第34話 時をください。

 去年、胃のX線写真を撮るとき、バリウムを吐いてしまい、かなり消耗した。


 バリウム自体は何でもないのだけれども、その後に飲む、炭酸の顆粒で喉を刺激されてオエッと。


 周囲に迷惑かけたと思うと、とっても申し訳なくて、また消耗したわ。




 今年はX線はよそうと思う。


 胃カメラのんでみる。


 見ていて、きっとやりとげる!




 なーんて、熱血するほどのものかなと思うでしょ?


 とにかく、健康診断は消耗が激しいの!


 だから、栄養もたっぷりとって、体重増加は気にしないで行くわ!




 あ、熱血したら、ちょっと疲れた。


 休みます……。


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 あー、藤咲あゆな先生の『天国の犬ものがたり』の『ありがとう』っていう話を読み終えた。


 初っ端から、雪の降りしきる中で子犬を捨てて「ごめんね」を連発してるから、かなしい話なんだと思って、とちゅうで読むのを止めてたやつ。


 ハッピーエンドだったよおぉぉ! 奇跡だったよおぉぉ! びっくりした!




 よし、ちょっと元気が出たぞー!


 藤咲先生が頑張って作ったお話だもん、悲しいまま終わるわけないよね! 私も、キレイでさわやかな、そよ風のような話が書きたいなあ。




  「年月は容赦なく過ぎて、物事に変化をもたらします。それは時に、残酷な結果を突きつけることがあるのです」




 当たり前のことなのに、心にささるなあ。


 えぐると言ってもいいかもしれない。


 年をとってから読んだら、目がつぶれてしまうんじゃないかと思うので、今のうちに読んでおこう!


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『小吉の女房』をチラッと観てきた。


 昔、捕まりそうになった時に、若い岡っ引きを殺してしまった悪党が、上人に化けていた、という話。


 ところが、話のもっていきかたが『科捜研の女』にしか聞こえない! 私、目が悪いからなおさら。




「まりこさん……」




 って、母と笑っていた。


 説明すると、『科捜研の女』でヒロインを張っている女優さんが、『小吉の女房』でヒロイン張ってるの。


 正直違いがわからない。




 まあね、ああいう熱血みたいなのが、あの女優さんに求められているものなのかもしれないし。


 演技性なのかもね。


 けど、時代ものであれだけ巻き舌だっていうと、昔は嫁ぎ先の心配をされたと思うなア。




 小吉さんとの、なれそめを聞いてみたいものよ。




 演技で思い出したけれど、今、突如、声優の大川透さんの「戦う! セバスチャン」を思い出した。


 カクヨムの自主企画に『とかくボクらは喋りすぎる』というタイトルと表紙で、イメージした物語(でなくてもいい)作品を挙げよ、というんだったのを思い出して、結末をセバスチャンの声で「永遠にやってろ!」って感じにしたいなあって。


 ネタを吐くと、表面上はだまって一緒にいる二人の男子高校生が、近くにだれもいなくなると、とたんにぎゃあぎゃあ言い争う、普段落ち着いてる二人だけに、言いたいことを言うととてもこあい。




 そんな話を考えたけど、書く気は全然しないから不思議。


 モチベーションが上がらないのよ。


 面白いとは思うんだけど、私でなくても書けるような気がするし。




 エネルギーを大量に使う予感がするし。


 それなのにモチベが上がらないって致命的な気もするし。


 もうね、死にそうなのよ、私。




 ほんと、疲れた。


 健康診断だって、ろくな結果でないよ。


 無職だから、過労死しても労災でないから! ああ、ぐったり!




 呼吸器弱くて、疲れるとそちらへしわ寄せがくるのよ。


 ケンケンッと変な咳が出る。


 呼吸するとき、喉がヒリヒリする。




 もう、生きてるだけで私頑張ってるんだってば!


 安易なダイエットとかしないで、ひたすら筋トレしてればよかった。


 今健康が一番欲しい!




 時をください。


 私に生きる時間をください。


 必死に生きて、疲れたら休む、深く呼吸をついて心からの休息をとれるだけの時間をください。

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