ランキングデータ下準備とカクヨムの作品数

 各部門のランキングをながめれば、自分の作品が中間選考を突破できるかどうか占うことができますよね。それは作者さんにとって有用なデータとなりますから。


 ということで独自のランキングデータの準備をはじめました。ただ、データ補完の作業は始めましたけど、まだ迷ってます。

というのは、こんな疑問があるからです……


〇なぜ誰も続けないのか?


 過去の速報データを公開してきたユーザーさんは、のきなみ次年度は辞めてます。

なぜでしょう? ナゾですよね。その理由を考えてみました。もちろん個人的な想像にすぎないのですが、


1. 仕事やプライベートが多忙になった

2. 燃え尽きた

3. カクヨムから、なにやらお触れがきた

4. カクヨムから去った


 こんなところでしょうか。1はよくある理由ですし、自分の経験から2も可能性高いとにらんでいます。私も前回もコンテストの企画中は楽しんでデータ収集をしましたが、コンテストが終わった途端に真っ白な灰になるんですわ。マジで。気力が戻って来るまで半年ぐらいかかりますw また、3はイヤな想像だな(怖 4は人生いろいろということで。


〇評価パラメータは毎年変わるのではないか?


 カクヨムの公式メッセージを読むと公平なコンテストのためにパラメータは調整している、と読めますし、そう書いてもあります。それは応募数をにらみながら、恣意的に変動させているということではなく、不備があった部分(はっきり言えばイカサマできる部分)の穴をふさぐという意味のようです。


 それの何がイヤなのかといえば、通過と選外の境界にある作品の判定に影響があるかもねってことです。ちょっとそこが気がかりな点。ボーダーラインから上でも下でも遠く離れた作品なら問題ないんですよ。むしろ、ランキングを気にする必要すらない可能性だってあります。ただ、ボーダーライン近辺の作品が逆の判定結果になったらと考えると申し訳ないじゃないですか。

 そこは気にせず無機的にデータはデータですからって数字だけボンッと出して、あとはご自由にご判断くださいというのが良いのでしょうかね。それが合理的か。


〇そもそも評価方法は相変わらずナゾ


 少々技術的な話になります。過去、さまざまな評価算出方法が推測されてきましたが、いまだ正解にたどり着いていません。前の項目に書いたように、パラメータが流動的であるせいでもあります(仕方ないし、悪いことではない)。それに同じ自主企画に参加している作者同士の★は無効とする、同じコンテストに参加している作者の★は評点を低くするなど、外からは集計しにい仕組みになっていることも足かせになります。逐一追っていけば、データは取れますが、サーバーに負担をかけずに取得するのは、それはそれで大変です。たとえば1時間に3000個のデータをゲットするペースならサーバーには負荷がかかりませんが(クローラのマナーとして、インターバルを1秒以上間隔を空けることが推奨されています)、12000件のデータ取得に4時間かかる計算です。さらに補完情報を取ると、基本情報の2倍3倍の時間を要します。デイリーデータの取得に1日以上かかってしまっていたら意味がないですよね。どれを拾って、どれを捨てるかの判断が必要になります、つまり完全に正確な数値を取ることは困難といわざるを得ません。それでも参考になるなら、やる価値はありますが、まだその段階にいたっていないと判断しています。


■カクヨムの作品と作者の数ってどのくらいかご存じですか?


 漏れは多々ありますがこの数値という線でコレです。


作品数:31万4381作以上

作者数:6万8820名以上

読者数:なんらかのアクションをした読者は20万人以上


 多いですね。今年30万作を超えたなと思ったらみるみる増えていきました。

なお読者数は知りえる機会が★をつけたりフォローしたりとなんらかのアクションを起こしたときしかありません。読み専門のユーザーは行動したときにしか感知できないのです。それでも20万以上いるわけで……読者は多すぎて追いきれませんわ(涙

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