このレビューは小説のネタバレを含みます。全文を読む(186文字)
まずキャッチコピーで釣られる。恐怖に直面しながら、一人称で心境をしゃべり倒す主人公。怪談、そして艶笑譚と、落語に通じるノリがある。アルマゲドンが「それ、冒頭から触れててもいいレベルの危機…」とツッコミたくなる扱い。サゲも効いたまさに現代落語、どうぞ一席お付き合いを。
他の方のレビューを見てきました。キャッチコピーに一目惚れです。○○○が出てくるたびに笑いました。
タイトルとキャッチコピーを見て想像される通りのノリと、この作品を書いている時の作者様ご自身のテンションの高さをうかがわせる作品です。話の内容というよりも、この作品から溢れる勢いそのままに読むと楽しいです。
このレビューは小説のネタバレを含みます。全文を読む(122文字)
幽霊が出るという事故物件に主人公が住むという、SFコメディ作品です。「期待を裏切られる」とか「想像の斜め上を行く」とか、フィクション作品によるそれらの快感を十分に持ち合わせているのですが、それだけではないと言えます。読み終わった今でも、自分がどこへ連れて行かれたのかわからない感じです。激辛ラーメンをとりあえず一滴残らず飲み干したくらいの状態ですね。
タイトル通り…だったと思います。おそらく。ホラーだと思うのですが、主人公の個性というか、思想が凄いので、コミカルさが上回ります。ホラーが苦手だけど、コメディーは大好きという人には多分ぶっ刺さる作品です。終始、「嘘でしょ…?!」ってなってました。明かされる情報がぶっ飛んでいるので…。特に中盤からが凄い。そして、ラストも見てください!