とっても眼鏡愛に包まれた作品です。
まずは、あらすじをお読み下さいませ。
あらすじ以上に、この作品のこと、あふれる眼鏡愛を伝える手段がございません。
眼鏡を愛するイェリナは眼鏡の無い世界への転生者。
眼鏡が恋しいと、大公子息セドリックに幻影眼鏡を見るところから始まる、素敵なラブロマンス。
なのですが、中心にあるのは眼鏡なのです。
セドリックとの間に描かれる恋愛にキュンとして、イェリナの眼鏡愛に笑って。
眼鏡を中心として進む物語。
ラブロマンスにキュンとしながら、それと一緒に眼鏡愛。徐々に物語の確信に迫っていきながら、それと一緒に眼鏡愛。
眼鏡好き作者の、とめどない眼鏡愛にあふれた作品です。
最後まで読み終わってからでも、また読みたくなります。どこをとっても作者様の眼鏡愛にあふれてます。こんなにも好きな気持ちが込められているのかと、こちらまで幸せな気持ちになります。
眼鏡愛にブレがない。
眼鏡に始まり眼鏡に終わる、素敵なラブロマンス。
眼鏡小説という初めての体験、皆様も是非してみてはいかがでしょうか?
オススメです。
主人公イェリナは、眼鏡をこよなく愛する転生者。
眼鏡が好きすぎて、眼鏡の存在しないこの世界で、自ら眼鏡を作り出してしまうほど。
そんな中、突如現れたセドリックという美青年。
なんと彼の顔には、存在するはずのない眼鏡が幻視されて――?
この幻覚眼鏡と、イェリナの眼鏡愛が物語の根幹に深く深く関わってきます。
イェリナとセドリックはお互いに淡い想いを抱き始めるのですが、身分差によって周りから疎まれ、陥れられるイェリナ。
恋と友情と眼鏡の狭間に揺れるイェリナの乙女心と、時折暴走する眼鏡愛がとにかく可愛らしい!
眼鏡あり、笑いあり、涙あり、キュンあり、そして眼鏡あり。
いや、もうほんと眼鏡様です^ ^
物語は現在最終章。
眼鏡への深い愛がどんな風にラストを彩ってくれるのか、楽しみです!
ぜひご一読下さい♪
主人公イェリナの眼鏡愛が素晴らしく、突出具合がとても良い作品です。彼女の一途さに心を鷲掴みされました。時々くすっと、そして熱い思いが伝わってきます。
眼鏡を中心に(!?)お話は進んでいきますが、恋愛要素もあってドキドキしながら読ませていただきました。セドリック様がかっこいいです。ぜひ、実物のお眼鏡を実際にその尊顔へ…と夢見るばかりです。
物語は最終章に入っているんですが、終わるのが寂しい…もっと眼鏡愛を見ていきたい作品です。
面白くて、つい声に出して笑ってしまうところが多々あるので、これから読む方は気をつけて下さい。お勧めです!
まずはあらすじだけでも良いです。あらすじを読めば、きっとあなたも虜になる。
冒頭から(というかあらすじから)炸裂する眼鏡愛、そして眼鏡に関する語彙力の豊富さ。この小説にタグをつけるなら、#眼鏡語彙力の玉手箱 とでも言えてしまいそうなほどの眼鏡に関する語彙力の豊かさにまず驚かされます。
さらに驚くのが、眼鏡愛だけで終わる作品ではないということ。登場人物それぞれが大変魅力的で、特に主人公であるイェリナの一風変わったキャラクターと、イェリナが一目惚れするセドリックのカッコ良さが愛おしいほどにマッチしていて、個人的に応援したくなる男女ランキングの年間上位に食い込むほど。
脇を固める人物も、嫌な奴かと思いきやいい人だったり…主人公は虐められかけてるのに相手の名前すら思い出せなかったり(眼鏡キャラじゃないから)…ハチャメチャなようで一貫していて、気持ちよく読める一作です。
とにかくまず、あらすじを読んでください。眼鏡萌えじゃなくても十二分に楽しめるし、眼鏡萌えの人は読了後「もっと早く出会いたかった…!」と思うに違いありません!
第一章までの感想です!
眼鏡を愛する転生令嬢イェレナはこの世界に眼鏡がない事に絶望していた。
しかし、セドリック・カーライル大公子息の美しい顔に、はっきりと眼鏡の幻覚を見た彼女は、思わず飛び出し「眼鏡さま!」と手を取ってしまう
そんなシチュから始まる物語ですが、本作の特徴はあふれんばかりの眼鏡愛につきます。そもそもヒロインのイェレナ自体が、眼鏡のことしか考えていない。セドリックに眼鏡の幻覚が見えたために声をかけてしまったが、それ以外の人間(非眼鏡)の顔は、まともに判別がつかないという徹底ぶり。この子、眼鏡のことしか考えていない……
それでいて、他者の顔に対して、この眼鏡が似合うなどと日々妄想しているのだから、眼鏡の申し子といえます。もう眼鏡屋さんの店員さんすればいいのでは? 眼鏡がないもの。ならば作るわ。と自作の眼鏡を作っていたりします。
そんな彼女に対して、セドリックはなぜか受け入れて、好意的。あまりに家の格が違うために、周りの人間が止めたり、忠告したりするのですが、本人が眼鏡の方向しか向いていないので、かみ合わないところがクスりとさせられます。
一章の最後に、セドリックがどうして、彼女を受け入れたのか? が明かされるのですが、その理由もまた振るっていました。
コミカルで、読みやすく、眼鏡好きには刺さるお話です。