第13話 明星色の想い出と、忘れてはいけない記憶

 初めて明星の精霊さんこと夜空色の精霊さんに会った、というか認識したのは二歳の頃だ。眠りからふと目を覚ますと、紗布のように淡く薄く深藍色の帳が降りた、と感じた。その人は淡いとばりが降りるのと同じく、ぼくの傍へふわりと舞い降りたようだった。

『……』

 無言でベビーベッドの中のぼくを覗き込み、立ち尽くす。誰だろう? まさか、ぼくのお父さん? 夜にのみ訪れる彼を、ぼくはしばらく自分の父かと思っていた。

 夜空色の精霊さんがぼくの父ではない、と気づいたのは三歳になった頃だった。彼が訪れている間は、ベッテもラルクも時が止まったように動かない。風の音もまるで息を潜めているようで、葉擦れの音すら聞こえない。

 今、この空間にはきっと彼とぼくしかいない。そう直感したからだ。

「あなたのことを、なんとお呼びしゅればいいれしゅか?」

 三歳児の怪しい呂律で尋ねると、夜空色の精霊は茫洋とした表情でぼくへ顔を近付けた。

『好きに名付けよ』

 かくして、ぼくは彼のことを「夜空色の精霊」と呼ぶことにしたのだった。彼との会話は補正がかかるのか、呂律が怪しくてもこちらの意思を読み取っているようだった。二十五歳成人男子の記憶があるぼくにとってこれはとても救われた。意識はあれど会話が伝わらないのは、結構なストレスなのだ。

だから夜空色の精霊さんとは色んな話をした。ぼくは別の世界で生きていたこと、その記憶があること。

 そのお返しのように、彼はこの世界の事をぼくに教えてくれた。そのお陰でぼくはこの世界に魔法があることを知った。さらにぼくが居た世界はこことは違って魔法はなかったこと。その代わり「科学」という別の分野が発展していたことなども話した。幼児の長くて退屈な時間に、彼がいなければぼくはとうに心を病んでいたかもしれない。

 ぼくが今までの鬱屈を晴らすように尋ねたいことを尋ね切ると、今度は夜空色の精霊が尋ねる。そんな長い時間の中、精霊や妖精にぼくがどう見えているのかを尋ねると、彼は夜空の真ん中を指した。

 この世界は前世と星座が全く違う。けれど北極星の様に、夜空の真ん中で輝く星がある。

『あれは精霊や妖精の暮らす朝の国への入口』

「ポラリスが?」

『ポラリス?』

「ええ。ぼくの前世では北極星のことを『ポラリス』と。この世界では違うのでしょうけれど、あんな風に空の真ん中で動かず変わらず光る星です。旅人が夜道を行く時、あの星を目印に己の行くべき方向を確認するのですよ。ポーラスターなどとも呼びます」

 ならば夜空色の精霊さんの膝でお話を聞いているぼくは、精霊や妖精にはまるで夜空に浮かんだ北極星のように見えるのだろう。そう伝えると夜空色の精霊さんの頬には、微かに笑みが一刷け載った。彼との時間は常に穏やかだった。だから夜空色の精霊さんとの時間は好きだ。

 そんな訳でジークフリードに皇宮へ招かれた後、久々にぼくの元へ訪れた夜空色の精霊さんは、ぼくの髪と瞳を見て不機嫌になった。耳元でぱちんと弾けるような音がした後、夜の妖精たちが楽しそうに笑ったから、多分髪の色は元の銀色に戻ってしまったんだと思う。ルクレーシャスさんが離宮に留まっていてくれてよかった。居てくれなかったらまた魔法使いを呼んでもらわなくちゃならないところだ。

 でもぼくはそれどころじゃなくて、夜空色の精霊さんが近付くなり自分から抱きついてじんわり零れた涙を夜空色の衣に吸い込ませた。夜空色の精霊さんはちょっと驚いた様子でしばらく固まっていたけど、静かにぼくを抱きしめてまるでゆりかごのように体を揺らした。

 ぼくは思いつくままにバルタザールへの不満を並べて、それから夜空色の精霊さんにお礼を呟いた。ぼくの涙と愚痴は、静かに夜へ溶けて消えた。

 あれから明星の精霊さんは、何度か遊びに来た。髪の色を変えた理由も伝えたので、もう元の色に戻されることもない。何度目かにルクレーシャスさんを紹介した。最近ではほぼ毎日、陽が落ちるとコモンルームへやって来てぼくを膝に載せる。ルクレーシャスさん以外には、陽が落ちるとぼくが少しだけ浮いているように見えるのだろう。しかし、フレートもベッテも、ラルクも何も言わない。いや、ラルクだけは初めの日、少し浮いてるぼくをじっと見つめてしばらく固まっていたがそのうち慣れたのか気にした様子を見せなくなった。

 フローエ卿はルチ様のお膝に乗っているせいで浮いてるぼくを初めて見た日、畏れ慄きテラスの窓をぶち破って庭に出て、そのまま皇宮まで走り去っていた。おかげで雪の降る日もあったというのに、窓を修繕するまで寒くて仕方なかった。その翌日フローエ卿は、夕方になってぼくが少し浮いているのを見るなり、何やらブツブツ言いながら「俺は廊下で警備します」と青い顔で出て行った。可哀想なので「陽が短くなったので、早めに退勤してください」とお伝えして夜空色の精霊さんが来る頃には、離宮を離れるようにしてもらった。職務に忠実とは言い難いフローエ卿は、それ以降嬉しそうに早く帰る。ぼくはありがたいんだけど、監視役として皇王的にはいいんだろうか。

 寒い日や雪の日が増えたせいか、年越えの儀式や行事で忙しいのか、あれからジークフリードが離宮へ遊びに来る回数が減った。バルタザールを連れて来なくなっただけでかなりありがたい。デ・ランダ皇国は風花の月の三の日が正月だ。初めて皇族の祖である神が大陸へ降り立った日だという。前世でいう、二月頃に当たるその日、皇族は年越えの儀式を行う。皇宮前の広場で国民へ姿を見せる、唯一の日だ。まぁ、ぼくは参加しないので関係ない。

 今日も今日とて、コモンルームで明星の精霊さんのお膝に乗せてもらい、甘やかされている。

「お名前、モルゲンシュテルンさんとお呼びした方がいいんでしょうか」

 ぼくが尋ねると、明星の精霊さんは顔を寄せて小さく囁いた。

『ル、チ、ファー』

 ゆっくり、一音ずつ耳元へ囁かれ、少し伸びて来た髪を一房、摘まれた。うわぁ、いいお声。お声も素敵。これ女の子にやったらダメなヤツですよ明星の精霊さん。耳を押さえながら、頬が赤くなるのを感じた。

「ルチ、様?」

 問いかけると明星の精霊さんはにっこりと微笑んだ。ひゃあ、美形。眩しいくらいのご尊顔。ルチ様と呼んでいいらしい。残念なことに、ルチ様の声はルクレーシャスさんにも聞こえないようだ。ルチ様が認めた相手にしか、聞こえないんだってさ。

 ルチ様が現れるようになった日、ルクレーシャスさんがフレートに説明していた。

「いい? もうものすごい精霊の加護が発動してるんだ。魔法攻撃無効、物理攻撃無効、毒・麻痺無効、無病息災、天寿を全うする以外の死因で死ぬことなんかないってくらいの加護だよ。でも多分、スヴァンくんは人間とは結婚できない……」

「……それは……ちょっと……」

「うん。でもできない。多分」

 ぼくもどんなに美しくてもルチ様は男だよね? と思ったけど、精霊にとって性別はあまり関係ないんだって。ルチ様にも性別も年も気にしないって言われたけど、ルチ様が気にしなくてもぼくは気になる。性別は気になるというか、気にしてほしい。世界が創られた時から生きてる精霊からしたら十年くらい一瞬だろうから、年齢が気にならないのは分からないでもないけど。しかしルチ様はぼくの一体何が気に入ってるのか全然分からない。極々平凡な五歳児だと思うのだけど。

「今からそんなに気にしても仕方ないですよ、ルカ様、フレート。ぼくはまだ五歳だし、この先ルチ様の気が変わることもあるでしょう。だってぼくがむさくるしく育たないとも限らないわけだし」

「君が」

「……スヴァンテ様が」

「「むさくるしく育つわけ、」」

「ないでしょうが!」

「ありません!」

 体力がなくてひょろひょろだからって、そんなに力いっぱい否定しなくてもいいんじゃないかな。ルクレーシャスさんはともかく、フレートまで。ぼくはちょっとだけ拗ねた。

「そんなの、分からないでしょう。これからムキムキになるかもしれませんよ?」

「……」

「……」

 ぼくがそういうと、二人は向かい合って無言で頭を抱えてしまった。ルクレーシャスさんとフレートが頭を抱えている姿は、何だか少し可哀想だった。ぶっちゃけぼくは、平穏無事に生きられれば何でもいいや。今生も童貞のまま死にます。悲しくなんかないやい。

 ルチ様は薬草を摘んで来てくれたりもする。なのでこの冬、ぼくは存分に化粧水と保湿クリーム製作に専念することにした。やっぱりこの世界に保湿クリームの概念はなかったみたいで、マウロさんに作り方を教えたところ保湿クリームはすぐに販売されることが決まった。今は併せて販売する化粧水の開発中だ。もちろん、試作品を使って感想を教えてくれるのはベッテである。ぼくにとって身近な女性ってベッテしかいないもん。それとは別に、ラルク用のハンドクリームも作った。おかげで今年はラルクのお手々もあかぎれ知らずだ。ハンドクリームはすでに生産が始まっている。安価なワセリンがあったら平民向けにも作るんだけど、この世界ではまだ石油は発見されてない。蜜蝋は生産も限られていて、とても平民が買える価格にはできなさそうだ。とりあえず、蜜蝋と植物性のオイルと水を加えてクリームを作ることになるだろう。オイルと水の配分が多ければ多いほど柔らかいクリームになる。そうすれば蜜蝋を多く消費することもないから、材料的にもどうにかなるだろう。

 あと、石鹸も作ることにした。この世界にもすでに石鹸はあるんだけど、やっぱりどうにも粗いんだよね。そして石鹸は結構、簡単に作れる。木灰と水を混ぜたものの上澄み液と、貝を焼いて砕いたものと水を混ぜたものの上澄み液を混ぜて、オリーブオイルのような植物性の油と混ぜれば出来上がりだ。前世では紀元前に既に石鹸の元型となるものはあったんじゃなかったかと記憶している。その頃の石鹸は動物の脂から作っていたから結構、臭いがすごい。この世界でも起源が同じらしく、石鹸はあるんだけど質も匂いも良くない。

 確か、木灰ではなく海藻の灰と植物油なら臭いは抑えられると前世、どこかで見た気がしたからついでにアロマオイルを混ぜていくつか試作してみた。

「貴族女性に売れます、これは」

 マウロさんは目を輝かせていた。クリームは配合次第ではリップクリームとかもできそうだし、石鹸も混ぜるアロマオイルや植物油を変えたら香りや使い心地の変化を付けられそうだから、色々試しているところだ。正直どちらも大まかな作り方さえ伝えればあとはどのアロマオイルや薬草を配合するか、どんなオイルを使うか、を微調整し放題だからマウロさんにある程度任せっきりにできる。これこそ楽して儲けることができるんじゃないだろうか。海賊版対策もばっちりで、パッケージに魔法を使った社印を押すことで品質を保持できるらしい。すでにタウンハウスと孤児院、両方の土地を買うのに十分な資金はある。

「でもなぁ、先にタウンハウスを買って離宮から出るにしても、警備がなぁ……」

『警備?』

「そうなんです。ぼくの高祖母がフリュクレフ王国の女王だったのですが、皇国からの独立を要求している元フリュクレフ王国の民がぼくを利用するために接触して来ないとも限らないし、父の愛人の実家であるリヒテンベルク子爵からすればぼくが居なくなれば万事円満解決でしょうし」

『……ヴァン、わたしが守る。わたしの許しがないもの、ヴァンへ悪意を持つもの、誰も入れなくできる』

「ほんとですか?」

『うん』

「でもルチ様、ご迷惑じゃないですか?」

『ヴァン、心配。その方が、困る』

「……じゃあ、お願いしてもいいですか?」

『うん』

 わぁ、そんな嬉しそうに微笑まれると断れないじゃないですかぁ。大変に美しいですありがとうございます。タウンハウスはマウロさんに土地探しをお願いしている。実はもう、ルクレーシャスさんに実物は見に行ってもらってほしい土地は決まってるんだ。何度も言うけど、ぼくは離宮から出られないからね。誰かに代わりに見に行ってもらうしかない。

「じゃあ、ルチ様がこちらへいらっしゃる日に合わせて引越し決行しましょう! ジーク様にうろちょろされるのも、バルタザール伯に痛くもない腹を探られるのももう御免ですし!」

『冬の間ならいつでもいい。暖かくなってからなら、夜に移動が終わるようにすればいい。結界を張る』

 何よりもう、誰の顔色も伺わなくていい。誰の腹も探らなくていいし、探られなくて済む。その分増えた危険からは、ルチ様とルクレーシャスさんが守ってくれる。そうしたらぼくは、今よりほんの少しだけ気持ちが楽になる。

「スヴァンくん、明星の精霊様はなんと?」

「冬ならいつでも、暖かくなってから引っ越すなら夜に移動が終わるように、ですって。タウンハウスに結界を張ってくれるそうです」

「……明星の精霊様の……結界……またすごいことになったな……」

「やっぱり、そうですよね……」

「うん……」

 目を閉じて、それからぼくを抱えるルチ様へ体重を掛ける。ルチ様は応えるようにぼくの体を揺らした。

「せっかくルチ様が守ってくださるんですもの。ルチ様とルカ様が頼れと言ってくださる今、甘えておくことにします!」

「よし、それならヴェンへはわたくしから話しておくよ。あとねぇ、スヴァンくん」

「はい」

「君さえよければ、君をわたくしの養子に迎えようと思う。返事は今ではなくていいよ。考えておいて」

 諸々考えて、ぼくが離宮を出るのならばそれがいいのだろう。離宮はぼくを閉じ込める鳥かごであると同時に、ぼくを守る強固な壁でもある。それを自らの足で出て行くとなれば、保護者の存在は必須だ。

 ふる、と体を震わせる。本来のスヴァンテ・フリュクレフは、こんなに簡単に離宮を出ることなどできなかっただろう。前世の記憶があるぼくですら困難な問題がたくさんあり、五歳という年齢のもどかしさを感じている。だとしたら本来ここに居るべきであった、スヴァンテ・フリュクレフはどうだろう。周りの大人たちに搾取され困難に直面し、立ち行かなくなり身動きが取れなくなってから後悔したに違いない。今ですら、一歩間違えればすぐにそうなるだろう。

 信じたい。信じられない。信じきれない。どこまで信じていいのか、どこまで頼っていいのか、誰を信じていいのか、誰を疑えばいいのか。何も分からない。何が正解かどこにも答えはない。

「とりあえず、ぼくがここから出るには両親以外の後見人が必要ですよね」

「……そうだね」

 ルクレーシャスさんは、ぼくが言わんとしていることを何となく察したのだろう。怒るでもなく、機嫌を損ねるでもなく、ルクレーシャスさんは静かにぼくの言葉を待っている。

「養子の件は少し考えさせてください。養子になるのを断っておいて虫のいい話ですが、ルカ様にぼくの後見人をお願いしてもよろしいでしょうか」

「いいよ。わたくしは初めから、そう言っている。わたくしを利用しなさい、と」

「どうしてルカ様は、ぼくによくしてくださるんですか」

 そう。ぼくは信じきれないでいる。

 悲しいかな、「大人として当たり前に子供を守る」なんて倫理観の人間はごく少数だ。そこに自分にとって益がなければ無関心、あるいは僅かの旨味さえ吸い上げようとする者が大多数なのである。ルクレーシャスさんにとって、ぼくは利益などない存在だ。彼が、ぼくへ手を差し伸べる妥当な理由が見つからない。

 だからぼくは、彼を信じきれないでいる。

 妥当な理由のない善意を、信じてはいけないから。

「……大人として当たり前のことをしているだけだよ、と言いたい所だけれどね。わたくしは、後悔しているんだよ」

「何を、ですか」

「『好奇心はネコをも殺す』ということわざを、わたくしに教えてくれた子が居てね」

「――!」

 夜空の星座が、前世の世界とは違うように。この世界のことわざもまた、前世の世界とは異なる。だからルクレーシャスさんが、前世の世界のことわざを知るわけがない。つまり前世の世界から来た誰かが、ルクレーシャスさんにそのことわざを教えたということだ。

 夜空色の精霊さんの膝に抱えられたまま、向かいのソファでティーカップを傾けたルクレーシャスさんを見つめる。ティーカップを軽く揺らしながら、ルクレーシャスさんの瞳はここではないどこかを眺めている。

「この世界には、異世界の人間を召喚する魔法がある。喪われた魔法で、正しく発動したのは書物で確認できるだけでも、二回しかない。膨大な魔力と、あらゆる犠牲を糧とする禁忌の魔法だ」

 ティーカップを揺らす手を止めても、ルクレーシャスさんの瞳は揺れたままだった。

「追い詰められた人間というのは本当に愚かで傲慢なんだよ、スヴァンくん。さらにわたくしは己の好奇心を満たすことしか頭にない、最低の人間だった。喪われた魔法を再現することにしか興味がなかった。わたくしが初めて、別の世界から人間を無理矢理連れて来るということの意味を理解したのは、彼が泣きながら『帰りたい』と呟いた、その時だったんだ」

「彼、って……」

「魔王を倒した勇者。新永織十あらながおりとという、ニホンという国から召喚した少年だった。わたくしが、召喚した」

 細くて長い指がティーカップの紅茶をインク代わりに、大理石のテーブルへ指先を走らせる。ルクレーシャスさんは、驚いたことに漢字で正確に勇者の名前を書いて見せた。

「忘れてはいけない、忘れられない名前だからね。わたくしは一生、彼について語り続けなくてはならない。そうしたところで、贖罪になりはしない。わたくしの愚かで大きな過ちの話だ」

 わたくしの懺悔を聞いてくれるかい。

 ルクレーシャスさんは顔を上げてぼくを見つめた。けれどその虹彩にはぼくは映っていない。深い深い後悔と、己の罪と。過去を覗き込む瞳が、淡々と語り出した。

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