言えるわけですけど。

     そこがゴルゴの死亡率を考える上で難しいところで、ゴルゴは連載の都合でまず死なないんですけど、と同時に、その都合により、死にそうな目に遭いやすくもあるわけです。
     たとえば、話題にしたゴルゴ対ライリーにしても、連載の都合があるからこそ、ゴルゴは戦えば絶対勝つんですけど、連載の都合があるからこそ、あそこでわざわざ20日だかかけて決闘をしたとも言えるわけです。
     現実にああいうシチュエーションがあった場合、ゴルゴはライリーをほったらかして撤収するでしょう。金にもならんのに、わざわざ手強い相手と殺し合いなんかする必要がない。

     つまり、主人公補正がなくなったときの死亡率を考えるなら、主人公補正によりわざわざ死にそうな目に遭わされていることも考慮して排除すべきなのですね。
     で、たぶん、主人公じゃないなら、ゴルゴは依頼主が指定した場所と時間にきっちりやってくるとか、わざわざ捕まって拷問を受けたりとか、そんな馬鹿なことはしないだろうと思います。


     自分の誕生日と同じ人がいる確率は、1/365で間違いありません。閏年とか、文化的な事情による誕生月の偏りなどは考慮しないこととして、ですが。
     ただ、20人の中で、1組でも同じ誕生日の人がいる確率、となると、話は違います。
     20人がペアを組むと、その組み合わせは190通り(1+2+3+...+19=190)。この中で1組でも同じ誕生日の組み合わせがあればいいわけで、そう考えるとまあまあ確率が高そうな感じがしません? 実際、20人いれば同じ誕生日の人がいる確率は約41%となります。23人だと253通りになり、確率は50%に。たった3人増えただけで、組み合わせは63通りも増えています。この後も1人増えるごとに組み合わせはどんどん増加。

     これは、リーグ戦の組み合わせ表なんかを作ったことのある人なら、気づきやすいと思います。参加チームが1チーム増えるだけで、試合数がものすごく増えるんですよね。

    編集済
  • こんにちはー GWにわざわざ人混みに飛び込んでいくのは愚かだと分かっているのですが、実家に家族一同集まって他にやることもなさそうなので、連休二日目にして、みんなでファミレスに行くことになりました。最初に向かった和風ファミレスはすでに五組以上の家族連れが並んでおり、ここで時間を潰す義理はないと断念。全員で考えた結果、このコラムでも何度か取り上げられていたガストに向かうことにしました。驚いたことに待ち客ゼロ!(大丈夫なのか?) すぐに席に案内されました。ガストは生まれて初めて来たのですが、客のところに料理を運ぶロボも初めて我が目で見ました。ただ、立ち上がって店内を見回してみたところ、動いているのは一台きりでした。

     それぞれスパゲッティと冷やしうどんを注文して期待して待っていましたが、運んできたのは中年の男性スタッフでした。できれば、ロボに持ってきてもらい、バックトゥザフューチャーしたかったのですが、叶いませんでした……。ロボはなぜか窓際の席ばかりに運んでいるようでした。動いているのは一台なので、ロボ同士がすれ違う場面も見られず、消化不良でした。

     肝心のスパとうどんの値段はどちらも税込みで900円程度。味はそこまで悪くないですが、単体でこの価格はちょっとお高めですね。ロボが運んできてくれるなら、1500円くらい出しても良かったのですが……。今度涼しくなってから再び訪れて、過去のコラムで何度か取り上げられている、パンケーキにも挑戦したいですね。ではまたー

    作者からの返信

     今のガストは本当にびっくりするくらい空いてるんですよね。おかげで私みたいなのが500円で何時間居座っても嫌な顔されないわけですが。

     ガストでパスタやうどんはイマイチですね。あえて頼むならハーフにして、別にもう1品付ける方がお得感があるかもしれません。ハーフパスタ+若鶏のグリルとか、ミニうどん+ミニねぎとろ丼とか。それでフルサイズと同じ900円くらいです。
     とはいえ、初めて行ったならそんなことわかるわけもないし、他が混んでるから仕方なしに行ったとなると、注文迷子になって微妙なものを頼むことになりがちです。もともと和風レストランに行きたかったのでなければ、ガストでうどんを頼もうとは思わなかったでしょうし。

     しかしやはり、ガストの本領は喫茶店的な利用の仕方をしたときです。喫茶店だと考えると、テーブルは広いしコンセントは使えるしドリンク飲み放題だしでかなりお得感が出てきます。純粋にファミレスとして、ファミレス的な料理を目当てに行くと、微妙になってきますね。

     あのロボが2台体制で働いている店は、しゃぶ葉以外だとあまり見かけません。たいがいの店は1台ですでに持て余しています。しゃぶ葉での働きっぷりを見ると、ちゃんと扱えば問題なく働いてくれるはずなんですけどね。
     窓際しか行かなかったのはもしかすると、窓際のルート以外に行かせるとうまく動いてくれないからかもしれません。

  • 面白くてニヤニヤしながら読みました。
    ガストやショッピングモールの混雑理由の考察は私も同意であります。
    子どもをガストに連れて行く問題ですが、私の子どもも、ガストよりも高級なレストランを提示しても、敢えて「ガストに連れて行って!」とせがみます^^;
    すっごく美味しいトンカツ屋を提示しても「かつやのカツ丼が食べたい!」と言ってきます^^;
    そこを無理強いして美味しい店に行って食べて感想を聞けば「美味しかったけど、ガスト(もしくは、かつや)に行きたかった…」と大抵言われます^^;
    子どもってそういう一面があるんだろうと思います。

    作者からの返信

     当時の記憶は無いのですが、私が子供の頃、家族で三重県に旅行に行ったことがあったらしくて、そこで家族のみんなは松阪牛を食べたのですが、私だけは「いらない」と言って拒否したそうです。
     当時の私は肉に関心がなく、好物でもなかったので、食わせなかったのは正解だと思います。

     その後、大人になってから松阪市の松坂牛専門の肉屋に行きましたが、あまりの高さに震え上がり、切り落としを200g買うのが精一杯でした。この切り落としというのが、本当に切れっ端の寄せ集めだったために料理もへったくれもなく、とにかくフライパンで焼いて塩振って食うくらいしかできなかったですが、脂の旨味がものすごかったですね。あれだけでご飯が何杯もいける。

     子供にはお金の価値はわかりませんし、雰囲気を楽しむ感覚もありません。とりあえず好物を食べるだけ食べて、食べ終わったらさっさと帰りたいだけ。それに、食べ物の好みも保守的で、新しいものや珍しいものよりも、普段食べ慣れているものを好みます。なので、安い店で充分なんですよね。高級な店に連れて行ったりするのは、その価値がわかるようになってからでいい。

  •  こんにちは。最近の総選挙で『投票に行かなかった人たち』にアンケートしたところ、「(もし、投票していたら)野党に投票していた」と答えた人のほうがかなり多かったことが、毎日新聞に載っていました。自分の周りにも与党に投票するか、いっそ投票に行かない人が圧倒的に多いですが、その理由を尋ねると「死に票になりたくないから」と答えが返ってきます。どうせ参加するなら勝ち馬に乗りたいという心境なのでしょうか。

     私は野党にしか入れたことはありませんが、民主党や共産党が政権をとれるなんてこれっぽっちも思っていません。今の自民党政権への批判票として入れています。今回の選挙も終わってみれば与党が圧勝するのでしょうが、自公維新に投票した方々も、これらの政党の今後の働きをしっかりみて頂きたいですね。本当に自分たちの生活の改善に寄与してくれているのかどうか、を見てほしいです。与党に入れるのは一向にかまいませんし、投票に行くことがまず第一ですね。

     投票率が低くなるといっそう強くなる自民党は今の状況をほくそ笑みながら眺めているのではないでしょうか。三人にひとりしか投票しない現状では改革や革新なんて望めませんからね。でも、投票日が楽しみです。ではまたー

    作者からの返信

     死票になるのが嫌だから与党に投じたり棄権するのは、私にはわからない感覚です。余計に死票になるだけのような。
     まあ、日本人は「みんな一緒」が好きなので、とりあえず多数派に乗っかって安心したいのかもしれません。その乗っかった舟が泥舟だとしても。

     中央の選挙に関しては前回書いた通り。組織票が強すぎて個人の1票の力は無きに等しいので、まずはなんでもいいから投票率を上げないと話になりません。
     また、自公とそれに乗っかる維新国民が圧倒的に強いという、わかりやすい構造になっています。

     一方、ローカルな市議では必ずしも自公が与党とは限らず、勢力図が複雑なことが多いです。あと、中央では維新は自公の味方をしていますが、大阪では維新の方が与党ですし、それもあって、少なくとも私の知る限り、関西圏では維新と自公は敵対しています。

     私の市だと、党よりも地元の有力者が強いですね。彼らは党に頼らず選挙で勝てますし、彼らに話を通さないと何もできないので、自公も頭を下げざるを得ません。結果として甘い汁を吸いまくっているわけです。
     党だと自民より公明党が強い印象があります。公明党のポスターを貼っている家が結構ある。
     だったら日本共産党に入れればいいかというと、それはそれで問題。彼ら(厳密には日本共産党と協力関係にある団体や組織)はPTAやカルチャーセンターを通じて主婦を政治活動に引き込んでおり、私の家もその被害に遭ったことがあります。あと、私の市ではそこまで泡沫勢力でもありません。組織票で安定して議席を確保し続けている。

     新参者である維新は、そうした地元の癒着とは無縁であるがゆえにクリーンに見えるので、今回は票を集めそうだなと私は見ています。投票率次第ですが。今回、特に投票率を欲しているのは維新でしょうね。

     このように、どっちを向いてもヘドが出る連中の中から、比較的マシな人を見つけるのが、有権者の仕事となります。結構真面目に考えないといけない。1票の力も馬鹿にならないので、適当に投じるわけにもいきませんし。

    編集済
  • サイゼリヤの接客への応援コメント

    ふふふ… ファミレスをこよなく愛して通われている涼格さんならではの回でしたね。
    ドリンク切れの際のマニュアルまである、ということに、むしろ、凄い、と感心します。
    前にも書いたかもしれませんが、私は、あまり使わないので、未だに、ネコ型ロボットにも遭遇していません(^^;
    あ、店名なんですが、これ、「それスノーマンにやらせてください」という娘が大好きなバラエティ番組で取り上げられていたので覚えているんですが「サイゼリヤ」が正解です。私も、その番組を観るまで、てっきり「サイゼリア」だと思い込んでおりました(^^;

    作者からの返信

     店名が「サイゼリヤ」なのは知っていましたが、読み返したら全部「ア」になっていましたね。直しました。
     こういうミスはありがちです。プリンターメーカーの名前が「キヤノン」だと知っているのに「キャノン」になっていたりとか。

     本文にも書きましたが、たぶん、ドリンク切れの際のマニュアルができたのはここ10年以内のことだと思います。それ以前は補充してくれたらラッキーくらいなものでしたから。

     以前の日本はマニュアルを嫌うところがあって、自分で考えて行動しろみたいな、精神論的なものでバイトを使っていたところがあったのだと思います。しかしそれだと仕事にばらつきが出ますし、そもそもそこまで要求できるほど賃金も払っておらず、やる義務も義理もないわけです。

     ドリンクバーのドリンク切れは予想外の突発的なトラブルとは違い、必ず起こることなので、やり方を決めていないと業務に支障が出るのは明らかです。むしろ、以前はよくあれで運営していたよなと思います。
     まあ、当時はファミレスには安いことだけが求められており、サービスの質を誰も期待していなかった、というのもあると思うんですよね。実際、私も全く期待していなかったし、気にもしていませんでした。
     全体的に値上がりしていくにつれ、さすがにいい加減なサービスでは顧客満足を得られなくなってきたのかもしれません。

  • 選挙カーへの応援コメント

    走行中の選挙カーでは演説が禁止されている。
    いやあ、知りませんでした。
    だし、たとえ、演説したとしても、言いたいことのほとんどが伝えきれませんものね。


    以下、投票率とか、民意の反映とか、涼格さんの仰っている通りだと思います。
    あと、偶然でしょうが、自民党一党与党が野党になったタイミングで、大震災が二度も起こっている、というのも痛いエピソードになっていると思います。

    作者からの返信

     選挙カーにまつわる法律は、調べてみるといろいろ面白いです。車の上に付ける看板のサイズが決まっていて、結構最近までは事前に警察が車検をしていたとか、シートベルト着用義務が免除されているとか。

     名前を連呼するのと演説を流すのではうるささには大差ないので、別に走行中でも演説くらい流しても良さそうな気もしますが、日本の政治家は演説が下手なので、いずれにしてもろくな演説はできない気もします。

     大震災に関しては、まあ、どこの党が与党だろうと、政府の対処に大差はなかったと思いますね。民主党が手際よく対処すれば、もう少し長く政権を維持できたかもしれませんが、さすがにそこまでは期待していませんでした。
     それ以上にがっかりだったのは、自民党が民主党の批判ばかりして手助けする気すら見せなかったことです。あそこで自民党が、与野党が協力して国難に当たる体制を作る素振りをみせてくれたら見直したのですけど、下野した自民党は無責任な野党に成り下がってしまいました。

     当時民主党に票を投じた人の中には、自民党には一度野党になって反省してもらいたいと思っている人も多かったです。しかし現実には、あれで自民党は野党根性が染み付いて、与党に返り咲いた後も無責任のままなってしまいました。民主党の批判ばかりするように。

  • 選挙カーへの応援コメント

     私は自民党にも民主党にも投票したことはないけど、投票所には欠かさず行っています。「今の政治には納得してないよ」ということを鮮明にするためです。投票に行かずして不戦敗するのはごめんです。こんな自分にも政治を決める一票がもらえるのだからありがたいとも思ってます。スターリンやプーチンが大統領だったらありえませんものね。ナチスは一応全盛期に八割ほど取っていたらしいですが、ああいう国民総洗脳状態を見ていると、小泉郵政選挙を思い出します。あのときは本気で「日本も怖い国になったなあ」と思いました。

     昔は選挙カーがうるさいと怒鳴りつけているおっさんとか、選挙カー同士でエールの交換をしているわざとらしい光景も見ましたが、最近はどうも少なくなったような気がしますね。仰る通り、自民党は何もしなくても勝てるから、派手な選挙戦など展開しないでしょうが、野党はぶんぶん走らせないと名前覚えてもらえませんものね。「日本を左翼から守らないと中国に占領される」とかほざいてるユーチューバーや2chの活動家の方々はちゃんと選挙に言ったうえで語ってるんでしょうかね。選挙の後にどの党がどんな行動をとったかを見るのも大切だと思います。こんな私ですが、何となく統一地方選挙は楽しみです。自分の投票も含めて。。

    作者からの返信

     小泉は、歴代首相の中では飛び抜けて能力が高かったですし、演説やネットを駆使した人心掌握にも長けていました。森という最低な首相の後にあんなのが登場したら、人気が出ないわけがないですね。

     小泉の人気は、洗脳とはまた違うと思います。小泉は恐怖によって人心を扇動したわけではないですし、無能のくせに有能のように見せかけたわけでもありません。郵政民営化や聖域なき構造改革などは有言実行しましたし、北朝鮮と交渉して拉致被害者を帰国させる外交手腕も見せました。安倍は自分の手柄だと言わんばかりでしたが、彼は北朝鮮との約束を破って、一時帰国した拉致被害者を北朝鮮に帰国させなかっただけです。それが正しい判断だったかどうかはわかりませんが、少なくともあれでその後の北朝鮮との交渉の余地は全くなくなりました。

     問題は、その能力が、郵政民営化という小泉家の私的な野望のためだけに使われ、それが達成されたらとっとと辞めてしまったことですが。後に残ったのは、構造改革と称してぶっ壊すだけぶっ壊して放置された瓦礫の山だけ。
     そして、郵政民営化なんて、何のメリットがあるのかさっぱりわからんということ。

     私が当時書いていた雑記を読み返すと、「知事選挙に行かなかった50%の有権者は小泉政権に文句を言う資格はない」とか、今と同じようなことを書いていました。
     政治ネタをできるだけ避けたかったこともあり、構造改革や郵政民営化についてのコメントは残っていませんでしたが、代わりに、小泉が靖国神社に参拝すると宣言しておきながら、終戦記念日ではなく、日をずらして参拝した中途半端な姑息さを批判する記事はありました。行くならちゃんと行けばいいし、日をずらすくらいなら行くなよと。そんなこともあったね。

     当時は『新・ゴーマニズム宣言』の影響によって、自虐史観からの脱却が叫ばれていました。実際、当時の学校教育は自虐が過ぎていたので、それをやめることに文句はなかったのですけど、それが行き過ぎて愛国心の強要と嫌韓へと傾いていく過渡期だったわけです。懐かしくも忌まわしい思い出。


     ここ数年の選挙カーの数が少ないのはコロナ自粛の影響もあるので、自粛ムードがなくなったときに復活するのかどうかは、まだわからないところがありますね。

  • たこ焼きへの渇望への応援コメント

    ふふふ…気変わりを期待してそれがついにクレープになった、わけですね。面白い。

    私は、揚げ皮パリも好きですが、涼格さんNGのふにゃふにゃも好きです。って、昔のファーストフード店で売っていたのが、ふにゃふにゃばかりだったからかもしれません。

    我が家は、たこ焼き機あります。
    普通にたこ焼きを作ったり、そのうち、具がアルファベットチョコになったり、チーズ焼きになったりします。
    色々楽しめるので重宝しています。

    作者からの返信

     ふにゃふにゃが嫌いというわけじゃないんですが、あの日はパリ皮が食べたかったんですよね。
     ふにゃふにゃたこ焼きの雄である明石焼きだったらあの日でもアリだったんですけど、以前は近所に明石焼きを売っている店があったのですが、なくなってしまいました。残念。
     まあ、あれだけ贅沢なことを宣った挙げ句にたこ焼きを食べなかったんですが。

     たこ焼き器は、あると便利ではあるんですよね。わりと手軽に一食作れますし、おっしゃるとおり、具はたこじゃなくてもいいですし。甘い生地を使って中にチョコとバナナとか入れてもいいわけです。
     ただ、こうした専用器は使わない時に邪魔という問題があって、台所の整理や管理ができない人は持て余すんですよね。そして母親はその典型で、どこに何があるかを自分でも把握しておらず、見つからないからますます使わないという悪循環に陥り、結局捨ててしまったようです。残しておいてくれたら私が有効活用したのに。
     かといって、新しく買うのは躊躇があります。今まで無くて済んでいたものですし。粉ものはフライパンでできるものだけでいいかなとか。

     だったら、たこ焼き風のいか焼きを作るとかすればいいのにと自分でも思うんですけど。なんでフルーツたっぷりのクレープになったのか。

  • AT-HA2のホワイトノイズに悩まされていましたが、この投稿のおかげで解決出来ました。ありがとうありがとう!

    作者からの返信

     お役に立って何よりです。
     AT-HA2のホワイトノイズは、ヘッドホンによっては全く問題ない場合もあるようですね。しかし、ノイズが出る機種だと不良品レベルで大きなノイズがしますし、改良して欲しい点ではあります。
     せめて、抵抗をかませれば解決するということくらいは、本体の説明書にでも書いておけばいいのにと思うのですが。

  • 宵に光る謎の物体への応援コメント

    此方でも、天気の良い日に二回ばかり、金星と木星のコラボを観れました。
    夕暮れが終わる頃くらいが一番きれいに見えました。

    作者からの返信

     あれが金星と木星だということはみんな知っていたんですかね。私は楽しんでいる暇もなく、「え、何あれ?」とずーっと考え込み、自分の天文学の知識のなさを呪っていました。あんなに目立つ星が何かもわからないなんて、いくらなんでもひどすぎやしないかと。

     しかしまあ、あれが惑星で、あの配列は珍しいということなら、見慣れないのも当然なので、多少は救われた気がしました。

  • ちょうど、今朝のFMラジオ「ワン・モーニング」で鶏卵の価格についてお話があって、鳥インフルエンザの影響で大量殺処分されてしまった普通の卵の価格が高くなる中で、小規模で疫病の打撃を回避できる放し飼いの卵が相対的に安く感じられた… っていうコメントがありました。

    どうやら、ケージを使わない飼育方法は、アニマルウェルフェア(=動物福祉)の観点からも注目されているそうです。
    鳥インフルもそうですし、飼料価格の高騰も鶏卵の価格に関係していそうですね。

    調べていないから分かりませんが、鳥インフルの蔓延や影響は、全地球規模なんでしょうかね~ それとも、冬季の北半球規模なんでしょうかね~
    スーパーでは、鶏肉はブラジル産をよく目にするんで。

    作者からの返信

     今回の鳥インフルエンザの詳細についてはよく知りません。あまりニュースとして取り上げられなかったのかもしれません。いつもだったら大きく取り上げられるので、自然と情報が入ってくるのですが。
     ただ、去年の11月頃にスペインで動物のインフルエンザ(鳥だったかは覚えていない)が流行して、その影響でサイゼリアの一部のメニューが販売中止になったりしたことはありました。今回の鳥インフルエンザが、そのスペインのと関係があるのかはわかりません。

     原油価格や飼料価格の高騰による影響は、1年以上前からありました。ただ、それは10円くらいの値上げや、セールをしなくなった、といった程度の影響で、そこまで大きくなかったです。


     動物福祉はいいんですけど、それを言うなら、そもそも鶏に卵を産ませて食うこと自体が虐待なわけで、放し飼いもケージ飼いも大差ないだろうと私は思います。卵を産まなくなったら殺すことに変わりないでしょうし。それとも欧米では、卵を産まなくなった鶏を自然死するまでコストをかけて大切に育てるんでしょうかね?

     牛をのびのびと育てて殺して食うのは、のびのびと育てたほうがうまくなるからであって、これは動物福祉と人間の都合が一致しているのでいいのです。本当にそれでいいのかは知りませんが。
     しかし鶏卵に関しては、ケージだからまずくて危険で、放し飼いだから美味しくて安全、というわけでもないんですよね。となると、こっちとしては飼い方ではなく、値段と味のバランスを見て買うしかないです。

  • >反抗期 笑えました(^^;
    ガストの労働条件がしゃぶ葉よりもキツくて、ロボもいよいよ組合を作っておかしな動きを始めたのかもしれません。
    いよいよもって、鉄腕アトムに登場した古いタイプのロボットの一斉蜂起みたいなことにならなければ良いのですが。

    作者からの返信

     私があの配膳ロボを見かけたのはしゃぶ葉が初めてだったのですが、しゃぶ葉のロボは導入当時からまともに動いていて感心したもんでした。
     なのに、なぜガストやバーミヤンだと挙動が怪しくなるのか、さっぱり理由がわかりません。仕事量からするとしゃぶ葉の方がキツいはずなので、待遇改善のための運動ではないとは思うのですが。
     むしろ、教育指導の方に問題があるのかもしれません。ロボが配膳するときに人間が付いて行ったりして、過保護にしすぎるからいつまで経っても仕事を覚えないとか。

     私は見たことはないですが、あのロボは充電が切れかけるとその場から動かなくなり「充電して欲しいにゃん」と大声で連呼するのだとか。というわけで、コキ使いすぎると本当にストライキを起こすようです。

  • 出汁を取り、甘酒を作るへの応援コメント

    あけましておめでとうございます。
    今年もよろしくお願いします。

    今回もいろいろ試作していて、興味深かったです。
    お母さんの味噌の下りは、失礼ながら笑えました。

    我が家は、鍋料理以外は、パックをぶちこんで終了です。たまに、味噌汁のお椀にパックが入っているときがあって、ゲンナリします。

    鍋料理の時は、鍋に昆布を投入して水から煮ています。鍋には味付けしません。器に大根おろしを投入して、醤油をかけ、刻みネギをパラパラで終わりです。言ってみれば、水炊きです。
    我が県産の、かんずりを添えてもこの時期美味しいです。

    作者からの返信

     昆布なんて、適当に入れて加熱すれば出汁が取れるもんだと思っていましたが、すぐ引き上げないと雑味が出てかえってまずくなるんですね。すぐ引き上げても、昆布を具材として活用すると、結局その雑味も帰ってきてしまうので、別に一品作らねばなりません。面倒くさいです。

     ただ、私の家では、その雑味が出た味噌汁や鍋をみんな普通に食べていて、私以外は誰も気にしていなかったようなので、気にしない人のほうが多いのかもしれません。

     私が鍋をする時は本当に水炊きしますね。昆布も入れません。各人ポン酢でも柚子胡椒でも好きに使って調整したら良くない? と思ったり。
     味付けする場合は市販の白だしと根昆布だしを入れますが、この場合はつゆだけで食べられるくらい強めの味にします。

     しかし、残っている昆布を消費するために、しばらくは鍋をする時に昆布で出汁を取ることになりそうです。

     かんずりはそばか何かを通販したときにおまけで付いてきたことがありましたね。あれもようは唐辛子なので、広く何にでも合いますね。私はゆずが好きなので柚子胡椒の方を愛用していますが。

  • 私は、僅か二畳半の書斎でパソ仕事をすることが常なのですが、セラミックファンヒーターのお世話になっています。
    二畳半ですから、小さいファンヒーターでもそこそこあったまります。

    結露や乾燥にならないのもそうですが、灯油補充が要らないのも大変助かります。
    田舎雪国住まいだと、主力は灯油ファンヒーターになりますが、灯油がなくなった音楽が鳴ると、いつも絶望感に襲われます。
    灯油缶を持って、勝手口から寒風吹き荒ぶ外に出て、400ℓの灯油タンクから補充します。
    その煩わしさと寒さを感じずに使用できる幸せ、であります^^;

    作者からの返信

     灯油ストーブは空気が汚れますし、給油も大変ですし、できるだけ使いたくないですね。とはいえ、寒すぎるとエアコンも効率が悪いので、そうなると何かを燃やすしかないか。

     関西圏でも灯油ストーブを使っているところは使っていますし、小中学校はだいたい灯油ストーブです。とはいえ、学校にはありますが、個人宅で大きな灯油タンクを備え付けている家は見かけないですね。

  • 鍋やフライパンの洗いを簡単にするのもですが、やはり、炒めたソース系に絡めたご飯がとても美味しそうです♬

    作者からの返信

     高級な米は炊いてそのまま食べるのが一番うまいんですけど、安物の上に虫に食われて品質が落ちた米の場合、それをごまかすためにも、炒めて香りを出したりするのは効果的です。

     米の銘柄にこだわるより、一手間かけて炒めたりしたほうがいいなと思い、最近は安い米を買っています。もっとも、産地は新潟産だったりするわけで、ブランド銘柄じゃないだけで実は品質はいいと思うんですけどね。

  • 『2001年宇宙の旅』への応援コメント

     この映画は昨年一度だけ見たのですが、はっきり言って意味が分かりませんでした。なぜ、冒頭にあれだけ長々と猿を登場させなきゃならんのか、とか、AIの突然の反逆とか、そのときの不気味なカメラワークですとか、ラストシーンとかですね。でも、このコラムを読んで少しは腑に落ちました。ただの宇宙での殺人事件ではなく、それを芸術的に表現して見せたかったわけですね。キューブリック監督の作品は演出が独特なので見ていて気分が悪くなる場面が多いです。あまり一般受けさせたくないのかもしれませんね。猿が人間に進化して得たものは暴力だけだったと表現したかったのかなあ。これからもがんばってください。ではまた。

    作者からの返信

     あの映画をわかりにくくしているのは、人類の未来に対して楽観的なクラークと、悲観的なキューブリックが共同執筆しているためなんですよね。暴力的なシーンだけ観れば実にキューブリックらしい作品なんですけど、その間に人類の明るい未来を描くクラークのシーンが入るから変なことになっている。

     クラークはやりたいことをやり、キューブリックもやりたいことをやり、その矛盾を擦り合わせることなくそのまま提示したのがあの作品で、あれを理解しようとすれば、クラークのシーンとキューブリックのシーンを分けて考えたほうがいいです。

     基本的にあの作品が評価された理由は、主にクラークが監修した部分です。見事な宇宙ステーションや宇宙船内のシーン。
     キューブリックはクラークの作品に暴力を持ち込んで台無しにしたとも言えますが、キューブリックの狂気がなければあの映画は退屈極まりなかったでしょう。冒頭のシーンはかなり退屈ですが、クラークだけだったら延々あんな感じの映画になっていたはず。そのうえ善良な宇宙人が人類を善良に導く筋書きだったら本当につまらなかったでしょう。
     キューブリックがクラークの世界に暴力や狂気を持ち込んだからこそ、あの映画は観られたものになっているのも事実なのです。そもそもあの映画で一番言及されるのはHAL9000の狂気ですしね。

  • 地球平面説への応援コメント

    地球平面説のお話に始まり、実は、それだけでなく、陰謀説から、その心理、果ては、友達のことに至るまでお話が進み、興味深く読みました。

    私も、陰謀論絡みの話は、そんなに嫌いじゃない方ですが、自分が生きにくくなるほどのめり込むのは嫌だなあ、と距離を取って、斜めから見ています。

    此の回を読んでいて思ったのは、地球平面説を実証するなんらかの取組みをすること自体は、かえって夢がある話なんじゃないか、ってことです。
    陰謀説を実証しないことで陰謀説を温める心理については、なるほどなあ、って思いますが、是非とも、そこを恐れずに実証する取組みをするのなら、それは夢があるなあ、って思うんですけどね^^;

    作者からの返信

     地球平面説の実証に関しては、記事でも少し触れましたが、最近、自家製ロケットに乗って地球が平らであることを証明しようとした人が事故って死亡しました。仮にもしうまく行き、地球が球状らしい光景を目撃したとしても、結局彼はいろいろ言い訳をして、平面説を捨てなかったと思いますが。

     この手の怪しい噂を実際に検証してみる企画や番組はいくつかあります。その中でも最も有名だったのが"MythBusters(『怪しい伝説』)"。バイクで湖を渡れるかとか、密造酒で車は走るかとか、噂では聞くけど、本当かどうかよくわからないことを実験して確かめる番組でした。
     彼らが検証したものの中には、どう考えたってウソに決まっていることを、あえて真面目に検証して、やっぱりウソだった、というものも多くありましたが、時には科学者が口を揃えて「そんなのウソに決まっている、検証するまでもない」と言っていたことが、実験してみたら事実だった、ということもありました。
     陰謀論絡みだと、月面着陸捏造説について詳しく検証していましたね。

     私は陰謀説やUFOやUMAに関する話は、それそのものは嫌いじゃないです。真面目に検証している番組を観たり本を読むのは好き。
     UFO目撃例も、かつては全て端から馬鹿にされていましたが、実は本当に空飛ぶ円盤が存在したという事例もあったりします。カナダの会社が空飛ぶ円盤を作ってアメリカ軍に売ろうとして実験していて、たまたまそれを近所の人が見かけた、という。会社や軍は、機密を守るためにその事実を隠し、目撃者はわけのわからんことを言っている人として馬鹿にされたわけですが、最近になって解禁された資料の中に空飛ぶ円盤の開発に関するものがあって、その目撃例が事実であったことがわかったわけです。

     ただ、よくわからないのに結論に飛びつくのは好かないです。よくわからない謎の発光現象を目撃したとして、なぜそれが宇宙人の乗り物だと断言できるんでしょう。他の何かの可能性だってあるのに。わからないものは「わからない」と言うべきだと思います。陰謀論者はしばしばその謙虚さに欠けるのですが、それは一部の科学者にも言えることで、はっきり証明されていないことを、証明済みであるかのように強弁する人はしばしばいます。


  • 編集済

    ガストのモーニングへの応援コメント

    ふふふ…今回も、涼格さん節で、読んでいて笑ってしまいました。
    私は、滅多なことでファミレスにはいかないタイプですが、我が子がファミレス好きなので、ねだられてしょうがなく行くときがあります。

    その中でも、ガストは一番多く行っているお店なので店内の様子はわかります。
    ただ、田舎街なので、ガストのみならず、ロボにはまだ遭遇したことがありません。
    通路で遭遇してふんぞり返ってみたいです(笑)

    あ、米びつの成虫、おしえていただきありがとうございました。
    どんなに小さめの虫でも、まだ、目立たない幼虫の方が良いです(笑)

    作者からの返信

     自分で飯を作るようになると、ファミレスの有難味はだいぶ薄れてしまいました。ハンバーグやピザは冷凍、冷蔵のがあるし、パスタは簡単に作れるので、ファミレスのメニューの大半は家でできるんですよね。

     ファミレスはもっぱらパフェを食べるところとして利用していたのですが、最近は喫茶店代わりに利用することが増えました。

     子供がファミレスに幻想を抱くのはしょうがないですね。何かすごくうまいものが食える気がするもんです。ガストで満足できる内は幸せというもの。


     配膳ロボは、関西圏だと8月頃に突然、多くのガストとバーミヤンに一斉に導入されたので、系列の方針で全店導入したのかな? と思っていたのですが、そういうわけではないんですね。
     なぜかネコっぽい装飾がされており、実物を見れば張り合う気も失せると思います。かわいいからとかではなく、あれに対抗意識を燃やしてもしょうがないというか。

     うまく使えば便利な奴ですけど、たいがいの店ではまだ扱い慣れておらず、導入したことで余計に店員の手間が増えている有様です。
     使い方も店によってまちまちで、下手すると、同じ店舗でも日によってもまちまちなことも。空いていても積極的に運用する日もあれば、混んでいても全く運用しない日もあったり。ロボに詳しい店員がいるかいないかで決まっているのかも。
     どうやらちゃんとした運用マニュアルがないようで、そういうところはきっちりしといた方がいいと思うんですけどね。

  • 米に虫が涌くへの応援コメント

    3時間かけての米とぎ
    34合分の冷凍庫スペース

    大変な災難を経験されたにもかかわらず、涼格さんの文章が軽快なのものあって、失礼ながら笑ってしまいました。

    私の学生時代の頃も思い出し、懐かしいです。
    米びつじゃなくて、冷蔵庫で保管すればよかったんだ…と今更ながら気付いたりして(^^;
    幼虫(白い奴)は見たことあるけれど、成虫までは見たことありません。成虫ってどんな奴なんでしょう…

    作者からの返信

     災難は災難でしたが、とりあえず、捨てなくて済んだことは不幸中の幸いでした。安いから2袋買ったのに、1袋捨ててたらかえって高く付くところでしたからね。
     今や、我が家の冷蔵庫はご飯だらけです。もう何も冷凍できません。しばらくご飯を炊く手間が省けて良かったような気もしますが。

     虫の正体はネットで調べたところ、コクゾウムシだったと思われます。米粒くらいの大きさの黒い虫。鼻がゾウみたいに長いので付いた名前だとか。見た目はそれほど気持ち悪いわけではありません。勝手に米を食われて腹が立つだけです。

     成虫は見たらすぐわかるので、取り除くのも簡単なのですが、幼虫は白っぽいので非常に面倒くさかったですね。米ぬかで水が濁ると発見しづらいので、自然と必要以上にめちゃくちゃきれいに米をとぐ羽目になりました。米に浸した水が澄み切るほどきれいに米をといだのは初めてです。栄養分もだいぶ流してしまった気もしますが、捨てるよりは遥かにマシだと自分に言い聞かせてとぎまくりました。


  • 編集済

    米に虫が涌くへの応援コメント

     私は虫が苦手なので、食べ物に小さな虫が付いていたら、食べられないというか、裸足で逃げ出すと思います。子供の頃に昆虫取りを体験したことのない現代の若者には、私のようなタイプが多いはず。

     しかし、虫も寄り付かない農薬まみれの物を食べさせられるより、虫にかじられた安全な食品を口にした方が、長い目で見れば安心ではありますね。涼格さんのお米にそれだけ虫がついたのは、そのお米がいい製品だからではないでしょうか。開き直る手もあります。

     食料不足で虫を食べるなんて話も出てるんですか。私は蜂の子やコオロギでさえ口にしたことはないです。手や足が生えているものは、さすがに口にすべきではないと思ってしまうんですが……。まあ、飽食人間の勝手な言い分ですね。今後も期待しています。ではまたー


    ★追記

     お返事ありがとうございます。ひとつ質問なのですが、カクヨムのギフトシステムについてどう思われますか? 手っ取り早く言うと、作家さんに援助金が贈れるみたいなのですが、いつも貴重な情報を頂いているのでこちらからギフトを贈るのもありかなーって思っているのです。ただ、涼格さんが必要なし、もしくは、システム自体に反対と思われているのであれば、導入を見送ります。

    作者からの返信

     私も虫は嫌いですから、よっぽど捨てようかと思いましたが、5kgの米を捨てるのはそれなりに損害が大きいですし、取り除きさえすれば健康被害はまずないとのことなので、なんとかすることにしました。手間はめちゃくちゃかかりましたが、問題なく食べられる状態になったと思います。

     私はまあまあ神経質ですが、害がない限りは、虫が入った食べ物を捨てることはまずありません。本当は気持ち悪いし嫌なんですけど、虫に負けるのはもっと嫌なのです。人間と虫は長年に渡って争ってきました。人間を一番殺しているのは肉食動物などではなく虫だと言われています。私は人間様として虫に負けるわけにはいかないのです。


     未開封の米や小麦粉でも、袋を食い破って虫が入ってくることがあるのは今回初めて知りました。普段は米も小麦粉も買いだめせず、使い切ってから新しいのを買い、すぐに冷蔵庫に入れてるんで問題ないんですけど、昨今の値上がりに対抗して少し多めに買っておいたのが仇となりました。

     慌てて未開封の小麦粉も冷蔵庫に入れましたけど、あれが本当に虫害に遭っていないかは、開けてみるまでわからないことになります。たぶん大丈夫だとは思いますが。


     日本では少子化などと言われていますが、地球規模では人口は凄まじい勢いで増加しており、このまま増え続けると資源が不足することは確実です。
     虫と牛肉の栄養価は同等らしく、牛は育てるのに大量の飼料が必要なのに対し、虫はその辺でたくさん採れます。というわけで、虫をおいしく食うための方法が模索されているのですが、現実にはそう簡単に食習慣を変えることはできないでしょう。

     たとえば、食糧難で苦しんでいるアフリカのある地域には、食べられる魚がいっぱい生息しているらしいのです。しかしその地域では、魚を食べる習慣がないために、それが食料だとは思っていないし、食べたいとも思わないのです。それと同じことが虫にも言えます。
     いくら腹が減っていて、周辺に食べられるものがあっても、それが「食えるもの」だという認識がない限り、人はそれを食べようとはしません。その観念を変えるのは簡単なことではないでしょう。

     それよりは、人工的に作られた食料の方がまだ普及する見込みがあると思います。すでにサプリメントという形で、人工的に作られた栄養素を摂取している人は結構いるわけですし。

    ----
    [2022.11.09 追記]
     ギフトシステムに関しては何も考えていませんでしたが、支援していただけるのであれば、それはありがたいです。
     ただ、ギフトを送るにはカクヨムサポーターズパスポートに加入する必要があり、結構な月額料金がかかるので、そこは考えた上でご検討ください。

     もうちょっと気軽に投げ銭できるシステムなら「ぜひに」と言いたいところなのですが、カクヨムのシステムは読者に対する負担が重いので、こっちから「支援してね!」とはなかなか言いづらいものがあります。なんでいちいちカクヨムの月額会員にならないと支援できないのか。カクヨムはなぜか読者に負担をかけるシステムにしたがる傾向があります。

     なお、ギフトの価値はもらった月の投稿頻度などによって変動するそうで、だいたい100円~150円程度のようです。

    編集済
  • こんにちは。この映像がYouTubeで無料公開されていたので、第一話を見てみました。私が見たことのある同時テロの映像とはまるで別物でした。特に高層ビルから人が落ちていくシーン。落ちれば死ぬと分かっているのに、火の熱さに耐えきれず、飛び降りる人たち、下で泣きながらそれを見守る人たち、冷静にそれを映すテレビカメラ……。とても衝撃的なシーンでした。レストランのふたりのスタッフが、エレベーターで逃げるか階段で逃げるかで生死が分かれてしまう場面もショックでした。私があの場にいても、階段で降りることを選んで、死んでいたでしょう。

     第一話だけでも、インパクトがあり過ぎて、気分が悪くなるほどですので、全部見る自信はありませんが、これも貴重な人類の記憶なので、見て良かったとは思います。今後とも頑張ってください。

    作者からの返信

     1話目だけ無料配信されてるんですね。
     私達が普段観るニュースや番組は、制作者の意図によって脚色されており、「このように観て欲しい」という誘導に沿って私たちはそれを解釈します。そこにある種の安心感があるわけです。
     一方、この番組では、視聴者を誘導をしないように作られています。視聴者は観たものをどう受け止めるかを自分で考えなければいけません。

     ビルから人が落ちる映像や、エレベータを選んだ人が生き延び、階段を選んだ人が死んだという話などは、それそのものが恐ろしいのではなく、それをどう解釈すべきかという物語が用意されていないことが恐ろしいのです。
     現実の出来事とはもともとそういうものです。人が死ぬことには何の意味もない。その無意味さに耐えられないから人は物語を作るわけですが、こうしたドキュメンタリを見ると、私達がいかに物語の世界に慣れきっているかを思い知らされます。

  • ランドセル症候群への応援コメント

    中学生のうちの息子君の話になりますが、学校で与えられたiPadを学校⇔家で行き来させています。教科書+ノート+iPadなので、確かに大変な重量になっています。
    変なアプリを入れて見ています。発見した私は、息子君に指導し、担任の先生にも報告しました。
    担任の先生は、「無許可でアプリを入れてはいけません。勉強に関係ないことに使ってもいけません。そういうのは、履歴が残っていてすぐに分かります」と脅しますが、実際は、情報を集約している機関(それがどこなのかわかりませんが)に問い合わせても、相当な時間が掛かるらしく、脅しているだけで、実際は、放置なのです。しかも、フィルターも掛かっていないという状態です。
    結果、家に持ち帰った後の管理は、家でしなければならない事態に。学校で勝手に与えておきながら、家で管理してほしいだなんて性善説にも程があります。

    ランドセル症候群は、初見でした。
    ランドセル自体は、昔の重い牛革か馬革製と違って、だい~ぶ軽くなったですけどね。そういえば、タブレットを入れるポケットも標準装備のはずです(^^;

    作者からの返信

     まあ、子供にタブレットを渡したら当然、勝手にアプリを入れますよね。
     iPadがどういう仕様かわかりませんが、まず間違いなく、ああした端末には利用制限をかける設定があります。その機能を利用すれば、変なアプリを入れたり、変なところにアクセスしたりするのを防げます。
     その程度の設定すらできない人が「履歴でバレる」などと脅しても無駄なのも当然です。使い方を理解していないのがバレバレですからね。

     調べてみると、教科書の電子書籍化は進んできてはいるようです。問題は、教育関係者の多くは機械音痴で紙信者だということの方でしょう。配布するiPadに利用制限すらかけられないレベルですからね。学校の思想が保守的なために、電子書籍化が進まないということはありえそうです。しかし、iPadと教科書を両方持ち歩くのは、どう考えても馬鹿げています。何のための端末なんだかわからない。

     確かに、ランドセルそのものはかなり軽くなっているんですよね。耐久性に関してはわかりませんが。
     文具屋で入学生用の文具コーナーを見ていると、ランドセルは軽くなったし、ノートも軽量化され、授業ではタブレットを使っているし、喫茶店では電子辞書を使っている生徒が多いもんだから、だいぶ今の生徒の荷物は軽量化されてるんだろうなと思っていました。紙が増えて余計に重くなっているとは、さすが日本といったところ。
     とはいえ、新型コロナの影響で学校でのタブレットの普及率が急激に上がったようなので、近いうちに教科書の電子書籍の普及も進むだろうとは思います。

  • 経験値から、ですが、私の場合、ランニングによる膝痛は整体で、頚椎症と五十肩は鍼治療で改善されました。
    いえ、西洋医学を否定しているわけではないのですが、事、上記の症状の場合の整形外科では、湿布(塗り薬を含む)と痛み止めと、安静を施すことでの治療になりますが、かなりの期間を必要とした治療になります。

    膝痛でお世話になった整体師は、膝は全く触ることなく、同じ脚の腿裏を施術したことにより、すぐに改善されて酷く驚きました。腿裏の血流の悪さが膝を圧迫していることでの痛み、と整体師が見切ったのです。

    頚椎症による腕の痛みと五十肩のときは、鍼治療とは言え、3か月くらいの期間を必要としましたが、西洋医学で半年掛けても治らなかったのが、その半分の期間で改善されたのは事実です。

    鼻からの信者ではありませんが、短期間で改善された事実を臨床の記録としています。
    カイロプラクティクやハーブ療法の臨床はまだないです。

    作者からの返信

     整形外科の役割は、痛み止めをくれることと症状を診断することであって、慢性的な関節の痛みを治療するのは、はっきり言えば専門外です。
     整形外科なんかちっとも役に立ちゃしないと思ったかもしれませんが、深刻な症状ではないと診断した時点で、実はすでに役に立っているんですよね。

     膝腰肩の慢性的な痛みに関しては、理学療法に基づくエクササイズや整骨(整体)の効果は同等程度に認められています。過信はできないものの、効く場合もあるということ。
     鍼が痛みの原因そのものを取り除く効果は確認されていませんが、プラセボ効果などによって痛みを感じる度合いを減らす効果はあります。

    編集済
  • 9.11爆破説への応援コメント

    >ゆがんだ愛国心の裏返し
    大失態が故の印象操作… なるほど。。。
    言われてみると腑に落ちます。

    印象操作に、プロパガンダ、と、どこの国でも行っているのでしょうが、せめて、ネットで検索したいことが画面に出てくる国に住んでいて良かった、と思います。
    こうして、余計な妄想に首を突っ込んでしって判断に迷いが生じることがあっても。

    作者からの返信

     ネットは便利ですけど、自分の望んだ情報がいくらでも手に入るために、それが間違っている可能性に思い至らなくなりやすいという問題もありますね。

     googleの学習具合にもよりますが、"9.11"で検索しても、陰謀論なんて全然ヒットしないんですよ。陰謀論なんて存在しないように見える。だからいままで爆破説を知らなかったわけですが、"9.11 爆破説"で検索すれば、それはもう山のようにヒットします。検索ワードによって世界が全く違って見えます。

     プロパガンダや印象操作はどこの国でもやっており、当然アメリカもやっています。有名なのは湾岸戦争時に原油にまみれた海鳥の映像を流した話。イラクがやったと報道されましたが、そんなことはあの映像だけではわからないんですよね。あの映像でわかるのは、海鳥が原油にまみれている、ということだけ。あれは実はアメリカの攻撃で流出した原油だったことが後に判明したらしいですが、その情報の確度については私は知りません。
     現在のウクライナ侵攻でも、ロシアが悪事を働いた情報は流す一方、ウクライナにとって都合の悪い情報は流さないということはやっています。

     ただそれは、陰謀論を唱える人達も同じ。自分の説が正しくて、政府がウソを吐いているように見せかけるテクニックを使っています。政府が信用出来ないからと言って、陰謀論者が信用できることにはならないんですよね。

  •  こんにちは。私もこの本を15年ほど前に買って読み、数学の悠久の歴史に触れられた気がして感動し、弟や母親に勧めて仲間に引き入れました。岩澤(理論)さんとか、間違った理論でフェルマーを解こうとしてしまった宮崎さんとか、そこかしこに日本人が紹介されていて、誇らしい気になりませんか? イギリスでこの本を読んだ人たちも、日本人の賢さに舌を巻いたんじゃないかな。

     涼格さんも取り上げてらっしゃいましたが、フェルマーの定理に莫大な賞金がついた途端に、一般の人が意味不明な数式を送りつけてきた辺りのくだりで一番笑いました。これって文学でも同じことが起きそうですよね。賞金が2000万に上がった文学賞に自慢の作品を送ってみたら、「君のストーリーはもう100年以上前にモーパッサンやチェーホフが本に書いてるよ」と言われるのは辛いです。でも、新しいものを創作することは、真似することから始まるんですよね。

     この後の作品である『暗号解読』と『ビッグバン』も持っています。暗号はエニグマの作成とそれを解いてしまう辺りが一番興味深いです。サイモン・シンの次の作品たちもぜひ紹介してください。ではまたー

  •  私は不勉強でトールキンの小説を読んでいないのですが、古典RPGのウィザードリィの原作になっていることで興味は持ってました。小学生当時、ファミコンが買ってもらえず、ゲームボーイしか持っていなかったので、GB版のウィザードリィはかなり遊びました。オーク、ゴブリンであるとか、アークデーモンやスレイプニルといったモンスターは、その後の有名RPGたちにパクられてしまうことになりますよね。

     また、当時のアスキーのスタッフが相当にマニアックな人たちが集まっていたらしくて、攻略本や設定集など、相当凝ったものが発売されていたのを覚えています。竜とか悪魔とかの設定は、北欧神話など、欧州のあちこちの神話から集めてきたものなんですかね。

     映画は私もそのうちに見ようと思っていましたので、お気に召さず残念です。原作は歴史的大ヒットした本なのだから、普通の冒険物に仕上げればヒットしそうなものですけどねー。でも、つまらないならそれはそれで話のネタになりそうなので見るかもです。ちなみに、スパイダーマンは肌に合いました。暑い日が続きますので、お身体に気をつけてがんばってください。ではまたー

    作者からの返信

    『ウィザードリィ』は『指輪物語』というか、テーブルトークRPGの『ダンジョン&ドラゴンズ』をパソコンゲーム化したもの、という方が近いような気がします。設定はいろんな作品からのごった煮というイメージが強くて、特別『指輪物語』っぽいわけではないですね。

    『指輪物語』はファンタジーに大きな影響を与えましたけど、エルフやオーク、ドワーフといった種族を輸入したくらいで、本当の意味で『指輪物語』のフォロワーと言える作品はあまりない気がします。案外、一見全然関係ない『スタートレック』とかの方がフォロワーと言えるかもしれないです。いろんな種族が出てきて、オリジナルの言語が出てきたりするところとか。

     原作の『指輪物語』は主人公のホビットを中心とした冒険物ですけど、ドラマが扱っている第二紀は『指輪物語』の前日譚で、政治色の強い内容となっており、冒険物にはなり得ないんですよね。
    『指輪物語』は要するに、サウロンという悪役の力が籠もっている指輪を火山の火口に捨てに行く物語なんですけど、その指輪がどうやってできたかが語られるのが第二紀です。

     大河ドラマ的な内容にするか、あるいはサウロンを主役にして、エルフを騙して指輪を作らせる過程を中心に描くとかすればいいと思うのですが、ドラマでは複数のキャラクターの個人的なストーリーを並行して進めるという構成にしています。
     それぞれの話が面白ければいいんですが、これがステレオタイプなアメリカのドラマの寄せ集めみたいな内容で、しかも、第二紀において肝心の「エルフを騙して指輪を作らせる」話にちっともならないから、つまらなく感じるわけです。

     映画の『ロード・オブ・ザ・リング』を観た人なら、あのキャラはあいつなんじゃないかとか、この街が後にああなるのかとか、そうした推測をしたりして楽しめるところはあるかもしれませんが、何も知らない人が観て面白いのかなあと思います。何も知らないほうが、原作とのギャップがない分、楽しみやすい可能性もありますが。
     もしプライム会員なら無料で観られるので、実際に観てみたほうが早いと思いますけどね。


  • 編集済

    涼格さんは、このテロでの陰謀論(子ブッシュによる自作自演の航空機衝突と見せかけての爆破)はどう思われていますか?
    私は、半信半疑、といったところですが、どうしても解せないのが、あの高さで航空機が衝突して、短時間で全壊するのか??というところです。

    追記です。
    詳しく調べていただいてありがとうございます。
    ビル崩壊のメカニズムは知らなかったので参考になりました。
    陰謀論では、航空機の衝突の映像シーンの合成を謳っております。
    テレビ局(C N N)もグルになったの所業、という風になっていたと思います。
    ただの爆発では、犯人をアルカイダに特定できないので、ハイジャックの形をとってたかと思われます。

    作者からの返信

     そんな説があるとは初めて知りました。ざっと調べてみましたが、真面目に考える価値のない説だと思います。
     アルカイダの仕業に見せかけてビルを壊したくて爆弾を仕込んだのなら、そのまま爆破すればいいじゃないですか。航空機を突っ込ませる理由がない。
     それに、爆弾を使ってビルを崩壊させたのなら、崩壊時の映像や音でバレます。航空機を突っ込ませてカモフラージュしたり、急いで瓦礫を撤去したって無駄です。世界中の専門家がビル崩壊時の映像を見て、そうした現象を認めていないのだから、まあ、ありえないということです。

     世界貿易センタービルが崩壊したのは、火災によって外周部の構造や、柱と床を繋げるクリップ部に曲がりと強度低下が起こったのが原因だと言われていますね。最近の研究では、航空機から溶けたアルミニウムと、スプリンクラーの水が反応して爆発が起こった可能性も指摘されています。
     世界貿易センタービルは110階建てで、航空機が突っ込んだのは99階あたりですが、仮に99階で構造破壊が起きたとすると、10階分の重みが全部98階の床にかかります。床はそんな重みに耐えられるようにできていないので、98階の床が抜け、その重みは97階の床にかかります。高層ビルはこうしてドミノ倒しのように崩壊していきます。ドミノ現象が起きると、ビルはあっという間に全壊します。

     これについては解説した本や番組がいくつもありますし、特にこの時期なら専門チャンネル等で放映されたりするでしょう。

    [追記]
     アルカイダの仕業に見せかけるために航空機を突っ込ませる必要があったのなら、爆弾を仕掛ける必要がありません。爆弾を仕掛けなければ映像を捏造したりCNNを抱き込む必要もなく、(素人目には)不自然なビルの崩壊の仕方をすることもなかったでしょう。
     あのビルにはアスベストが大量に使われていてお荷物になっていたとか、わけのわからないこじつけをされてますけど、航空機テロに見せかけて爆弾を使用することによる後処理の面倒臭さを考えたら、航空機を突っ込ませた後、ビルの修復は不可能として爆破解体を命じる方が簡単でしょう。

     航空機が突っ込んだ映像そのものが捏造だと言うなら、CNNだけでなく、素人が撮影した動画も全て捏造する必要がありますし、亡くなったとされる乗客を全員、人目につかないところに隔離する必要があります。
     そもそも映像を捏造するなら、ビルの崩壊の仕方も自然に見えるように捏造すれば良かったんじゃないですか? なぜこれだけコストをかけて捏造しながら、ビルの崩壊の映像だけは素人目に不自然だと疑われるようにしたのでしょう。

     もし私がブッシュで、アルカイダのテロに見せかけてあのビルを破壊したいとすれば、航空機を突っ込ませるか、爆弾を設置するか、どちらか一方にします。両方やる意味がない。
     実際、航空機と爆弾の両方を使ったから、不自然に見えたり、捏造が必要になったわけでしょう? 最初からどちらか一方にしておけば、手数はずっと少なくなるのです。当たり前ですが。
     テロに見せかけるのにビルを全壊させる必要もありません。何からの理由であのビルを撤去したいと考えていたなら、テロの影響で修復は困難として爆破解体するように責任者を抱き込むとかするでしょう。その方が大掛かりな捏造をするよりずっと簡単でコストもかかりません。

     もし本当に9.11がブッシュの捏造だとしたら、ブッシュは相当な馬鹿です。そしてそんな馬鹿が仕組んだ捏造なら、もっとボロが出るはずです。
     同じ理由で、私は自作自演説を支持しません。自作自演説が事実だとしたら、「テロに見せかける」という目的のために、あまりにも無駄な手数とコストをかけすぎています。なぜ無駄が出るかというと、その説が捏造だからです。捏造したことをごまかすために捏造を繰り返すから、無駄な手数が多くなるのです。

     まあ、陰謀論を信じる人は何を言っても信じますから、私は説得する気はありません。

    編集済
  • 涙ぐましい努力での節電、です。
    とても、真似できません(^^;
    私の節電は、冷房orドライ&設定温度くらいなものです。

    生まれてから30歳位までエアコンが無い生活をしていましたが、今じゃ、それが信じられないような贅沢な生活をしています。
    西陽が照り付けるオレンジ色の部屋で、網戸もない窓を全開にして、扇風機の「強」を頼りに生き延びていた若い頃を懐かしく思います。
    そして、もう、そのような生活はできないだろうとも思います。

    作者からの返信

     昔、冷房無しで暮らせていたのは、今よりも気温が低かったからだと思うんですよね。いくらなんでも室温が34度にはならなかった気がする。

     今でも慣れてくれば、室温30度、湿度60%くらいまでなら扇風機だけで過ごすことはできます。長年、冷暖房を我慢しない堕落した生活を送っていた私でも、数日エアコンを使わなかったら、それができるようになりました。こまめな水分補給などの熱中症対策は必要ですが。

     それでも31度を超えると「これは我慢してはいけないな」と感じます。我慢しようと思えばできなくはないけど、我慢してたら危ないと直感的に思うのです。思考能力も落ちて、頭を使うことはできなくなってきます。
     まあ、無理はしないほうがいいですね。

  • 『オリエント急行』がベスト8に選ばれなかったのは、私としてはかなり残念です。うろ覚えですが、真っ赤なガウンを着た小柄の男性が、深夜車内をうろついていて、それを殺害時間近くでポアロが目撃しているんですよね。でも、その風貌に当てはまる人は車内には存在しない。挙句の果てには、ポアロの鞄の中から、そのガウンが発見されるという流れ。あの一件は、たしか、誰が入れたのか明らかにされないんですよね。そういう細かい点が及んでないから、大雑把な作品と表現してるのかな? 確かに不必要な人物も多く、弱点も多い作品ですよね。ただ、序盤でバルザックにちょこっと言及してるんですよね。クリスティーもバルザックを読んでいたのかなあ。

    『ABC殺人事件』は私もトップクラスの出来と思います。真犯人が筋のあちこちに、ちょくちょく顔を出すのに、最後まで読者が当てにくい点はさすがと思います。後世の、色々な推理小説の模範になっているでしょうね。たしか、ABCを名に持つ、人物が別に動いていて、彼が少しずつ追い詰められていく過程になっているんですよね。彼も精神薄弱者なので、最後は自分で犯罪を認めてしまうのですが、ポアロは面談した際に「でも、あなたもどのように事件を起こしたのか、覚えてないんじゃないですか?」といってあげるんですよね。あの一言がすごく響きます。別に彼のことをシロだとは断定していない辺りが……。

    『ポアロのクリスマス』は他人に一番薦めた作品かもしれません。有名ではないですが、隠れた逸品ですよね。私は長男の嫁のヒルダ(?)を疑っていました。なんか線の細いキャラって平気にサイコキャラに変貌しそうじゃないですか? まさか、あの犯人とは……、あれは驚きましたね。オリエントでも車掌まで事件に加わってますが、クリスティーはその辺り除外がまったくないですね。誰をも疑うべき、という感じですか。

     涼格さんは論理性の高い作品を多く選んでいる印象でした。次はぜひ、クロフツやクイーンやカーも含めた、ミステリーオールベスト10をお願いします。ではまたー

    作者からの返信

     私が『オリエント急行』をベスト8に入れてない理由は、本文に書いた通りです。大掛かりなトリックを仕掛けているのに、犯人側が万全の体制でないこと。犯人側としては、列車にたまたまポワロが乗ったことがすでに悪運なのに、さらに大雪で列車が止まってしまったために、当初の予定通りの犯行が行えていないんですよね。
     当時のポワロは次々と難事件を解決していた全盛期でしたから、せっかくだったら計画通りの犯行を見破ってほしかった、ということです。

     あと、容疑者全員が犯人というネタは、当時のミステリーの常識を覆す意味では有意義だったかもしれませんが、純粋に物語として見たとき、全員で1回ずつ刺す必然性はなかったよな、とも思います。大味に感じるのはその辺ですかね。ネタを優先しすぎて犯人に余計なことをさせており、余計なことゆえに、その不自然さをポワロに突かれているんですよね。
     探偵がバトル警視クラスならそれでもいいですし、ホームズものでこういう事件を扱うなら文句ないんです。ホームズものの犯人は余計なことをして足が付く人達ばかりですし。しかし、ポワロものに一貫しているのは「犯人は親切に煙草の吸殻を落としてくれたりはしない」という哲学なんですよね。それに反しているところが物足りなく感じてしまう点なのです。

     赤いガウンを誰が入れたかはたしかに不明ですが、それはそんなに気にしたことはなかったですね。全員グルならその辺はやり放題でしょうし。


    『ABC』の偽装犯人との面会は確かに印象的でしたね。偽装ABCが犯行を認めたとポワロが言ったとき、本物のABCが意外そうな反応をするところも面白い。ABCとしては、まさかそこまで暗示がうまくいくとは思っていなかったわけですね。犯人が想定していた以上に偽装ABCは偽装役を果たしてくれた。それでもポワロは彼が偽装犯人だと見破るわけです。


    『ポアロのクリスマス』の犯人は推理小説のタブーを犯していますけど、これを書いた頃にはクリスティはすでにいろんなタブーを犯しまくっていたため、話題にすらなりませんよね。
     しかし、タブーを犯したシリーズでは、一番見破りにくい犯人だと思います。『アクロイド』や『オリエント』よりも気づきにくい。これに匹敵するのは『カーテン』の、事実上ヘイスティングスが犯人というトリックだけでしょう。あれは本人すら気づいてないですが。


     無制限で推理ものベスト10を選ぶのは相当難しいですね。ホームズとポワロを比較するだけでもかなり悩ましいのに。結局、各作家のベスト1を選ぶ形になりそう。そうすると保守的な選び方になってしまいそうです。クロフツなら『樽』、カーなら『三つの棺』とか。
     私の好みを優先させるとアシモフの『ABAの殺人』は入れたいですけど、あれが面白いのは推理そのものというよりは脚注合戦や出版業界の生々しい描写なので、それを推理もののベスト10に入れるの? という葛藤はある。

     ミステリーくくりにするとさらに変なことになって、カフカの『審判』などの、それミステリーか? という作品ばっかり入って、クリスティなどは全然入らなかったりしそうです。

  • こんにちは。私は中学生時代から推理小説の大ファンだったので、クリスティー特集記事本当に嬉しいです。

    『ひらいたトランプ』は初期に読んだ作品だったので、私には難しく、ブリッジのルールも理解できなかったため、あんまり、取っ付けなかった印象があります。ポアロが依頼者を救えなかったとき、その遺体の前で、「子どもっぽいことばかりをして、本当にバカな人だ」と悔やんでいた場面が印象的でした。映画でドラマチックにやられたら、泣きそうです。笑 今回、ブリッジの詳細なルールを書いていただきましたので、これを読んでもう一度チャレンジしてみます。

     『カーテン』は犯人があまり表に出てこず、たしかにあれは完全犯罪でしたが、全体の動きが、少しもったりした印象があります。ただ、ヘイスティングス氏が犯罪を犯しそうになったり、ポアロが最後に死んでしまったりと、いろいろ衝撃的な作品ですよね。あと、お言葉ですが、『エッジウェア卿』は私には逸品です。ポアロが最後の方まで勘違いしてしまうところ、トリックが大胆なところ、それと、主役がとても魅力的ではないですか。私にとっては、あのくらいスピーディーに殺人を繰り返せる人の方が、架空の作品の犯人には向いていると思います。現実ではまずいですね。ただ、この間の『ナイル殺人事件』の映画化大失敗もありますから、現代劇にしてしまうと微妙なのかもしれません。あの監督は『ナイルに死す』の本当の良さが何も分かっていませんね。あと二時間弱ほどで、あのストーリーを表現するのは難しかったのかもしれません。反論してしまってごめんなさい。『愛国殺人』や『そして誰も』など大好きなストーリーを取り上げて貰えて嬉しかったです。第二弾を期待します。ではまたー

    作者からの返信

    『エッジウェア卿の死』があまり好きでないのは、ポワロがあまりにボンクラだからです。この作品だけ妙に冴えてない。

     ポワロはエッジウェア夫人の物真似ができる人がいることを知っていて、かつ、その人が夫人を装ってエッジウェア卿を殺したのではないかと序盤に疑っているわけですが、だったら当然の理屈として、逆だって疑うべきなんです。物真似の人が夫人に扮してアリバイを作り、本人がエッジウェア卿を殺したと。しかし、その点についていつまで経っても疑わないので読んでいてイライラするのです。
     このときのポワロは『ゴルフ場殺人事件』のジロー刑事並に酷い。些細な問題に気を取られて、重要な事柄に気づかないという。

     この作品のパターンは『スタイルズ荘の怪事件』と同じですが、『スタイルズ荘』ではちゃんとポワロは最初から真犯人を見抜いていて、ただ、確実に仕留めるために疑っていないフリをします。しかし『エッジウェア卿の死』では本気で犯人が誰かわかっていないという。そこに違和感があるんですよね。
     探偵がポワロでなければ問題なかったのですが。たとえば『複数の時計』のように、探偵は別の人で、ポワロは出張らずヒントを言うだけの立場であったなら、違和感はなかったと思います。

     犯人の個性は確かに特徴的ですが、私は『五匹の子豚』の犯人の印象が強く残っていて、そのせいで霞むところがあります。


    『ひらいたトランプ』は、明らかにクリスティマニア向けの作品だと思います。ブリッジのルールもそうですが、バトル警視とオリヴァ夫人の出てくる作品を読んでいることでより楽しめる気がする。クリスティ初心者が読んでも良さがわかりにくいというはあるでしょうね。ポワロの活躍を読みたいのに、ポワロがなかなか出てこないじゃないか、となりかねない。


    『カーテン』は確かにもったりした作品ですが、クリスティの作品にはこういうタイプのものも結構多いですね。『ゼロ時間へ』や『五匹の子豚』もそうですし。
    『カーテン』が面白いのは、ヘイスティングスが犯人の殺人がある点だと思います。意図的な殺人は失敗しておきながら、無意識に一人殺してしまっているという。
     ポワロはポワロで真犯人を処刑したわけですが、ヘイスティングスもこっそり相棒として、殺人犯を処刑しているんですよね。無意識にというのが彼らしい間抜けっぷりで面白いところですが。真犯人の犯行の手口や、ポワロの処刑よりも、ヘイスティングスの無意識の犯行トリックこそがこの作品の白眉でしょう。


     映画の『ナイル殺人事件』は観ていないです。同じシリーズの『オリ急』も観ていない。ポワロを実写で観るならBBCのドラマシリーズで充分な気がしています。
     ポワロ自体が現代的なドラマに向いてないんですよね。年を取っており、足も悪いので派手な立ち回りもできず、どうしてもかったるい作品になってしまう。ホームズの現代化には成功した作品が多い一方でポワロがいまいちなのは、そうした理由でしょう。
     この点はクリスティも反省しています。ポワロはもっと若いキャラにすべきだったと。

  • マイナンバーカードへの応援コメント

    この回を読んでいて、私もなんだか申請してみる気になりました。
    後で、脅迫的にされるよりも良かろうと。
    さ〜て、だいぶ前に届いていていた申請用の書類を探さねばなりません^^;

    作者からの返信

     そもそも、政府の政策にとってマイナンバーと情報の紐付けが必要不可欠であるなら、運転免許証や健康保険証、パスポートなどを発行する際にマイナンバーの提示も必要にして、そうした情報とマイナンバーを紐付ければいいのです。
     ついでにその際に、マイナンバーカードも一緒に発行してしまえばいい。「免許証と一緒にマイナンバーカードも無料で発行できますがどうしますか」と訊けば、無料ならついでだから作ってもらったほうがいいかと思う人はまあいるでしょう。
     しかし、そうせずに金で釣ろうとしているのだから、なかなかお馬鹿なことだと思います。

     もし私が政治家だったら、強制的にマイナンバーと情報の紐付けが行えるようにしますし、マイナンバーカードも強制的に発行するようにします。今は野党の力が弱いですから、この程度の政策を通すのは容易いでしょう。情報と紐付けしないなら、何のためにマイナンバーを作ったか分かりませんし。
     そもそも政治家の連中はデータ管理に詳しくなく、紙の書類や判子をありがたがっている頭の古い連中ばかりなんですよね。マイナンバーがなんなのかすら理解してないのでしょう。

     お馬鹿な政策なだけに、こんなキャンペーンはいつまで続くか分かりません。今のうちにバラ撒かれている自分の納付した税金を回収しておいたほうが得策だと私は思いますけど、まあ、自由です。


     申請書を紛失した場合は、役所に行けば、オンライン手続きに必要なQRコードやIDを再発行してもらえます。
     オンライン手続きそのものはわりと簡単ですが、自分でスマホで写真撮影する場合、条件を満たした写真を撮る必要があって、これがなかなか難しいです。
     申請から発行までには1ヶ月くらいかかりますが、写真がNGだとやり直しになり、ものすごく時間がかかります。なので、使える写真の条件をよく読んで、NGにならないようにだけは気をつけた方がいいでしょう。そこさえクリアすればあとは簡単。出来上がったマイナンバーカードを受け取りに役所に行くのが面倒なくらいですね。

  • パソコンの組み立てへの応援コメント


     こんにちは。PCの自作に関して、大したことはない、誰にもできると書かれてますが、一般の人にはかなり敷居が高いと思いますよ。OSとかHDとかグラボといった用語も知らずにPCをいじっている人が意外と多いですからね。私も自作には大昔から興味を持っているのですが、失敗するのが怖くてなかなか手を出せないでいます。機器同士のに相性があるとかで、うまく動かないこともままあるらしく、まだまだ、知識が足りません。でも、PCの内部機器の構造に詳しくなることは、これからを考えると決して損ではないと思うので、いつかは挑戦したい課題の一つです。涼格さんは掃除機や冷房を分解したりできるので、おそらく、機械の内部を触ることにかなりの免疫があるのだと思います。単純に器用なのかもしれません。いずれにしても、羨ましい能力のひとつです。

     さて、私はDELLのBTOでPCを購入することが多いです。自分でHDの容量やメモリーを設定できることが、贅沢感を味わえると思い込んでいるんでしょうね。海外メーカーの思惑にきっちりはまってしまっています。もちろん、自作PCに比べたら、自由度なんて無いに等しいですが。去年、DELLで購入したPCが税込で19万程でした。自作に比べるとかなり割高ですが、ひと昔前に比べると過当競争が進んだためか、かなり割安になりましたよね。一代前のPCが、ほぼ同水準で28万ほどでしたから、お得感もありました。PCというのは、元々、どこかの工場で組まれているわけですから、そういう意味で、自作PCという購入方式は未来永劫続くと思われますが、DELLやマウスコンピューターなどのBTOシステムの今後については、どのように思われますか? 昔はソニーも高級PCを売り出してましたし、ゲートウェイなど個性派もありましたが、激しい競争の中で消えました。DELLも一時の勢いはすでにありません。このまま、台湾や中国の安いメーカーに押されて消えてしまうのではと少し心配しています。

     さて、私が最近一番気になっているのは、PCの電源は作業後に、いちいち落とすべきなのか、それとも、つけっぱなしが良いのかという疑問です。一昔前にネットの情報として見知ったのですが、『PCの電源を頻繁に落とすとハードウェアの寿命が短くなり、逆に付けっぱなしにすると、OSの寿命が短くなる』というものがありました。デジカメもスイッチを押す回数で寿命が決まるらしく、なんとなく信憑性もあります。私はこの謎格言を間に受けて、ここ最近は、PCをずっと付けっぱなしにしています。先代のPCも長持ちした方ですが、電気代の問題もあるので、一概ではないと思います。ただ、この行為が逆に悪いことだったらまずいので、ぜひ、ひと言アドバイスを下さい。

     こういう最悪な状況下ですので、お身体ご自愛の上でお過ごしください。ではまたー。

    作者からの返信

     ATX規格のパソコンは、もともとユーザーがパーツを自由に組み合わせられるように規格化されて作られたものなので、机上の論理としては組み立て難度は高くありません。基盤むき出しのファミコンカセットを所定の位置に差し込み、配線するだけ。
     各パーツは規格通りに作られているので、規格さえ合っていれば相性問題も起きない「はず」です。パーツショップでは掛け金を払うことで相性保証をかけられるようになっているので、心配ならそれを利用ればいいでしょう。
     扱うパーツはいちいち万単位するので神経がすり減りますが、取り付け時に本当に注意が必要なのはCPUとCPUクーラーくらいで、他のパーツはよほど酷いミスをしない限り、物理的に壊すことはないです。

     しかし現実には、何の問題もなく説明書通りに組み立てられることはまずありません。だいたいどこかで変なトラブルに見舞われる。
     何もなければ1時間程度で組み立ては終わりますが、たいがいは1日仕事になります。組み立て途中で追加のパーツが必要になることもよくあって、店が開いてない時間帯なら翌日に持ち越しです。
     私も今回、用意したケースが合わなかったために緊急でケースを買いに行かざるを得なくなりましたが、ああいうことはまずあると思って間違いありません。あれもいわば「相性問題」というやつですね。規格通りに作られたケースなのに、なぜか合わないという。


     実のところ私も、パソコンは組み立てずに済めばそれに越したことはないと思っています。だからこそ10年前にはBTOを買ったわけです。
     BTOは同じ構成で組む場合、自作と大差ない価格になります。割高なものもありますが。なので、組みたいパソコンとほぼ同じ構成のBTOがあるなら、自作しないで買ってしまった方が手間もなく簡単です。
     BTOが自作より高く見えるのは、本当に高いこともありますが、自作パソコンの予算を組む際に、細々としたパーツ代を計算し忘れているのが原因なことも多いです。ケース、電源ユニット、ケースファン、CPUクーラー、SATAケーブル、OSなど。そして、足りないことに気づいて急いで買い足しに行く羽目になるわけですね。よくあること。

     パソコンの需要はスマホやタブレットに奪われたので、ライトユーザー向けのBTOを主力とするメーカーは厳しい状況に置かれると思います。
     一方で、ゲーム用やワークステーション用のBTOを主力にしてきたメーカーは、さほどダメージを受けないのではないかと思います。具体的に言えば、DELLやHPは厳しいかもしれませんが、MCJ(マウスコンピューターやパソコン工房)は特に問題ないんじゃないでしょうか。
     パソコンの組み立ては「簡単」ですが、実際は簡単じゃないし面倒くさいです。その手間を代行する商売は、ATX規格のパソコンが存在する限りは必ず成立するはずです。DELLみたいな形式の商売は廃れるかもしれませんが、パーツショップやパーツメーカーが組み立てを代行する体のBTOは確実に残ると思います。

     中国メーカーのパソコンについては詳しくありませんが(NECレノボが実質的には中国企業で、日本製だと勘違いして買ってる人はいるだろうな、とは思う)、台湾に関しては、もともとパソコンのパーツの多くは台湾製で、その多くは品質がいいと評判です。BTOにはなにがしか台湾メーカーのパーツが使われていることが多いです。今回私が組んだパソコンも、マザーボード、ビデオカード、メモリ、CPUクーラー、SSDが台湾製。
     パーツを作っているメーカーが品質のいい自社ブランドのパソコンを出してくれるのは、ユーザーとしては歓迎するところです。変なぼったくりパソコンよりよほどいい。


     パソコンの寿命を伸ばすために電源を入れっぱなしにしたほうがいいか、という件についてですが、入れっぱなしでも、使うたびに電源を落としても、寿命に大差はないと考えて構いません。
     パーツの寿命は、電源のオンオフ回数よりも、温度と、パーツそのものの品質や当たり外れによる影響の方がはるかに大きいです。温度管理さえきちんとしていれば、まともな品質のパーツならそうそう壊れませんし、外れパーツはどんなに労っても壊れます。
     あまりに頻繁に電源を入り切りするのは良くないですが、神経質になる必要はないです。

     逆に、電源を入れっぱなしにするのは良くないのか、ですが、これも、温度管理さえできていれば問題ありません。BTOのパソコンなら冷却や排熱に問題を抱えていることはないでしょうから、たまに内部を掃除するだけでいいでしょう。

     ただ、電源入れっぱなしには別のリスクがあります。離席時に不慮の事故が起きたときに対処できないことです。停電、落雷、ヒューズが飛ぶ、暑い日に冷房が切れる、勝手に変なソフトが走り出す(ウィルスということもあるし、Windowsなどのおせっかいソフトのこともある)、外部からパソコンに侵入される、誰かが部屋に入ってきて勝手にパソコンをいじるなど。
     なので安全性の面から、長いことパソコンのそばを離れるなら電源を落としたほうがいいとは思います。

  • つゆタレへの応援コメント

    ほんと、この回の涼格さんは、真骨頂という感じですね。
    私、料理はほぼほぼしない方なので、冷蔵庫の占有まで意識が行っていませんが、この回を読むことで絵が浮かびました。

    料理をよくしている人から「麺つゆは最も使い勝手がある最強の調味料」と聞いたことがあります。
    それを素材を調合して好みに仕上げる涼格さん、素晴らしき!です。

    ちなみに、ですが、サラダには専らワサビマヨネーズ。あとは、醤油と中濃ソースがあれば、大概の料理は事足りるのが私であります^^;

    作者からの返信

     料理の味付けにめんつゆを使う手は、確かによく聞きます。なので私も当初、めんつゆを減らすためにいろいろな料理に流用していました。
     ただ、めんつゆはしょうゆ成分が強いので、合わない料理も多いんですよね。なんとかならんのかね、と思いつつ、めんつゆの瓶に書かれてある成分を見ていたら、めんつゆの正体が白だしとしょうゆだということに気づいたのです。だったら、めんつゆを買わずに白だしとしょうゆを調合すれば、だし多めにもしょうゆ多めにもできて、もっといろんな料理に合うじゃないか、と。

     調合が面倒くさいという人もいるかもしれませんが、そもそもめんつゆは水で薄めて使うタイプが多くて、結局は調合が必要です。めんつゆと水を混ぜるのが手間でないなら、白だしとしょうゆと水を混ぜるのも大して違いはないだろうと。

     中濃ソースも汎用性の高い調味料ですね。ただ、味が強すぎて、料理の味が全部ソース味になりがちな問題はあります。
     ソースも本当は、お好み焼き用、焼きそば用、コロッケ用、とんかつ用と、それぞれ専用のソースが欲しいところなのですが、これをやりだすとやはり台所の調味料の管理が大変なことになります。

     私の家にはいまのところ、中濃ソースとお好み焼き用ソースがありますが、もしかしたらこれらもなしで済むんじゃないかと思ったりはしています。

     和食の店に行くと、コロッケにだし汁をつけてくることがあるんです。また、生地に混ぜるだしを強めにして、レモンしょうゆをかけるお好み焼きを出す店もあります。
     この系統で行くならソースも削れるんじゃないかと。まだ試してはいませんが。


  •  こんにちは。書かれていることの大半について強く同意します。ただ、この事件の背景には、文部省と教育委員会や一部教師たちの潔癖さも表れていると思いました。

    「学校での回答にホラーやミステリーは持ち込むな。なぜなら、これらは文芸作品とは呼べず、邪道で不謹慎な考え方であるから」

    「物事を単純思考で捉えず、深く掘り下げて考えてみよ(論理的に、とはいわない)」

    「そもそも、学生が死や遺体を連想するような暗い思考に捉われるべきでもない。心身の健全な発達を阻害する」

     これらのまったく科学的ではない教育指針が、今回のような病的な潔癖さを持つ記事を書かせたといえないでしょうか。日本の凶悪犯罪の件数は年ごとに減少しているそうですが、マスコミ報道の如何によっては、アメリカと同程度起きていると錯覚している人も未だにいるのかもしれません。かつて、宮崎某が連続少女誘拐事件を起こした際、彼がホラーやアダルト映画のVHSを収集していたとかで、青少年の目に、こういった映像がなるべく入らないようにしろ、などという偏った論調が湧いたことがありましたが、あの頃から、社会事件の責任を教育に転化する風潮が強まった気がします。すなわち、「ごんぎつねはとても心を打つ、良い物語なのだから、異端な回答は許せませんよ」ってな感じでしょうか。でも、解答が最初からひとつに決められているのなら、国語の問いかけにはならない気もしますね。話題が逸れてしまってすいません。

     自作PCに関する質問をしたいと考えをまとめていたら、『ごんぎつね』の単語が目に入り、思考が変に歪んでしまった……。今後もがんばってください。

    作者からの返信

     いや、話題が逸れているとは思いません。実際、国語教育には、教科書に掲載されている作品は無条件でいいものであり、いいものとして解釈しなければならないという信仰があります。その信仰があるからこそ、死体を煮るという発想が理解できないし、忌むべきものとみなすわけです。

     本来、文章読解とは、まずは筆者が何を表現したかったかを読み取り、その上でその表現が適切かやその是非を評価します。
     しかし、国語教育では、筆者の意図も作品の分析や評価も関係なく、「文科省が作品をどう解釈したか」「文科省が生徒に対してどういう感想を抱いてほしいか」を読み取る能力だけが求められます。
     そして、文科省の作品解釈とは「教科書に載っている文章は無条件で素晴らしいものであり、それを読むことによって人生が豊かになる」というものです。

     だから、国語教育という環境で「ごんぎつね」に求められる解釈は、文科省が考えるところの「道徳的」な文脈に沿っていなければなりません。要するに、「自分の身になって他者のことを考えれば、他者を傷つけることはできなくなる」ということに「気付く」ことが求められるわけです。
     一方で文科省は、生徒がこの文章を読んで「死体を煮ている」と誤読してしまう事情について、自分の身になっては考えません。なぜなら、文科省では「ごんぎつね」の解釈の仕方は「決まって」いるからです。誰が「決めた」か知りませんが、決まっていることは変えないのがお役所仕事というものです。潔癖というよりは、お役所仕事的なんですね。
     もちろん、潔癖な神話を心の底から信じ切っている信仰心の篤い信者も教育関係者にはおり、記事の石井光太という人も敬虔な信者の一人ということです。

     解答が最初から決まっているなら問いかけとして無意味だという指摘はもっともですし、まともな思考能力がある人ならみんなそう思うでしょう(誤読しがちな箇所だからこそ、註釈を入れるために質問するならわかるんですが、「死体」と答えるのを想定していないなら何のために質問するのかさっぱりわからない)。
     しかし、教育関係者の多くは、これがいかに歪んだ教育であるかを認識していません。私立だと学校によりけりなもののその傾向は弱まりますが、公立は本当に救いようのないくらい前時代的です。

     こんな馬鹿げた授業はやるだけ無駄ですが、点を取らなきゃ志望校には行けませんから、だったら教育指導書を読んで、文科省が何を望んでいるかを知り、その通りに答えてやる技術を磨けばいい、ということです。答えが決まっていることを知れば、簡単に点が取れます。そういう意味では国語は楽勝な教科でもあります。

     パソコンに関して質問があるなら、可能な限りは答えますので、また。

  • パソコンの組み立てへの応援コメント

    私も、自作PCを使用していますが、それは、私の“PCの先生”に完全依頼の作でして、この回を読んでもちんぷんかんぷんの私であります(^^;

    作者からの返信

     パソコンのメンテナンスを詳しい人に任せている人は多いです。自分でパーツを換装したという人にはほとんど会ったことがありません。

     もともとパソコンは、自分で好きなパーツを組み合わせたい人向けに作られたものなのですが、あまりに普及したことで、それが弊害になっている面もあります。

     今後はスマホやタブレットみたいに、中身をいじらないで済む製品が主流になって、パーツ換装して楽しむパソコンは再びコアユーザー向けの製品になっていくような気がします。
     実際もうすでに、重いゲームや専門的な作業をしないのであれば、スマホやタブレットで充分事足りるようになっていますからね。ゲームもPS5やXboxでやるならパソコンは必要ないですし。


  • 編集済

    フィットが元気を取り戻してくれてよかったですね。
    しかし、涼格さんは車にもお詳しいのですね。さすがです。

    私は、全然、詳しくないのですが、車の運転は好きな方です。
    一台前は、ランドクルーザー・プラドに13年、29万km乗りました。本当は、月までの38万mを目指していたのですが、スピードメーターが壊れて総とっかえとなって、距離メーターも0に戻ってしまいなんだか気が抜けたのと、パワステがおかしくなってきたのを機会に替えました。
    トヨタのディーラーで普通に下取りしてもらったのですが、これだけ走っても33万円になりました。勘繰ると、これから中東やらロシアに売るのに、スピードメーターの距離がリセットされているのをいいことに、実際の性能評価よりも高く売りつけられるから… なんてことも考えましたが、わかりません(^^;

    今は、型落ちノアに乗っていますが、アイドリングストップ機能がやっぱりついています。しかし、少し有難いのは、停車したときにブレーキを強く踏み込むとアイドリングストップ、普通に踏み込んでいるとエンジンがかかったまま、という機能であることです。あと、アイドリングストップしていても、ブレーキを少し緩めたり、ハンドル操作を少ししただけでも解除されます。なので、あまり、煩わしさを感じていません。

    節電だの、災害で停電だのといったときに電気自動車どうすんの?という心配が払しょくできず、電気自動車に食指が動きません。水素燃料に至っては、涼格さんと同意見です。

    作者からの返信

     詳しいと言っても、自分で整備するわけではありません。整備士が何を言っているのかはだいたいわかりますが。

     ランドクルーザーは人気があるので、33万で下取りなら、不具合を直して売れば充分利益が出るはずです。そこはディーラーだからちゃんと考えてますよね。

     アイドリングストップ機能も進化しているでしょうから、年式が新しいほど扱いやすくなっているのかもしれません。
     今回の代車の機能が正常だったのかどうかはわかりませんし、私が間違った使い方をしていた可能性もありますが、あれが正しい仕様なのだとすれば、かなりうざったかったです。
     あの辺の使い勝手は車を買うときに必ずチェックした方がいいだろうなと思いました。

  • Twitterやヤフコメでいろいろな意見を読みましたが、涼格さんのこの記述は一番、的を得ていると思いました。

    作者からの返信

     たぶん、世間の大方の意見と私で異なるのは、私が安倍を小者とみなしていることだと思います。

     安倍政権の権力体制は強力でしたが、その根拠となっているのは「他にろくな選択肢がない」という消極的理由に過ぎませんでした。国民が、政権を支持しないことと立憲民主党を支持することが同義だと勘違いしたことも大きな理由です。

     そして、せっかく絶好の機会が転がり込んできたのに、憲法改正には手も付けませんでした。やるやると言うだけ。
     小泉がやりたいことをやってさっさと辞めたことと比べれば、実力の差は明らかです。

     そんな彼が大物に見えてしまうこと、暗殺対象になってしまうことが、そもそもの問題なんですよね。

  • マスクへの応援コメント

    涼格さんのことだから、きっと、ありとあらゆるマスクを試して、これが最も効果の高いマスク!という雑記ノートになっていると思いきや、それほどこだわりがなかったのですね(笑)

    私は、つい先日、コロナウイルスに感染した身(しかも、ノーワクチン)ですので、大きなことは言えませんが、涼格さんの書かれている通りに、マスクよりも手指が大事、だと思っております。

    「ワタシが、二度、濃厚接触者になったのに、感染しなかった㉓の理由」
    https://kakuyomu.jp/works/16817139554707924058/episodes/16817139554707939934

    「ワタシの自宅療養」
    https://kakuyomu.jp/works/1177354054887984351/episodes/16817139555037828636

    これからも、引き続き、感染予防に務められますよう。

    作者からの返信

     マスクの比較検証を個人でやるのは難しいですね。医療関係者すらも、具体的にどの程度の感染予防効果があるか知らなかったくらいですから。今回の件で初めてコンピューターシミュレーションや実験による検証がなされてわかってきたことです。

     書いている途中でsuzukakeさんの投稿は読みました。妙なところでネタ被りしたなあと思いつつ、こっちにもいらないオチが付くんじゃなかろうかと恐々としております。

     通常、家庭内で換気やマスクや消毒を徹底することはないので、家庭内で感染者が出たら感染を覚悟することになりますね。風邪やインフルエンザやCOVID-19は潜伏期間にも感染力があるので、気付いたときにはだいたい手遅れです。感染しなかったら運が良かっただけ。

  • 鈴懸 suzukake さんのツイートからやってきました。
    ピケ8の食感、気になりました。

    ネットの情報では東海と九州で販売されているとありました。
    なぜ九州に飛ぶのかわかりません。
    おもしろいものです。

    作者からの返信

     九州で売っているらしいことは調べて知っていましたし、九州で売っていて、食べていたとブログに書いている人もいます。
     ただ、販売実態がよくわからないので、その件には触れないことにしました。九州ならどこでも売っているのか、それとも九州でも一部の県でしか売っていないのかなど、細かいことがわからなかったのです。東海地方で売っている、という件も、同様によくわからないので触れていません。

     とにかく私が確認した範囲では、京都や大阪はもちろん、奈良や滋賀の県境のスーパーやコンビニにもちっとも売っていないのに、三重県に入ると途端にどこでも当たり前のように売っている、ということです。

     三重と滋賀、京都、奈良の県境には結構深い山々があるので、かつては行き来しにくかったんだろうな、とは思います。だから経済的には愛知との繋がりが深いのでしょう。
     しかし、今は道路が整備されており、簡単に行き来できます。そして、マスヤのおにぎりせんべいは関西では普通に売っていて、ないところを探す方が大変です。なのにピケ8はないんです。不思議でなりません。
     全然売ってないなら諦めもつきますが、今回のように、ごく稀に入るときもあるんですよね。それも不思議です。だったら常時入れておくれよ。

     入手方法が限られているので気軽に「一度お試しを」とは言えませんが、三重県に行く用事でもあれば、お土産に買ってみてもいいかと思います。

  • 興味深く読みました。
    ピケ8は、全くの初見でした(当方、新潟県在住です)。
    先程、マスヤのHPから入って、早速、20袋1ケースをポチッとしました。
    楽しみです!

    元々、こういった米菓系には疎かった私です。
    幼少の頃から、お菓子といえば、チョコレートやシュークリーム、ケーキなどの甘い系がお菓子だと思っていて、せんべいなんて、老人が食べるものだと思っていたふしがありました。スナック系だと、かっぱえびせん、サッポロポテトは割と口にしていた記憶がありますが。

    此の作にも登場する、我が県、亀田製菓のハッピーターンは、口に入れるスナック系の主力でした。
    ハマったのが、アルファベットチョコレートと同時に口に放り込んで一緒に咀嚼する、食べ方でした。
    最初に、ハッピーターン1つを口の中に放り込み、少し咀嚼したらアルファベットチョコレート1つを口に投入します。もう、口の中は、塩気と甘みの宝石箱状態になります。
    しかし、この食べ方だと、明らかに、ハッピーターンの方が無くなりますので、アルファベットチョコレートを2個投入して帳尻を合わすか、仕方なく、ハッピーターンの袋をもう一つ開けるか、になります。
    学生時代は、一晩に、何袋も開けて食べきるようなろくでもない生活を送っていました。

    最近では、チョコレートコーティングしたハッピーターンも期間限定かなんかで売られて食べたこともありますが、やはり、コーティングでは物足りないのです。あの、アルファベットチョコレートのごつごつした食感とハッピーターンのバリバリした食感、そして、同時に溶けていく過程がたまらんのです。

    だいぶ、長文で語ってしまいました。
    最近では、他人に馬鹿にされるのですが、ギンビスのアスパラガスクッキーを知り、だいぶハマりました。そして、その種類の中でも、バタートースト味が絶品でありまして、今回のピケ8との食べ比べを楽しもうと思っています。

    作者からの返信

     ピケ8買ったんですね。ハッピーターンをよく食べていたなら、少なくとも口に合わないということはないと思います。

     甘いものとしょっぱいものを同時に食べるのは、かつては邪道とみなされていましたが、近年になって一般的になりましたね。塩チョコや、せんべいにチョコをコーティングしたものが普通に売られるようになりました。

     アスパラガスクッキーは黒ごましか見たことないです。バター味に興味が出たので探してみましたが、売ってなかったです。ギンビスの商品紹介にも載っていないですね。
     現在生産していないのかもしれませんが、私の周囲だとチョココーティングしているものもほとんど売っていなかったので、販路が弱いだけなのかもしれません。
     ネットで調べてみると、2015年くらいには大阪で買って食べたというブログがあったりするんで、少なくとも何年か前までは西日本でも売ってはいたみたいです。
     ともかく、今のところ、私の周囲では手に入りそうにありません。