第66話 雑談枠

「O型 自分の説明書」という本を棚から見つけてきた。


 後ろの方にBOOK OFFの値札が付いている。


 キャラクターを書くのに使えると思って買ったんだ。



 なのに、ぱらっとめくったが最後、どこのページを見ても大笑い。


 ユーモアたっぷりで、暇つぶしにちょうどいい。


 でも実は暇ではなかったのだった。



 WEBコンのために、ネタ帳を探っていたら、自分にしかわからない、テンプレノートとか、メモ帳とかがでてきて、さすが用意を怠らないわね私。


 と思ったけれども、お遊びノートの方が数が多い。


 なので役に立つのはほんの一部だったりする。



 どうも、私は寄り道まで頑張ってしまう性質のようだ。


 とりあえず、文体は児童文学で、ボキャブラリーはリチャード・ディケンズの二都物語に倣って、と。


 あとは作品カラーを決めて、キャラクターとあらすじを書き始める。



 これが楽しくて没頭してしまう。


 夕飯の時刻になっても、モクモクと書いていたりして。


 もう、書けなくなるまでメモに書きこむ。



 ネタは大体決まった。


 カクヨムでやる意味はあると思う。


 おもしろくするぞ! ふぁいとー。



 誰からも求められなくても、信じた道を突き進むのみ!


 物語の力を信じている。


 私の中に棲んでいる、物語を信じる。

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