概要
夜中のトイレで読めるホラー
「お兄さん、女難の相が出ているよ」
「知ってます」
北は北海道から南は沖縄、上は99歳から下は3歳、生きとし生ける全ての女を狂わす絶世の二枚目・子安撤兵。あらゆる女難に苛まれてきた撤兵は苦節20年、ようやく心から愛せる恋人を持つことができたが、交際数か月で彼女はこの世を去ってしまう。再び女難・肩こり・腰痛・目のかすみに悩まされるようになった撤兵に残されたのは、彼女がくれたロケットペンダント一つ。しかしある日、メイド服を着た不審な女にペンダントを奪われてしまう。取り返そうと躍起になる撤兵に、メイドは意味深な言葉を残して去ってゆく。
「道徳的ないい方をするのであれば、強い思いを込めらた物。不道徳ないい方をすれば呪われた物を集めるのが、あたしのだぁさま――旦那様の趣味であり職業なのです」
全て
「知ってます」
北は北海道から南は沖縄、上は99歳から下は3歳、生きとし生ける全ての女を狂わす絶世の二枚目・子安撤兵。あらゆる女難に苛まれてきた撤兵は苦節20年、ようやく心から愛せる恋人を持つことができたが、交際数か月で彼女はこの世を去ってしまう。再び女難・肩こり・腰痛・目のかすみに悩まされるようになった撤兵に残されたのは、彼女がくれたロケットペンダント一つ。しかしある日、メイド服を着た不審な女にペンダントを奪われてしまう。取り返そうと躍起になる撤兵に、メイドは意味深な言葉を残して去ってゆく。
「道徳的ないい方をするのであれば、強い思いを込めらた物。不道徳ないい方をすれば呪われた物を集めるのが、あたしのだぁさま――旦那様の趣味であり職業なのです」
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