概要
イェリナの眼鏡への執着とも取れる愛は、凄い。
貧乏田舎男爵家の娘でありながら、眼鏡を普及させるため猛勉強してアカデミーへと進学し、どうにか自力で眼鏡を作るほど。
そんなイェリナの前に、存在しないはずの眼鏡らしきもの(幻覚眼鏡)をかけた男子学生が。イェリナは思わず追いかけ、その手を取った。
すがった相手は格上貴族の大公子息セドリック。対するイェリナは田舎の男爵令嬢。
けれど、イェリナはなりふり構ってなどいられなかった。
眼鏡を前にして引くことなんて、できない……!
幻覚であるとはいえ、眼鏡は眼鏡。眼鏡が存在しない世界のくせに、眼鏡が似合いすぎるセドリックの圧倒的眼鏡顔(幻覚眼鏡付き)にメロメロにさ
おすすめレビュー
新着おすすめレビュー
- ★★★ Excellent!!!眼鏡好きな気持ちは、こんなにも人を幸せに出来る。
とっても眼鏡愛に包まれた作品です。
まずは、あらすじをお読み下さいませ。
あらすじ以上に、この作品のこと、あふれる眼鏡愛を伝える手段がございません。
眼鏡を愛するイェリナは眼鏡の無い世界への転生者。
眼鏡が恋しいと、大公子息セドリックに幻影眼鏡を見るところから始まる、素敵なラブロマンス。
なのですが、中心にあるのは眼鏡なのです。
セドリックとの間に描かれる恋愛にキュンとして、イェリナの眼鏡愛に笑って。
眼鏡を中心として進む物語。
ラブロマンスにキュンとしながら、それと一緒に眼鏡愛。徐々に物語の確信に迫っていきながら、それと一緒に眼鏡愛。
眼鏡好き作者の、とめどない眼鏡愛にあふれた作…続きを読む - ★★★ Excellent!!!眼鏡眼鏡眼鏡……っ! 圧倒的眼鏡愛!
主人公イェリナは、眼鏡をこよなく愛する転生者。
眼鏡が好きすぎて、眼鏡の存在しないこの世界で、自ら眼鏡を作り出してしまうほど。
そんな中、突如現れたセドリックという美青年。
なんと彼の顔には、存在するはずのない眼鏡が幻視されて――?
この幻覚眼鏡と、イェリナの眼鏡愛が物語の根幹に深く深く関わってきます。
イェリナとセドリックはお互いに淡い想いを抱き始めるのですが、身分差によって周りから疎まれ、陥れられるイェリナ。
恋と友情と眼鏡の狭間に揺れるイェリナの乙女心と、時折暴走する眼鏡愛がとにかく可愛らしい!
眼鏡あり、笑いあり、涙あり、キュンあり、そして眼鏡あり。
いや、もうほんと眼鏡様です^ …続きを読む - ★★★ Excellent!!!王道の異世界転生ラブロマンスだけじゃない魅力があります!
主人公イェリナの眼鏡愛が素晴らしく、突出具合がとても良い作品です。彼女の一途さに心を鷲掴みされました。時々くすっと、そして熱い思いが伝わってきます。
眼鏡を中心に(!?)お話は進んでいきますが、恋愛要素もあってドキドキしながら読ませていただきました。セドリック様がかっこいいです。ぜひ、実物のお眼鏡を実際にその尊顔へ…と夢見るばかりです。
物語は最終章に入っているんですが、終わるのが寂しい…もっと眼鏡愛を見ていきたい作品です。
面白くて、つい声に出して笑ってしまうところが多々あるので、これから読む方は気をつけて下さい。お勧めです! - ★★★ Excellent!!!圧倒的語彙力、圧倒的胸キュン展開…とにかくあらすじを読んでください。
まずはあらすじだけでも良いです。あらすじを読めば、きっとあなたも虜になる。
冒頭から(というかあらすじから)炸裂する眼鏡愛、そして眼鏡に関する語彙力の豊富さ。この小説にタグをつけるなら、#眼鏡語彙力の玉手箱 とでも言えてしまいそうなほどの眼鏡に関する語彙力の豊かさにまず驚かされます。
さらに驚くのが、眼鏡愛だけで終わる作品ではないということ。登場人物それぞれが大変魅力的で、特に主人公であるイェリナの一風変わったキャラクターと、イェリナが一目惚れするセドリックのカッコ良さが愛おしいほどにマッチしていて、個人的に応援したくなる男女ランキングの年間上位に食い込むほど。
脇を固める人物も、嫌な奴かと…続きを読む