第52話 過激なダイエット





 少々過激ともいえるダイエットをしている。


 なにせ、栄養失調になったり、体調不良になったりするらしいのだ。


 だから、体力が万全でないときはできないものである。




 朝はグレープフルーツにゆで卵、コーヒー、トースト。


(ゆで卵を納豆や、豆腐にかえてもいい。トーストは米飯小盛でもいい)


 昼はゆで卵にトマト、コーヒー。




 夕食は、ゆで卵にコーヒー、野菜。


 これで飽きないのかというと、そんなことはない。


 食べ終わったそばから、次の食事が待ち遠しい。




 国立病院のダイエットメニューは、栄養が偏っているらしい。


 どうやら、デンマークの国立病院のメニューがもとになっていると書いてあった。


 地球儀で調べたが、欧州の海沿いの近辺だ。




 いつの時代のメニューなんだろう。


 とにかく、メニュー通りにするのが大切で、ゆで卵が一個でも二個でもいいそうだ。


 野菜なんて、ボール一杯食べちゃうぞ(嘘)。




 以前は、非常な空腹感に襲われ、食べ物のことしか考えられなくなり、ダイエットが終わったら食べたいものリストなどを延々書き綴ったりしたものだ。


 今はそんなことはない。




 ダイエットを終えたら、ご褒美に大好きなチョコアイスを食べると決めている。


 チョコアイスのためだけに、麦茶でお腹をふくらませているのだ。


 一日目は終わった。




 体重も減ってきている。


 地味だがジワジワといくぞ。


 なんだか、起き抜けは足元がふらつくけど、まあ許容範囲だろうと思う。

  • Twitterで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る