概要
素材にされる低レアキャラの気持ちを考えたことがあるか? 俺はなかった。
気づいたらかつてプレイしていたSFっぽい世界観の街づくり系スマホゲームの世界に低レアキャラとして転生していた主人公は、素材として処分されることを防ぐために奮闘することになる。地下に築かれた拠点の基地。地上にはモンスターが闊歩している。モンスターを倒して素材を手に入れ拠点を強化するのだが、モンスターとの戦闘は油断したら死ぬし、活躍できなかったら素材として処分される。主人公はゲームの知識を使ってなんとか生き残ろうとする。
おすすめレビュー
新着おすすめレビュー
- ★★★ Excellent!!!アプリゲー世界に転生。キャラの生成、処分が現実になると…
上編まで読みましたけど、読んでいくほど世界の謎や話の展開が気になっていく作品だと思います。
登場人物の関係や考え方とかも話が進むごとに変わっていくので。その変化も面白いですね。
物語としては、主人公は人類が滅亡してしまった世界で人類復興のために管理AIによって生み出されたアプリゲーの低ランクキャラに転生します。
資材を集めたり、クラフトした武器を使ってモンスターと戦い素材を集めて施設、食料や仲間を生成していくんですが、ゲームならば設定で済んでいたものの、突然記憶なく人格をもって生み出されるなど現実ではありえない事が存在しています。
主人公や仲間は突然そんな世界に身を置くことになり、生き…続きを読む - ★★★ Excellent!!!すごく応援したくなるデスゲーム
人類滅亡後の文明の崩壊した世界。AIはクローン技術によって人類再生計画を実行に移す。生み出された人は素材を集め、それをAIが加工して生活に必要な物や新たな人の生産に使う。
そして、役に立たないと判断された人は殺処分されて素材としてリサイクルされる。
そんなディストピアな箱庭ゲームを楽しんでいた主人公がその記憶を持ったまま、ゲームそっくりの世界に生産される。……最低レア度の量産型として。
AIが生殺与奪の全権を握るディストピアで、真っ先にリサイクル対象になりそうなスペックの主人公は、AIから処分対象と判断されないようにすっごく頑張る。
個人的には参加者が殺し合うデスゲームは苦手…続きを読む