第30話 疲れたら休もう!
うん、疲れているときは、書かないほうがいいわ!
なんか、文章というか、キャラがカロリー不足でだれる!
こー、ここでパキッとしたセリフが欲しい! ってところで「あー、どーでもいいんじゃないですかー?」みたいになってもかなり困る。
私、栄養つけて、ドコサヘキサエン酸飲んで、パキーッっと頑張りたいから、今日はもう寝ます。
おやすみなさい。
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精神的病にかかる人は、基本的にやさしいのだと聞いたことがある。
心根がやさしくて、だから病んでしまうのかな、とその時は思った。
だけど、やさしいってことが、価値を持たない世の中なんだ、きっと。
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昨日は寝不足でつらかったけれど、DHAを通常の2倍飲んで、『こころに響く方丈記 鴨長明さんの弾き語り/木村耕一』と『#名画で学ぶ主婦業/田中久美子』を読んだ。
かる~く速読。
おもしろかった。
それでいいじゃないかと思うのに、父が「方丈記は原文を暗記するまで読みなさい」と言う。
この本を持ってきたのは父なので、私が憶えるまでもっていていいという意味なのか?
母も読もうとしてたから、どういう内容で、どこを重点的に読めばいいか、教えてあげた。
方丈記は、鴨長明さんの人生であった辛かったことを身の上話と交えてつづってある内容だ。
特に、京の都の大火事、竜巻、遷都、飢饉、大地震について記述したもの。
それに、鴨長明さんが神職の家に生まれついて、江戸時代で言う大名家の子息のように育ったというのに、若いうちに父を亡くし、約束されていたはずの地位も、職も失ない、和歌と琵琶にうちこんでいたら、和歌の選集にたずさわることになり、活躍したため褒美として父親の就いていた神職を与えられることになったが、親族が「真面目に神職について勉強してないから」と猛反対し、ショックもあってか50歳で出家。
鴨長明さんは、法然上人に仏の道を学ぶ。
のち、念仏禁止令のために、法然上人と親鸞聖人が迫害にあい、鴨長明さんも人里を離れて、プレハブ式の庵を編んで、方丈記を書いたそうな。
執筆目的は、無常である世の中の、出来事を忘れて欲しくない、ということ。
だけど、私は、別のところに着目していた。
どこへでも自分の足で行くのがいい、自分の体一つのことなのだから、疲れたら休めばよろしい、という記述があった。
車などにのれば、車を引いてくれる人にも悪いし、気がねしてしまうから、ということ。
いつもシャキシャキ歩いて、目的地まで行って帰ってくるのに、息を切らせて、体中が熱をもってしまう私だから。
用件を果たすのに、急がず、マイペースをつかもう、と思った。
でも外は暑い、疲れても休める場所はないし、クーラーの効いた車に乗りたいと思ってしまう。
だから、明日は朝の涼しい内にでかけて、100円ショップ(ダイソー)でカード入れを買い、BOOK OFFでCDと漫画を入手し、レンタルショップで流行りのチェックをしてこようと思う。
もちろん、車に乗せてもらう。
明日は曇りだったらいいな。
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