サポパスの現状(4月5日時点)

■カクヨムの狙いが見えてきた!?


 もう書籍(=印刷物)で稼ぐ時代じゃない。ってことです。

 小説を書いてマネタイズする手段は、かつては印刷物にし、演劇やら映画やらコミックやらアニメやらのメディアに展開していくのが常套手段でした。それこそ井原西鶴とかが元禄の時代から綿々と続けてきた文化じゃないですか。もっと前からあるって? まぁ、それはおいといて。


 まー、それがいよいよ立ち行かなくなっているよねってことでしょう(ン十年前から知ってたけどな)。出版した結果、売れなかったら(=返本率が高かったら)それはそのまま出版社の負債となりますから、売れない作家が次の本を出すのは困難になります。その場合、またスタートラインに戻って、賞取りレースに応募からの再チャレンジになります(そうなる可能性が高いです)。その先の見えないWeb投稿生活で心が折れてしまうぐらいなら、リスクのある出版を選ばずにWeb上でマネタイズする道を進もうよ、そこは新たなブルーオーシャンかもよ? って、カクヨムは提案しているように思えます。


 ということなので書籍化を目的に小説を書いている皆さんは、この場で解散!……じゃなくて。解散するのは忍びないので、視野を広げ、アンテナ高くしていきましょうよって私は思います。


 我々はいま変革期にいますぞ、目に見えない線をまたいで立っているわけですよ。地殻変動でまた裂きにならないよう、あらかじめ股関節のストレッチをして準備しておきましょう。



 さて、本題。

■被サポート経験有作者の数(4月5日)

 約780名


 「被サポート経験」って何その被害者っぽい言い回し!と思いますが、頭がプログラマモードにあるときは言葉が出て来ない(笑) 要するに、一度でもサポーターがついたことのある作者です。現在サポーターが0でも、作者ページに表示されるサポーターの数は減らないので、こんな表現になりました。


 そういう性質の積み上げデータなので増えているかどうかは不明(減った数は調べていないため)ですが、サポートされたことのある作者の数は、前回調査した3月25日より約30名ほど増えています。


■サポート回数の分布(4月5日)

220台 1名

130台 1名

80台  2名

70台  1名

60台  1名

50台  2名

40台  3名

30台  2名

20台 13名

10台 34名


――前回取得したデータ(3月25日)

200台 1名

120台 1名

70台 1名

60台 3名

50台 1名

40台 3名

30台 3名

20台 10名

10台 30名


 うーむ。やはりリアルな数を取らないとピンとこないかな? 低プライオリティで検討します……。

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