第7回カクヨムWeb小説コンテストの有効作品数
昨日の短編部門に続いて、長編部門(というかこちらが本体のコンテストですね)の応募作品で、規定を満たしている有効作品数を調べてみました。というのも近況ノートのコメントから教えていただいたのですけど、規定に達していない作品が多数あるそうなんです。
というわけで、さっそく10万字以上のフィルタをかけて検索してみました。
その結果は、次の通り。
異世界ファンタジー: 2,259作品
現代ファンタジー: 903作品
恋愛(ラブロマンス): 579作品
ラブコメ(ライトノベル): 713作品
キャラクター文芸: 979作品
ホラー: 284作品
総数 5,717作品
コンテストページに記載されている応募総数7,865作品より2,148作品少ないです。
ちぃーとばかり乖離が大きいですね。応募はしてみたけれど規定文字数に到達しなかった皆さんには、それぞれご事情があるのでしょう。10万字を書ききるって大変な労力が必要ですから……。
内訳の中身を見ると主催者側がテコ入れを図っていたホラー部門の作品数が小ぢんまりしているのが気になると言えば気になります。もちろん素晴らしい作品さえ発掘できれば総数は二の次、三の次なんですが。ただコンテストって主催者側から見れば、商品見本市じゃないですか。「日本最大の」みたいな惹句がつけれられば多数の応募作品が、ひいては傑作が寄せられる可能性が継続的に期待できるってわけで。
今後の成り行きに注目ですね。
さて、複合カテゴリーの分解もしてみました。長編部門ではキャラクター文芸だけなのでコレを。
○キャラクター文芸:979作品の内訳
現代ドラマ 400作品
歴史・時代 155作品
ミステリー 95作品
SF 88作品
現代ファン 83作品
異世界ファン 54作品
恋愛 50作品
ラブコメ 36作品
詩・童話 9作品
エッセイ 5作品
ホラー 4作品
やはり現代ドラマが多いですね。また短編部門と様相が一変して、歴史・時代が多いことも目をひきます。このジャンルの物語を語るには長編の方が適しているからでしょうか。SFが少ないのは時代の趨勢か……。
こうしてまとめてみると、コンテストに設けられたカテゴリーの分け方から、主催者側が注目している作品の傾向と、それに対して応募作者がどう応えたかがわかって面白いです。
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