coffee break<3>
現在、書き直しに励んでいます、このエッセイ。
全部で51話あり、そのうちの半分26話までの書き直しが、やっと終わりました。
私は自分に自信がないのか、それとも自己肯定感が低いのでしょうか。
過去に自分がしたことに対して、いつもマイナスのイメージがつきまといます。そしてその記憶が、自分を苦しめます。
小説を書くことにおいても、書いている時は、「最高傑作だわ!」とものすごくテンションがあがるのですが。完結して時間がたつほどに、「くだらないものを書いてしまった」という思いが強くなります。
それで突然、作品を下げてしまったり、書き直し宣言をしてみたり……。
「ああ、変だ、変だ。この世から、私の書いたものすべてを、抹殺してしまいたい」と、悩み始めます。
しかし、なんとか冷静さを取り戻して、書き直しのためにあらためて読み直すと、「そんなに変でもないような……」と、ふと、我に返ります。何度、削除しなくてよかったと思ったことでしょう。(笑)
今回のこのエッセイも読み直しみると。
最初の数話は内容も文章も、ぎこちないと思えました。
しかし、書き直しの回数を重ねるごとに、「言いたいことを言いつつ、その内容も文章も、まあまあまとまっているんじゃないかな。書き直すほどのこともなかったかも」と、自信のようなものを感じております。
話は変わりまして。
カクヨムの近況ノートを読んでいますと、皆さん、新しく書く小説のテーマが決まりますと、図書館で本を借りたり、参考資料を買いあさったりなさっておられるようです。
しかし、私は、小説を書くにあたって、そういうことはしません。
たかが趣味として楽しく書きたい小説ですから、自分の頭の中にある知識だけで十分と思っています。それ以上の面倒くさいことはしたくありません。(笑)
ところで、現在月の一度のカルチャ―センターの『史記』の講座に、コロナの閉講も含めて8年近く通っていますが、これも中華ファンタジー小説を書きたいので通い始めた訳ではなくて。
もともと中国古代史に興味があって通い始めて、「知識をインプットばかりしていても、しかたがないなあ。なんとか、アウトプットしてみたい。そのほうが知識はより身につく」と思い、小説を書くことを思いつきました。
たまたまその時期と、カクヨムの存在を知ったのが同時期という、幸運もありました。
それにしても今回の書き直しをしていまして、「普段、何気なく本を読んだりドラマを観たりしているようで、気になること疑問に思うことは、納得するまで何ごとにも深く考察しているのだな」と、ちょっと自分で自分を褒めてやりたい気持ちです。
でも、そうやって、本やドラマの世界に入り込んでいますと。
同時に2つのことをするのが苦手な私は、日常生活や他のことに興味がなくなってしまうのも事実です。
家族や数少ない友人に迷惑をかけてきた人生だったのだなと、いまさながらに反省しました。でもでも、もう、どうなるものでもなし……。(笑)
年齢のせいでしょうか。集中力がなくなりました。それで、すでに書き直し作業にも飽きてきているのですが、最後まで頑張ります!
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