応援コメント

『9.11:アメリカを襲ったあの日の出来事』」への応援コメント

  • こんにちは。この映像がYouTubeで無料公開されていたので、第一話を見てみました。私が見たことのある同時テロの映像とはまるで別物でした。特に高層ビルから人が落ちていくシーン。落ちれば死ぬと分かっているのに、火の熱さに耐えきれず、飛び降りる人たち、下で泣きながらそれを見守る人たち、冷静にそれを映すテレビカメラ……。とても衝撃的なシーンでした。レストランのふたりのスタッフが、エレベーターで逃げるか階段で逃げるかで生死が分かれてしまう場面もショックでした。私があの場にいても、階段で降りることを選んで、死んでいたでしょう。

     第一話だけでも、インパクトがあり過ぎて、気分が悪くなるほどですので、全部見る自信はありませんが、これも貴重な人類の記憶なので、見て良かったとは思います。今後とも頑張ってください。

    作者からの返信

     1話目だけ無料配信されてるんですね。
     私達が普段観るニュースや番組は、制作者の意図によって脚色されており、「このように観て欲しい」という誘導に沿って私たちはそれを解釈します。そこにある種の安心感があるわけです。
     一方、この番組では、視聴者を誘導をしないように作られています。視聴者は観たものをどう受け止めるかを自分で考えなければいけません。

     ビルから人が落ちる映像や、エレベータを選んだ人が生き延び、階段を選んだ人が死んだという話などは、それそのものが恐ろしいのではなく、それをどう解釈すべきかという物語が用意されていないことが恐ろしいのです。
     現実の出来事とはもともとそういうものです。人が死ぬことには何の意味もない。その無意味さに耐えられないから人は物語を作るわけですが、こうしたドキュメンタリを見ると、私達がいかに物語の世界に慣れきっているかを思い知らされます。


  • 編集済

    涼格さんは、このテロでの陰謀論(子ブッシュによる自作自演の航空機衝突と見せかけての爆破)はどう思われていますか?
    私は、半信半疑、といったところですが、どうしても解せないのが、あの高さで航空機が衝突して、短時間で全壊するのか??というところです。

    追記です。
    詳しく調べていただいてありがとうございます。
    ビル崩壊のメカニズムは知らなかったので参考になりました。
    陰謀論では、航空機の衝突の映像シーンの合成を謳っております。
    テレビ局(C N N)もグルになったの所業、という風になっていたと思います。
    ただの爆発では、犯人をアルカイダに特定できないので、ハイジャックの形をとってたかと思われます。

    作者からの返信

     そんな説があるとは初めて知りました。ざっと調べてみましたが、真面目に考える価値のない説だと思います。
     アルカイダの仕業に見せかけてビルを壊したくて爆弾を仕込んだのなら、そのまま爆破すればいいじゃないですか。航空機を突っ込ませる理由がない。
     それに、爆弾を使ってビルを崩壊させたのなら、崩壊時の映像や音でバレます。航空機を突っ込ませてカモフラージュしたり、急いで瓦礫を撤去したって無駄です。世界中の専門家がビル崩壊時の映像を見て、そうした現象を認めていないのだから、まあ、ありえないということです。

     世界貿易センタービルが崩壊したのは、火災によって外周部の構造や、柱と床を繋げるクリップ部に曲がりと強度低下が起こったのが原因だと言われていますね。最近の研究では、航空機から溶けたアルミニウムと、スプリンクラーの水が反応して爆発が起こった可能性も指摘されています。
     世界貿易センタービルは110階建てで、航空機が突っ込んだのは99階あたりですが、仮に99階で構造破壊が起きたとすると、10階分の重みが全部98階の床にかかります。床はそんな重みに耐えられるようにできていないので、98階の床が抜け、その重みは97階の床にかかります。高層ビルはこうしてドミノ倒しのように崩壊していきます。ドミノ現象が起きると、ビルはあっという間に全壊します。

     これについては解説した本や番組がいくつもありますし、特にこの時期なら専門チャンネル等で放映されたりするでしょう。

    [追記]
     アルカイダの仕業に見せかけるために航空機を突っ込ませる必要があったのなら、爆弾を仕掛ける必要がありません。爆弾を仕掛けなければ映像を捏造したりCNNを抱き込む必要もなく、(素人目には)不自然なビルの崩壊の仕方をすることもなかったでしょう。
     あのビルにはアスベストが大量に使われていてお荷物になっていたとか、わけのわからないこじつけをされてますけど、航空機テロに見せかけて爆弾を使用することによる後処理の面倒臭さを考えたら、航空機を突っ込ませた後、ビルの修復は不可能として爆破解体を命じる方が簡単でしょう。

     航空機が突っ込んだ映像そのものが捏造だと言うなら、CNNだけでなく、素人が撮影した動画も全て捏造する必要がありますし、亡くなったとされる乗客を全員、人目につかないところに隔離する必要があります。
     そもそも映像を捏造するなら、ビルの崩壊の仕方も自然に見えるように捏造すれば良かったんじゃないですか? なぜこれだけコストをかけて捏造しながら、ビルの崩壊の映像だけは素人目に不自然だと疑われるようにしたのでしょう。

     もし私がブッシュで、アルカイダのテロに見せかけてあのビルを破壊したいとすれば、航空機を突っ込ませるか、爆弾を設置するか、どちらか一方にします。両方やる意味がない。
     実際、航空機と爆弾の両方を使ったから、不自然に見えたり、捏造が必要になったわけでしょう? 最初からどちらか一方にしておけば、手数はずっと少なくなるのです。当たり前ですが。
     テロに見せかけるのにビルを全壊させる必要もありません。何からの理由であのビルを撤去したいと考えていたなら、テロの影響で修復は困難として爆破解体するように責任者を抱き込むとかするでしょう。その方が大掛かりな捏造をするよりずっと簡単でコストもかかりません。

     もし本当に9.11がブッシュの捏造だとしたら、ブッシュは相当な馬鹿です。そしてそんな馬鹿が仕組んだ捏造なら、もっとボロが出るはずです。
     同じ理由で、私は自作自演説を支持しません。自作自演説が事実だとしたら、「テロに見せかける」という目的のために、あまりにも無駄な手数とコストをかけすぎています。なぜ無駄が出るかというと、その説が捏造だからです。捏造したことをごまかすために捏造を繰り返すから、無駄な手数が多くなるのです。

     まあ、陰謀論を信じる人は何を言っても信じますから、私は説得する気はありません。

    編集済