美術館という空間は直接人と向かい合うのは絵で、他の人の顔を見るのは絵を見つめている横顔が主。会話以上にそう言った特徴に魅せられることから始まる二人の物語に胸が温かくなりました。美術館独特の透明な空気感を併せ持つ描写と相まって、とても素敵なお話です。