応援コメント

地球平面説」への応援コメント

  • 地球平面説のお話に始まり、実は、それだけでなく、陰謀説から、その心理、果ては、友達のことに至るまでお話が進み、興味深く読みました。

    私も、陰謀論絡みの話は、そんなに嫌いじゃない方ですが、自分が生きにくくなるほどのめり込むのは嫌だなあ、と距離を取って、斜めから見ています。

    此の回を読んでいて思ったのは、地球平面説を実証するなんらかの取組みをすること自体は、かえって夢がある話なんじゃないか、ってことです。
    陰謀説を実証しないことで陰謀説を温める心理については、なるほどなあ、って思いますが、是非とも、そこを恐れずに実証する取組みをするのなら、それは夢があるなあ、って思うんですけどね^^;

    作者からの返信

     地球平面説の実証に関しては、記事でも少し触れましたが、最近、自家製ロケットに乗って地球が平らであることを証明しようとした人が事故って死亡しました。仮にもしうまく行き、地球が球状らしい光景を目撃したとしても、結局彼はいろいろ言い訳をして、平面説を捨てなかったと思いますが。

     この手の怪しい噂を実際に検証してみる企画や番組はいくつかあります。その中でも最も有名だったのが"MythBusters(『怪しい伝説』)"。バイクで湖を渡れるかとか、密造酒で車は走るかとか、噂では聞くけど、本当かどうかよくわからないことを実験して確かめる番組でした。
     彼らが検証したものの中には、どう考えたってウソに決まっていることを、あえて真面目に検証して、やっぱりウソだった、というものも多くありましたが、時には科学者が口を揃えて「そんなのウソに決まっている、検証するまでもない」と言っていたことが、実験してみたら事実だった、ということもありました。
     陰謀論絡みだと、月面着陸捏造説について詳しく検証していましたね。

     私は陰謀説やUFOやUMAに関する話は、それそのものは嫌いじゃないです。真面目に検証している番組を観たり本を読むのは好き。
     UFO目撃例も、かつては全て端から馬鹿にされていましたが、実は本当に空飛ぶ円盤が存在したという事例もあったりします。カナダの会社が空飛ぶ円盤を作ってアメリカ軍に売ろうとして実験していて、たまたまそれを近所の人が見かけた、という。会社や軍は、機密を守るためにその事実を隠し、目撃者はわけのわからんことを言っている人として馬鹿にされたわけですが、最近になって解禁された資料の中に空飛ぶ円盤の開発に関するものがあって、その目撃例が事実であったことがわかったわけです。

     ただ、よくわからないのに結論に飛びつくのは好かないです。よくわからない謎の発光現象を目撃したとして、なぜそれが宇宙人の乗り物だと断言できるんでしょう。他の何かの可能性だってあるのに。わからないものは「わからない」と言うべきだと思います。陰謀論者はしばしばその謙虚さに欠けるのですが、それは一部の科学者にも言えることで、はっきり証明されていないことを、証明済みであるかのように強弁する人はしばしばいます。