第14話 遊ぶのも真剣!(うまいかどうかは別)

 ココミュに投稿した台本(ポエム)を人気順に、あげていく。






【風に吹かれて届けたい】




 今心がもがこうとしている。

 叫びたい想いがあった。

 伝えたくて できなくて

 なんども あきらめようとした。

 そのたびに あなたの手に引き戻され安堵した。

 涙は歓びのためにとっておこう。

 今は笑い合える未来のために 一人風に吹かれよう。

 いつか届けたい あなたへの想いを……。






【心の目】




 たよりなくて あてどなくさまよう心

 はてもなくて さびしがりやの自分

 中身をのぞけば なにも入っていない

 あなたへの 想いだけが……心の目にうつってる






【おかえりなさい】




 おかえりなさい。

 待ってた。

 大好きだよって、言うの、ガマンしてたんだから。

 でも、もう何も言わない。

 おつかれさま。






【それでも、サヨナラと言った】




 結論を言えば、あなたとお別れしたその直後

 さよならという言葉が 胸の上を通り過ぎていった

 わたしにはあなたが必要だったと、そのとき慙愧の想いかすめて……

 それでもサヨナラとあなたに言った

 耐えがたい時間と元通りの世界に戻ってきたんだ

 だいじょうぶ、まだ壊れていないと自分に言い聞かせる

 それでもサヨナラと、言ったんだ……

 背伸びもした 勉強もした

 たえずありがたいと思ってきた

 それでも私は……さよならと言った

 後悔はない 時期がきたのだ

 この身裂いて、己を裏切るようにたやすく別れは訪れた

 それでもサヨナラを言ったのは わたしだから……

 だから、ユルシテ……






【ありがとうを抱きしめて】




 わたし、わがままなの。

 好きな人には、言ってみたくなる。

 困らせたいんじゃないの。

 いじわるしたいんじゃないの。

 わがままでもいいよって、たった一言がほしくて。

 あなたにゆるされたくて。

 ゆるされて、生きていくのは簡単で、むずかしい。

 だけど、あなたは……やさしくて、やさしいから。

 生きていたいなら、聞くまでもないさと、そっとゆるしてくれる。

 ごめん、生きていていいかなんて、聞くのは卑怯だったね。

 わたしは、愛されて、ゆるされて生きていきたい。

 だれかを愛して、生きていきたい。

 そう思えたのは、あなたのおかげ。

 精一杯のありがとうを、花束にして、ぎゅっと心でだきしめる。

 これからも、大好きだよ……。






【苦しいよ。】




 いじめられてるわけでもないけど。

 ないがしろにされてるわけでもないけれど。

 いつもいつも、当然のように責任を負わされて。

 それで「弱音を吐くな」、とか。

「愚痴るヤツは嫌いだ」、とか言われても……。

 なんの解決にもならない、無駄話につきあわされる時間が、

 ほんと、つらい。






【む、よばれている……!?】




 む、よばれている……!?

 行かなくちゃ!






【うまい飯】




 オレ、オレな。

 おまえがいると飯がうまい。

 そのへんのコンビニで買ってきた

 そうざいだの漬物だのが

 とてつもなくうまく感じる。

 もちろん、おまえの作ってくれる飯は

 それ以上にうまい。

 だから、ずっといてくれ。






【大好き……だよ?】




 大好きだよって、言ったらそばにいてくれるの?

 その言葉が嘘だったとしても、一応気に留めておいてくれるの?

 ボクは、ボクはね……。

 キミをつなぎとめたくて、言ってるわけじゃないんだよ。

 不器用な自分に手を差しのべてくれた人が、つぎつぎてのひら返ししてきた。

 キミがふり向いてくれたとき、もうすっかり諦めて、臆病になってて、

 キミの行為はとうてい受け入れられなくなっていた。

 だけど、キミの暖かさに触れて、焦がれて、だから……!

 告げなくてはならないと思った。

 これで伝わらなかったら、一生ひとりでいる。

 だから、聴いてほしいんだ。

 ……大好き、だよ……?






【名探偵と恋をするっ!】




 ああ、これじゃダメ。

 二駅歩いて買ってきたショートケーキなんて、彼に気を遣ってるのがみえみえ。

 そういうの、喜んでくれる人じゃないの。敬遠されちゃう。

 でもでも、もうすぐ、事務所の開く時間が来ちゃう。

 他に、手土産なんかないか。なんかないかー!

 さりげないの! 手軽なの! 親しみが伝わるようなの!

「あ! 先日はお世話になりました! 報酬は振り込んでおきましたので!」


 ――――――――――――――――――――――


「いつもありがとうございます」

 良心的な支払の依頼人は大事だ。うん。

 今日もこじゃれた洋服、ハンドバッグ、靴。

 うん、今日も異常なし。

 手土産なんていらないのにな……料金だけで結構だ。

 おや、ハンカチを握りしめている。

 今日は汗をかくほど暑くはない。

 そうか。すると……仕事かな。

「今日は、どんなご依頼です?」






 というようなことを、たまに書き綴っている。


 だいじな気持ちがこもっているので、ご紹介しましたマル

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