第23話 ミルクの匂いカナタくん!!!



「よしよし巨人くん」


『マ、ママァアァアァーーー!』


「誰がママだ」



 空想金属【緋々色金ヒヒイロカネ】の概念霊巨人を鎮めた後のこと。


 すっかりプライドが崩壊した様子の巨人くんを見守っていると、



「――オォーッ、やってくれたのォおんしさん!」



 快活な声が不意に響いた。

 そちらに目をやると、カッチャカッチャと下駄を鳴らしながら、褐色半裸の細マッチョ青年がやってきた。

 ……髪は赤銅色で、身体には鬼の刺青が入っている。あとなんか眼帯してるし。

 極道か?



「アナタは」


「ひぇっ、頼むから手は出さんといてくれや!?」



 いや手なんて出さんて。善良カナタくんだから、俺。


 

「ワシも霊奏師の端くれぜよ。仲間じゃ、仲間」


「へえ」



 となると刺青は【鬼】系の概念霊を宿してるからか。

 眼帯は怪我したか、霊と同調するためのコスプレか?


 あれ、なんか九州弁のそんな偉い人、前世で知ってるぞ……?



「にしても【緋々色金ヒヒイロカネ】を躾けるとは。流石は『空鳴カナタ』。オウマのとっつぁんが最も警戒する鬼子ぜよ」



 跪く巨人を感心した目で見つめる男。


 すると、霧雨シャロちゃんが「あっっっ!」と声を上げた。

 地方霊奏師らの一部も「まさかこの人は……!」と驚く。

 えっ、なに?



「『村正組』の若頭っ、村正ヒノスケ殿でごじゃるっ!」


「なぬ?」



 俺は男のほうを見た。



「あーそうそう。自己紹介忘れちょったきのぉ。ワシ、村正ヒノスケ。よろしくの~」



 って、おいおいおいっ――『村正組』といえば、ニホン屈指の鍛冶屋工房じゃないか! 大企業だよ!


 その腕前は天下一品。

 彼らが作る作品は村正ブランドと謳われ、小刀一本・三百万円はくだらないとされる。

 名家霧雨のシャロちゃんも、特注クナイを村正に作らせたと言っていたはずだ。



「おぉ、シャロガキやないけ。元気にしちょったか?」


「シャロガキ言うなでごじゃる!」


「はっはっは。そーいやおまん、ワシが作ったクナイがぶっ壊れたと、霧雨の爺さんから連絡受けたぜよ」



 笑ってそう言いながら、ヒノスケさんは短刀を取り出した。

 って、何をする気だ……?



「――壊れた原因は? ワシの作りが甘かったっちゅーなら、この場で腹を切って詫び死ぬが」


「ごじゃっ!?」



 ヒノスケさんはその場に座すと、目の前に短刀を突き立てた。



「ハラワタやるから許してくれぜよ」


「いらないでごじゃるよっ!?」



 村正ヒノスケ……その目は本気だ。

 不備があったら本当に死ぬ気だ。

 この人は、自分の作品に本気で命を懸けていた。



「ワシゃ霊奏師っちゅーても、武器を配給する裏方じゃけんのぉ。現場で命張る方々には、頭が上がらん」



 せやきん、と続け、一層鋭くシャロちゃんを見つめた。



「〝腑抜けた武器を出荷したら死ぬ〟。そう魂に『誓約』をかけとるんじゃ」



 ――誓約。

 それは魂を操る霊奏師だからこそ出来る、自分への戒めだ。


 欧州では『ゲッシュ』、北米圏では『ギアス』ともいう。

 己が魂にかけて特定の行動を縛ることで、霊的能力の向上など、何らかのメリットを得る術だ。


 なお、代償は大きい。



「し、死ぬって、正気でごじゃるか!? 誓約は、一度掛けたら一生破れないのに!」



 シャロちゃんが顔を蒼くした。


 そう。誓約は魂にかけた縛りであるがゆえ、破ることができないのだ。

 たとえば〝右腕を使わない代わりに左腕を強くする〟と誓約したら、マジで右腕が霊的に死ぬ。

 神経が生きてようが、義手にしようが、一生動かなくなってしまうわけだ。


 ゆえに命を懸けた誓いなんて軽々にするモノじゃない。

 それをこの村正ヒノスケって人は……。



「ほんでシャロガキ、どうなんじゃ? ワシのクナイは、そこらの雑魚に折られたんか? それなら……」



 短刀を手に取るヒノスケさん。そんな彼にシャロちゃんは「いやいやいやいやいやっ!」と騒ぎ、



「こ、ここのカナタくんに折られたでごじゃる……!」



 と、俺のほうを申し訳なさそうに見たのだった。



「ぬッ、空鳴カナタに!?」



 ヒノスケさんはギョッと俺を見てきた。


 ひ、ひえぇ。そんな命を懸けたモノだと知らず、壊しちゃってごめんなさいぃ~!



「そうか……おんしが……おんしがぁ……!」



 震えるヒノスケさん。顔は真っ赤になり、隻眼の端には怒りからか涙さえ浮かんでいる。

 彼は幽鬼のごとく立ち上がり、ふらふらと俺に近寄ると……、



「――悔しいッッッ! じゃがっ、おんしほどの男にやられたんなら納得じゃぁッ!」



 と言って、俺の肩をバシーンッと叩くのだった。えっ?



「あの、ヒノスケさん?」


「かっー、やられたやられた。シャロガキにゃ悪いが、おんし相手なら仕方ないと思えるわ。こりゃ『腑抜け』じゃなくワシの『腕不足』じゃのぉ」



 指で涙を拭いつつ、ヒノスケさんはニッと笑ってシャロちゃんのほうを見た。



「不足とわかれば精進あるのみ。次は、どんなバケモノにも壊せない武器を作っちゃるけんの。また仕事を頼んでくれよ、シャロガキ!」


「わっ、わかったでごじゃる! 任せるでごじゃる……!」



 シャロちゃんが冷や汗交じりに頷く。


 彼女も思い知ったのだろう。

 目の前の快男児風の男が、どれだけ重い覚悟で鍛冶をしているのかを。


 これがニホン屈指の鍛冶屋グループ、村正組の若頭か。



「さぁ~て、カナタの旦那ぁ」



 ヒノスケさんがニヤニヤと俺を見てきた。

 だ、旦那?



「自分のことですか?」


「そうそう。ワシの自慢の武器を壊せるお方とあっちゃ、旦那と呼ぶしかないぜよ」



 いや恐れ多いって……!

 気安く見えるがアンタ、村正組の若頭なんだろうがよ。


 大企業の次期社長みたいなもんじゃん。ニホンのガチトップ層じゃん。

 そんな人に旦那と呼び慕われるのは、中身モブとして腹が痛くなるというか……!



「それとも姫のほうがよかったぜよ? おんしそんな顔しちょるし」


「いえ、旦那でお願いします」



 姫呼ばわりは御免被る。それなら旦那のほうがマシだ。



「じゃぁカナタの旦那じゃな。いやぁ、おんしには鍛冶師を代表して礼を言うぜよ。【緋々色金ヒヒイロカネ】を捕獲できた件は、間違いなく霊奏界を変革させらぁ」



 そう言ってヒノスケさんは、巨人の灼熱した身体をバシバシと叩いた。

 熱くないんだろうか?


 なお巨人くんのほうは一瞬ヒノスケさんを『ニンゲン……ッ!』と睨むも、俺がジッと見たら『ヒゥッ!?』とか鳴いて縮こまった。かわいいね。



「わっはっは。旦那によぉ躾けられちょるのぉ! この調子でコイツが消えるまで、緋々色金ヒヒイロカネを作らせ続けりゃかなりの量になるはずじゃ」


「ですね」



 概念霊は幻想の存在だ。三つのパターンでいずれ消える。


 ①自分の概念を振るいまくるか。

 ②戦闘などにより、霊力か肉体が限界以上に損耗するか。

 ③もしくは捕獲され、不満足なまま一週間ほど経つか。


 消え方はその三種類だな。

 なお、



「惜しいのぉ。誰かと『魂魄契約』が可能なら、ずっと飼うことができるんじゃが」



 概念霊が昇天を免れる方法が、一つある。

 それは人間のパートナーを見つけることだ。つまり憑霊になるってことだな。


 すると、霊はその人間の存在をよすがとして、この世に留まり続けるわけだ。それを魂魄契約という。


 ただし条件はかなり厳しい。

 

 

「まずは魂の波長を合わせる必要がある。ま、これは霊奏師側が霊に関連した仮装をするなり、霊の願いを叶え続ける契約を結ぶなり、あるいは……旦那みたく霊を調教するなりで、無理やり合わせることが出来る」



 最後の部分で苦笑しながらヒノスケさんは語る。

 じゃが、と。彼は腕を組んで唸った。



「『水の味』っちゅーのかのぉ。霊力の味は、絶対に合わんといかん」



 そう。食料とする霊力が問題だ。

 霊力は概念霊にとっての栄養。構成要素。ゆえに霊奏師から吸って生きていくことになる。

 野良の概念霊も、霊奏師を霊力ごと喰らうことで、現界の延長と【人形】らのような進化を狙ってるしな。


 だがずっと食べていくとなると、味が合わないとストレスで弱って昇天しちゃうわけだ。



「捕獲された【ロリコン】の霊曰く、幼女の霊力は美味しいらしいですね」


「そら極端な例じゃろ。まぁカナタの旦那の霊力なら、【ロリコン】も騙されて吸いそうじゃけど」



 誰がロリだ。



「上級霊ほど高濃度の霊力を好み、それと属性を合わせる必要がある。他にも例の【ロリコン】みたく細かなスパイスが必要みたいじゃが……ともかく『濃度と属性』。その二つが合わんことには、話にならん」



 というわけで、と。

 ヒノスケさんは【緋々色金ヒヒイロカネ】の口の前に来て、手をかざした。



「金属といえば『火と土と雷』。ワシゃちょうど火と土の属性を持っちょる。誓約のおかげで霊力量も多いしのぉ。霊力の味は合うはずじゃが、いかにっ!?」



 ヒノスケさんの手から溢れる霊力。

 青白いソレが、火炎と砂塵となって【緋々色金ヒヒイロカネ】に吸い込まれていく。

 霊力は意識して属性色を濃くすると、半霊体の自然現象に変化するからだな。


 半霊体ゆえすぐ消えるが、戦闘にも使える。

 霧雨家のシャロちゃんやセツナさんが何もない場所で水や氷をたくさん生み出せたのは、霊の力で空気中の水分を支配+自前の霊力を変換したからだ。



「ほれっ、味はどうじゃ!? 味は!?」


『グゴゴゴゴッ……!』



 冷や汗を掻き始めるヒノスケさん。

 霊力という生命エネルギーを捧げまくってるんだから当然だ。


 反面、【緋々色金ヒヒイロカネ】はグビグビと元気に飲みつつ、吟味する顔をして……そして。



『マッ――不味いグォオオーーーッ!』


「えぇ~~!?」



 咆哮を上げ、音圧でヒノスケさんを尻もちさせた。



「おまっ、ワシの霊力が不味いってどういうことじゃ!?」


『オデにはちょっと薄味グゴ。濃度不足グゴ』


「ぐぬぬっ。まぁおまん、上級霊じゃし巨体じゃしのぉ」


『あとそもそも手が汗臭いグゴ。不快グゴ』


「なんじゃとぉおおーーっ!?」



 流石はプライドの高い【緋々色金ヒヒイロカネ】くん。

 俺に対しては心が折れたようだが、他者にはずいぶんとワガママだ。



『それと雷属性でピリッと刺激を出して、かつ水属性でまろやかにもしてほしいグゴ』


「はぁ~~~!? 四属性必要っちゅーことかいっ!? ワシの二属性でさえ結構珍しいんじゃぞ!? ざけんなボケ!」



 ついにキレたヒノスケさんが【緋々色金ヒヒイロカネ】に蹴りを入れた。


 が、相手は金属の巨人。カーーーンッといい音が響いただけで、全然堪えてないようだ。

 むしろヒノスケさんのほうが「硬ぁ……!?」と足を抑えて呻いていた。



「くっ……流石は幻想金属『緋々色金ヒヒイロカネ』。加工が楽しみになる硬度ぜよ。にしても霊力問題、どうするんじゃ~~!?」



 ヒノスケさんは頭を掻くと、周囲の地方霊奏師らに「おぉい、四属性の霊力持つヤツおるか~!?」と尋ねた。

 当然みんな「「「いえいえいえいえいえいえいえいえいえいえ!?」」」と首を横に振った。



「はぁぁ……そうかぁ。まぁ当然じゃのぉ。数少ない霊奏師の中でも、複合属性はさらに少ない。となるとこのデカブツを満足させるヤツァ、やっぱおらんわけで……」



 と、彼が思い悩んでいた時だ。


 ふと思い出した。俺ならなんとかなるんじゃないかと。



「あの、自分も試しましょうか?」


「おん?」



 胡乱げに俺を見てくるヒノスケさん。「カナタの旦那が?」と首を捻る。



「旦那の空鳴家っちゅーたら、風属性が多めの家系じゃろ? 例の天才双子もそれらしいし」



 姉さんと兄貴か。元気してるかねぇ。



「旦那の霊力の濃度は疑わんぜよ。騒ぎになるほどじゃったし。じゃけんど、属性は風かなんかじゃ……」


「一応、全部ですね」


「えっ」


「火、水、土、雷、風。どの霊力も出すことができますよ」


「って、えぇえええええーーーーッッッ!?」



 大声を張り上げるヒノスケさん。騒音響く鍛冶屋だけあって声デカいなぁ。



「マジかいなカナタの旦那!?」


「ええ。というわけで自分も」



 巨人の口の前に手をかざした。

 すると【緋々色金ヒヒイロカネ】はハッと目を見開き、



『グゴッ!? ママ、ミルクの匂い……!』


「殺すぞ」




━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

【Tips】


『村正家』:九州・四国の名門。官位は従一位。当主は十六代目の村正トウゴ。

五百年前の戦国時代、市井より突然現れた天才的鍛冶師・村正センゴが開祖となる。

彼の腕前は数多くの大名より評価され、同時期に滅びた九州の鍛冶師の名門・菊池一族の姫君を与えられ、ニホンの誇りし『村正家』として歴史上に爆誕した。

以降、時代が変わり、火器など新たな兵器が台頭するようになろうと、新技術を全て吸収して時世に適応。その貪欲さは、庶民であった開祖・村正センゴの精神が受け継がれていると言えよう。

〝強い武器を作るためなら何だってする〟

それがこの一族のモットーであり、次期当主である村正ヒノスケも、恐るべき『空鳴カナタ』が【緋々色金ヒヒイロカネ】をもたらしてくれたなら喜んで感謝しに行った。



刺青:ファッションの一つであり、霊奏師の正装の一つ。

霊との同調率を上げる手段としてかなり有効。

獣の概念霊を宿したなら、その獣の爪痕のようなトライバル風タトゥーを刻めば、霊のテンションが爆上がる。

またはヒノスケのように、シンプルに霊の絵を刻むもよし。


ただしヘタな刺青を入れると、霊がキレて昇天するかもしれないので注意。



『魂魄契約』:霊と霊奏師がよすがを持つこと。

魂の根底で繋がり合い、概念霊は現界し続けることが可能に。

また霊奏師も概念霊の魂に干渉する権利を得て、巫術などの霊奏術を行うことが可能となる。

なお契約には、魂の波長と霊力の味が合うことが不可欠。

前者については、ある程度まで波長が合っていれば、霊側の妥協で達成可能。

この時、〝日々美食を食わせろ〟〝女を寄越せ〟など、俗物的な条件を課してくる霊もいる。


カナタくんを見習って調教しよう。



誓約:霊奏師の特殊技術。

〝何かをしないorする代わりに、何かを得る〟という自身との契約。

己が魂を操作できる彼らだからこそ可能な技法で、自身に何らかの誓約をかけ、代わりに何らかのスペックを向上させる。

簡易的であるほどリスクは少なくも効力は小さく、複雑・致命的であるほど効力は大きい。

なお、一度誓約を行った場合、達成、あるいは死亡するまで解除不可。

それゆえ代償の大きい誓約の構築は、慎重に行わなければいけない。


ちなみに何かを失えば何でもできる万能の御業というわけではなく、あくまで魂を変質させる技術であり、現実の肉体・脳機能の改造は困難。



霊力属性:霊力の質。個人の気質に深く関連する。


火:熱血、怒りっぽい

水:冷静、染まりやすい

雷:苛烈、刹那的

土:頑固、自己犠牲的

風:柔軟、流されやすい


など、そのような傾向にある。

そして人間の気質とは脳構造と家庭環境によって概ね決まるため、家によって代々特定の属性となりやすい。



『半霊体』:物質であり霊力。霊力であり、物質でもある存在。

現実化した虚無。

西洋では『エーテル』、インドでは『アーカーシャ』ともいう。


概念霊の肉体を構成する要素である。

ゆえに概念霊は仮初の肉体を持ち、現実の物質に干渉・破壊を行うことができる。

概念霊が生成する物質も半霊体である。


また霊奏師も霊力を半霊体に変換することができ、己が霊力属性により『火・水・土・雷・風』に関連した自然現象を生み出すことが可能となる。

これらを『エレメント』ともいう。


なお半霊体は、概念霊・霊奏師から切り離されると、モノによって数秒から数時間の内に消失する。


固体に近しいほど現界時間は長く、

『火・雷・風』なら数秒、『水』なら十数秒、『土』なら一分近く現実化を保つ。


長く維持する方法は二つ。

①生成の際に多くの霊力を込める。

②定期的に霊力を込め続けること。


緋々色金ヒヒイロカネ』などの幻想金属は②の方法での維持が見込まれており、『上級霊』の生成した『金属』となれば数時間は持つため、武器とするならその間に霊力を補充するか、あるいは霊奏師が肌身離さず持てば半永久的な現界が可能。



匂い:社会生活において大事な要素。

特に『手』は仕事にもよく使うため様々な匂いが付きやすく、それによって本人の分析ができる。

村正ヒノスケは一番人気の多忙な鍛冶職人ゆえか、ちょっと汗臭いらしい。


空鳴カナタは甘いミルクの匂い。

赤ちゃんだからである。


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特訓編、あと2話!

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