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2023年9月7日 13:47
人間椅子は私も上手いバンドだと理屈上は分かりつつ、感覚的には掴みどころがなくて戸惑っていました。涼格朱銀様のおっしゃる部分を意識しつつ、もう少し聴き込んでみようと思います(ちょうど新譜『色即是空』もリリースされたことですし)。そんなわけで、人間椅子の曲名を見ても「どんな曲だったっけ?」と思うことが多いのですが、「宇宙からの色」は聴いてすぐに思い出せました。リフもメロディもキャッチーですよね。「無情のスキャット」も「そろそろ飽きそう……」となる前に先手を打って変化をつけてくるのが巧みだと思いました。8分台という長さにもかかわらず、しっかり通しで聴かせてくれます。新しいバンドの発掘第二弾、執筆おつかれさまでした。いずれ来るであろう第三弾も楽しみにしております。
作者からの返信
人間椅子って、曲名と曲の内容が合ってないことが多くて、なかなか覚えられないんですよね。 特に文学系タイトルは本当にわからない。「羅生門」というタイトルが付いていたら、芥川か、あるいは元ネタの『今昔物語』と関連があることを期待してしまうのですが、特に関係がないので「あれ?」ってなるんですよね。 人間椅子をプログレとして捉えないほうがいいというのは、そういう理由もあります。プログレを聴いている人なら、人間椅子のアルバムタイトルや曲名を見ると、コンセプチュアルなものを期待するんですよね。でも実はそうじゃないことが多くて、わけがわからなくなってしまう。人間椅子を聴く場合、あまり曲名は気にしないほうがいいです。「宇宙からの色」や「無情のスキャット」は、やはり昔からのファンにしたらキャッチーすぎるようです。でも、これでいいんですよ。人間椅子って、イカ天で有名になったけど結局売れなくて、20年近くバイトしながら細々とバンド活動を続けていた人達ですから。 売れなかった頃に支えてくれたファンは大事ですけど、その人達のニーズばかり聞いていたら、やっぱり売れないんですよね。 このベスト盤だと、「命売ります」も新しい曲ですが、やはり新しい方が断然いいと思います。ディスク1はこの「命売ります」の後の数曲が初期の曲なわけですか、続けて聴くとそのクオリティは段違い。 せっかく海外でも売れてきたわけですし、今後はキャッチーな曲を書き続けてほしいもんです。 今回のように何回にも渡って連続で書くことがあるかはわかりませんが、音楽関係については今後もちょくちょく書いていくつもりです。
人間椅子は私も上手いバンドだと理屈上は分かりつつ、感覚的には掴みどころがなくて戸惑っていました。涼格朱銀様のおっしゃる部分を意識しつつ、もう少し聴き込んでみようと思います(ちょうど新譜『色即是空』もリリースされたことですし)。
そんなわけで、人間椅子の曲名を見ても「どんな曲だったっけ?」と思うことが多いのですが、「宇宙からの色」は聴いてすぐに思い出せました。リフもメロディもキャッチーですよね。
「無情のスキャット」も「そろそろ飽きそう……」となる前に先手を打って変化をつけてくるのが巧みだと思いました。8分台という長さにもかかわらず、しっかり通しで聴かせてくれます。
新しいバンドの発掘第二弾、執筆おつかれさまでした。いずれ来るであろう第三弾も楽しみにしております。
作者からの返信
人間椅子って、曲名と曲の内容が合ってないことが多くて、なかなか覚えられないんですよね。
特に文学系タイトルは本当にわからない。「羅生門」というタイトルが付いていたら、芥川か、あるいは元ネタの『今昔物語』と関連があることを期待してしまうのですが、特に関係がないので「あれ?」ってなるんですよね。
人間椅子をプログレとして捉えないほうがいいというのは、そういう理由もあります。プログレを聴いている人なら、人間椅子のアルバムタイトルや曲名を見ると、コンセプチュアルなものを期待するんですよね。でも実はそうじゃないことが多くて、わけがわからなくなってしまう。人間椅子を聴く場合、あまり曲名は気にしないほうがいいです。
「宇宙からの色」や「無情のスキャット」は、やはり昔からのファンにしたらキャッチーすぎるようです。でも、これでいいんですよ。人間椅子って、イカ天で有名になったけど結局売れなくて、20年近くバイトしながら細々とバンド活動を続けていた人達ですから。
売れなかった頃に支えてくれたファンは大事ですけど、その人達のニーズばかり聞いていたら、やっぱり売れないんですよね。
このベスト盤だと、「命売ります」も新しい曲ですが、やはり新しい方が断然いいと思います。ディスク1はこの「命売ります」の後の数曲が初期の曲なわけですか、続けて聴くとそのクオリティは段違い。
せっかく海外でも売れてきたわけですし、今後はキャッチーな曲を書き続けてほしいもんです。
今回のように何回にも渡って連続で書くことがあるかはわかりませんが、音楽関係については今後もちょくちょく書いていくつもりです。