第24話 大丈夫なんだってば!




 ココミュで、自分の悩みをつづったポエムを読んでくださる方がいて。


 そして、聞いたら「ああ、書いたな、こういうの」って思った。




 だけど、悩みは尽きなくて、どんどこ書いていたらしくて。


 自分のものとは思えないほど、ツッコんだ話をポエムにしていて。




 ああ、私、危険域に踏みこんじゃったんだなと悟る。


 代わってくれた誰かが、私を守ってくれようとしている。




 代わってもらうと、夜眠れなくなるけれど、あらゆる危険から私を守ってくれる。


 精神的よりどころ。




 そういうものを持つ人が、まだほかにも、この世のどこかにいるらしいと、今日知った。


 私と一緒だ。




 同じなんだ。


 こういうことは普通にあることなんだ。




 あっていいんだ。


 よかった。




 そう思えて、しかたがなかった。




 ちょっと私、ATフィールド展開してるみたいだぜと、のんきに考えて、今日もまた眠れないらしい、とつけっぱなしのTVに耳を澄ます。


 耳鳴りがキンキンする。




 夜はセミも鳴かなくて、雑音が少ないからか、神経がとがってしまう。


 リラックスしていても、いっこうに眠くならない。




 これは……やはり、日中出かけて疲労がたまっているのだろう。


 疲れすぎて神経が高ぶってしまうことってあるらしい。




 ようは、頭で考えすぎ。


 筋トレとかしたら、きっと眠れる。

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