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現代日本人の異世界転移から始まって。 はやりの中華後宮もの、の枠にとらわれず、そこから飛び出してモンゴル的な草原世界が更なる冒険の舞台。 法治主義の現代日本では罪人は法が裁くもの…続きを読む

ゲームでよくあるユニットの能力、「ＨＰが下がると攻撃力ＵＰ」というやつ、実際のところ上級者向けで、ヘタなヤツが使うとただ単にすぐ死ぬだけのクソスキルだったりします。 本作品において…続きを読む

この作品の主人公は弱いです。 いや、そりゃ世の中には最弱を謳いつつも実際にはなんかすごい能力で無双するような主人公も多々存在すると思いますが、本作品の主人公は本当に弱い。 なぜなら…続きを読む

KACのお題は推し活だったけど、これは婚活の話。 現代の婚活の話は、流れて来るのはだいたい世知辛いものばかりだけど、かぐや様の時代も似たようなもんだったのかもしれない。 多くの男た…続きを読む

この物語の主人公は鬼である。 ネタバレを避けるために色々ぼかした感じではあるけど、とにかく色々な意味で鬼なのだ。 その鬼が泣く。 童話の赤おには、青おにの想いを知って泣いていた。 …続きを読む

障害者スポーツが題材のお話。東京、北京でもオリンピックパラリンピックが開催されたところなので、タイムリーな話題でもあります。 障害者スポーツをやっている人って、確かにすごい。頑張っ…続きを読む

出会いと別れ、がお題のKAC作品です。 WEB投稿サイトの宿命なのですが、ただ作品を書いて投稿しただけでは、残念ながらほとんど読まれもしないし★も集まらないので、単なる作品保管庫に…続きを読む

焼き鳥が登場する物語、がお題のKAC作品です。 タイトルは白と赤の色彩の対比がおしゃれで上手いところ。 内容はというと、とにかくシンプルに焼き鳥が旨そう。 本来焼き鳥って庶民の味で…続きを読む

お笑い／コメディ、がお題のKAC作品。 だったらネタに走った笑わせ作品かな、と思っていたら、ガッツリ歴史ものだった。 じゃあお笑い要素はどこに行ったかというと、笑わない女性として知…続きを読む

スペクタクル、というと、銀河英雄伝説とかが思い浮かぶけど、大軍と大軍の壮大なぶつかり合い、というのが普通だろうと思います。 それってどこまでダウンサイジングできるのか。言ってしまえ…続きを読む

ぼっちの主人公が出会いを通じて成長する物語。 そのきっかけとなった魔女との出会いが、謎の不老不死伝説も絡めてミステリアスでありながら瑞々しく描かれている。 図書室の魔女との出会いは…続きを読む

以前、釧路市動物園に行った時に、キリンを見ました。ハッキリ言えば田舎の寂れた動物園ですが、そのキリンは、動物園にキリンを呼ぼうと市民が熱心に寄付活動等を行って、それが実って念願かな…続きを読む

有名サッカーマンガでスカイラブハリケーンという技が出てきます。一人ではできない技で、一人でやったら単なるジャンプにしかならない。複数人でやることに意義がある。 本作品はジャンプじゃ…続きを読む

以前現実にあった話として、オンゲの仲間に対して好きなアイドルはモー○。のゴ○キ、と言ったら相手がその本人で実際に会うことになった、というのがありました。 そんなご都合主義ラノベみた…続きを読む

私と読者と仲間たちお題の作品 なんだけど、主人公のＤＴ氏には、読者は一人もいないし、仲間も一人もいない。 それでも、楽しんで書き続ける姿は印象的だ。 カクヨムのような投稿サイトは、…続きを読む

以前のテレビドラマで印象的なセリフがあった。 「告白は子どものすること。大人の恋は誘惑するもの」 実は自分はそのドラマは全く観ていないのだけど、セリフを聞いただけでも心に刻まれるく…続きを読む

直観お題の作品。 爽やかな青春もの。だけど不気味なホラーです。 どっちだよ、と言われるかもしれないけど、両方ともちゃんと成立しています、これが。コインの表と裏みたいなものでしょうか…続きを読む

「直観」お題の作品。 よく書を読み、常に学ぶ姿勢を持っている王様に好感を持てました。 作中には直接は直観要素が出てこなかったようにも思いましたが、書を読んで勉強するということは今後…続きを読む

直観がお題の作品。 直感ではなく直観ということで、両者がどういうふうに違うのか、を掘り下げているんだけど、とにかく直感の死屍累々たる仕事しなさが寧ろみごとでした。 主人公の心の中の…続きを読む

「直観」がお題のKAC作品。 まるで灯台の光に導かれて港へ向かう船のように、まずはシンプルでありながら語感のきれいなタイトルに惹かれて導かれた。 お題が直感ではなく直観であること、…続きを読む

恋愛小説。ただし二人は既に夫婦。 「夫婦なのに恋愛？」と思うかもしれないけど、実際にそれが描かれている。 不妊治療の失敗で、夫を愛することまでも失ってしまった妻の葛藤が、ちくちくと…続きを読む

宇宙規模の壮大な設定でありながら、登場人物同士の絆の繋がりを描いていて、とても優しい暖かい気持ちになれます。 汚れた屋敷に家政婦が乗り込んでどんどんきれいにしていく様子が爽快感の風…続きを読む

「２番目」というお題で書かれた作品。 ２番目といったら、団体戦の次鋒というのは、まあ言ってしまえば誰でも思いつくんじゃないでしょうか。私だって思いつくだけなら思いついた。 その、…続きを読む

フクロウって夜行性で、それでいて肉食のハンター。夜中に突然遭遇したりしたら、コワいかもしれない。 でも動物園で見たら愛嬌があってかわいらしいし、名前からの連想で福を呼ぶともされてい…続きを読む

孫子の兵法が効果的に用いられた、ということで有名な馬陵の戦いを、伝えられている史実通りに展開させつつ、その中にしっかり企画のお題であるフクロウを盛り込んでいるところが上手いです。 …続きを読む

とにかく食う、食う、食いまくる。というキャッチコピーがまず目を引く、いわゆるメル・アイヴィー企画作品。 主催者さんも注目のキャッチコピーは、たしかにせつない系が多い参加作の中では異…続きを読む

本作は異世界ファンタジーである。 異世界ってことは中世ヨーロッパ風かな、と一瞬思ったけど、ガス灯とか出てくるし、なんかスチームパンクっぽいガジェットがぽつぽつと出てくるので、１９世…続きを読む

この作品に関しては、正直なところ、連載が始まる前から楽しみにしていた。 作者がツイッターで、連載を始めますよ、という予告ツイートをしていたのだ。 それが上手かった。 おっ、なんか面…続きを読む

中華風異世界の後宮ものです。つまり、コンテストでレーベルによって明記されて要求されているある意味テンプレともいっていいタイプではあるのですが。 ただ、切り口はかなり面白いかも。 中…続きを読む

食道楽というと、異世界ものではもう既に定番らしいですが、ＳＦで食道楽とは珍しい。 わくわくグルメ、なんていうサブタイトルもついているくらいだし、私のようなＳＦはそれほど嗜んでいない…続きを読む

魔王と勇者の戦い。
からの最後のオチが面白かったです。
そういえば四天王とか、なんのために存在しているのかとも思いますが、どちらかといえば魔王のためじゃなかったんですね。

あー、あるある。 と、思わずうなってしまうような。 先延ばし、ダメだということは分かっているのですが、どうしてもそうなっちゃうのがダメ人間というもの。 この作品は、視点を変えて、悪…続きを読む

クセになる味ラーメンの山○家、でしょうか。 ラーメンばっか食っていたら良くないことなんて誰だって分かっているのですが、それでもやめられない。 そういったジレンマがよく表現されていた…続きを読む

本作品は、ヴァイキングに襲撃される側からヴァイキングを見て怯える様子を描いた作品。 とにかくヴァイキングは良いですよ。 船であちこち襲撃する海賊、じゃあ内陸なら大丈夫か、といったら…続きを読む

主人公左近は、現実にもけっこういそうな、色々とこじらせた男子。 その彼が、ＡＩのハッピーを通じて一人の女子と出会い、特別な感情を抱いて行く。 そのハッピーが、なんともウザい。ご主人…続きを読む

クリスマス題材のハートフルストーリー。 １話あたり１つの謎が出てきますが、ほどよく簡単でたまにちょっと難しく、という絶妙な難度調整で、読者もまた主人公と一緒に謎解きに挑んで楽しむこ…続きを読む

思わず、ラノベかよ！とつっこみたくなるようなタイトル。ですが、タイトルだけじゃなく中身もラノベ的なノリで、まず作者が楽しんでいる感が満々です。 それでいて、注釈を見れば、緻密な考察…続きを読む

李白というとどこかで聞いたことのある名前です。 中学の国語の授業で、杜甫とセットで覚えた昔の中国の詩人。 どんな人物だったのか……というのを大胆に描いたのがウェブ小説ならではの勢い…続きを読む

日帰り異世界企画作品。 主人公がヒロインのために頑張る、というのは定番なのですが、その内容が究極。 エターナルなものをエターナルじゃなくする。 これがいかに難しいことでかつ重大な問…続きを読む

日帰り異世界企画作品。 夢を介して異世界と現実世界を行き来する、というあたりは誰でも思いつきそうですが、そこからの設定が秀逸です。 異世界のものを何か一つお持ち帰りできる、ただし逆…続きを読む

登場人物の心理の葛藤が上手く描かれていて引き込まれます。 道ならぬ恋に落ち、その悩みを神父に告白する娘の葛藤もですが、その一方で聞く側の神父の心理もある意味滑稽ですらある感じで、ど…続きを読む

林檎……といえば、なんといっても最初に思い浮かぶのはアダムとイヴで、西洋史の中では頻繁に出てくるモチーフですが、あれって厳密には禁断の果実で、それを食べて楽園を追放されたんだったっ…続きを読む

あー私この箴言集、以前に読んだことありますよ、岩波文庫で。 え？ こんなふざけたシモネタ箴言集、岩波文庫には無い？ そうですか……私の勘違いですか。 じゃあ、岩波をライバルとしてい…続きを読む

中国史に登場する多彩な人物で興味をひくといえば。 勇猛な武将。知略さ冴える軍師。名君、暗君。 そして、なんといっても美女。 西施は有名ですが、鄭旦って誰でしょうか。 呉王夫差に嫁ぎ…続きを読む

ホラーとしても寓話的なものとしても完成度の高い民話でした。
常に重荷から逃れられない主人公の姿が、なんともリアル。
面白かったです。

これは連載モノの上手い作品やで、というのが冒頭ちょっと読み始めた時点での感想です。 連載モノというと、一話ごとに起伏と次話へのヒキが必要。ってことは大体の人は分かっていると思うけど…続きを読む

和風ファンタジー。異能集団に所属する少年が妖怪とバトル。 という全体の枠だけを見たらわりとありがちなのかもしれませんが、文章の中に漂う緊迫感のある描写、それでいて読みやすさと両立し…続きを読む

崔浩先生の言葉を借りての、容赦なく実情をぶったぎった人物評に大笑いしました。 身も蓋もなくぶっちゃけてしまえば、そんなもんか。 さすが、宇宙大将軍なんて人が出てくるような時代です。…続きを読む

奴隷、というなかなかに扱いにくい題材に真っ正面から取り組んだ歴史ものの意欲作にして力作。 それも、「アルスラーン王は奴隷解放してエライ！」というタイプではなく、奴隷視点で奴隷の実態…続きを読む

禅 タイトル一文字。 喝！ ビックリマークあるけどキャッチコピーも一文字。 タグも、禅、だけ。 説明文もシンプル。 じゃあ中身はどうなんだろう、と見てみたら。 一話あたりたった数行…続きを読む