第62話 はじまりの ⑶
「フレート!」
ぼくはイェレミーアスに地面へ下ろされるなり駆け寄り、フレートへ抱きついた。フレートとこんなに長い間離れていたことは、生まれてから一度もないからだ。ぼくを抱き上げた有能な執事が、一瞬ふにゃりと甘く顔を崩してしまったことをその場の全員が見逃さなかった。ハンスがくすり、と小さく笑い声を漏らした。甥の顔を睨むと、フレートは一つ咳払いをした。
「んんっ……、おかえりなさいませ、スヴァンテ様」
「ただいまぁ、疲れちゃいました……」
シトラスとアンバー、それからほんの少し漂うムスク。いつもの香りを吸い込んで、フレートの首へ手を回す。
「お茶をご用意いたしましょうね」
「はい。お願いします」
ぼくを抱えたまま歩き出したフレートの足取りは、いつもよりちょっとだけ軽い、気がした。
「リヒ様の誕生日のお茶会の準備をしなくちゃ。フレート、例の噂は流してもらえましたか」
「はい。ぬかりなく。広がるまではもう少々かかるでしょう」
「うん。ありがとう。引き続きギーナ様やニクラウスさん、ディーターさん、ギュンターさんは絶対に屋敷の外へ出さないでください」
「かしこまりました」
「それから、急ぎませんがアイゼンシュタット伯爵家所属の平民騎士で、情報提供をお願いしたら乗ってくれそうな人を探してください。できるだけ、口の軽そうな方がいいですね」
「……」
フレートはぼくの言葉に、目を丸くした。
「? どうしました?」
「……いえ。少々想定外でしたので」
「アイゼンシュタット伯爵家所属の平民騎士の方は、接触したのがフレートだと知れてしまっても問題ありません。ゼクレス子爵家の方々がここに居ることだけ、絶対に漏れることのないようにお願いします」
「……かしこまりました」
ぼくが厳命すると、皇宮から一緒に付いて来たジークフリードが不思議そうに尋ねる。
「何故だ? 何故、ギーナを外へ出してはいけない? 何故、フレートが接触したとわざわざ知らせる?」
「ギーナ様はミレッカーに『悪事を知っている』と伝えたかったのでしょうが、シェーファー男爵令息の死についてもミレッカーが関わっていることを知っている、と匂わせたのは悪手だったと思います」
「……例の、ゼクレス子爵邸の噂の件か?」
「ええ。もう一つ、フレートを目立たせるのは、ミレッカーに『まったく見当違いの行動をしている』と油断させるためです。アイゼンシュタット様のところの騎士なら、アイゼンシュタット様がお気づきになられても邪魔をされることはないでしょう。陛下から情報も得ているでしょうからね」
コモンルームへ入り、いつも通りに思い思いにソファへ座る。ぼくはイェレミーアスが座るのを待ってから、膝へ乗せてもらえるのを待った。
「……」
ジークフリードが何か言いたげな顔をしたが、イェレミーアスがいつも通りにぼくを膝へ乗せると頭を抱えて俯いた。
「おそらくですが、シェーファー男爵令息の死に不審な点があると知ったことが発端でゼクレス子爵はミレッカーに目を付けられたのです。これでは『事実を知るゼクレス子爵家に縁のある者が生きている』と知らせたも同然です」
「……なるほど」
「でも、これはぼくらにとっては都合がいい」
「……ヴァンが流した噂か、ギーナの仕業かミレッカーには判断が付かないから、だね」
「はい。イェレ兄さまの言う通りです。自分が疚しいことをしている人間が、他人に対して必要以上に疑心暗鬼になるのは当然のことだとは思いませんか?」
「なるほど、『かくれんぼしながらの鬼ごっこになった』わけか」
ジークフリードの言葉に頷く。フレートが指示したのだろう。メイドが運んで来たお茶がそれぞれの前へ置かれるのを待つ。メイドたちがコモンルームから出て行くと、フレートは扉の前へ立った。
「そもそも初手の動きでぼくと、ジーク様が関わっていることは確実視されていると考えていいでしょう。ぼくたちの動きは知れない。ギーナ様は動き回っているかも知れない。流れた噂は、どこから来たものか知れない。そういう状況を作り出すのにちょうどいい」
「だから、ギーナたちは今は姿を現さない方がいい。そういうことだな、スヴェン?」
「そうです」
「その上、ゼクレス子爵邸をエステン公爵家が買い取ったとなればミレッカーも心中穏やかではいられないだろう」
イェレミーアスの声が耳朶を打つ。ぼくが手を伸ばすと、イェレミーアスはティーカップをソーサーごと持ち上げてぼくへ差し出す。
「そうなれば、皇宮内のことにまで手は回らなくなるでしょう。その間に、薬学典範を読破してしまいます。薬学士の知識と、典範とに相違があることが確実になったらジーク様にも、皇王陛下にも確認してもらわねばなりません」
「その辺りは任せておけ」
イェレミーアスが捧げ持つティーソーサーからカップを持ち上げ、静かに口を付ける。ソーサーへカップを戻すとイェレミーアスの腕が伸ばされ、テーブルへティーソーサーを置く。
一連の動作を、ジークフリードは死んだ魚みたいな目で見ていた。
「レームケとシェーファー元男爵、どちらが先に食い付くか。焦らず待ちましょう」
「その間にオレたちは足場を固めておくのだな、スヴェン」
「はい」
チーズスティックパイをイェレミーアスへ差し出す。ぼくを包むように抱きしめ、上体を横へずらしたイェレミーアスの口元へ運ぶ。
ジークフリードが両膝へ肘をつき、頭を抱えた。
「……頭が痛い」
「わたくしもだよ」
ジークフリードとルクレーシャスさんは何事かを分かり合っている。なんだよ。何か言いたいことがあるなら言えばいいのに。ぼくはテーブルナプキンで指を拭いて一つ、息を吐いた。
「では今しばらく、餌が行き渡るのを待つこととしましょう。よろしいでしょうか?」
「おう」
「ああ」
「噂が流れるより先に、シェーファー元男爵と顔合わせになりそうですね」
「その前に、リヒの誕生日を祝わなくてはね。ヴァン」
翌日はタウンハウスへ泊まったジークフリードと共に皇宮へ赴いた。皇宮へは変わらずハンスを連れて行った。フレートへは一週間ほどタウンハウスへ滞在し、一週間後には再び皇宮へ泊まると伝える。
ローデリヒの誕生日のお茶会は、来週末だ。諸々の準備を済ませ、再び皇宮へ戻る。
三日目、ジークフリードとイェレミーアスと一緒に修練場へ行くと、ウードさんではなく見知らぬ初老の紳士が立っていた。
一見、穏やかな文官といった風貌の細身の紳士である。ぼくの髪色は父親であるアンブロス子爵に似た、鮮やかなカーマインレッドだが、その紳士の髪は紫がかったルビー色だ。澄んだクロムイエローの虹彩がぼくへ優しく注がれた。
「こんにちは。卿がスタンレイ公子ですかな?」
「こんにちは。はい、スヴァンテ・スタンレイと申します。ひょっとして、オリバー・シェーファー元男爵でしょうか」
「はい。その通りでございます」
略式ではあるが、騎士の挨拶をしたシェーファーへぼくも頭を下げた。髪や瞳の色のせいか、第一印象は朗らかな人物に見える。
「ウード公よりシェーファー公から、レイピアを使った戦い方を教わるようにと言われました。よろしくお願いいたします」
「こちらこそ。引退し爵位も返上した身ではありますが、よろしくお願いいたします。スタンレイ公子」
イェレミーアスがぼくとシェーファーの間に入る。それからさりげなくぼくの体をシェーファーから遠ざけた。
「……」
ぎゅ、とイェレミーアスの服の裾を掴む。シェーファーは変わらずただ、そこへ立っているだけだ。けれどイェレミーアスはぼくを遠ざけた。つまり。
「ほう……さすがでございますな、イェレミーアス伯。百年に一度の天才と謳われるわけです。しかしいただけません」
シェーファーはす、と体の向きを変えた。イェレミーアスと真正面から向かい合った。掴んだ服の裾からですら、緊張が伝わる。
「伯は東の辺境を守る要におなりになる方。己の身を挺してはなりません」
「……辺境伯には誰でもなれるでしょう。けれど、騎士の誓いを捧げるに値する相手には、誰もが出会えるわけではありません。騎士とは、そういう生き方を切に願い名誉と考えるものでは?」
「――、は……」
シェーファーは目を丸くし、それから大きく口を開いて息を吸い込んだ。笑い声が響く。
「ははっ。いや失礼いたしました。そんなお方に出会えるとは、これはなんとも羨ましい。よろしくお願いいたします、イェレミーアス伯」
ぼくは慌ててイェレミーアスの手を引っ張った。
「イェレ兄さま。それはいけません。ぼくはイェレ兄さまを、おうちへ帰して差し上げると、イェレ兄さまの手へ全てをお返しすると、お約束しましたよ?」
引っ張った手を、逆に掴まれる。掴まれた手を揺らされ、引き上げられる。覚えず引き上げられた手を目で追う。勿忘草色の虹彩は、瞳の奥を見つめたまま、ぼくの手の甲へ口づけした。
「……私は今後、ヴァンの願いを一つも断らないと約束したね?」
「はい」
「その代わりに、私の願いを一つだけ、叶えてくれと言ったのを覚えているかい?」
「……はい」
「私が、自分を『立派な騎士になれた』と思う日が来たら。君に騎士の誓いを立てたい。その時は、断らずに私を君の騎士にしてくれ」
「……ずるいですよ、イェレ兄さま。そんなふうに言われてしまったら、断れません」
「断らないでくれ」
「――、……」手の甲へ、何か囁かれた。ぼくがイェレミーアスに願うように、イェレミーアスもぼくに願うことがあるのだろう。だからぼくは、空いた手でイェレミーアスへ抱きついた。
「いつかイェレ兄さまがぼくの騎士になってくださるのはぼくにとって良いことでしかないので、イェレ兄さまのお願いはまた別の機会に伺うことにしますね」
「……ありがとう、ヴァン。おねだりは別のことをまた、考えることにする」
「この通り、二人は出会って日が浅いが絆は深い。知り置いておけ、シェーファー」
ジークフリードが鷹揚に告げた。図らずも、シェーファーへぼくとイェレミーアスの関係を仄めかすことができた。シェーファーを呼んだのはウードさんだ。ぼくらと連絡を取りたいと思うことがあれば、ウードさんかエステン公爵と接触を図るだろう。
「シェーファー公とウード公は、お知り合いなのですね」
「ええ。ウード公がまだ現役の頃、ウード公と共に皇都の警備に就いておりました」
「では、エステン公爵様は」
「はい。年はエステン閣下がお若いですが、わたしの兄弟子に当たります」
「なるほど、そうなのですね」
これはますます都合がいい。シェーファーはエステン公爵寄りの人間ということだ。
「おや、お待たせしてしまいましたかな。オリバー、呼び立てて済まなかった」
「いいえ、ウード公もお元気そうで何よりでございます」
「イェレミーアス様にはインゴに指導してもらおうと思っているが、皇都へ来るのにしばらくかかるでな。それまではわしが殿下とイェレミーアス様へ稽古を付ける。お前はスヴァンテ様へ、相手の剣を躱してかすり傷でもいいから一撃を与える稽古を付けてくれ」
「……一撃、ですか。分かりました。スタンレイ公子、こちらへ」
「はい」
シェーファーの元へ歩み寄ると、レイピアを模した木剣を渡される。受け取ってまじまじと眺める。練習用の木剣は子供用に短くなっているが、剣身の細い両刃剣である。軽いのかと思ったが、意外と重い。
「持ってみて、どうですか」
「意外と重いです」
「そうですね、刺突用ですからある程度の重量があります。鎧やチェーンメイルを貫通させるための剣です」
「ぼくは体力がないので、少ない手数で確実に刺す必要がありそうです」
「なるほど、そうですか。では」
練習用の人型へ、シェーファーは喉元目掛けて下から斜め上へと突き刺す動作をして見せた。
「レイピアはガードの部分が手を覆うようにできています。スタンレイ公子は体力も腕力もなさそうですので、こう、柄の先端に反対側の手を添えるとよろしいでしょう」
「はい……」
これ完全に一撃必殺を教えようとしてるよね。この国の騎士はほんと、殺意が高い。六歳の子供に教えることじゃないぞ、これ。
「スタンレイ公子は体が小さいので、迷わず勢いに体重を乗せて」
まぁでも、ぼくに物理攻撃も魔法攻撃も効かないから、懐に飛び込むのは容易だ。相手も意表を突かれるだろう。だから初手の一撃としては正しいのかもしれない。シェーファーは徹底的に鎧の隙間、関節を狙う技をみっちりとぼくへ教えた。いやほんとこの国の大人ろくなもんじゃない。というかこの国の成り立ちがろくなもんじゃないんだな。おそらく。
ぼくはまだ、慣れることができない。この国の、騎士に生まれ騎士として死ぬことが名誉という信仰は単純に、侵略で国土を広げて来たこの国の皇族にとって都合がいいだけのものだ。その搾取する側にとって便利な思想に、この世界が階級社会だと思い知らされる。平和な日本で育った前世の記憶があるぼくは、それを子供へ刷り込み、強いる通念にうっすらとした嫌悪感を抱いてしまう。
それを迷いなく信じ語る、純真な瞳を見ると何とも言えない気持ちになる。かと言って、この世界では特権階級に居る貴族令息のローデリヒやイェレミーアスにそれは搾取だと告げて何になるというのだろう。
それでもそれは確かに、社会による搾取なのだ。知る苦悩、知らない不幸を、ぼくが勝手に推し量っていいものだろうか。そのことにぼくはまだ、はっきりと答えられないでいる。
「スタンレイ公子はまず、剣を持って相手へ踏み込む練習からいたしましょう」
ジークフリードとイェレミーアスは斬撃の訓練なので木製の人型が相手だが、ぼくは刺突の訓練なので早々に藁でできた人型が相手に変わった。完全に人を刺すことに迷いをなくすための訓練だこれ。
剣術の稽古で掻いた汗を濡れたタオルで拭き、着替えを済ませる。いつも通りにぼくの世話をしていたイェレミーアスが着替える間、先にジークフリードの勉強部屋へ戻った。
剣術の稽古の後は、普段気にしないようにしていることをどうしても思い出してしまう。ぼくの迷いを見透かしたように、ルクレーシャスさんがぼそりと漏らす。
「君の突進なんて軽いものだから、思い切りやりなさい。相手は迷いなんてない大人で、悪党なんだから」
「……でも、慣れたくないんです」
「……慣れる必要はないよ。身を守るため、くらいに思っておきなさい」
「でも、イェレ兄さまたちは違いますよね。護身のためじゃなくて、戦うために剣術を研鑽している」
「……それを、君が憂う必要はないんだよ、スヴァンくん」
「……」
これまでも度々、目を背けて来た。ラルクやハンスは、ぼくを守るために命を捨てろと教えられて来ただろう。それと同じに、イェレミーアスやローデリヒは皇王のために、皇国のために命を捨てろと教えられているのだろう。その上イェレミーアスは、ぼくへ騎士の誓いを捧げるとまで言う。
ぼくはどうしても、そのことに納得をできないでいるのだ。どうしても、それを飲み込めないでいる。
その中でぼくだけが、純粋に己の身を守るためだけに剣を教わっている。
他人の命にまで、ぼくの命にまで、責任を持たせたくないんだ。誰にも。そんなことを言えるような状況ではないことは、分かっているのだけれど。
文化の違いといえばそうなのだろう。死後に精霊の国へ行くということを、ぼくがあまり深刻に受け取れないように。彼らはぼくが精霊の国へ行くという話を、こんな気持ちで聞いているのかもしれない。
ぼくにとってこの世界が残酷なように、彼らにとってぼくは時に残酷なのだろう。それでも願わずにはいられない。
ぼくの大切な人たちの人生が、どうか穏やかでありますように。そのためにぼくは、ぼくやぼくの大切な人たちを害する人間へ非情になることを厭わない。
「ぼく自身が恨まれるのなら、割り切れるんですけれどね」
「君は本当に酷い子だね……」
呟いてルクレーシャスさんは、ぼくの頭を撫でた。ルクレーシャスさんはぼくがこの世界で出会った、数少ない「子供を見守る」目をした大人だ。
「ぼくねぇ、ルカ様。ルカ様が思うほど、いい人間ではないんですよ」
「……そうかい」
「早くこの件に決着を付けたいんです。それってね、ぼくが親切だからじゃないんですよ」
早くこの件を手放してしまいたいから。そういう気持ちがないとは言い切れない。自分から首を突っ込んだくせに、終わらせたくて仕方ない。そういう気持ちがどこかにあることも確かなのだ。ぼくは善人ではない。
「ルカ様はちゃんと、知っててください。ぼくはいい子じゃないんです」
利己的で自己中心的で、悪人にもなり切れない小物なのである。当たり前の、普通な、臆病で卑怯な人間。積極的に他人を害することをしない。ただそれだけだ。
「ぼくは賢いわけじゃありません。賢いフリが得意なだけです。本当はいつだって怖くて不安で自信なんか一つもない。けど、でも、放っておけない」
イェレミーアスを見捨ててしまったら、ぼくはきっとこの世界でなくしてはいけない何かを失うだろう。常にこの世界で感じている、理不尽や違和感に飲み込まれてしまうだろう。それはきっと、ぼくがぼくではなくなる瞬間だ。
「怖いです。ルカ様。ぼくは怖い。でも一番怖いのは、ぼくが大切に思う人たちが傷つけ搾取され不幸になるのを、何もせずにただ見ていることしかしないことです」
言い終わらないうちに、ぼくの頭へ大きな節くれ立った手が降りて来た。
「……君はやっぱり、優しくて酷い子だよ」
そう言える君を、嫌いになんてなれないのだから。君の好きに進みなさい。わたくしがちゃんと見ているからね。
頼もしい師の言葉に、手を伸ばす。
ああ、ぼくはどんどん弱くなる。ルクレーシャスさんに抱きついて、目を閉じる。まだ立ち止まれないから。放り出したら、きっとぼくはぼくの大切な人たちを守ることができなくなってしまうから。
だからどうか、ぼくに力を。不安も焦燥も何もかもを飲み込んで、前に進むための力を。不安な顔は、他の誰にも見せないから。
どうか、誰に何を言われても前へ進める勇気をください。
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