暑い日のクーラーも使えない騒音の部屋の中




 ドラえもんの秘密道具の一つ。


 飲み薬であり、飲んだ者が出した大声を固体の文字にする効果がある。 固体は音波と同じく音速で飛び(飛ばさずにその場にボトッと落すことも可能)、壁や山に反射される。あと水に浮く。


 pixiv百科事典より引用。



 このコエカタマリンからヒントを得て、一つの道具を思いついた。


 名前はまだない。


 縁だけが水色の透明で伸縮可能な布。


 それを宙に投げれば、自らが張りたい範囲に膜を創り出せる。


 この膜を通る音は音を無くし、具現化され、こちらに飛んでくるだけの存在となる。


 飛翔速度を裏切り、攻撃性皆無。肌に触れれば少しでも触れれば、演出的に派手に木っ端微塵になって霧散する。



 ストレス解消と運動不足に持ってこいだと思うのだがどうだろうか。



 騒音対策としてはどうだろうか。






「霧散する時に雪になればなおさらいい」



 こんな状態の時に重宝すると思う。







  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る