芳賀 概夢＠コミカライズ連載中

漫画で読んでいた「ソムリエ」や「バーテンダー」などの作品と同じように、酒を通して人生を物語る話です。 ただ語っているのは、酒呑童子という鬼。 長い時を生きて熟成された酒のように深み…続きを読む

　この話には「美」がある。 　完成度の高い美しいプロットのマジカルディテクティブダンディストーリーだ。 　まず、全体の構成バランスが非常に良くて、美しい起承転結がそこにある。 　…続きを読む

基本ストーリーは、少年が成長しながらお姫様を助けに行く話。 ストーリーラインは非常に素直で単純だ。 しかし、そこに日本刀をはじめとした武器、そして武術というエッセンスがたっぷりと…続きを読む

PVを見るとWeb小説に向いた構成ではないためか、第一話で辞めている人も多い。 しかし、この作品はぜひ第二話まで読んでもらいたい。 そのころにはドラマにはまり、第三話が読みたくなっ…続きを読む

主人公が「死ぬことと見つけたり」の意味を知ってからレビューをしようと思っていた。 しかし、まだ道半ばで主人公が極める前に、私の心が窮まった。 この内容のヤバさは、早めに皆さんに伝…続きを読む

この話は、あくまでフィクションである。 しかしながら、随所にノンフィクションではないかと感じさせる要素が出てくる。 例えばキャラクターだ。 登場人物に今時のテンプレっぽいキャラク…続きを読む

この世の中で作者が感じたこと、そして伝えたいことを風刺を交えて組み立てて、物語としてきれいにまとめてあります。 作品から逆にプロットを見つめてみても、きちんとテーマに進むようになっ…続きを読む

脳みそを筋肉にして読め。
それだけだ。

そう思わす説得力が、琵琶湖の水のようにあふれている作品。 見方を変えれば、それは愛の形。 愛は琵琶湖の水と共に広がって日本を包んでいく。 夢と希望と自虐とギャグをはらんで、今こそ滋…続きを読む

ロボット物は新作を書いている最中でとても書き手参加はできませんが、読者として読みたいお題目です！！

名前：鳳凰院　トリノ 通称：トリ（鳥形態時） 誕生日：5月28日 座右の銘：とりあえずアクティブ！ 紹介文： 　カクヨムのマスコットである丸い「トリ（鳳凰）」の人間形態である。もと…続きを読む

読みやすく、柔らかく、そして優しい空気感で奏でられる物語は、どこもかしこも花や果物の香りに包まれている。 魔法が出てくるが、激しいバトルがあるわけではなく、ただのエッセンス。 すべ…続きを読む

「魔界都市新宿」とか好物だった私にはたまらない話です。 妖魔と人間が生きる街で起こる事件を独特の世界観で描いています。 独自のオカルトに対する設定による雰囲気作りはすばらしい。 特…続きを読む

イブは生きていくために、主人公の体液、特に精液を欲する。 主人公は生きていくために、イブに身を守ってもらわなければならない。 だが、主人公はイブと交わることができない。 なぜなら、…続きを読む

読んだ人が各作品に興味をもてるお祭りクロスオーバー。 もちろん、この話自体の規模の大きなイベント――地球滅亡を救うためにヒーローたちが奔走する様はドキドキワクワクです。 なんといっ…続きを読む

　テンプレとはテンプレート――ひな形のことである。 　異世界転移・転生のテンプレートは、そのひな形という意味を超えて、「お約束」という存在を示している。 　このテンプレ作品は世にあ…続きを読む

この主人公はバカです。 ……いや、待て。 この話の主人公は、ヒルギーシュか？　アイクか？ そもそも主人公とはなにか？ だいたい、バカと言ってしまっていいのだろうか？ バカとはなに…続きを読む

どこかコミカルな雰囲気で始まるのだが、どう考えても主人公は絶体絶命のピンチである。 そんなところから始まる物語は、読者をひきつけて放さない。 瓶の中から世界を巻きこむ話に膨らむ様子…続きを読む

なによりも面白いのは世界設定。 その設定だけでご飯三杯はいける。 そこに若い男女の恋愛、そしてやたらと強調されるオッ○イ。 多くの味付けで美味しくいただける物語であろう。 「未来少…続きを読む

カクヨムコン3の大賞最有力候補かもしれない本作。 タイトルの韻の素晴らしさからして記憶に残る。 今のところ、ストーリーよりも空手のアクションと爽快さ、そして空手バカさ加減が非常に…続きを読む

　最初、途中まで読んでレビューを書いた時、タイトルに「別の視点で見る大切さを身勝手な王様が教えてくれる……かも？」と書いた。 　これは読み終わってみても、間違いではなかったと思う。…続きを読む

受賞の連絡をいただいた時、まず確認したのは賞金がいつ入金されるかでした。 何しろ支払の最後通告がきており、期限をすぎたら一家心中するしかなかったのです。 この大賞の賞金で借金の利…続きを読む

もう少し読んでから書こうと思ったが我慢できないので書いてしまおう。 作者の本領発揮ともいうべき、読者に挑戦状をたたきつけてくる作品である。 最初から突飛。そこから突発イベントの連続…続きを読む

ラノベを席巻する異世界物の要素を取り入れながらも、まるで別物のように味付けした、すばらしい秀作です。 こうきたかと作者の新境地に、初っぱなから感心させられてしまいました。 これはぜ…続きを読む

夜に強制的ですが眠ると異世界に行くというよくあるパターンなのですが、そこにいくつかの謎が絡んできます。 夢の異世界に出てくる女の子が、現実にもいて、大けがをしていて……その謎のせい…続きを読む

日帰りファンタジー短編コンテストの作品をいくつか読んでいますが、駆け足になったり、詰めこみすぎたりという作品が多い中、この作品は非常に構成的にバランス良くきれいにまとまっています。…続きを読む

主人公はぶっちゃけなんかそこらにいる普通の人って感じです。 ちょっと手癖が悪かったり、エロさもあったり、それでいて正義感とかもあったり……。 でも、そんな普通の人が寝ている間だけ勇…続きを読む

　ここに書かれたのは、まさに開拓日誌である。 　多分、作者の知識がふんだんに活かされた内容なのだろう。 　本来の意味とは違うが、知識チート部分が非常に説得力があり、他の小説ではわか…続きを読む

まさにエンターテイメント作品。 心に何か残るとか、深いテーマがあるとか、そんなことはどうでもよくて、もっと頭空っぽにして読んでほしい作品です。 ヤクザが異世界に小麦粉を運ぶだけの話…続きを読む

いきなりとてつもない展開からハートフルに落ちる気持ちのいい話です。 読みやすい一人称でトントン拍子で引っ張られます。 子供のころのサンタクロースへの想いを……想いを……いや、これぶ…続きを読む

ファンタジーというフワフワとした空気感を泥臭さで彩った異色の作品です。 モンスター退治の手法は、まさに泥臭く笑えます。 それだけではなく、地名のネーミングセンスや、ちょっとしたオチ…続きを読む

変哲もない六畳一間に、とてつもないゲートが開き、とんでもない者たちが行き来します。 それが日常だったのに、声をかけたことによりある指輪を受け取り、結果的に自分もゲートをくぐることに…続きを読む

ここには、作者が書きたかったことが詰まっている。 それが作者の持ち味を十二分に活かしている。 ハイセンスな文章がハイスピードで展開されハードボイルドな世界を作り上げる！ なんという…続きを読む

　物語は、たんたんと主人公の日記のように進んでいきます。 　彼がどのように考え、どれを選択し、そしてどう思ったかが語られます。 　１０年、２０年、３０年……その自分の人生を振り返…続きを読む

自然に手をつないでしまう距離にいる幼馴染の男女。 高校になって別々になって共に過ごす時間が減って。 生まれた擦れ違いは……どこへいくのか？ 甘酸っぱさが淡々とした文章でつづられてい…続きを読む

この作品、Twitter上で多くのファンアート、特にキャラクターに関するものが寄せられています。 短期間でこれだけ寄せられるものも珍しく、不思議に思っていましたが、読んでみて納得…続きを読む

読んでいると、主人公の後ろになぜかエロオヤジが見えます。 そして、主人公が生き生きして面白い。 その理由は、まさにこの物語が、作者の欲望そのものだから。 ＴＳ、妹妹妹妹……この欲望…続きを読む

数字が下がった時は、素敵な時間だったはずなのに。
最初の×と最後の×の意味の違いが切なすぎます……。

親父の言葉が最高（笑）。 とりあえずまだ全部を読んでいないのですが、お得意のクトゥルフで超伝奇エログロ奇譚を展開し、読ませに読ませる内容です。 SAN値がどんどんさがるのに、読み…続きを読む

アラサーだろうが、恋をするとみんな可愛くなる。 でも、そこにたどり着くまでが若いころと違って長い道のり。 それがこの話のテーマかもしれません。 恋を認めてしまった後のヒロインの自然…続きを読む

突然、誘拐まがいで連れて行かれた主人公がたどりついたのは、異世界からやってきたエルフたちが住む、埼玉・秩父の治外法権エリア！？ そこにいるエルフたちは見た目こそまさにエルフだったの…続きを読む

女装する男子と、その友人の心の動きを学校生活という舞台から眺めた物語。 互いにとまどいながら、いろいろと考えて動いていることが素直に感じられる様子は、読んでいて甘酸っぱくさわやか。…続きを読む

　ロボットゲームを愛し、ロボットのいる世界を夢見る主人公が、望まぬリアルのロボットとの出会いをしてしまう物語。 　若い主人公の恋心を引き裂き、彼らはどこに向かうのか。 　最初の方を…続きを読む

　なによりも広大な規模の物語展開に目を引かれがちだが、それを表現するにふさわしい文体にも注目したい。 　全体に響き渡る韻律、自然に配置された交差配列法。 　一見すると、想像を絶する…続きを読む

体がでかいだけではなく、すべての規模がでかい。 地形を変えてながら、大地というリングで行う格闘技のよう！ 低速なのに高速なアクション！ 細かい描写で、ダイナミックさを表現する描写！…続きを読む

ロボットタイトルですが、物語の主軸は人生の最後に何かをやり遂げようとする男の物語です。 金属海に漂うがごとく重みをもった文が貴方を包みこんでくれます。 最後にＡＩが求めたものはな…続きを読む

がんまんできず、入れてしまった……。
★を３つも。
しかも、出してしまった……。
心の吐露たるレビューを。

だって、笑ってしまったんだもの……しかたないじゃないか……。

一章で「人間」のヒロインが存在しない男らしい話である。 しかし、どこまでも男臭いと思いきや、二章ではかわいく強いヒロインが出てくるので安心してほしい。 硬派な雰囲気と、それに挟まれ…続きを読む

スーパーロボットとして王道ということだけではなく、なによりもヒロインが王道を征く生き方をしていて惚れてしまう。 登場キャラも王道。読みやすい文章も奇をてらったことなく王道で、非常に…続きを読む