第40話 感動すると体力を消耗します(いや、好きだけれど)

 漫画の話です。


『新・天国の犬ものがたり』(堀田敦子/作)の、途中まで。


 感動系のお話で、大好きなんですが。



 一編いっぺん、ラストで必ず泣かされるので、なかなか読み進められない。


 こちら、読むのに体力がいります。


 泣いたら、脱力して、くったりします。



 だけど、こういう経験というか、時間をすごすのは、きっと心の栄養になるから。


 時間を惜しまず読みましょうっと。



 <事件発生!>


 口外も転載も禁止ということで、誰にも言えないが、苦労が報われた、という話。


 るんるるーん。


 8月はなんだか、息が切れそうだったように思うけれど、むやみと頑張っていた記憶がある。




 そうか……行けると思ったんだよ。


 しおおせた後、一片の後悔もなかった。


 こういうときは、「後悔しないですむだけの」努力がはらわれたという証拠だ。




 うれしい。


 これが私一人報われたのでなくて、OKだ。


 うん、全然OK。




 みんなが報われてればなおOK。


 その中に、私も入れてもらえて、とにかくうれしい。


 こいつを弾きだせ! とか、こいつを入れるな! とかいうのがなかったってことだものね。




 なんだか震えるほどうれしい。


 泣きそうにうれしい。


 自分の感性がまだ、生きている証拠だ。




 こうして書くと、ひとしおで。


 噛みしめる。


 アタリメのようなタウリンの味はしないが、胸の拍動が不規則になる。




 これは一種の興奮状態だ。


 うれしい。


 生きていなければ、こんな感覚、味わえなかったんだよ。




 別に、ダメでもよかった。


 けど、ダメなことはやってないって思ってた。


 自分を信じてよかった。




 それもこれも、頑張ってきた成果なのだし。


 自信をもっていいよね。


 ああ、見てくれる人はいたんだ……安心してカクヨムできる。



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