猫と皇子と私のラプソディー

伯爵令嬢のアリスは、困窮し、仕方なく首都の人材派遣所に仕事を探しに来た。
お金の必要なアリスはそこで、ほかより20倍ぐらい高給の寮付きの仕事をみつけ、飛びついく！
移動の時は、どこに向かっているか分からないようにするという怪しさはあったが、着いたその場所は、とても大きなお屋敷で、雇い主は可愛い猫を飼っているが愛想の悪そうな青年だった。

そこから普通にほのぼの溺愛物語に入っていくのかとおもいきや・・・ほのぼのと溺愛が始まりはするけど、暗殺未遂やら危険な事件が一杯起こります！
先に進むと、なんだかとんでもない秘密が沢山あることも分かってきて、最後の最後まで目が離せない物語です！

テンポのよい…続きを読む

日曜日の朝に紅茶を飲みながら読むのに相応しい物語です。優しい文体と描写によって、物語の世界を想像しやすく、その世界を歩いている気分になれます。猫のマルリも可愛い。皇子との関係もとても気になります。優しい異世界にふれたい人にオススメの作品です。

このレビューは小説のネタバレを含みます。全文を読む（143文字）