サンタクロースのお手伝いは、ラクじゃない!

作者 笛吹ヒサコ。

60

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★★★ Excellent!!!

「俺でよかったら、かわりに手伝いますよ」
十六歳の北野駆が、軽いノリで引き受けたバイトは、なんとサンタクロースの手伝いだった。
クリスマスまであと数日。蒸発したトナカイの代わりに、駆はドSサンタにこき使われる。
だが、その経験こそが、彼にとって本当のプレゼントだった。
――大人になることの、本当の意味。
駆はクリスマスにそれを知ることになる。
パステル画のような優しいタッチで描かれる、新感覚のクリスマスストーリー。
聖なる夜に、温かな光がともる。

★★★ Excellent!!!

とても素敵なお話に笑顔がとまりません。

少し早めのクリスマスプレゼントを頂いた気持ちになりました。

夢かと思ったホリデーワールド。
ここにはツンデレノームに喋るトナカイ、イケメンサンタがいる摩訶不思議な世界。

トナカイの扱いに同情し、ツンデレノームに癒され、ブラックサンタに人生を学ぶ素敵なお話です。
終始笑いっぱなしでしたが、クリスマスを迎えた後のラストに思わず感動させられてしまいました。
子供がいるなら、なおさらですね。

夢を配るのは楽な仕事じゃないんです。ハードな仕事をやり終えた後だからこそ見えるものがあるのですね。
子供の頃の気持ちを思い出させてくれる、素敵なお話でした。

あなたも是非、一歩早いブラックで素敵なホワイトクリスマスを迎えてみませんか?

★★★ Excellent!!!

ひょんなことから、どSなサンタの仕事の手伝いをすることになった主人公。さてさて、無事に配達までできるでしょうか……?

サンタを信じること、信じられなくなること。子どもでいること、大人になること。成長したいような、したくないような、そんな思春期の心の機微が伝わってきて、心があの頃に戻ります。

そして、それまでとテイストの違うラスト。いきなりの変化に驚きながらも、とても良い変化! 作者様からプレゼントをもらったようで、思わず感動しました!

★★★ Excellent!!!

 思わぬ形で思わぬトラブルに巻きこまれてしまった主人公。コメディタッチで物語は進んでいきますが、最後には思わぬ展開に。読み終えた時、ほほえましい気持ちになりました。
 本当にプレゼントをもらったのは誰なのか。そんなことを考えて見るのもおもしろい物語かもしれませんね。

★★★ Excellent!!!

 ジングルベル、ジングルベル、鈴がっ鳴るー!
 そんなわけでご紹介します。
『サンタクロースのお手伝いは、ラクじゃない!』です。

 ネットで仲良くなったトナカイ(!?)に導かれ、あれよあれよと言う内に異世界に。
 そして、クリスマス前のサンタクロースのお手伝いをすると言うファンシーなお話です。
 ……が、一筋縄じゃありません。
 現れたのはイケメンサンタ(ドS)。
 そして、主人公の男子高校生は、トントン拍子に言質を取られて、半ば強制的に労働することに。
 ツンデレなノームの女の子は単純作業で精神を尖らせていて、ヒステリック。そして、作業場では「家に帰りたい」と泣き叫ぶノームたちの阿鼻叫喚の地獄絵図が。
 なんと言うブラック企業……

 しかし、クリスマス当日にやらされた仕事には笑いました。
 確かに欠員が出て困ってるところに来たのなら、その仕事ですけれど(笑)
 さて、そんなファンシーかつファンシーでブラック企業なサンタのお手伝いですが、最後はほっこりしてじんわり泣けます。
 いつまでもサンタを信じる子供でいたい。でも、みんな大人になって、次の世代にサンタクロースと言う夢のある存在とそのお話を伝えていく。
 読み手のノスタルジーが大爆発するラストはお見事です。

 理不尽だけれどストレスフリー! 思わず笑ってしまうお手伝い。
 ツンデレノームの女の子の可愛さに悶え、そして最後には押し寄せるノスタルジーで泣いてしまう、そんな素敵な物語はどうでしょうか。
 一味違った異世界転移。読み終わった後、みんなの良く知るあのサンタが、心の中に現れるかもしれませんね。
 オススメです。

★★★ Excellent!!!

いたって常識人な主人公の元に、突然現れたトナカイ──いや、トナカイのコスチュームを身にまとった男。

なんと、目が覚めたそこは「サンタクロースの家」だった。

毒舌で、なぜかイケメンなサンタクロースと、空気の読めないトナカイ男に振り回される日々の中で、主人公は「自分がここに呼ばれた意味」を模索する。

可愛らしいキャラクターや、クスッと笑顔になれるやりとり。それらが絶妙に飾り付ける、温かな主題。

読み終えれば、まるでクリスマスツリーを眺める時のような、じんわりした幸せに包まれるに違いない。

誰もがかつて信じ、また失ってしまったものの姿を、あなたはきっと、目にするだろう。

★★★ Excellent!!!

序盤は巻き込まれ型のドタバタコメディ。しかし、少しずつクリスマスの秘密が紐解かれて来て......?

大人と子ども。サンタクロースの白銀の世界と、ノームの無邪気さ。そして、夜を駆けるトナカイたちの飛翔。
ラッピングがほどかれた時に、素敵な秘密が目の前に現れる!

大人と子どもって、なんだろう?
心が温かくなる、ひと冬のクリスマス・ファンタジー!

★★★ Excellent!!!

チャットでの冗談のつもりが、本当にサンタクロースの手伝いをすることになった主人公。
ノリのいい兄ちゃんのようなトナカイ、畜生どえすなサンタクロースなど、魅力的なキャラが物語を彩る中、とりわけ心を鷲掴みされるのが小さな妖精・ノームたち。
やばい。かわいい。お持ち帰りしたい。
何故かツンデレだが、それがいい。
ああいいなぁ、ノームさん、いいなぁ。
……なんて思っていたら、後半にやられます。
全俺が感動に包まれました。

★★★ Excellent!!!

サンタさんの存在って、それだけでファンタジー要素満載なのに、
ここまで盛り上げるサンタのファンタジーって、他にあるのでしょうか!?
と思うほど、読了後の感動が半端ないです。

「ピーターパン症候群」。本作ではそういった用語は使われてはいませんが、「大人になりたくない」というテーマが扱われているところが、心理的な作品をものすごく好む私は本当に惹かれました。
もしかすると、誰もがもっているのではないかと思うこの症候群。
私は大人になりたくてたまらない子どもでしたが(笑)、
クリスマスは誰もが子どもになっていい日だと思うんですよね。

プレゼントを渡すのも良し、貰うのも良し、
そして、その習慣を次の時代へと繋いでいくのですよね。

短編の中で魅せる、駆の、成長の仕方も素晴らしいです!!

あと、可愛らしい見どころを申し上げますと、サンタクロースの、「ス」の部分と、愛らしいノーム達(とてつもない努力をする姿を含みます)です☆彡!(๑•̀ㅂ•́)و✧

この感動を、是非一緒に堪能しましょう!

★★★ Excellent!!!

この物語がはじまる切っ掛けとなる一匹のトナカイ。

彼のリア充っぷりに思わず爆発しろと叫びたい。

クリスマスなんて無くなっちまえばいいんだあああ!

と、本作はそういう話ではなくて、異世界フリーター物語とでも言おうか。主人公は途中まで「夢」の出来事だと自分を言い聞かせる。しかしキャラの濃いノーム達と何故か一緒に仕事をしてしまう。まったく日本人という奴は……。

すべてが思い出になる前に。
かつて子供だったすべての大人たちへ。

★★★ Excellent!!!

 まず、クリスマスという季節外れの題材を選んだ作者様の意外性に驚かされます。
 テンポのいい文章と、鬼畜なイケメンサンタさんと、可愛いノームたちのキャラクターに癒されました。
 そんな彼らとの関わりの中でうっすらと見えてくるカケル君の悩み。
 誰もが一度は思い、そして大人になってからもそう願ってしまう現実を知っている自分としては彼のことが他人事とは思えませんでした。
 サンタたちとのやりとりのなかで、カケル君は多くのことを学びます。そして、読者である私自身もこの物語から得るものがありました。
 季節外れのクリスマスプレゼントをありがとうございます。