概要
瓏の国。秦迷夜は、父であり装飾品の職人兼商人である許大盟に「仕事の伝手になるから」と後宮に入ることを望まれる。侍女の石梢花と共に王城へと赴き、そこで文官の李稜星と後宮の門番である頼孝心と出会う。迷夜は、書庫で父の仕事の調べ物をしたり、王后・斗果南主催のお茶会で孝心の妹の彩維をいじめる妃から、宦官の漢矢厳が彩維に贈った指輪を取り返したりしながら日々を過ごす。ある日、王・荷淳風が倒れたという知らせが入る。その後、亡くなった王は遺言状を残していた。それにより、王族は自分たちが荷王家の血を引いていないことを知り、稜星が正しい血統であることも知る。迷夜は稜星に求婚され、そして稜星が襲撃されるところに居合わせる。迷夜も、稜星と王族の血のこと、更にはそのために稜星の母が殺されたという事実を知る。稜星に王位
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