これが、キリスト教の桎梏

登場人物の心理の葛藤が上手く描かれていて引き込まれます。
道ならぬ恋に落ち、その悩みを神父に告白する娘の葛藤もですが、その一方で聞く側の神父の心理もある意味滑稽ですらある感じで、どうなるのか、どういう選択をするのか、先の展開を気にしながら読みました。
そして、ラストにやられた。
いやー、素晴らしいキレでした。