第48話 霧雨セツナの回想/『八咫烏』と仲良くしよう!



 ――ちゃぷん、と。


 嫁いできた日の夜、霧雨セツナは空鳴家の湯舟に身を浸していた。

 湯気が立ち上る広い和式の天然露天風呂である。湯舟の縁は滑らかで、もたれかかる彼女の背中を、木造の柔らかさが優しく返した。



「ふぅ……」



 心地いい。肌に触れる湯は絶妙に熱く、身体の芯から疲れと緊張が溶けていく感覚がした。

 いい風呂だ。最低格の家とはいえ霊奏師の屋敷。埼玉の実り豊かな地の中でも、温泉の湧く一等地を敷地にしているらしく、天然の湯独特の自然的で落ち着いた香りがなんとも贅沢だった。女性としては堪らない。



「そういえば、空鳴ヒナコさんってお若く見えますよね……。この湯の効果ですかねぇ……?」



 月明かりを眺めながらどうでもいいことを考える。


 ビュウと風が吹いた。結い上げた氷色の髪の下、剥き出しになった首筋を夜風がいたずらにくすぐっていく。冷たい。身が震える。だが、そこから逃げ込むように湯に肩を沈めると、得も言われぬ幸福感が背筋を包み込んだ。あったかくて、面白い。なんとも愉快で心の澱まで溶きほぐしてくれるようだった。



「ふふ……本当に良いお湯」



 口元が自然とほころぶ。

 以前に一週間ほど過ごしたセツナにとって、空鳴家の風呂場は、密かなお気に入りの場所であった。



「でもまさか……」



 ほう、と。熱い息を吐きながら、呟く。



「わたくしが……この家に嫁ぐことになるなんて……」



 ――全てのキッカケは、可愛い妹シャロからの電話だった。


 たすけて、空鳴カナタに殺されると喚くシャロ。そんな彼女の下にセツナは急いで駆けた。


 今思えば完全にシャロの虚偽である。可愛くも愚かしいのが妹の特徴だ。それにより、空鳴カナタには迷惑をかけてしまったと思う。ごめんなさい。


 だがセツナにとって、当時のカナタの印象はまさに『バケモノ』。

 壱號級霊奏師・五大院ウジマロを素手で下し、苛烈なる英雄・不知火オウマと絶死を感じさせるような視殺戦を行った彼が怖かった。

 彼の殺処分検討について、ニホンを守護する霧雨の者として賛成していたくらいだった。



「それに……」



 ぼんやりと思い返す。

 空鳴カナタが生まれた四月一日――セツナは傷ましい夢を見た。


 詳細は思い出せない。だが、その夢の世界で、妹シャロは無惨極まる死を遂げた。


 ……馬鹿な妹だ。あまりにも愚かな行為で武功を立てようとして、そして惨死。

 彼女は世間の笑い者になった。

 どんなことをしてそうなったのかは思い出せない。思い出せないが……、



『――まぁ元気出してください、シャロ。アナタならいつか合格しますよ。名家霧雨の女で、なによりわたくしの妹なんですから』



 どこかの場面で……夢の中のセツナは、気落ちする妹にそんな言葉をかけてしまった気がする。


 最悪だった。

 仮の自分とはいえなんと愚かな。


 名家霧雨の女――そして天才わたくしの妹なんだぞ、と。プレッシャーをかけているようではないか。


 そしてシャロは暴走した。その結果が死だ。

 つまり。夢の中のシャロを殺したのは、セツナ自身だったのだ。



「はぁ……」



 まさに悪夢だ。思い返して気が沈む。

 場面は移ろい、それからだいぶ先の未来も夢に見たが……やはりと言うべきか。未来の自分は、絶望しきっていた。


 感情は枯れ、表情は死に、誰とも恋仲になることはなく。

 文字通り、『氷の女』となって淡々と職務だけをする自分がそこにいた。


 そして――渋谷から伸びた十二の巨大な光の羽が、世界すべてを溶かしていって……それに自分は抵抗しなかった気がする。


 どうでもよかったのだ。妹を殺して笑い者にした自分なんて、死んでしまえばいいと思っていたから。



「それでわたくしは、焦ったんですよね。あれは何かの予知夢だったかもしれない。このままじゃ、シャロが殺されてしまうって」



 だからこそ空鳴家を襲撃した。

 死は覚悟の上で、恐ろしき空鳴カナタに戦いを挑んだ。


 シャロを殺させて堪るか。勝てないかもしれないけど、せめて彼女が逃げる時間だけでも稼いでやる、と。

 だが。



「カナタさんは……シャロもわたくしも殺すことなく、あっさり許してくれたんですよねぇ……」



 そしてわかった。

 全て自分の勘違いだったのだと。


 空鳴カナタはバケモノだけど……誰かを容赦なく殺すような性格ではないのだと。



「あの人はとんでもなく強い。どうでもいい羽虫を見逃すような、その程度の気持ちだったかもしれない。あるいは、わたくしたちを手駒にしようと思ったのかもしれない」



 だがどちらにせよ、セツナとシャロは彼の温情で無罪放免に終わることが出来た。



「彼が許してくれなければ……」



 ――不知火家の義子・ロウガとリルを思い返して、ぶるっと震える。

 一歩間違えれば自分たちは、彼らのように社会的に終わっていただろう。

 想像して顔が青くなり、セツナは改めて深く湯に身を沈めた。



「カナタさんは、いざとなればあの件で脅してくるかもしれない。〝言うことを聞かなければバラしてやるぞ〟と、あの闇を感じる朱金妖眼ヘテロクロミアの奥、そんな策略を抱えているかもしれないけど……でも」



 彼と過ごすことになった日々は、意外過ぎるほどに新鮮だった。


 セツナは才媛である。

 それも、名家霧雨の次期当主に任じられるほどの少女である。

 彼女と同世代の――それどころか年下でセツナより強い者など、これまでいなかった。誰も彼もがセツナに道を譲る人生だった。


 だがカナタは違った。

 彼は圧倒的な格上だった。セツナを容赦なく振り回し、思わず喚けばなんと『雌豚』扱いしてきたのだ。

 年下なのに生意気な。それどころか本当は赤ちゃんだろうに。


 ゆえに、お姉さんとしてマウント取らねばと奮起したら――横乳ビンタされた。


 あんな屈辱は初めてだった。だが同時に……その刺激は、新鮮過ぎた。


 なんて雑に扱ってくれるのかと。

 氷の花のように扱う周囲と違い、なんて無造作に触れてくれるのかと。

 あの不知火オウマさえ、一定の敬意を払う自分を、まるでどこにでもいる女の子のように扱ってくれるのかと……。


 高嶺の才媛として青春を終えかけていたセツナにとって、カナタとのやりとりは初めての連続だった。

 ――あんな男の子は、初めてだった。とてもとても刺激的だった。



「でも、だけど、あぅぅ……!」



 そこまで思い起こしてから、白い頬が朱に染まる。

 それは湯当たりなどではなく……、



「カゲロウお爺様……恥ずかしいですよ……」



 様々な策謀が重なった結果とはいえ――、



「まさか、カナタさんと結婚しろだなんて……!」



◆ ◇ ◆



 いやぁ~昨日は大変だったなぁ。セツナさんが湯当たりしちゃって倒れちゃって。

 まぁ霊奏師だから朝には回復してたけどさ。

 特號級入りとか様々な組織に狙われてるとか、色んなことを話されたけど、それが一番衝撃的だったかもな。



「皆様、どうかお元気で」



 で、朝。

 俺は家の前にて、家族とマロさんを見送っていた。

 これから父と母は東京の霊奏機関本部へ。兄と姉は島根の出雲霊奏学園の寮に戻る予定だ。



「お父様たちは車ですぐですが、ミチオお兄様とヒナミお姉様は大変ですよね。飛行機乗らなきゃですし。子供だけど大丈夫です?」


「「赤ちゃんのおまえが言うな!」」



 心配したのにヒナミチオに怒鳴られてしまった。くぅん。



「ごめんなさい(島根って遠いよね~~。また疎遠にならなきゃいいけど)」



 霊奏師は遠くの学園に通うことが義務づけられている。


 全ては健全化のためだ。名家の影響力が強い地域の学園に、その名家の者が通ってしまえば、だだ甘な王様生活になっちまうからな。

 地域の取り巻き連中で勢力を作ったり、それで厳しい教員に圧力でもかけられたら堪らない。

 実際にそんな事例がいくつもあった。そのため、不知火オウマが総帥になった後は全寮制になったわけだ。



「マロさんもお世話になりました」



 風呂敷担いだマロさんに深々と頭を下げる。


 この人はちょくちょく監視業務で来てくれる予定だが、それでもちょっと寂しくなるなぁ。

 一週間以上も過ごした仲だからね。ね、マロさん?



「ほっほっほ~~~! 毎日アホみたいな量のメシを要求してくる邪悪ガキとおさらばでおじゃるッ! せいせいでおじゃる~~ぅ!」


「え」


「あ~愉快愉快! では、アデュ~!」



 ……マロさんはさっさと去っていった。う~ん相変わらずのマロさんだぜ。


 あ、ご近所のおばさんたちにめっちゃ別れを惜しまれてる。

 俺は警戒されてるのにぃ……!



「ふふふ、流石はマロさんだね。別れが湿っぽくならないようにしてくれたか」



 ミチタカ父さんがそう言って微笑んだ。

 あの人そんなこと考えてないと思うよ



「カナタも元気でね。ではセツナさん、カナタのことをよろしく頼むよ」


「は、はいっ! えぇと、お任せください、お義父とう様っ!」



 隣のセツナさんが、父ミチタカをそう呼んだ。


 偽物のお嫁さんなのにずいぶんかしこまってるなぁ。

 ああ、父さんたちは本物だと思ってるからか。セツナさん演技上手だな。



「うふふぅ、まさかこんなに可愛らしい娘ができるなんてっ! カナタのおかげで幸せがどんどん増えていくわぁ♡」


「か、可愛いなんてヒナコお義母様、そんな……!」


「きゃぁ~~~お義母様ですってっっっ! ホントかわゆーいっ!」


「あわわわっ!?」



 ヒナコ母さんはハイテンションでセツナさんに抱き着いた。

 幸せそうで何よりだ。前世のようにこの人が暗くならないよう頑張ろう。



「クッ、負けないからなぁカナタァ……!」



 で。ミチオ兄さんの方は俺のことを涙目で睨んでいる。

 霊奏師としての階級を上回られ、さらには弟が先に嫁さんゲットをしたことが相当心に来たようだ。



「ミチオお兄様もモテモテでしょうに。縁談を持ちかけてくる家はいくつもあるでしょう?」


「フンッ、それはあくまで僕が婿入りする条件で、だっ! それに渡される女のランクも限られる!」



 うわめっちゃ怒ってきた。



「なのに貴様はなんだカナタッ!? 『麗しの氷姫』霧雨セツナのような、最上位層の名家の当主候補の美人で才媛なハイランクの女性なんて、誰も渡してくれなかったわっ! 妬ましい!」



 おぉ~い発言にドブなとこ出てきてるぞぉ?



「チッ、言っても仕方ないが恨むぞカナタ……! もしかしたら彼女は、僕のほうと縁談が組まれたかもしれないのに……」


「――ありえませんね」



 そこで、凍り付くような声が響いた。

 セツナさんだ。彼女は冷めきった眼差しでミチオを見ていた。



「えっ、えっ……?」


「女性に対して公然と〝ランク〟だの、まるでモノ扱い。子供とはいえその発言はどうかと」


「あっ!? いやっ、そのっ」


「不愉快です。そんな男の子と誰が添い遂げようと思いますか。カナタさんが浮足立つような月夜なら、今のアナタは汚れた壁の黒ずみですね。あぁいやだ。目に映すのも嫌になります。少しは磨いたらどうですか?」


「はぅううっ!?」



 ……うわぁ、ミチオ兄さんめっちゃ淡々と怒られてるよ。

 父に怒られるのも怖いが、女性に詰められるのは別の怖さがあるな。



「そもそもわたくし、アナタがシャロを罵った件を許してませんからね……? 恥を知りなさい、下郎」


「はひっ!?」



 しかもオーバーキルかまされちゃったよ。



「しゅ、しゅ、しゅみませんでしたぁ……っ! 学園に戻ったら、シャロにも謝ります……っ!」


「よろしい。気高さと下劣さを履き違えないように」


「はい……」



 しなしなになって頭を下げるミチオ兄さん。

 前世では反省することなんて一度もなかっただろうに。これでまたドブ成分が抜けたな。



「うぅ、カナタ……おまえのお嫁さん、しっかりした方だな。おまえの前では明るい女の子って感じだったのに……」


「ええ。とても素敵なお嫁さんですよ(まぁセツナさん曰く、偽物の婚姻関係だけどな)」



 たぶんひと段落したら関係解消になるだろう。

 霧雨家当主・霊奏師歴七十年のカゲロウ氏も俺みたいなバケモノに孫娘はやりたくないだろうし。



「すすすすすす素敵だなんてもうもうもうもうっ!」



 セツナさんに秒間十六回背中を叩かれた。

 壱號級の上澄みだけありすごい威力だ。二周目ボディだから平気だが、前世の耐久力なら倒れるぞオイ。

 この人の旦那になれる男は限られるなぁ。



「さて、ヒナミお姉様のほうも、どうかお元気で」


「うぅ~……!」



 姉ヒナミから返事がない。

 母にひしっと掴まったまま、これまた涙目で俺を睨んでいた。



「そんなに気にしてるんです? 試験に落ちたこと」


「あっ、当たり前でしょうがッ! アンタがシャロを強くするからぁぁぁっ! うえええんっ!」



 あ~また泣き出してしまった。

 ンなこと言って姉さん、まだ十歳だろうに。その歳で試験に受かる人間はなかなかいないぞ? 

 年に一人いれば珍しいくらいだっつの。



「ええええええんっ! ミチオと一緒にちょっぱやで受かって、非才共にドヤ顔したかったのにぃ~~!」



 喚く理由がドブすぎた。


 くだらね~。最初は、〝一周目世界では受かるはずだったのに申し訳ないことしたかも〟と思ってたが、なんかどうでもよくなったな。


 つか俺なんて合格したの十八の時だぞ?

 模擬戦で相手の特性は見抜けても霊力不足で火力出せなくてスタミナ切れとか、そんなしょっぱい落ち方しまくってきたんだぞ?

 それを贅沢言いやがってよ~。霊力量Aもあるくせによぉ~。けっ。



「はぁ、最近の若い者は……」


「って0歳のアンタに言われたくないわよっ!?」



 おっと、心の声が漏れてしまった。


 姉は「わぁんっバカバカバカッ! 『弟が0歳児なのに爆乳オンナ連れ込みました #拡散希望 #赤ちゃんが赤ちゃん作る気』ってSNSに書いてやる~!」と言って俺たちの写真撮って去っていった。やめろドブ姉。



「はは……空港まではミチオヒナミと同席する予定だ。二人とも、改めて色々教えないとね……」



 まだまだアレな二人にミチタカ父さんが苦笑した。


 同時に「「ひぅっ!?」」と怯えるヒナミチオだが、まぁこれまで疎遠だった親との時間だ。飛行機の時間まで軽食でも取ってたっぷり楽しめばいいさ。



「あぁそうだカナタ。あの亜人の青年、ロウガくんの暴走の件で、不知火オウマ氏から謝罪の通話を受けたよ」



 父は携帯の入ったポケットを軽く触った。

 この人、霊奏機関総帥・不知火オウマとプライベート電話で繋がってるんだよな。

 ほんと一周目の世界では考えられない事態だよ。



「カナタがきっちりカタをつけてくれたからね。あの青年も裁かれたし喚く気はない。でも、オウマ氏は何なりと賠償すると言っている。……どうする?」



 問いかけてくるミチタカ父さん。

 ミチオ兄さんも「僕はどうでもいい。あれは僕が弱かっただけだ」と言って俺のほうを見てきた。



「ミチオは蹴られただけで済んだ。だが、ロウガという男とリルって子は、キミを抹殺しに来たんだ。傷一つ負ってなくても、一番の被害者はカナタだよ?」



 ふむ、だから俺が決めてもいいのか。

 それなら、



「ではお父様、オウマ総帥にこうお伝えください。〝そちらの屋敷で食事でもしましょう〟と」


「しょ、食事……? それでいいのかい?」


「ええ。ビュッフェ形式がいいですね~。自分はよく食べますので。豪華で美味しいご飯を要求しますよ」



 二周目ボディになってからメシが美味いよ。


 めっちゃ腹減るってのもあるが、赤ちゃんだから舌が敏感なんだなぁ。

 細かな旨味も感じられるよ。



「……わかった。伝えておこう。しかしカナタ、ゴネろとは言わないけど、あまり安い条件で許してしまうのは……」


「自分はお人よしですから。ああ、でもこう付け加えてください」


「?」



 仲良くなりたい人たちがいるんだよなぁ~。

 特に最上級概念霊【消失】みたいな強敵の出現時には、真っ先に戦場に行かされるからね~あの人たち。



「死罪人部隊、『八咫烏』」


「!?」


「あの人たちも、食事に招いてくださいませんか?」



 俺はお人よしだからね~。

 あの人たちにも美味しいご飯食べてもらいたいなっ。



「みんなで仲良く食べましょうね?」



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【Tips】


・『八咫烏』を食事に招いて「みんなで仲良く食べましょうね?」という発言への反応。


オウマさん:(!?!?!?!?!??)

セツナさん:(どこがお人よしですか。この人ってばホント刺激的に邪悪……!)

カナタくん:(仲良くなりたいな~)


シイナさん:「ファアアアアアアアアーーーーーーーーーッッッッッ?!!?!?!? カカカカカカカッ、カナちゃんと一緒にッ、アホオウマに殺意持ってる『八咫烏』みんなでご飯ンンンッッッ!? ああああああああああああ最高しゅぎるあああああああああああああーーーーーーーーーーッッッッッ! それ絶対オウマには地獄の空気になるやんけ!!!!! 最高の食事会になるやんけあああああああ!?!?!?!? ああああああカナちゃん神神神神!!!!!!」


『八咫烏』:(これが、真の邪悪ッッッ……!?)



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