概要
外ではクールイケメンなおにいちゃん。家だと甘くて優しいおネエちゃん。
両親を亡くし、叔母一家と暮らす唯都《ゆいと》は、二つ年下の従兄妹、結愛《ゆな》の事を妹のように思っている。若干余所余所しくはあるが、付かず離れず、良好な家族仲を保っていた。しかしある日、唯都はひた隠しにしていた秘密(オネエ)を結愛に知られてしまう。変化していく二人の関係は、兄と妹、姉と妹? それとも……。
〈この話ではオネエ=女性口調の男性、と定義しています〉
「小説家になろう」にも投稿しています。
〈この話ではオネエ=女性口調の男性、と定義しています〉
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おすすめレビュー
新着おすすめレビュー
- ★★★ Excellent!!!散りばめられた微笑ましさを見つけてください。
細やかな気づかいができる主人公なのに、自分の事となると、その繊細な性格のせいなのか悪い方へ先回りして、相手を気づかって自分の気持ちを抑えてしまう。
そんな主人公のさまに読んでる途中で何度も「そっちへいかないで」と思ってしまうもどかしさがありますが、そんな主人公だからこそ、肩入れしたくなりますし、放っておけなくなり、最後まで読むととても幸せな気持ちになれるお話です。
それと登場人物の態度や仕草が微笑ましく、ある女の子が横断歩道で主人公を無言で追い越し、自分が横断歩道を渡り切ってから、ふり返って主人公が来るのを待ってる描写や家の中で喋る訳でもないのに妙に主人公に寄り添ってくる。
他にも別の…続きを読む