まったく知らない世界に転生したようです。
吉川 箱
第1話 咲く花月 ⑴
地面に届かない足をぶらぶらとさせて子供っぽさを演出してみる。まぁ実際、足が届かないので足はぶらぶらさせるしかないのではあるが。
「はぁ……モブなのかヒーローなのか乙女ゲームの攻略対象なのか全く分かりません。一つも分からん。大体こういう転生モノって多少は知識のある物語に転生するもんじゃないの? えっすすでフォロワーさんから受動的摂取した覚えもない。何一つ知らん。どこなのエーゲルシアって。知らんよアグレフリュード大陸って。デ・ランダ皇国ってどこ? 誰なのよスヴァンテ・フリュクレフって。知りませんよそんな世界。一つもヒントないじゃん? 詰み」
手入れの行き届いた庭園を望むテラスにはアイアンのテーブルセットが置かれている。テーブルセットが影で覆われるよう、ご丁寧にパラソルまで掲げられている。
噴水を囲むように咲く可憐な鈴蘭。外界からの目隠しのために植えられた夾竹桃。白い手が垂れ下がっているかのようなダチュラ。細い花弁のシキミ、釣り鐘状の小さな花が密集して咲くジキタリス。
――全部何らかの毒がある植物ばかりですね。誰の選定なんだろう怖い。
花を手入れする庭師のヴィノさんと、その息子のラルクが植え込みの間に見え隠れする。ヴィノさんは亜麻色の髪、黄緑色の瞳で細身で鋭い印象があるものの、なかなかの男前だ。ラルクは母親であるベッテによく似た愛嬌のある顔立ちに、ベッテに似た茶色の髪、若草色の瞳の元気な七歳の至って普通の男児である。
「大体さぁ、こんな不遇な幼少期の設定盛り盛りでモブなわけないじゃんね。油断できない怖い」
思案に暮れるぼくの周りを飛ぶ精霊たちへ、スミレの砂糖漬けを配りながら独りごちる。精霊たちはくすくすと笑いながらぼくの周りを飛んでいたが、何かに気づいてさっと姿を隠した。
「スヴァンテ様、皇王陛下がお見えになられました」
乳母のベッテがそっと椅子を引く。執事のフレートが夾竹桃の生垣からテラスへと向かって来る。その後ろに護衛騎士に囲まれて宝石だの徽章だのがたくさん付いた衣装の、金髪に夜空のような深い藍色の瞳の中年男性が現れ、鷹揚に放つ。
「息災であったか」
「お呼びたてしてすみません。皇王陛下におかれましてはますますご健勝のこととお喜び申し上げます」
椅子から飛び降り、胸へ手を当て左足を僅かに後ろへ引く。皇王は微かに片眉を動かした。
「大したものだ。誰に習った」
「見よう見まねでお恥ずかしゅうございます」
にっこり微笑むと、皇王の視線がぼくの口元へと流れた。唇の左下にほくろがあるせいか、笑みを作ると大抵の人の視線はそこへ動く。フレートがぼくを抱えて椅子へ載せてくれる。手足が短いから一人で椅子に座れないんだよね。
「おぬし、いくつになった?」
「三月で五歳になったばかりにございます、陛下」
小さな丸い手を開いて見せる。そう、ぼくごちゃい。中身は二十五歳成人男子だが、今はとにかく怪しかろうと五歳児のフリをするのだ。生き残るために。
しかし皇王は深い藍色の瞳をぎろりと目を動かした。五歳児をそんな目で睨まないでいただきたい。ぼくが普通の五歳児なら泣いてる。中身二十五歳成人男子なのに泣きそうだもん。
「こんな恐ろしい五歳児居てたまるか。皇王へ文を寄越す五歳だぞ? その文もまぁ、立派なものだ。うちの小倅なんぞようやっと文字を習い始めたところだ」
「ははは……。ジークフリード皇太子殿下はまだ七つではありませんか。これからにございますよ」
「……おぬしより年上なのだがな」
中身二十五歳成人男子と比べてはいけない。だがそう答えるわけにも行かず、笑ってごまかす。
「あはははは」
目の前の男は確かに王として生まれ、王として生きている人間なのだろう。胆力というか、常人とは違う雰囲気を醸し出している。つまり王様とか王族とか皇族とか権力めっちゃ怖い。だって日本じゃ庶民も庶民、ド庶民だったんだもん。
「して、余を呼びつけてまで何を望む」
「ぼくに魔法を教えてもらえるか、魔法使いに髪の色を変えてもらえるとありがたいのですが、どうでしょう」
刹那、目の前にいるゴテゴテした服装の怖そうな大人から、一切の表情が消えた。どうなのよ。五歳児にその表情を見せるなんて。ぼくの中身が成人男子じゃなかったら泣いてるぞ。
「何故、髪の色を変えたいか聞いてもよいか」
「はい、陛下」
無表情の圧力など、気づかぬフリでティーカップをティーソーサーへ置く。小さくて丸い手は不器用だ。注意を払ってもかちゃりと陶器がぶつかる音がした。だって皇王めっちゃ怖いし、緊張で手がブルブルしてる。小さい子に向かってなんだその態度は。大人だって泣くぞ! 現にぼくは今、泣きそうです!
それでも諦めきれないものがある。それがヲタクというものだ。
小さな唇で息を吸い込む。ぼくの隣にある
「ぼくは曽祖母に似ているようです。反乱軍に知られれば、旗印として利用しようという良からぬ考えを持つ輩も出て来るでしょう。そうなればわざわざ恋人たちを引き裂いてまで王命にて両親に婚姻を結ばせた陛下の配慮も無駄になります。できればエーリヒ・アンブロス子爵に似た赤毛に変えてもらえれば、と。このサーベア離宮の限られた人間しかぼくの姿を見ていない今こそ、絶好の機会かと愚考いたしました。反乱軍の旗印として利用されるのは本意ではございませんが、何せぼくには後ろ盾がありませんので。お金あげるって言われたら、やっぱりそこは人間ですもの。生活のために致し方ないと付いて行かない自信はありません」
にこにこ。微笑んで真っ直ぐゴテゴテおじさんを仰ぐ。あ、ベッテ。ミルクください。ミルクティーにします。お砂糖は要りません。ありがとう。よろしければ陛下の護衛の方々にもお茶を。あ、やっぱ職務中は飲食ダメなんですね残念です。ごっくん。
「ぶわっはっはっは!」
ゴテゴテおじさんことこの国、デ・ランダ皇国の第十四代皇王
「つまり余に魔法使いと自由になる金を寄越せというのか、スヴァンテよ」
「そんな厚かましいことは申しませんよ、陛下。あ、魔法使いは呼んで欲しいです。髪の色を変えたいのは本当なので。あと、これ以上何の縁もないぼくに国費を使わせるのは気が引けるので、少々小遣い稼ぎをする許可をいただきたいのです」
「小遣い稼ぎとは?」
「新しい玩具を考えたのでその玩具を販売するための諸々許可と、商人や職人の出入りをご許可いただきたく。詳細はまた追ってお伝えいたします。そのためにも、ぼく名義の貸金庫を開設する許可もいただきたくて。とりあえずは、そんなところです」
行儀悪く前のめりになり、テーブルへ肘を置いて皇王はティーカップを仰ぐと苦いものでも口に含んだような顔をした。
「魔法を教えてくれなどとよくも抜かすものだ。おぬしならば知っておろう。フリュクレフもアンブロスもおぬしに見向きもせぬ理由を」
子供らしくきょろん、と首を傾げた。虹彩をくるりと回して上目遣いに皇王を見やる。ぼくは銀色の髪に
「微塵も魔力がないからですね」
そう。この世界、魔法があるんだよね。けどぼくには魔力が一切ないらしい。魔法がある世界ならぜひ、一度は魔法を使ってみたいと考えるのがヲタクというものじゃないか。残念でならない。しかし自分には魔法が使えなくとも魔法を感じる術はある。そう、誰かに魔法をかけてもらうのだ。高祖母云々は完全なる口実である。自分で魔法だヒャッハー! できないならせめて魔法を体験したいのがヲタクってもんでしょう!
この世界、魔法で身体強化しながら戦うから剣士も魔力がないと戦場では生き残れないらしい。知らんけど。なのでぼくは剣士になることもできない、できそこないのいらない子なのだ。
ぼくがいらない子なのは、もう一つの理由がある。
「余を窮地より救った皇国の英雄エーリヒ・アンブロス。褒美をやらねば面子が立たぬ。だが貴族と言うのは平民に爵位を渡すことを嫌がる。爵位の代わりにフリュクレフ王家の血筋であるシーヴ・フリュクレフ公爵令嬢との婚姻を以て公爵位を渡そうとしたが上手く行かぬものよな。まさかあそこまで不仲になって、フリュクレフ公爵令嬢がアンブロス子爵にもおぬしにも家督は譲らぬと言い出すとはままならぬものよ」
「名ばかりの公爵で貧困に喘ぐフリュクレフ公爵家としても、支度金を賜り悪くない話であったとぼくも思います。けれどアンブロス子爵とリヒテンベルク子爵令嬢の悲恋は『椿の咲くころ』という演劇として平民にも貴族にも大人気ではありませんか。そもそも、元より婚約者が決まっていたアンブロス子爵とフリュクレフ公爵令嬢を無理に結婚させたことが間違いなのです。人は英雄の悲恋物語という娯楽に弱いのですよ、陛下」
そう。いわばぼくは、悲劇の恋人たちを引き裂いた悪役令嬢の息子、というわけである。だがぼくの母であるフリュクレフ公爵令嬢だって、王命とあらば断れなかっただろう。フリュクレフ公爵家には令嬢以外に子供がいない。婿を迎えねばならぬが、名ばかりの公爵ゆえ金がない。持参金という名目で金銭を支援してもらえる婚姻話は渡りに船だったのだ。
けれどあっという間に世論はリヒテンベルク子爵令嬢の味方になった。望まぬ結婚に望まぬ立場、望まぬ子供。フリュクレフ公爵令嬢がアンブロス子爵とリヒテンベルク子爵令嬢へ特に何かしたわけではない。悪役などどこにも居ない。けれど、母はそれに耐えられなかったのだ。
「何より人は美形に弱いのですよ、陛下。ヘンリエッタ・リヒテンベルク子爵令嬢は皇国の椿と謳われるほどの美女。その悲恋物語となったら、そりゃ温室育ちの公爵令嬢なんて太刀打ちできません」
結果、フリュクレフ公爵令嬢は生まれたばかりの赤子を置いて公爵家の領地へ療養という名目で引きこもってしまったのだ。父親であるアンブロス子爵も生まれた赤子に無関心で、恋人であるリヒテンベルク子爵令嬢と暮らしている。見かねて皇王が離宮に引き取った。それがこのサーベアの離宮でぼくが暮らしている理由である。
「生まれてから一度もこのサーベア離宮より出たことのないおぬしがそれを説くか。おぬしが余の子ならなぁ……」
ふう、とため息が一つ。椅子に凭れる仕草まで、どこか為政者の風格を漂わせている。足を組んだのだろう。衣擦れの音がした。
「まこと惜しい。おぬしが我が子ならば国は安泰であっただろうな」
「まさか。ぼくは器ではございません」
「おぬしほんとに五歳か?」
「己の立場を正確に把握しなければ長生きできそうにないから必死なだけですよ、陛下」
だって中身は成人男子だもん。とは言えないので笑っておく。えへへ。
「そこが非凡なのだがな……。ところでスヴァンテ。この不可思議な菓子は離宮の料理人の作か」
皇王はティーセットの横に置かれた、ココット皿の中身をスプーンで突いた。この人、何気にお行儀が悪いな。
「……これはですね、陛下。プリンと申します。ぼくが作りました。料理人にもレシピは教えておりません」
ほくはね! 異世界転生でオレTUEEEEE! できるような使える知識を持たない平凡な日本男児だけども! 料理と裁縫は得意なのだよ!
「……レシピを余に売らぬか」
「いかほどで買い取っていただけますでしょうか」
子供相手に何を言い出すのこのおっさんは。ろくでもないな。警戒しとこ。
「……ふむ。皇国金貨一千枚でどうだ」
できるだけ無邪気に声を上げて笑って見せる。虹彩が動いて皇王の視線が唇の左下のほくろを捉えているのが分かる。それから笑顔のまま、言い放つ。
「ご冗談を。それでは割に合いませんので、陛下のご要請があった時にぼくが作ったものを都度買い上げていただくということでよろしいでしょうか」
うっすらと唇へ笑みを乗せたまま丸い人差し指を伸ばし、きっぱりと突き付ける。この世界の貨幣価値がよく分からないから、ちょっと吹っかけてやるか。ブラック企業勤務三年目にして過労死した平リーマンを舐めるなよ!
「一つ、皇国金貨百枚で。それ以下ならばお断りいたします。知識は宝でございます、陛下。それを軽んじれば却って損をすることでしょう」
ぼくの両親で痛い目を見たようにねっ。そよ風のように飄々と吐き捨てて、ココット皿の中身を口へ運ぶ。吹っかけてみたけども、ド庶民小心者のぼくの内心はドッキドキである。皇王は何事もなかったかのように、プリンをすっかり平らげベッテへ紅茶のおかわりを要求しティーカップを空にした。
「ふっ。余への嫌味も忘れぬか。人形のように愛らしい見目の癖に小賢しい。まことおぬしは傑物よの。それでよかろう。他にも作ったなら一番初めに余に食べさせよ」
「考えておきます」
皇王は頬杖をつき、それから手を伸ばしてぼくの頭を撫でた。支配者として、統治者として、常に計略を巡らせているのだろう。それを隠しもしない胆力も兼ね備えている。皇王を狡猾と称する者もある。それでもぼくは皇王が嫌いではない。厄介だけどね。お願い、ぼくを殺さないでね。
「侵略した国の民など奴隷にしてしまえば良かったでしょう。そもそも皇国がフリュクレフに侵攻したのはフリュクレフの民の持つ薬草、薬学の知識を求めたからこそ。しかし前皇王が亡くなった跡を継いだ陛下はそうなさらなかった。それどころかフリュクレフの民に新しく『薬学士』の階級を与え保護した。目先の利益より、長い目で見れば良い策であったとぼくは思います」
じゃなきゃもっと反発があっただろうからね。事実、先々代はフリュクレフを滅ぼした後、フリュクレフの民を奴隷化した。しかし欲しかったはずの薬学の知識もほとんど失われてしまったのだ。そりゃそうだ。搾取されてハイドウゾと素直に差し出す人間の方が稀だろう。フリュクレフの民は大幅にその数を減らしてしまった。薬学の知識を持つ者も減ってしまったのは道理だろう。
そういう意味でも、ぼくの立場とフリュクレフ公爵家の立場はこの皇国で微妙なものなんだ。フリュクレフ公爵家はこの『薬学士』の階級を持たない。つまり薬学に携わることができないんだ。その代わりに名ばかりの公爵位を賜った。
奴隷の身分から開放されたフリュクレフの民が要求したのだ。王女の血筋を守るならば、薬学の知識を皇国のために使う、と。
「曽祖母は、グッドクイーン・ステラと民に慕われた女王であったと聞き及んでおります。その血が断たれては薬学士たちとの約束を違えることになる」
力を持たれては困るが、廃位まで追い込まれても困る。そうして仕組まれたぼくの両親の結婚は見事に破綻したのだ。欲をかいてフリュクレフ王国から奪うだけ奪った結果が、何事もやり過ぎてはいけないことの見本としか言えない現状である。
めんどくさい。だがここがどんな物語の世界か分からない以上、小さな情報の見落としも命取りである。
向かいでつまらなさそうにティーカップの縁を指で弾いた皇王を、俯いた前髪越しに眺めた。この人も無能ではないんだよな。ただ、前皇が無能過ぎた。その後の軌道修正も強引過ぎたんだ。
「……数日中に魔法使いを寄越そう。それから、教育係も。他に不便はないか」
「陛下にご高配を賜り、不自由なく過ごさせていただいております」
「ふん……おぬしがいっそ愚昧であったら、余計な心配もせずに済むのだがな」
「それはそれで傀儡にされるでしょう。何事も過ぎればなお及ばざるがごとしでございます、陛下」
ここで足でもぶらぶらさせとくかな。ちょっとでも子供っぽく見えるといいけど。
「おぬしまこと、うちの小倅と交換せぬか?」
「お戯れを」
「……五歳になったばかりのおぬしがこれではな。小倅が凡愚に思えてしまうわい」
「皇太子殿下はこれからにございますよ」
皇王はおかわりしたプリンも平らげ、ぼくへ顔を寄せた。
「近いうちにおぬしと小倅を会せよう。できればおぬしが小倅を支えてやってくれるとありがたいがな」
「陛下への恩義を皇太子殿下へお返しできることがあれば、誠心誠意お応えいたしましょう」
応えるとは言ったが仕えるとは言っていない。やれることしかやんないよ! 残念ながら、んなさらに自分の立場を複雑にするような約束おいそれとはできないな! ぼくには賢さはないが今は幼児の強み、かわいさがある! 笑みを作って胸へ手を当てる。見てよこのまるっこい小さい手。かわいいでしょ? ぜひごまかされてくれ。
「……ふん」
「後日、フローエ卿に玩具の実物を見せることにします。よろしくお願いいたします」
「……好きにせよ」
「はい。ありがとう存じます」
わぁい。両手を上げて大げさに喜んで見せる。
「わざとらしいから子供のフリなどせんでよい。逆に怪しいわ。おぬしまことにあの単純なアンブロス子爵の子か」
チッ。騙されてはくれないか。さすが皇王。
テラスに置かれたテーブルセットの椅子から立ち上がった皇王が、肩越しに苦い表情をした。足の付かない椅子から勢いよく飛び降り、皇王を見送るためにテラスから庭へ出る。
「単純な人なのですね、アンブロス子爵は。しかし単純な人間ほど、行動が読めない時もあるものですよ」
まぁ、バ……単純な人だから政治的思惑とか自分の立場とか考えないでぼくをこの現状で放置できるんだろうなって想像は付いてた。バカは予測が付かない行動するんだよ、陛下。一番侮れないんだ、だってバカはバカだからさ。常識通じないからね。ぼくも賢くはないが。だからこそ、知らない世界への異世界転生とか怖さしかないわけだけど。
ぼくの考えを察したのか、深くため息を吐き出して皇王は歩き出した。
「……実感しておる」
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