概要
病理の影に「神と鬼」。奔走する幼女たちの正体は。
廃屋で見つかった、首の無い少女の遺体。
殺人現場に現われた幽霊は、霊が視える高校生、度会眞仁の元へとやって来た。
幽霊の頼み事とは「殺された子供を助ける」こと。
そのためには殺人鬼を捕らえ、取り憑いた「鬼」と対峙しなければならない。
眞仁と仲間たちは、犯人を捜して奔走するが、第二、第三の殺人が起きて…。
取り憑く鬼を追いつめるのは、警察か幽霊か。
事件に対峙するさ中、眞人たちは知るかもしれない。
幽霊とは何か。鬼とは何か。神とはどんな存在かを。
神社と神道の視点から紡ぐ、伝奇ローファンタジーです。
殺人現場に現われた幽霊は、霊が視える高校生、度会眞仁の元へとやって来た。
幽霊の頼み事とは「殺された子供を助ける」こと。
そのためには殺人鬼を捕らえ、取り憑いた「鬼」と対峙しなければならない。
眞仁と仲間たちは、犯人を捜して奔走するが、第二、第三の殺人が起きて…。
取り憑く鬼を追いつめるのは、警察か幽霊か。
事件に対峙するさ中、眞人たちは知るかもしれない。
幽霊とは何か。鬼とは何か。神とはどんな存在かを。
神社と神道の視点から紡ぐ、伝奇ローファンタジーです。
おすすめレビュー
新着おすすめレビュー
- ★★★ Excellent!!!この物語は、文字の力だけで読者の恐怖を呼び起こす
冒頭を読んだとき、猟奇殺人の犯人を追いかける物語なのかと思いました。しかし読み進めていくと、事件の裏側に潜んだ鬼を追いかける物語なのだとわかります。
鬼なんて派手なネーミングですが、この鬼が取り付いている人間が、なにげない日常に隠れてしまうほど特徴がないため、捜査が難航して、第二、第三の被害者が出てしまいます。
この犯人が怖いのです。もし我々の暮らしている現実世界に、この犯人がいたら、間違いなく見つけるのが困難だからです。大声で威嚇するチンピラよりも、無言で近づいていきなり攻撃するサイコパスのほうが怖いのと一緒ですね。
では、そんな風景と同化した犯人にどうやって対抗していくかと…続きを読む