コンテスト・分析系

去年のカクヨムコン短編中間選考を考察してみた

 今ごろ? と思われるかも知れませんが、ええ。今ごろなんですよ。


 昨日、ようやく気が付きました。去年の中間選考通過作が公表されていることに。まったくコンテストのことを知らずにノリで参加したのがバレバレですね。というわけで、早速去年の考察をしてみます。

(きっと他の人が書いているんだろうなと思いつつ)


1.中間選考通過率


 655 / 7761 = 8.4%


 これは多いのか少ないのか、他のコンテストを知らないので判断つきませんが、母数が大きいだけに選考の苦労が垣間見えます。


2.通過したジャンルの割合


 このあたりから肌感覚でいきます。さすがに655作すべてを調べるのは、べらぼうに時間がかかりますので、一部サンプリングで推測しています。

 また、作品情報のカテゴリを元に集計しているため実際に応募したカテゴリとは異なる可能性があります。


 多い順にざっくり言って、こんな感じです。


現代ドラマ > 恋愛 > ラブコメ > 異世界ファンタジー


 現代ドラマがトップの模様。圧倒的に多いと思っていた異世界ファンタジーが少ないのが意外。ファンタジー系は長編向きなんでしょうかね。


 やはり強い分野は通過作品数も多く、歴史やエッセイといったマイナージャンルは少ないといった感じでしょうか。

 とはいえ、今年はエッセイ・体験談カテゴリがテコ入れされたため、増えてくるものと予想。


3.★の数


 気になる要素がコレ。短編部門は読者選考がありませんが、どの程度の作品が通過しているんでしょう? 昨年の中間通過時点から時間も経っていますし、中間通過で注目されることにより★の数が積み増しされている可能性がありますけど、カチカチとクリックして調べてみました。


 これまたざっくりベースのお話で申し訳ないです。


★ひとケタの作品がありました。希望が湧きますね。

多いのは★20台近辺。中央値が出せてませんし全数見てないので推測になりますが、★20~30台あたりがボリュームゾーンかな?


4.作品公開時期


 今回失敗したなと思ったのがコレ。常連さんたちはいい時期に提出してます。次回は参考にしよう(笑)。

(もちろん記載するまでもなく、公開時期を気にする以前に、良い作品であることが大前提ですがね)


 中間通過数が多いのは12月公開です。ついで1月。

コンテスト開始前に公開された作品は少なめでした。


 比率は1:3:2(開始前:12月:1月)ぐらい。


 1月31日公開の作品も中間通過していますから、いまから参加しても間に合いますよ!


5.再チャレンジ組


 去年、中間通過した作品が、今年も応募されています。実績のある作品がどう動くのか興味があります。

 これも肌感覚ですが、ざっくり1割程度ですね。


6.ひとりあたりの最大通過作品数


 この数に制限があるのかどうか不明です。コンテストに多数応募した人でも、去年は最大3作ですね。おととしは6作ほど通過している作者がいました。


 以上です。ざっくり過ぎてスミマセン……。

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