12/10朝時点のカクヨムコンデータ

 今朝がた取得したデータを分析しました。インデントがずれている箇所は心の眼で補正してくだされ。


■第8回カクヨムWeb小説コンテスト

ジャンル      作品数

異世界ファンタジー  2333 36.3%

エンタメ総合     1039 16.2%

現代ファンタジー   865  13.5%

ラブコメ(ライトノベル)786 12.2%

ライト文芸      476  7.4%

恋愛(ラブロマンス) 472  7.3%

カクヨムプロ作家   293  4.6%

ホラー        160  2.5%

         計6424作品


 人気ジャンルの異世界ファンタジーは当然として、寄せ集めジャンルとなったエンタメ総合が2位につけています。それにしてもホラーが少ないですね、ここ映画・映像化には最もチャンスがあるジャンルじゃないのかな? 個人的にありがたいのはプロ作家部門です。これまでデータベースの書籍化作家属性をアップデートできずに困っていたんですが、いやぁ作業がはかどるはかどる(^_^) おかげで100名以上の作者さんを書籍化作家属性にレベルアップできました。


■カクヨムWeb小説短編賞

ジャンル       作品数

現代ドラマ・ホラー  1137 28.4%

エンタメ総合     964  24.1%

恋愛・ラブコメ    961  24.0%

ファンタジー     706  17.7%

令和の私小説     231  5.8%

         計3999作品


 昨日も書きましたが短編賞の力が入っていない感。なぜそう感じたのかをワクチンの副作用から脱却した頭で考えてみました。理由はコレです。

https://kakuyomu.jp/special/entry/kakuyomu_web_novel_008

募集要項ページのデザインの手抜き具……いやシンプルさ。完全に長編部門のオマケ扱いです。まー、商品見本市であるカクヨムコンの性格上、短編は商品にならないのでしょうけど。ちょっと寂しいかな。


 さてさて。ジャンル別データを見て見ますと、上位が伯仲している中、私小説が水を空けられています。ここも穴場だと思うんですよ。「私小説」という言葉が伝わりにくいと思ったのか、編集部が欲している内容をこと細かに説明してくれているじゃないですか。編集部の求めに合致した作品を書けば受賞のメはありますよ、ココ。


■短編賞規約外の作品


 恒例のコンテスト規約無視の作品もリストアップしてみました。短編は1万字以内という字数制限が課せられています。にもかかわらず、うっかりなのか公然となのか字数破りのアウトローが現れます。データは次の通り。


10万字以上  6作品

12000字以上 126作品


 10万字超えなら長編部門に応募すればいいと思います。しかも中には人気を得ている作品もあるし。これ、なんだろうね。応募先を間違えているなら、12月以降に入ったポイントが無効になってしまうので、単にもったいないだけです。

 また、選考対象外になるであろう2割超え(過去の中間選考結果から推測。今年も同じとは限らない)も100作品を超えています。かつてあったようにPV目的だとしても、いまはランキングの仕組みが変更されてリストには乗らない=まったく意味がないので、もし導線確保のつもりなら、再考してみてはいかがでしょうか(って書いても見てないだろうけど)。


 現場からは以上です。

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