ボチボチ折り返し地点、作者★と読者★

 1日に始まったカクヨムコン、早くも28日となりました。少し気が早いですけど、年末年始のバタバタを除くとほぼ中間地点と考えても良いのではないでしょうか。年賀状まだ書いてないし(笑)

 ということで見せてもらおうか、カクヨムコンの実力とやらを(毎回言ってる)。


■長編部門ジャンル別作品数


ジャンル        作品数

異世界ファンタジー   2992(35.7%)

エンタメ総合      1290(15.4%)

現代ファンタジー    1127(13.5%)

ラブコメ(ライトノベル) 1031(12.3%)

恋愛(ラブロマンス)  672(8.0%)

ライト文芸       657(7.8%)

カクヨムプロ作家    359(4.3%)

ホラー         249(3.0%)

          合計8377作品


 だいたい出そろった感じでしょうか。激戦区の異世界ファンタジーは別格として、突出したジャンルはない模様。しかしそれにしてもホラーが少ない、プロ作家より少ない……。毎回言ってますけど、読者選考通りやすいし、このジャンルはチャンスですよ! 応募数は少ないながら筆力の高い作者さんが参加していることもあって、このジャンルは賞を取る確率が高いとにらんでいます。昨年の木古さん(キコさんとお読みしてたらキフルさんだそうで(汗)も早い段階でリファレンス作品(データの伸びから全体の動向を推測する作品)と位置づけしてました。来年はホラーに挑戦しようかなぁ。


■短編部門ジャンル別作品数


ジャンル       作品数

現代ドラマ・ホラー  1642(27.7%)

エンタメ総合     1477(24.9%)

恋愛・ラブコメ    1364(23.0%)

ファンタジー     1003(16.9%)

令和の私小説     434(7.3%)

       合計5920作品


 長編と比べて短編が少ないです。来月増えてくると思います。私もあと数作突っ込む予定。私小説ジャンルが少ないですね。短編部門の選考方向は読者選考ではないのですが、大枠では似た傾向(★とフォロワー数)になっているようです。微妙な線は、どうやって決めているんだろう。前回は読んで拾った形跡もありましたし……。


■★を送った読者率と作者率


 これ知りたくないですか? 読者選考の★の重みは読者と作者で異なるからです。

カクヨムのレギュレーションを読んでも明確には書いてないのですが(ま、詳細はナイショだよね)、カクヨムの公式ドキュメントから次のことが読みとれます。


1. 重みは、読者★>作者★

2. 作者とはコンテスト応募者のことである。

3. 自主企画参加者同士の★は無効である。


 細かいことですが、


a. 短編応募者は長編作品においては読者扱い?

b. コンテストに応募後、応募作を非公開にした作者は読者扱い?

c. 自主企画参加後、企画を抜けた場合の扱いは?


 あたりがナゾです。厳しい方に取れば間違いないんでしょうけど、a.は読者でいいように思うんです。そのコンテストに利害関係ないし、どう考えても読者でしかないわけで。


 考えてもワカランところがあるので、ひとまず概算値を出しておきます。まだデータを取り切れてないうえ、毎日変わるので最後まで正しい数値にはならない可能性ありってことをご承知おきください。


■現時点での応募作者数


・長編部門に参加している作者:5282名

・短編部門に参加している作者:2356名

・双方に参加している作者:1066名

・応募作者総数:6572名


 短編が多いのかと思ったら、長編が倍以上多いです。やはり書籍化とか豊富な賞が魅力なんでしょうかね。


■作者と読者の比率


 これが問題のデータです。最初にお断りしておきますが、これはレビュー数であって★数ではありません(タイトルには★って書いてあるけど)。★数は先ほど書いたとおり鋭意集計中であります。

 そこんトコロを踏まえていただいて……


・長編作品に作者が送ったレビュー数:約6万9000件(24%)

・長編作品に読者が送ったレビュー数:約21万7000件(76%)


 読者は作者の3倍レビュー回数が多いです。読者の獲得数は作品ごとに異なりますが、やはり中間通過の鍵は読者をつかめるか否かにありそうです。


・短編作品に作者が送ったレビュー数:約4万0000件(82%)

・短編作品に読者が送ったレビュー数:約9000件(18%)


 計算間違ってないよなぁ、読者さん短編読んでくれないですねぇ……。

ちょっとガックリな結果になりました(>_<) お願いしますよ~

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