タイトルとキャッチコピーから何だかもう訳がわからないのですが、始まりは殺人現場、出会ったのはその犯人と忍者姿の幽霊というさらに訳がわからない状況です。
しかもこの忍者、初めの口調は重かったのに、性格がやたらと軽い。主人公の方も、あまりに動じない様子に、凄惨な現場であることを意識しつつもあれ、えっ、ちょっと待って……? と思っているうちにどんどん話が進んでいってしまいます。
コミカルな会話に吹き出しつつ、さくさく進む死体遺棄処理にこのまま話が終わるのかと思いきや……?
怒涛の展開とラストは圧倒されたまま、あ、じゃあ永遠にお幸せに……! となんだか祝福したくなるジェットコースターのようなお話でした。
ちょっと(?)物騒なのに、出会った運命の二人に思わず笑って元気をもらえてしまうお話、日常に疲れている時にもおすすめです。