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パソコンの組み立て」への応援コメント


  •  こんにちは。PCの自作に関して、大したことはない、誰にもできると書かれてますが、一般の人にはかなり敷居が高いと思いますよ。OSとかHDとかグラボといった用語も知らずにPCをいじっている人が意外と多いですからね。私も自作には大昔から興味を持っているのですが、失敗するのが怖くてなかなか手を出せないでいます。機器同士のに相性があるとかで、うまく動かないこともままあるらしく、まだまだ、知識が足りません。でも、PCの内部機器の構造に詳しくなることは、これからを考えると決して損ではないと思うので、いつかは挑戦したい課題の一つです。涼格さんは掃除機や冷房を分解したりできるので、おそらく、機械の内部を触ることにかなりの免疫があるのだと思います。単純に器用なのかもしれません。いずれにしても、羨ましい能力のひとつです。

     さて、私はDELLのBTOでPCを購入することが多いです。自分でHDの容量やメモリーを設定できることが、贅沢感を味わえると思い込んでいるんでしょうね。海外メーカーの思惑にきっちりはまってしまっています。もちろん、自作PCに比べたら、自由度なんて無いに等しいですが。去年、DELLで購入したPCが税込で19万程でした。自作に比べるとかなり割高ですが、ひと昔前に比べると過当競争が進んだためか、かなり割安になりましたよね。一代前のPCが、ほぼ同水準で28万ほどでしたから、お得感もありました。PCというのは、元々、どこかの工場で組まれているわけですから、そういう意味で、自作PCという購入方式は未来永劫続くと思われますが、DELLやマウスコンピューターなどのBTOシステムの今後については、どのように思われますか? 昔はソニーも高級PCを売り出してましたし、ゲートウェイなど個性派もありましたが、激しい競争の中で消えました。DELLも一時の勢いはすでにありません。このまま、台湾や中国の安いメーカーに押されて消えてしまうのではと少し心配しています。

     さて、私が最近一番気になっているのは、PCの電源は作業後に、いちいち落とすべきなのか、それとも、つけっぱなしが良いのかという疑問です。一昔前にネットの情報として見知ったのですが、『PCの電源を頻繁に落とすとハードウェアの寿命が短くなり、逆に付けっぱなしにすると、OSの寿命が短くなる』というものがありました。デジカメもスイッチを押す回数で寿命が決まるらしく、なんとなく信憑性もあります。私はこの謎格言を間に受けて、ここ最近は、PCをずっと付けっぱなしにしています。先代のPCも長持ちした方ですが、電気代の問題もあるので、一概ではないと思います。ただ、この行為が逆に悪いことだったらまずいので、ぜひ、ひと言アドバイスを下さい。

     こういう最悪な状況下ですので、お身体ご自愛の上でお過ごしください。ではまたー。

    作者からの返信

     ATX規格のパソコンは、もともとユーザーがパーツを自由に組み合わせられるように規格化されて作られたものなので、机上の論理としては組み立て難度は高くありません。基盤むき出しのファミコンカセットを所定の位置に差し込み、配線するだけ。
     各パーツは規格通りに作られているので、規格さえ合っていれば相性問題も起きない「はず」です。パーツショップでは掛け金を払うことで相性保証をかけられるようになっているので、心配ならそれを利用ればいいでしょう。
     扱うパーツはいちいち万単位するので神経がすり減りますが、取り付け時に本当に注意が必要なのはCPUとCPUクーラーくらいで、他のパーツはよほど酷いミスをしない限り、物理的に壊すことはないです。

     しかし現実には、何の問題もなく説明書通りに組み立てられることはまずありません。だいたいどこかで変なトラブルに見舞われる。
     何もなければ1時間程度で組み立ては終わりますが、たいがいは1日仕事になります。組み立て途中で追加のパーツが必要になることもよくあって、店が開いてない時間帯なら翌日に持ち越しです。
     私も今回、用意したケースが合わなかったために緊急でケースを買いに行かざるを得なくなりましたが、ああいうことはまずあると思って間違いありません。あれもいわば「相性問題」というやつですね。規格通りに作られたケースなのに、なぜか合わないという。


     実のところ私も、パソコンは組み立てずに済めばそれに越したことはないと思っています。だからこそ10年前にはBTOを買ったわけです。
     BTOは同じ構成で組む場合、自作と大差ない価格になります。割高なものもありますが。なので、組みたいパソコンとほぼ同じ構成のBTOがあるなら、自作しないで買ってしまった方が手間もなく簡単です。
     BTOが自作より高く見えるのは、本当に高いこともありますが、自作パソコンの予算を組む際に、細々としたパーツ代を計算し忘れているのが原因なことも多いです。ケース、電源ユニット、ケースファン、CPUクーラー、SATAケーブル、OSなど。そして、足りないことに気づいて急いで買い足しに行く羽目になるわけですね。よくあること。

     パソコンの需要はスマホやタブレットに奪われたので、ライトユーザー向けのBTOを主力とするメーカーは厳しい状況に置かれると思います。
     一方で、ゲーム用やワークステーション用のBTOを主力にしてきたメーカーは、さほどダメージを受けないのではないかと思います。具体的に言えば、DELLやHPは厳しいかもしれませんが、MCJ(マウスコンピューターやパソコン工房)は特に問題ないんじゃないでしょうか。
     パソコンの組み立ては「簡単」ですが、実際は簡単じゃないし面倒くさいです。その手間を代行する商売は、ATX規格のパソコンが存在する限りは必ず成立するはずです。DELLみたいな形式の商売は廃れるかもしれませんが、パーツショップやパーツメーカーが組み立てを代行する体のBTOは確実に残ると思います。

     中国メーカーのパソコンについては詳しくありませんが(NECレノボが実質的には中国企業で、日本製だと勘違いして買ってる人はいるだろうな、とは思う)、台湾に関しては、もともとパソコンのパーツの多くは台湾製で、その多くは品質がいいと評判です。BTOにはなにがしか台湾メーカーのパーツが使われていることが多いです。今回私が組んだパソコンも、マザーボード、ビデオカード、メモリ、CPUクーラー、SSDが台湾製。
     パーツを作っているメーカーが品質のいい自社ブランドのパソコンを出してくれるのは、ユーザーとしては歓迎するところです。変なぼったくりパソコンよりよほどいい。


     パソコンの寿命を伸ばすために電源を入れっぱなしにしたほうがいいか、という件についてですが、入れっぱなしでも、使うたびに電源を落としても、寿命に大差はないと考えて構いません。
     パーツの寿命は、電源のオンオフ回数よりも、温度と、パーツそのものの品質や当たり外れによる影響の方がはるかに大きいです。温度管理さえきちんとしていれば、まともな品質のパーツならそうそう壊れませんし、外れパーツはどんなに労っても壊れます。
     あまりに頻繁に電源を入り切りするのは良くないですが、神経質になる必要はないです。

     逆に、電源を入れっぱなしにするのは良くないのか、ですが、これも、温度管理さえできていれば問題ありません。BTOのパソコンなら冷却や排熱に問題を抱えていることはないでしょうから、たまに内部を掃除するだけでいいでしょう。

     ただ、電源入れっぱなしには別のリスクがあります。離席時に不慮の事故が起きたときに対処できないことです。停電、落雷、ヒューズが飛ぶ、暑い日に冷房が切れる、勝手に変なソフトが走り出す(ウィルスということもあるし、Windowsなどのおせっかいソフトのこともある)、外部からパソコンに侵入される、誰かが部屋に入ってきて勝手にパソコンをいじるなど。
     なので安全性の面から、長いことパソコンのそばを離れるなら電源を落としたほうがいいとは思います。

  • 私も、自作PCを使用していますが、それは、私の“PCの先生”に完全依頼の作でして、この回を読んでもちんぷんかんぷんの私であります(^^;

    作者からの返信

     パソコンのメンテナンスを詳しい人に任せている人は多いです。自分でパーツを換装したという人にはほとんど会ったことがありません。

     もともとパソコンは、自分で好きなパーツを組み合わせたい人向けに作られたものなのですが、あまりに普及したことで、それが弊害になっている面もあります。

     今後はスマホやタブレットみたいに、中身をいじらないで済む製品が主流になって、パーツ換装して楽しむパソコンは再びコアユーザー向けの製品になっていくような気がします。
     実際もうすでに、重いゲームや専門的な作業をしないのであれば、スマホやタブレットで充分事足りるようになっていますからね。ゲームもPS5やXboxでやるならパソコンは必要ないですし。