第8回カクヨムWeb小説コンテスト結果発表!
待ちに待ったカクヨムコンの結果発表が今日の昼に行われてました。
知り合いの作者さんのお名前がチラホラと、
受賞された皆さんおめでとうございます!
↓第8回カクヨムWeb小説コンテスト結果発表
https://kakuyomu.jp/contests/kakuyomu_web_novel_008
↓カクヨムWeb小説短編賞2022結果発表
https://kakuyomu.jp/contests/kakuyomu_web_short_2022
■選評から読み取れるものが多い
各賞の選評をながめると、コンテストに求められているものがくっきりと浮かび上がってきます。やはり、流行りのもの、読み手が引き込まれるものが強いです。没入感の強い小説は読めばわかりますが、流行りのものって? やはりアンテナ高くして探る必要がありそうですね。日々のランキング動向が参考になりそう。といってもテンプレをなぞるだけでなく、オリジナリティの味付けが必要と。
■受賞作は読めるか
個人的な楽しみとして選考中に受賞作を想定する遊びをやっています。結果からいえば、当たる作品もあれば、外れる作品もあって、なかなか読みは難しいです。この作者さんはテッパンだなと思っても、受賞に至らずということもあり……。
とはいえ、今回ホラー部門大賞の尾八原ジュージさんの「みんこわ」は来るのが分かりました。なぜなら選考過程で特有の「読まれ」があったからです。もちろん作品が素晴らしいことは連載中から追いかけていたので知っていましたが「読まれ」で、これは賞に絡んだな、と。他の作品、たとえば深川我無さんの「邪祓師の腹痛さん」も絡んでくると予想した作品でした、選評で期待作として取り上げられていましたね。
その一方で特有の「読まれ」がない作品もあって、この「読まれ」で判断するのは適切ではない可能性も依然残っています。(としたら、なぜ読まれるのか?)
引き続きナゾとしておくべきですかね、むろん分からないままの方が楽しみがあっていいかも知れませんが。
ところでホラー部門大賞の選評は文芸単行本編集部さんが書いてます、書籍の出版も文芸編集部さんからかな? 文芸だとペンネームがそのまま末永く看板になりますけど、ジュージさんのままで出版するんだろうか?
はい、余計なお世話ですね(^.^;;
余計ついでに書いてしまいますが、ジュージさんの文章って安定していて直すところないし、一緒に仕事したら楽しいだろうなぁと思います。いきなりナゾの編集者視点になってしまいますが。
編集者って原稿を受け取ったら、これを商品にするにはどの程度の手間がかかるかをザっと見積もるんですよ。ジュージさんの文章は明らかなエラーがないから、絶対にラク(=仕事が楽しい)だろうなと思います。担当編集さんがうらやましいw
そんなわけで、次回のカクヨムコンまであと半年です。
いまから仕込みを始めますかー!
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