★が消える仕組み・97万ユーザー突破
作品に贈られた★が消えていくのは残念ですし、悲しいものがあります。消える理由は二つあって、ひとつは★を送ったユーザーさんが★を減らしたとき。いわゆる★剥がしですね。マナー的にいかがなものかと思いますが、カクヨムのシステム上、できてしまうので致し方ありません。
で、注目したいのはマナーではなく、このケースは★の増減が即時反映されることです(やったことがないので確認はしていませんが、システムの作りからしてたぶんそう)。
もう一つのケースはユーザーのアカウントがなくなるときです。なんらかの理由でユーザーがカクヨムを去ると、その人が贈った★は消えます。
ここで問題になるのが、退会したユーザーの★はすぐに消えないことです。時間が経ってから突然消えるので、ガッカリ度マシマシです。
■退会ユーザーの★が遅れて消える理由を推測
カクヨムの挙動から推測して、おそらくカクヨムシステムは★を削除するロジックを持っていません。つまりユーザーが退会しても★を消すことができないのです。
こう書いてしまうとバグっぽく受け取られそうですが、実は削除ロジックなしの構造でシステムを作ることはあります。なぜなら、リアルタイムに値を反映する必要がないシステムならば、その方がフローがシンプルになるからです(いくぶん軽くもなる)。カクヨムは金銭が絡むショッピングサイトではないので、削除ロジックがなくても運営はできてしまいます。
では、どうやって退会ユーザーの★が減るのか、これも推測ですがこんな感じで動いているのではないでしょうか。
1.ユーザーAが「作品」に★を入れる。
2.ユーザーAが退会する。削除できないので★の変動はなし。
3.ユーザーBが「作品」の★を増減させる(通常は入れるです)。
4.システムは「作品」の★を0にリセットする。
5.システムは「作品」に入れられた有効な★を加算し直す。
(ユーザーAは退会しているので、Aの★はカウントされない)
6.「作品」の最新の★数が表示される。
という仕組みならば、ユーザーBが★を入れた瞬間にAの★が消えることになります。分かったからといって、消えた★の悲しみが減るわけじゃないですケド(^_^;
■カクヨムコン、有効作品中264作品が非公開に
文字数がコンテスト規約を満たしているにも関わらず、非公開となった作品の数が意外に多いので調べてみました。
その数、264作。作者アカウントは残っていますので、退会したわけではなさそうです。読者選考を通過しないと読んで取り下げたものと思われます。
残しておけば、アマギフが当たったかも知れないのに……。もったいない。
■カクヨムユーザーが97万人を突破
カクヨムを利用している上では、ユーザーが増えた印象はありませんが、ウチのシステムが感知している作者と読者は順調に増えています。それでも前回の96万人から1万は増えてはいないので、フォローもレビューもしない寡黙な読者が大多数ってことですね。
カクヨムオープン7周年を迎える3月までに100万人に到達するのか、緩~く注目してみたいと思います。
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