第3話 私はチアー




 チアーな私は、沈みこむ心を元気づける役目。




 徳永英明の「壊れかけのRadio」が『SONGS』という番組から聞こえてくる。


 20代の歌を、50代になって歌ってみたら、というテーマだった。




 これってすごいよね。


 三十年後の、作者が歌える歌。




 私も、何十年後に読み返しても、遜色のない作品を創りたいなあ。


 できるよね、きっと。




(だって私、なんだかんだで、書き続けているもの)




 時代が私を求める日がきっとくる。


 時代が私に追いつく日が、いつかくるから、だからめげずに書き続けよう。




 なんにしたって、続けないとなんにもならないものだから。


 負けないぞ、と思う。

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