概要
これから中華ファンタジー小説を書こうと考えておられる皆さまのお役に立てますように。そして、自作の中華ファンタジー小説が少しでもよりよいものになりますように。
おすすめレビュー
新着おすすめレビュー
- ★★★ Excellent!!!この作者さんの物語は、絶対に読むべき。
圧倒的な知識。
まさにそんな言葉がぴったりな作者さんです。
私も後宮もののお話が大好きでたくさん本を読みますし、ドラマも見ます。後宮の烏も大好きな作品です。なので聞き慣れた言葉もありましたが、それ以上に知らない言葉や知識が、ここには山ほどありました。
確かに、これを読んで頭に入れれば中華ファンタジーの物語書けちゃいます。
それぐらい詳しいです。言うなれば、もう教授レベル。お金を払って聴く講義レベルの貴重な資料です。そして面白い。
だからこそ、この作者さんの書く物語が読みたいと心から思うようになりました。
完結されたとのことで寂しい気持ちもありますが、お疲れ様でしたと心から称賛し…続きを読む - ★★★ Excellent!!!中華ファンタジーを書く上で今後も参考にしたい、素晴らしいエッセイです!
白川紺子さんの『後宮の烏』を精読しながら、作者さまの幅広い蘊蓄を知ることのできる、貴重なエッセイです。
わたしも、中華ファンタジーを恥ずかしいですが、時々、書いております。そんなときに、もっとも困るのが、時代背景に関する、さまざまな小物や衣装から役職。これなくて、中華の面白みと世界観に浸るのが難しい。
著者さまは言います。
「小説を書くことにおいて、ストーリーと文章と語彙は、三位一体です。」
まさにその通りで、語録を知らなければ、書くことはできません。現代物と違い、中華社会は馴染みがないだけに難しい言葉も多く、どう使っていいかもわかりません。
例えば、まずは登場人物の身分。
皇后…続きを読む - ★★★ Excellent!!!中華ファンタジーの世界観への理解が深まって、よりアニメを楽しめます!
アニメを観つつ、こちらを拝読してます。
一年くらい前から中華ファンタジーにハマってます。
それで『後宮の烏』も気になっていて、アニメを観始めました。
とはいえ、如何せん後宮ものの物語をあまり知らないので、分からないことが多く、こちらを参考にしながら観進めています。
知らなかった後宮のあれこれが知れて、アニメを観ていない人でも楽しめる内容です。
お茶を煮だす話が特に興味深かったです。
私が好きな中華ファンタジーでも、お茶を飲むシーンがあって、何か日本のお茶の作法とは違うなって思ってたんですが、謎が解けました(笑) - ★★★ Excellent!!!祝アニメ化☆『後宮の烏』白川紺子さんのどこが凄いのか? 考察エッセイ
wikiによると「後宮の烏」は中華風の世界観を舞台に、
後宮の奥深くに住む「烏妃」と呼ばれる特別な妃と、
噂を頼って彼女の元を訪れた皇帝を中心に描くファンタジー小説となっている。
白川紺子さまの描いた中華ファンタジーは
主に古代中国、唐王朝をモデルにした架空の中華幻想譚。
明千香さまは「史記」や「三国志」を趣味で学ばれていて
ご自身でも中華ファンタジー小説を執筆中です。
その苦労も交えながら紺子さまの使う古代中国特殊用語をピックアップして
明千香さま目線で丁寧にわかりやすく解説してくれるので
もう一度、「後宮の烏」を読み返すと、作り込んだ物語だと再発見しました。
中華ファンタジーがさら…続きを読む