とにかく設定でやられました。『忍者の幽霊』が登場するというのが意外性があって最高です。 しかも忍者がとぼけた性格をしていて、主人公との掛け合いがとにかく楽しい。最後までニヤニヤさせられながら読むこと必至です! その二人が軽い珍道中みたいに出かける展開とか、道中で忍者の身の上話を聞く感じとか、他にはない独特な物語世界が展開しています。 まさに「大当たり」と呼びたくなる作品で、一人でも多くの人に読んでもらいたいです。
恐ろしくありつつ、話題もドロドロ感ありますが少しユーモアな感じも否めない不思議な感じの物語でした!
掛け合いがコミカルで、でも物語の中で進む出来事はとても物騒で。なんともいえないアンバランスさと、展開に最後まで目が離せませんでした。ラストは衝撃でしたが、この二人、いいコンビになると思います。
忍者の幽霊とは…という思いで読んでみましたが、最初のシーンからクライマックス。緩急をつけての場面転換や、会話の巧妙なテンポ、時折あるシリアスな独白も重くなく気軽に読める良作です!
タイトルとキャッチコピーとあらすじが意味わからなすぎて、読んだらかっこよすぎて、情緒が追いつきませんでした。そんなお話です。しかもハッピーエンド(だと私は思う)。最高でした。
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