第67話 逆転したいなあ
『逆転人生』を観た。
高校中途退学で、世界のバリスタチャンピオンになった男の人の奮闘劇。
中卒でプラプラしてるなんて、後がないって、頑張ったんだって!
逆転できてよかったね。
こういうのって、普通ないから、その頑張りを応援したい。
で、どういう内容かというと……。
来る日も来る日も、師匠である店長の顔色をうかがいつつ、なん十杯となくコーヒーの試作を、吐いては飲む。
神にも等しい店長の言うがままに、サポートチームをつけられて、世界選手権に出るも敗退。
こんどこそ、自分のコーヒーを作りたい、とコスタリカまで生産者に逢いに行く。
そこで、エンリケ・ナジャロという、自分と同じスペシャルティコーヒーの二代目を見つける。
同年代で、コーヒー豆の生産に情熱を傾けるエンリケに、彼は究極の豆をつくろうと働きかける。
エンリケは、軽んじられていた生産者の誇りを取り戻し、彼に協力し、二人で世界選手権でチャンピオンに。
そこには、恩師である店長と、父の姿があった……。
感動のストーリーだなあ。
逆に言うと、そこまでしないと、世界のバリスタにはなれないってことだ。
そして、コーヒーを嫌いにならない、これ大事。
コーヒーで世界を平和にするんだって。
私も作品で世界を平和にしたいなあ。
夢想する。
豆をつくり、焙煎し、抽出する。
器に注ぎ入れる、他人様にお出しする。
これは、小説でも言えることだ。
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