仏座ななくさ

一つなら気のせいかもしれないといえますが、二つも不思議なことが起きてしまえば何があったのかと怖くなったりするものです。 けれども恐怖だけでなく不思議さと心を温める心地になっているの…続きを読む

異世界転生の作品は多くありますが、この作品は極めて理論的な方向から『逆異世界転生』についての話を突き詰めており、発想力に驚かされました。 そもそも今と異なる世界に行きたいと願うとい…続きを読む

理解ある友達が、異世界にいたら……なんてこと、小さな頃に考えたことはありませんか？ その日あったことを楽しくおしゃべりして、悩みを聞いてくれて、危ないことをしようとしたら諭してくれ…続きを読む

グルメバトル漫画を読んでいるかのような心地になるストーリーですが、舞台が海賊・悪魔・魔導書と魅力的なワードが盛りだくさん！ 料理番を任されている海賊の少女、陳露華と個性豊かな仲間た…続きを読む

あなたはどうしますか？ きっと誰しも、「もしそうなったらどうしよう」と一度は想像したことがあるのではないでしょうか。このお話は短いながらもその恐ろしさとやるせなさをうまくまとめ上げ…続きを読む

焔を操る力を持ち、男前ながらもドジな可愛らしさがある主人公梓豪と。ミステリアスながらも絶世の美しさを持つ、氷へと封じられていた青年、紫釉。 偶然の出会いは、けれども不思議な赤ん坊の…続きを読む

人生は甘さだけではなくほろ苦さもある…その想いをしみじみと伝えつつも穏やかさと軽快さを両立させる描写はページをめくる手が止まりません。 鈴音さんとマスターのユーモアあるやりとりや…続きを読む

ミステリージャンルは元々とても好きな方ですが、カクヨムのように話数が細かくなるシステムだとどうしても“つかみ”が課題になってきます ですがこのお話は悪役令嬢とその死から、平民にまで…続きを読む

そう笑いかけてくる女性の姿が思わず見えるようでした。
美しい、けれどもおそろしさを漂わせる少女と、彼女にみそめられてしまった人々の恐ろしい、けれども目が離せない物語をどうぞ。

いまの家族を愛せる人、愛せない人、家族ってなんだろうなと思ってる人、家族がほしい人。 家族とはあるものではなくてなるものなのです。そう思わせてくれる、絵本のような温かみのあるお話で…続きを読む

家族愛が好きな人間なので、序盤から妹を想う兄の想いに胸をグッと掴まれました！ 周囲はどう足掻いても救いなんてない状態で、それでも妹を助けようとできることをしようと足掻く姿は必見で…続きを読む

皆さんは王道バディと聞くと何を思い浮かべますか？ 命懸けの現場、犬猿、相性抜群、真逆の二人…… この作品ではまさしくそれら全てを内包した二人が出てきます。彼らの出会いと、人となり。…続きを読む

最も恐ろしいと思う罪、あなたはなんだと思いますか？ この物語は死刑より恐ろしい罪をくだされる瞬間からはじまります。 なぜそれを主人公は受け入れたのか、そこに待ち受けている出逢いと…続きを読む

「シノ君って誰だよ！」 1話目を読んでそう感じたあなた。そう、あなたのような人にこそこのお話はおすすめです。 思春期の複雑な感情と憧れ、そして恋。それらが夏の舞台に浮かぶ謎と絡み合…続きを読む

美術館という空間は直接人と向かい合うのは絵で、他の人の顔を見るのは絵を見つめている横顔が主。 会話以上にそう言った特徴に魅せられることから始まる二人の物語に胸が温かくなりました。 …続きを読む

私は筆者様とは逆に散財が苦手な性格で、欲しいなと思ったものでも中々買うことの少ないタイプです。だからこそというのでしょうか、全く真逆のタイプの話を知る機会になってとても面白かったで…続きを読む

同じ時刻に自殺した人々が集められた先、シャワーを浴びた先に待つものとは。 運命は気まぐれなものだと言いますが、まさしくこの話はそれを体現しています。けれども同時に、運命にだってその…続きを読む

魔法と科学の入り混じる世界。 魔導師とよばれる存在と一般との隔絶、魔導師内でも格差はありながらも、その世界で自らの芯を抱いて前を向く少年少女。　彼らのやりとりはまさしく青春そのもの…続きを読む

主人公はアルビノの女の子。日光が苦手な体質だからこそ、太陽に憧れる。 そんな彼女がアバターとなることで日光浴を楽しめるようになるかと思いきや…！？ さくさく読めるタイプの文体でスキ…続きを読む

繊細な描写で彩られる個性豊かな魔法生物たち。彼らは本来異界に住むファビュラスベートと呼ばれるものたち。 19世紀のフランス、パリに迷い込む彼らと世界を管理する魔法使いの青年。そして…続きを読む

ここは魔術の存在する世界。 童話や絵本を読んでいるような繊細な描写と、けれどもその中心となる二人のどこかちぐはぐとした物語です。 はたして老人・ゼトは何を望み砂漠へと、そして水晶の…続きを読む

分からないことは怖いこと。 そんな言葉を聞いたことはありますか？ 本作品でも各地で起こる超常現象と異形と呼ばれる存在に、多くの人たちは恐怖しています。 当作品の主人公の青年は、そ…続きを読む

冒険者として必要なアイテム。そう言われたら皆さんは何を想像するでしょうか？ 武器と防具？魔法？それも勿論ですが、先に進むための地図と向かうべきダンジョンは欠かせません！そしてそれら…続きを読む

かっこいい女主人公、正統派のファンタジー、不思議な力を持つ青年、渦巻く野望に巻き込まれながらも誰かに手を差し伸べ続ける人々。そんなお話を読みたくなることはありませんか？ このお話に…続きを読む

怒涛の勢いでスルスルと読んでしまう逸品です。まさかたくあんがあんなことに使われるだなんて……っ！(ネタバレなのでどんなことに使われるか気になる方はお読みください) 独特な匂いに最初…続きを読む

喫茶店めぐりが最近楽しいこともあって、こんなお店に是非行ってみたい！と思わせるお話になってます。 のどかで柔らかな文章と、美味しそうなお菓子の組み合わせは読んだ人の気持ちもほっこり…続きを読む

鳥から進化した鳥子という種族と猿から進化した人類が共存している世界。 鳥から進化したということもあり鳥としての特徴を継いではいますが、喜びも、悲しみも、怒りも、優しさも、わたしたち…続きを読む

このお話のタイトルの通り、お話の中で主人公のジルは本当に失敗をたくさん繰り返します。時に凹むこともありながらも、すぐにまた前を向いて、前のものがダメだったら次のものをとさまざまなこ…続きを読む

死にたがりの少女と長生きを望む男。それらは決して同じものではなく、全く別の存在で。だからこそこの文章が美しいのだとも思います。 決してハッピーエンドではありませんが、それでも読後感…続きを読む

普段あまりラブコメを見ない層ですが、楽しく読ませていただきました。 一つ一つの出来事を経て着実に好感をあげていく。でもちょっとエッチなことも期待したくなる。そんな心理と優しさが良い…続きを読む

忍者の幽霊とは…という思いで読んでみましたが、最初のシーンからクライマックス。緩急をつけての場面転換や、会話の巧妙なテンポ、時折あるシリアスな独白も重くなく気軽に読める良作です！

人よりもはるかに長命を生きる吸血鬼の傲慢さと、それを必死になって殺そうと足掻く人間のやり取りがとても良かったです。元々吸血鬼ネタが好きな身として「そう、こういうのがいいんだよ！」と…続きを読む

これは間違いなくホラーですね。 個人的には半ばあたりから背筋をゾッとさせられつつも、一つ一つが短いからサクサクと読めて、最後まで読んで更にぞっ…。シンプルながら良質な作品でした。朝…続きを読む

お話を読んでいて、雨の中にひっそりと佇むバーの情景が脳裏にありありと浮かび上がってきました。 温かな雨のような包み込む文章と、その中で織り成される人と吸血鬼の穏やかな会話がとても好…続きを読む

眼鏡こそ至高、眼鏡こそ我が人生。そして眼鏡こそ推し……という勢い、巧妙なテンポでとても面白かったです！

歴史小説を読む機会は少ない身の上なのですが、そんな私でも思わず引き込まれてしまった素晴らしい文でした。 剣の描写も迫力があり、とても惚れ惚れしてしまいました。続きも是非、楽しみにし…続きを読む

キュートのポイント？もちろん我らが愛くるしい魔王さまです
これは主人公も尽くしたくなること間違いない……。威厳と可愛さの両立がなされていてそれぞれを二乗にしてますね！

宿題をさせたい親と宿題をしたくない子供……それは永遠のwar. やらないと未来の自分が泣くと分かっていても、今の自由を楽しみたいのが子ども。その子供が未来に泣くのを放っておかないの…続きを読む

かくいう私もガルフさんほどではありませんが虫が苦手なのでとても気持ちが分かります…。意識していないと気が付かないのに、見つけた瞬間意識から離れなくなるのが一番恐ろしい…。

書籍化は文字を書く人誰しもが夢見るものですからね…それを自分自身から発表されたこと、とても素晴らしいと思います！私も私自身にまずはそれを発表できるよう、一層鋭意の努力を重ねていきま…続きを読む