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  • 中国は春秋の頃に有効だからと重臣の反対を押し切り騎射胡服と有効なら出所を問うな、むしろ積極的に利用しろと最近の悪魔超人の様な哲学を持っています。中国は国主に匪賊の大首領がなる伝統を持っています。匪賊の首領に余計なプライドは有りませんし、都合の悪い事は忘れよと形振り構わず行ける強さこそが中国の本質だと思います。
    朝鮮は中国から何を見て何を学んでいたのか。外国に左右される脆弱さは宗主国から見れば自身を脅かす可能性が無いですから望ましい性質でしょうし、朝鮮の朝鮮さは中国が作った?

    作者からの返信

    @yomudakeyo様、いつもありがとうございます。

    いや、正直、調べれば調べるほど凄まじい知恵を持っていると感心しました。

    中国、こやつめ
    ワハハ…

    …そんな感じです。連中の事を組織的に調べたという人は殆どいないと思います。そこで少し丁寧にカネの流れだけで中国を調べてみた所、あまりにも普通でないことのオンパレードでした。20世紀の頃の彼らです。

    しかし彼らが債務問題を抱えた時、日本と同じようなやり方…つまり「債務を引き抜いて整理」+「中銀による支援」そして中銀の統制力の強化という手を打ったことにより劇的な経済発展が約束されたのです。よくこれを日本から学んだと思いました。というのも、他の国で国家規模で大破綻した例は戦後殆ど無く、同時期に並行して行われてた米国S&L破綻処理+日本のバブル破綻後の整理債務機構の処理も横睨みで見ながら、独裁国家特有の、しかし匪賊崩れの地方閥との激しい政治闘争の中で『金融の中央集権化』を力づくでやってのけたのは見事と言うしかないでしょう。

    中国と朝鮮との決定的な違いは、この『超大国でありながら他人に頭を下げることをためらわない』中国の賢明さによるもの、もしくは朝鮮民族の『矮小でありながら頭を下げることの出来ない愚かさ』の違いだろうと思っています。

    中国人は張飛のような存在で、相手が強いと頭を下げてヘコヘコし、弱いと殴る蹴る…なのですが、よくよく考えてみれば「価値のない人間に頭を下げるのばバカがやること。頭を下げる価値ある人間とは友誼を結んで学びたい」ということならば、中国人のやり方の方こそ『当然』だったのです。ダメなヤツにヘコヘコする事の方が愚かなのは確かですから。強い者・強くあろうとする者だけが尊重される…というのが彼らのやり方のように思いますし、それが中国の強さなのかもしれません。ただこのヘンはカネ絡みではなく、僕の主観になるのでこれ以上は何か言うのは避けますが、調べて分かったことは「到底、侮ってよい連中ではない」でした。勝ち続けなければ、負けた段階で奴隷になることを平然と強要してくる強者の国家だったという訳です ←中国。

    僕は彼らに常に敬意を払っていますが、同時に独裁国家なので(残念ですが)味方とは思っていませんし妥協することも出来ないのです。
    それがとても残念でならない…とも申し上げておこうとは思います。彼らこそ、アジアの真の資本主義者なのですが…

  • 李承晩が南北に割った挙句に最貧国に落とした韓国を立て直すとなると、構造的な問題があると知っても同じ手段しか取れないと思います。
    内戦中で軍事費を維持しつつ最貧国から脱するとなると何をどうしろという話です。日本は戦時国債の踏み倒しと生き残った人材、インフラ、国防費を米国に負担させる事で復興に注力出来ましたが、韓国の場合は人材は李承晩が粛清、インフラは朝鮮戦争で粉砕と折角あった基盤を破壊すると馬鹿とすら言えない朝鮮な事をやり自滅しています。今の韓国の脆弱性は大体李承晩の所為だと思います。
    韓国分断の父の負債整理が高木さん(朴正熙)以降の課題ですが、それが出来なかったから今の韓国になっているのではないでしょうか。

    作者からの返信

    @yomudakeyo様、ご来訪ありがとうございました。感謝です。

    さて、韓国ですが、もっと単純に『国家国民の知性が著しく欠如してる』…これだけなんじゃないでしょうか? 全責任が高木さんにあるというのは「ロシアが貧乏なのはロマノフ皇帝が財産を残してくれなかったから…」的な、あまりにも現在の韓国人が仕事しなさすぎ…というものです。

    戦後の日本だって死者だけで300万人・喪失家屋25%・生産設備の35%・船舶は80%以上も失い、債務総額は政府歳出の72倍。しかも韓国のように外国からカネを貰ったわけでも無く独力で成長軌道に載せた挙句、賠償金までちゃんと払っている訳で、我らの方が遥かに厳しかったと思いますし、別の例を上げれば、この後の二話数で取り上げた中国がそうで、文化大革命で3000万人が死亡。あらゆる産業が粛清され、石器時代スレスレまで文明が衰退したところから、金融に関しては日本から学び、技術に関しては日本だけでなく世界から会得し、しかも植民地だった屈辱をサックリ忘れて、外国企業に自国市場を開放するという「だったら何で植民地開放戦争したの?」的な偉大な決断の末、40年後は世界最強の独裁国家にまでのし上がった訳で、これら日本や中国の知性に比べれば「Youは一体何したの?」としか言えないと思います。連中は、たまげる程、頭が悪いという唯それだけのことです。10年に一回のペースでデフォルト騒ぎを起こすというのは、自滅というにはあまりにハイリスクすぎるとも思いますし、日中が出来た事が何故韓国で出来ないのかの理由が全く分からないのです。そもそも韓国人が自ら脳内筋力を鍛え、汗を掻くべきことであり、やらなければデフォって即死というだけのことです。

    多分、最近此処にきた方はGoogleなどで韓国破綻と検索して、下の方に出てきたこのコラムを見て初めてカクヨムというのを知り、読んでみて「ネトウヨやパヨクのコラムとは何かが違う」と感じたからこそ、わざわざアカウントまで作ってくれたのだろうと思います。ということは、高瀬のこの韓国編を見て、

    「ヒュー、見ろよ! ヤツの脳筋を! まるでハガネみてぇだ!
     こいつはやるかもしれねぇ…(驚嘆)」

    …みたいに思えてるんじゃないですか?
    そして大嫌いな韓国とはいうものの、「韓国デフォルトしろ」…と言うのはやはり無礼というもの。なので「韓国を救う手段はあるのでしょうか?」「構造的な問題を解決する方法はあるのでしょうか?」と尋ねてみようかな…みたいな気持ちがあるのかもしれません。どう考えても韓国を助ける方法なんてなさそうだけど、ヤツならば何かとんでもない凄いアイディアみたいなのを出してくるんじゃないだろうか?…みたいな。あるというのなら、韓国をタダで助けてやることになるのだから、余計な事を吹き込まないと良いけどな。でもヤツの話だけでも聞いてみようかな、みたいな。でもね…


    「10年に一回デフォルト騒ぎ起こすヤツ、
     助ける方法なんてあるわけねーよ (  ̄ー ̄)y-~~」

    「俺にだって出来ることと出来ないことがあるぜよ (  ̄ー ̄)y-~~」

    「韓国人は、俺じゃなく神様にすがったらいいよ。お布施代、高いってよ(投げやり」


    …だけですよ(爆死)。無理でしょ、こんな国?!
    アルゼンチンだって100年に五回なのに??

    お金の泉からスターシアが出てきて、「貴方は韓国中央銀行の総裁と、ガミラス・ガトランティス・ボラー連邦戦・暗黒星団帝国戦でボロボロになる地球連邦中央銀行総裁と、どちらを選びますか(ニッコリ)」と言われたら、

    (´-ω-`)「じゃ、地球連銀総裁で」 ←一択。

    あっちの方がまだ救いようがあるんですよ。第七章で述べたような、ガミラス国債を使って自国通貨の信頼と供給量を増やしていく…みたいな方法が。しかし韓国においてはもはやどうしていいかは誰にもわからないんじゃないでしょうか? 国家の金融体力をつける…これだけですが、そのための整備組織は自分たちが日本から学んだり、世界から知恵を借りるしかないと思うのです。しかし彼らのやり方は正直、他のどの国とも似ていないので僕は理解不能です。韓国人ではないので気楽ですが、連中を立て直す方法は判りません。

    さしあたり韓国に関して言えば、パクちゃんの親父の負債整理より、欲を掻いてGDPの100%を遥かに超える程に溜め込んだ家計債務という名の韓国版サブプライムローンの負債整理することの方が先で、これが出来なかったら今の韓国のままでしょう…このぐらいです。しかし、韓国程度の小規模な国家がGDPの数倍もの官民債務(Max400%以上と推定)を抱えたという事例も聞いたことがなく、むしろ彼らのやり方を興味深く観察させてもらいたいというのが本音なんですけどね…。でも同じやりたかを繰り返せば、やはり10年ごとに「スワップしろニダ」以外の選択肢はないような気がするんですが??
    どうなるんでしょうね(´-ω-`)?


  • 編集済

    高瀬様
    事実に向き合い、鋭い洞察力で解説され、それに納得し、同感致します。
    私は、別目線で、海外での「日本の底力」について、考えてみたいと思います。
    私も、20年程、東南アジア各国で工場立ち上げ等で、「日本」を客観的に海外から見つめてきました。
    結論から言いますと、「日本」は、東南アジア各国で「特別」だと言われます。
    その特別とは、先輩方が築いてきた「信頼」でした。
    具体的な話の一つとして、シンガポールの歴史を研究している方が、「韓国政府が言っている従軍慰安婦問題は、シンガポールにおいては、全く違う」と言わたことから、始めます。
    私は当時、その関連の歴史に疎く、彼に、深夜まで細かく解説して頂いたのを、今でも鮮明に覚えています。
    彼曰く、欧米植民地化のシンガポールは、格差が広がり、多くの人々が極貧生活を強いられて来ましたが、日本軍の統治が始まると、全てが劇的に変わりました。インフラ、学校、病院、司法機関等々が整備され、一つの例ですが、風俗業も性病や混血児等の問題で荒廃していた状況が、日本統治下で、「すべてが、変わった」と言っていました。
    従軍慰安婦問題に出てくる、風俗業者も許可制になり、女性従事者の給与、休養日、性病検査など、厳しく管理されるようになった。例えば、日本の若い兵隊が、コンドームを持参しなければ、士官へ通報する制度もあったようです。
    女性従事者の給与も破格で、ある程度貯金ができると、日本の船で韓国に「やや強制的に返された」と言うことでした。
    「すべての人を人として初めて扱ってくれた」と、当時の日本軍の規律の話を、彼は熱く語り、「日本に興味を持った一つの要因です」と、言っていました。
    日本への「信頼」は、その頃から、多くの人々で共有されたと、彼は分析しています。
    これらの事実は、膨大な風俗業者の日記台帳に、きめ細かく記載され、今も保存され、「当時を考察する貴重な資料の一つです」と、彼は言っていました。
    私の素朴な疑問「韓国政府が言う、女性従事者が性奴隷のような扱い・・・に関しては?」
    彼は、笑いながら、「当時、女性従事者は、今で言うアイドル的な存在でした。休みになると、皆着飾って、街を闊歩していたと、記載されています」また、「女性従事者の家族への送金も確実に実施され、一攫千金を狙って、親戚縁者の応募者が殺到し、風俗業者が苦慮していたことが、その日記台帳からも伺えます」もし、「性奴隷のような扱い」をされていたら、「親戚縁者を呼びたいと思いますか?」
    彼は最後に「日本は、謙虚すぎる」との言葉に、私は、返す言葉がありませんでした。でも、私は、先輩方の残した功績に感謝し、「信頼」という海外では特別なキーワードとなる重要な「要素」を肌で感じ、不快感は、まったくありませんでした。
    インドネシアでも次のような出来事がありました。土地買収で、地方政府と土地所有者団体の間で問題が発生した時、私は、JAICAの担当者と、土地所有者団体のまとめ役の家へ何度もお伺いした時のことを、思い出します。初めのころは、門田払い同然でしたが、たまたま、まとめ役のお爺さん(多分)が、私たちを家に上がらせ、日本の話をし始めました。詳細は省きますが、家には、あふれんばかりの人々が集まり、大論争になったことを、今でも覚えています。結論的には、JAICAが示した将来計画を「信じるか?信じないか?」と二者択一となり、彼らの出した結論は、「地方政府は、信じないが、日本人のお前らを、信じることにした」と言われ、その夜は、酒盛りとなり、私は、酔いつぶれて記憶が合いまいになってしまったことを、今では、懐かしい思い出の一つとなっています。これは、スラバヤの新工業団地の話です。
    当時、「賄賂」が一般的に横行する時代でしたが、「信頼は、金以上に働く」ことを、現場で強く感じた出来事でした。
    中国が、「金の力」で、インドネシア高速鉄道を受注したことは、記憶に新しい、日本にとっては、悔しい出来事がありましたが、同時期に始まった、ジャカルタの地下鉄開発事業は、日本の鉄道業界各部門のエキスパートが投入された「日本の最新技術プロジェクト」が、工事を完成させ、予定通り運行が始まりました。開業当時は、日本の影が薄かったのですが、今では、研修を終えたインドネシア人が運用の任務にあたり、それまでの、計画、工事、メンテナンス、顧客サービス、人材育成等、全てにおいて、日本への多くの称賛の声が、SNS上で聞かれるようになってきました。
    再度、「日本は、謙虚すぎる」と言われそうですが・・・
    私は、現場担当者とよく話をします。以前、韓国企業に勤めていた彼とのエピソードですが、彼は、「この会社(日本企業)は、前の会社(韓国企業)より給料は少し安いが、この会社が気にっている」と。また、「来月にグループリーダへの試験にトライルします。上司(日本人)は、毎日仕事が終わってから、実技の練習に付き合ってくれますし、私の妻や子供も呼んで、実技の練習を見学させてくれるアイデアも出してもらいました。前の会社(韓国企業)では、考えられない事です。グループリーダに受かると、日本へ行けます!」彼の輝いた目が、とても印象的でした。
    これは、本当に「小さな、小さな」出来事ですが、日本の企業が海外で自然に行っている「信頼構築」の話です。
    これが、海外で日本を支える、ある意味、「力の一つ」かもしれません。
    「日本では、電話だけで物を発注できるのか?」
    何十、何百回も、同じような質問を受けました。
    この「信頼」が、「日本の底力」だと思いますし、「国力は、信頼の上に構築される」と、私は信じています。

    作者からの返信

    @ykitadj様、ご来訪ありがとうございます…m(_ _)m

    お恥ずかしい話になりますが、長いことメディアにいたことがあり、その時に明らかに「偏向報道」「捏造」という現場に出くわすことがありました。「やめるべき」という意見することがありましたが、通ることはありませんでした。左翼マスメディア、もしくは『パヨク』と呼ばれるクズ共のやり方とお考えください。

    極めて深刻なこの事態はまた同時に、メディアが自分達の意見を押し通し、反駁に対してはメディアの数と『言論の自由』を盾に排除するという『ファシズム』そのものであり、また左翼メディアこそが『真の民主主義の敵』という事であったとお考えください。そして、この憂慮すべきメディアの左翼ファシズム化に対し、言論に関わる者として如何なるアプローチで対処すべきかの回答例がこのコラムになります。

    すなわち、データの収集と解析手法の明示、過去と現状の分析と事実との照らし合わせ、間違いの修正とより正しい解釈と研鑚、そして将来の可能性への提言という実証主義的なアプローチをもって日本と世界の人たちに貢献すべき…という内容でした。それが当コラムになります。

    よって思うに、必要な方法として、データを収集し、現実との比較によって何を言ってるのかを考えてみて、現実を説明できる事と「実際に経験した」という、個人が足で稼いだ真実が必要なのだろうと思います。ですので@ykitadj様の経験は有意義であり、この時代に『自己責任(←メディアに関わるものならば最も重要な事)』において記述し、後世に残すようにすべきだと思うのです。ウソや捏造にかき消される前に…です。

    Web小説はおよそ45万作品程あるとされていますが、経済系のコラムは他には殆ど無く、あっても100話50万字を超えるものは他にありません(今後増強予定。現在は当初予定の1/4程度。総話数は500話前後を予定)。長いこと埋もれていた当作品ですが、最近になって少しづつではありますが読者の方が増えてきた事に厚く感謝しております。
    このことは、とりもなおさず筆者が、もはや一人ではないということだと信じたく思います。全人類を覆い尽くそうとするリベラル・ファシズムに、一個人・一自由人として志ある人たちとの連帯を模索し続ける途中で出てきた内容がこのコラムになります。信頼を取り戻すために、高瀬個人に何が出来るかの記録でもあります。

    このコラムは広まることはないかもしれませんが、可能なら長く残したいと思うようにもなっており、万が一のことを考えてクローンを他社に残す作業にも入っております。まずは一読いただきましたことに心より感謝するとともに、自らへの自戒を込めての作業を続けたいと考えています。

    本当にありがとうございました…m(_ _)m

  • 知らない事ばかりで勉強になります。

    作者からの返信

    @efg1029様、はじめまして…m(_ _)m

    ご一読、ありがとうございました。こういう話はマスコミがちゃんと調査して報道すべき内容で、この内容をうけて、たとえば本当に消費増税を10%にあげる必要があるのか? また国債の発行量をどう管理すべきなのか?…などを提言すべきだと思うのです。

    日本だけではなく、G20各国の国債(=政府の借金)は事実上、「税金で返せる金額では既に無い」という事実さえ報道はされません。そんな愚かなことを考えているのは日本だけでしょう。よくよく考えれば恐ろしいことで、「自分家の財布の中身を知らない」ということです。そして「知っとくのが国民の義務」なのではなく、メディアが(どうせ暇なんだろうから)ちゃんと「知らせる」のが義務だと思うんですよね?

    なので、代わりに「データをかき集めて、乗っけてみました」という内容になります。日本の資産状況は、大体、こんな感じです…m(_ _)m

    これからも宜しくお願い致しますです

  • 段階的にやると、「狭間の人が損くさい」ってのがない分は公平な気がしますね

    この制度だと、いっぱい稼いだ人は損くさいですが、金持ちほど「払いがしぶい」のでかなり「あり」だと思います

    作者からの返信

    ココロモチ様、いつもありがとうございます( ̄∀ ̄)

    この『負の所得税』は経済学者のミルトン・フリードマンの提言した内容そのものです。フリードマン曰く「貧者を直接救済する手段」であり、ベーシックインカムよりも徹底的かつ完全に貧乏人を救済できる一方、働いている人たちにとっての不平等さもありませんし、金持ちに対する累進課税制度も包含するという、おそらく史上最優秀な税制です。いっぱい稼いだ人はなるほど損するように見えますが、「だったら現金を株式や債権にでも変えて、市場に突っ込んでろ!」です。

    これならば市場に活気が出てきますし、利益の配当には税金がかかります。このときに所有している株式そのものには税金をかけないようにすれば、超金持ちは株式や国債を大量に保有するでしょう。飛んだら首でもくくればいいわけですし、そもそも『金持ちになったのは自分の才覚だけではないはず』で、日本なりアメリカなりの『祖国のシステムが優秀であったこと』や『支援者がいたこと』など有形無形の『他人のおかげ』があるはずなので、だったらお礼の気持ちを『税金の形で社会に還元しろ!』は『当然』だと思っています。砂漠を一人で切り開いて超大国にしたのでなければ、他人の資源を利用もしくは簒奪しての個人の繁栄です。全部持っていくつもりは政府にもないのですが、むしろ感謝しろ…くらいの感じです。

    ちな、日本において年収一億を超える人たちはおよそ二万人程度とされていて、芸術家やスポーツ選手、大地主や、高額の社長さんとかと思われがちですが、実際には55%前後の人たちが『株式・債権の保有者』です。つまり株式債権保有者が高額所得者の圧倒的割合を占めています。これは先進国に共通の傾向です。アベノミクスの第三の矢がこの『株式・債権による全国民の富裕層化』であるべきだった理由の一つでした…m(_ _)m

    負の所得税、本当によい税制なんですよ( ̄∀ ̄)

  • この章を読んで...改めて祖先様に感謝しなければと強く思いました
    そして、日本人に生んでくれてほんとに有り難いと...w

    今まであんまり思ってなかったけど.....(爆

    「信用」ってホントに大事ですよね、先人に築いて頂いた信用を壊さないように頑張んなきゃなぁ、日本人として

    まずは、自分が「信用される人」になれるべく精進しようと思いますw

    作者からの返信

    ココロモチ様、いつもありがとうございます。

    まさしくそう思います。この明治〜大正生まれの方たちの想像を絶する苦労のおかげでいまの僕達があるようなものです。これだけ資産をもっていながらGDP200%程度の債務で悲鳴を上げるようではご先祖様に合わせる顔がないというものです。
    この時には、本当に何もなかったわけですから…(´-ω-`)

  • とても参考になりました。

    作者からの返信

    @abekatu7様、はじめまして…m(_ _)m

    中国に関して言えば、「絶対に侮ったり、軽んじたりしてはならない」←一択です。彼らは日本や世界からパクっただけの違法コピー国家などでは『ありません』。極めて高度に他者を研究した、恐るべき知的集団です。特に日本から学ぶという偉大で謙虚でなおかつ柔軟な発想は、彼らが21世紀になって世界を脅かす程の超大国へと復活する『知的原動力』そのものです。

    いまだに日本人の中に、現代中国人を軽んじている人物が多くいることに憂慮しています。彼らは強大で偉大です。しかも現在においては『敵』なのです。残念ではありますが…。

    よって彼らに対し正当な評価と分析を行い、彼らからの挑戦にどう立ち向かうのか?を真剣かつ真摯に思案する時代になっていると思います。

    確かに日本は今の所、中国に戦争では負けたことがありません。
    しかしそれは書き換えることの出来ない過去の話であり、未来を保証するものではないのです。今度は我々が彼らから学ぶべきだと思うのですが、如何でしょうか??

  • インフレ、デフレ...の前にC.V.設定でコーヒー吹きましたw

    しかし、ここの内容をもう少し義務教育(しかも割と低い学年で)とかでやったほうがいいよなぁ
    とか、考えてしまいます、自分ももっと早くこういった事を知りたかった(当方40半ばのオッサンですがw)

    作者からの返信

    ココロモチ様、いつもお世話になっております…m(_ _)m

    インフレとデフレに関しては、最低でも中学の公民の授業でやるべきです。なぜなら国家経営に関しては納税という義務を追うのですから、義務教育で学んでおくべき事柄だからです。全員が知っておかねばなりません。納税の義務の無い人物(がいるのなら)を除けば…です。

    また副教材や財務省、国税局などがWebページで解説動画を作ったりして啓蒙することも必要かもしれません。納税者の啓発と理解が必要だからです。

    …そのときにはc.v.神谷浩史でやったらいいと思いますm(_ _)m

  • 前話に続き楽しく読ませて頂きました

    この「経済成長システム」誰が考え出して日本で誰が上手く回したのかが非常に気になるところです

    作者からの返信

    ココロモチ様、ありがとうございます…m(_ _)m

    さて、この経済成長システムですが、実は僕も「誰が?」に関して言えば「判らない(´-ω-`)?」なのです。というのも経済史を紐解けばケインズ主義、マルクス主義、新自由主義それぞれに大家がいて、多数の派生する理論家と分析・研究する多数の機関があるのですが、いざ実際に経済主体として実施するとなると『官僚』『政府』に一任されます。つまり理系のような『実験室で研究員がこもって調べている』ではないのです。経済学者はあくまで助言に過ぎません。そして日本であれ、日本をリスペクトして空前の大繁栄に到達した中華人民共和国双方の『誰が?』この成長システムを自信をもって完遂したのか不明なのです…。

    特に日本の場合、ほぼ前例が無かったわけで、しかも理論に先行する形での実証例も少なかったでしょうから、戦後のこの繁栄をもたらしたのは間違いなく帝国の教育システムの恩恵だと考えるべきでしょう。当時は現在のように、日本の庶民一人ひとりが相当程度のリテラシーをもって自由に情報発信する時代ではなかったですし、それは知性の裾野の狭さでもあったわけで、現代程の知見もないのに、よくやれたよね…とは僕も思います。

    また中国人は「さすがに鋭い」と褒めるしか無い連中です。よく日本の事を研究しているなぁ…と感心することばかりでした。
    中国現代経済史は、中共が独裁的であり、情報の開示がいい加減で作為的なため真実がつかみにくいのです。しかし限られた情報の中から可能性を探ると、もっとも高確率だったのが今回の話…すなわち現代中国の繁栄は、戦後日本のパクリという結論が妥当かと思われます。GDP世界第二位の国を徹底的に研究したので、世界第二位のGDP大国にまでのし上がった…という感じです。

    この内容はもともとは大変人気のある二話数でした。謎多き中国への好嫌の違いはあるにせよ、彼らの大繁栄の理由を通貨的現象から考えてみる試みに多くのPVを稼がせてもらったものでした。何しろ謎が多い国でして、理解シにくいことも皆さんの興味を魅いた理由かもしれません。

    しかしおそらくは、この解釈がもっとも正解に近いのではなかろうか?…との自負があります。彼らは普通ではなく、彼らの辿った道筋を丁寧に調べる必要があったのです。しかし調べてみれば何のことはなく、「どっかで見たことのあるような歩き方」でした。日本をリスペクトしていれば、日本人なら理解しやすいからです。
    そして中国が超金持ちになったことは判っていても、なぜそうなったのか? なれたのか?…に対する検証はおろそかすぎたのではないかと思うのです。

    現代中国経済史は常に新事実が出てくるはずで(隠匿体質の強い独裁国家なので)これからも随時、アップデートしていくつもりです。万が一に、相当程度違う内容があった場合には(無いと思いますが)、さらに一章まるまる作り直すつもりでさえいます。

    現代中国経済を知ることは日本を知ることでもあります。中国は日本の遙か先まで逝きました。GDPの300-400%にも及ぶ莫大な官民債務を抱えていることです。日本の倍の比率・倍以上の金額と、数倍の利払い負担に空前の額の外債を抱えるという『事故物件』でもあります。
    この極めて困難な国家をどう運営し、最後、どのような結末を迎えるのかを、今度は我々が学習する番だと思っています。

    債務との戦いに挑んだ中共から、我々が学べる戦訓があるということです。無論、中共の死に水をとってやることに等しいかもしれませんが…m(_ _)m

  • 何となく検索で飛んできましたところ、非常に為になる読み物でたいへん楽しく読ませていただきました。

    韓国は、顔真っ赤にして全方位に喧嘩売ってる場合じゃない感が益々強くなりましたがw

    輸出管理をどうやって乗り越えたら良いのか、貴殿の意見を新作として読みたいと思いました

    作者からの返信

    ココロモチ様、はじめまして(^ω^)

    さて、早速ですが、2019年の韓国の状況についていえば「最悪、もう一度国家デフォルトを起こす」…この可能性が出てきました。今回の状況は『悪い』です。現在の韓国の状況を調べると驚くほど国内経済が劣化してることに気づきます。

    ・民間企業がGDPの100%前後の債務を抱えていること(←ここ検証中)

    ・個人がサブプライムローンタイプの不動産バブル型債務をGDP100%前後抱えている事

    ・韓国中央銀行は40兆円という、GDPに対して過剰な準備預金高を持つ反面、信頼できるドル保有率は9兆円程度しかなく、円も1兆円前後、金も1兆円相当しかないために「使い物にならない外債」を70%以上もかかえているのではないのか?という疑念に加え、通貨安定化証券という『債務』を18兆円も抱えている→中央銀行が債務超過に陥っている危険性がある

    ・所得構造が異常で低所得層と高所得層に二つに分断され、中間層が薄く、インフレ型経済体質のために金融資産の増加が見込めない。また民間市中銀行の質量ともに不十分で経済成長を支えられないだけでなく、韓国国債の担い手としての働きが非常に弱い

    ・このため外債に頼りがちで、海外の大口機関投資家の餌食になりやすい。

    …という、ごく普通の発展途上国のようになっています。そのため「輸出管理をどう乗り越えるか?」に関して言えば「無理なのでは?」が回答になります。

    類例を挙げると、中国による対日レアアース禁輸措置がありました。この時、日本は他国への政治的な働きかけ(WTO提訴→事実上の勝利)、リサイクル、代替品の輸入、代替製品の新規開発などで乗り切りましたが、この時の日本の状況をカネの面で考えると「それなりに円高で景気がよく、デフレではあったが民間企業の債務比率は世界平均以下の健全体質に戻っていた」という、デフレ最後期のかなり体質改善が進んだ時期でした。そして日本は主に他国からの輸入とリサイクルで乗り切ったのですが、このための投資余力が十分にありました。当然、代替品開発費用もコスパだけでなく、投資として旨味があるために開発が進んだのです。

    つまり「経済的に余力があった」ために「勝ち残った」のであって、単に技術だのなんだのではなかったということです。総力において、この『局地戦』を戦い抜く国家経済力が十分にあることが大前提として必要なのです。

    んで、韓国は? …ですが、「ないんじゃないですか?」です。だとすると厳しい局面も考えねばなりません。
    一つおもしろい指標があって、ウォンの下落のタイミングです。日本による対韓輸出規制は、韓国の唯一の稼ぎどころでもある半導体の超心臓部をピンポイントで撃ち抜く劇的で致命傷になりかねないものだったのは確かだと思います。しかし、日本政府の対韓制裁発動時、ウォンは特に動くことはありませんでした。下落を始めたのは8月の前後で、この時、韓国文政権が対日強硬策に舵を切り、内外に対日戦宣言かと思わせるようなコメントを連発しはじめた頃に合わせてウォンは急激に下落。一円=12ウォンまで急落しました。同時にKospiの株価も「韓国版ブラックマンデー」と言われるほど大暴落しています。

    たしかに同時期、米国による対中国関税の大幅強化と為替操作国指定などがあり、全世界的な株価下落はあったのですが、韓国だけが踏みとどまれずに激烈に降下したことを考えると「投資家が文政権の政権運営能力を見限り始めた」と考える方が正解のように思います。つまり市場が文に不信任を突きつけたのです。市場は「日本やアメリカ、中国とうまくやれ」「国内の経済状況を一刻も早く改善しろ」という二点から文を見ていて、日本と最後に揉め始めたのを確認して「やっぱもうだめだな…」と判断したのかもしれません。

    そして管理通貨制度は『政府への信頼』によって成り立っているので、このままだと『国家破綻』→政府への決定的な不信任の結果orトルコのような破滅型独裁体制への移行…のどちらかしかないかもしれません。

    立て直す方法がないわけではないでしょうが、それは長くなりますので割愛します。ただ、文は上手く立ち振る舞わないと本当に二度目のデフォルトの可能性があることは認識すべきでしょうし、しかも残り時間は少なく、状況は日に日に悪化しているという事も深刻に考えるべきでしょう。韓国の味方は日本のパヨクや左派系在日くらいしかおらず、最も大切な『カネ』など持っていない貧乏人ばかりです。カネを恵んでくれそうな『大口多国籍金融投資家』は韓国よりも強大でテクニカルな専門家であり、なにより韓国の味方ではありません。彼らは顧客の味方であり、韓国はカネの面でも技術の面でも勝てる相手でもないのです。韓国にとって現実は絶望的でしかないように思えているのです。

    また日本人である我々にとっても幸いとは言い難いかもしれません。愚かなことに連中に5-6兆円相当の投資(これは対韓国黒字額ではない)があるとされ、韓国デフォルトの時には、まず真っ先に焦げ付くカネです。この金額が全損扱いになった場合、これ以上の経済的損失は実に東日本大震災くらいしかないのです。日本も大損害を受けます。そのことを安倍首相が知っているかどうかはわかりません。もしかしたら「文を牢獄におくるためだけ」に制裁を加えているだけかもしれませんが、もし僕が安倍政権の顧問であったなら…

    「韓国で保守系親日政権が樹立するように『運動』すべき。そして親日政権であることが確信できたら(後で裏切る可能性が高くても)直ぐに緊急スワップで韓国デフォルトを救済すべき」とは助言します。連中が破産したら、不渡手形がこっちにばらまかれるからです。こちらの損は避けたいのです。逆に言えば『避難韓国』は出したつもりですので、逃げられる企業は、まずは一度、撤退が正解だと思います。民間人は日韓関係のことなど考える必要はなく、自分たちの日々の生活の保全を第一に考えるべきは当然のことなのですから…


  • 編集済

    高瀬様

    初めまして。
    貴重なご講義、ありがとうございました。
    私は経済に疎く、物の理解の悪い者ですが
    高瀬様の順序立てた丁寧な文章は分かりやすく、
    高瀬様の期待されている10%くらいは理解できたのではないかと思います。

    何よりもまず興味を引いたのは通貨という視点から国を見る、
    という点です。
    私は従来、韓国が発展しきれない理由はその土地、つまり
    「朝鮮半島に韓国があるから」と考えておりました。
    なぜなら朝鮮半島の周囲は中国、ロシア、日本(及びアメリカ)という
    大国に囲まれ、しかもその中心に位置し、重要拠点となる半島であるという、
    まるでマフィアのシマ争いの中心部にいるような最悪の場所に
    位置しているからです。
    世界地図を見てもこれ程までに立地の悪い国はシリアか朝鮮半島くらいしか
    見えません。
    よって、朝鮮半島においては周辺各国の思惑が働き、
    例えば政府要所に他国の働きがあって傀儡的にコントロールされていたり、
    要所の資本が他国とズブズブ乗っ取り状態であったり等、
    どんなに頑張っても発展できない運命にあるものと思っていました。

    そんな私にとり、高瀬様の通貨という視点は新しく、
    思わず読み耽ってしまいました。
    本当にありがとうございます。

    -----
    本日2019年8月6日ですが、4日前の8月2日に日本が韓国を
    ホワイトリストから除外、また別件として米中貿易摩擦の影響からか
    ドルウォン為替が1ドル1200ウォンを超えました。2016年末振りです。
    このままドル高ウォン安が続き、仮にハイパーインフレ状態になり
    経済破綻したら韓国はどうなってしまうのだろう、どのように破綻状態から
    回復するのか、という疑問を持ち、過去ハイパーインフレからの
    経済破綻を経験したロシアやジンバブエの記事を漁っているうちに
    高瀬様の文章と出会いました(記事の内容と漁っていた目的は
    違いますが読み込んでしまいました)。
    カクヨムさんの存在も初めて知り、まずは文章のお礼を申し上げたくて
    とりあえずユーザー登録し、メッセージを書いているところです。
    サイト利用方法等でご無礼等ございましたら、申し訳ありません。


    ------お返事( 2019年8月6日 02:46)をいただいて-------

    高瀬様

    お返事いただき、ありがとうございます。
    返信時間を拝見しますと遅い時間にも関わらず
    ご丁寧にご指導いただき、感謝いたします。

    昨今の韓国情勢の顕著化から読者数が増えたとのこと、
    私も正にその読者の一人ですが、納得です。
    正直申し上げて、高瀬様の文章量は長く、
    画面横のスクロールバーを見ると辟易としてしまいましたが
    内容は実に面白く、時間が経つのを忘れて読んで
    しまいました。


    >韓国が発展しきれない理由
    周囲が大国であるが故に発展できなかったと
    思っていましたが真逆だったのですね。
    おっしゃる通り、周囲が大国であるからこそ
    大きなチャンスがあり、各国を相手に上手く
    立ち回る度胸と知能があれば大きく発展できると
    いうのは目から鱗でした。
    自身の無知を恥じます。


    >2019年の韓国
    高瀬様に限らず、他のサイトでも「今回の韓国は国家破綻
    するのではないか」という声が聞こえます。
    私が気になることは「今回の韓国における国家破綻とは
    具体的にどのような状況を指しているのか」、そして
    「国家破綻から回復するにはどのようなプロセスが
    必要なのか」です。

    ド素人の私が考えるに、具体的な国家破綻とは
    ハイパーインフレ
    →外貨準備高ショート、市場破壊及び治安悪化
    →材料不足による二次産業の停止、給与無意味化による
     警察組織・軍隊組織の機能停止
    →無政府状態
    →北朝鮮(の軍事侵略?)による、なし崩し朝鮮統一
    →再度経済悪化
    →一次産業国家へ
    と考えていますが、これは飛躍しすぎなのでしょうか。
    これが高瀬様のご返信にある「アフリカの第三世界」
    なのでしょうか。

    もし国家破綻した場合、地政学的に要所である
    朝鮮半島に対し、東アジア諸国は将来的にどのような
    対応をすべきなのでしょうか。
    放置?あるいは資本を入れて復活させる?
    天然資源のない土地なので手を貸しても物質的な旨味がない、
    復活させてもどうせ同じことを繰り返すので意味がない。
    逆にこれをチャンスに傀儡化を目的として復活させる?


    私は知人に韓国人が数人いる程度の一般的な日本人です。
    彼らにこの情報を効果的に伝えられるか難しいですが、
    喚起程度はできるかもしれません。


    高瀬様ほど深い知見をお持ちの方あれば、
    私の文章をご覧になっただけで、私がいかに知識のない
    人間かをご理解いただけるかと思います。
    このような人間が気軽にお話しさせていただくこと自体
    大変失礼なことと存じますが、にも関わらず大切な
    お時間をいただいてご丁寧なご指導をいただき、
    重ねてお礼申し上げます。

    作者からの返信

    @m7261192101様、はじめまして( ゚∀゚)o彡゜
    ご一読頂きまして感謝申し上げます。この『韓国編』はつい最近まで殆ど読まれない内容でした。昨今の韓国の軋轢から「韓国って何やってんの?」が顕在化したここ数ヶ月で爆発的にPVが伸びました。いわゆる『朝鮮特需』です。ありがたいことに、これを読むためだけにカクヨムに登録してくださったという方までいらっしゃるくらいです。感謝です。さてそこで…

    >韓国が発展しきれない理由
    真逆です。「自分たちの存在を通貨的に考えることが出来ないから」 ←一択

    というのも日本(GDP世界三位)、中国(同二位)、ロシア(超大国+資源大国)、アメリカ(GDP一位)という超大国に囲まれているという超優良立地条件を『全く活かしていない』からです。これらの国の国債を大量に保有し、同時に多額の金銭を貸しつければ、どの国も韓国に手が出せなくなります。スイスのように、です。しかも自然災害は少なく、歴史的にも交易の要衝であった(からこそ周辺諸国に侵略され続けた)事を考えれば、周辺諸国からの産業やインフラ誘致も可能で、そのカネを元手に、周辺のマフィア擬いの国家相手に証券債権保険業務を賢くやってのければ、韓国人は「全員がニート」でも生きていけるだけの莫大な金満国になっておかしくないのです。

    エネルギー資源は、太陽を除けばいずれ枯渇しますが、金融大国は基本的には朽ち果てることはありません。カネのない世界は存在しえないからです。なので全く以って「貧乏なのが不思議??」です。なぜシンガポールのようになれないのか、本当に謎です…



    >2019年の韓国
    今日における高瀬の判断からすると「韓国は再び大規模国家破綻する可能性がある」…です。今まで多くの人たちが単に韓国朝鮮人が嫌いだから「韓国滅びろ!破綻しろ!」と言っていましたが、今回は違います。現実にその危険性が出てきたのです。そして、98年当時よりも現在の韓国は『遥かに悪い。極めて悪い』状況です。ヘタをすると本当に今回ばかりはダメかもしれません。


    そこでもう少しだけ調べてみてから、新たに予言めいた『韓国破滅の可能性』を記述しておくほうがよいと思うようになりました。後で『歴史を捏造されない』ために、現在の状況をできるだけ詳述して、起こりうる韓国の破綻とそれに伴う日本の大損害についてと、回避する方法について記録として残しておこうと思うようになったのです。

    実際に韓国が破滅するか否かはわかりません。しかし今回は「国家破綻しても不思議ではないほど悪い」とは思います。極めて深刻です。しかも「復活できるか判らない」程の債務を、今度は民間人が抱え込んでいます。日本のバブル期を遥かに上回る規模です。こういう国はヘタをするとアフリカの第三世界のようになるか、中南米でよく見られる『圧倒的な貧富の格差社会』か、アルゼンチンのような100年で五回も六回もデフォルトを起こす脆弱な社会に成り下がるかの危険性があり、予断を許しません。

    もし貴方が韓国人か在日、もしくは彼らに親しい人物であったなら「極めて深刻」である旨を伝え、安っぽいメンツにこだわらず、今までの政策の全てを放棄して速やかに債務整理と増税、そして金融への公的援助と産業の民主化・多様化によって国家自体を立て直すべきとお伝えください。

    しかし、それも可能かどうかは微妙です。今回は此処に訪れてくれた方以外には「わけがわからない」まま終局を迎える…という悲惨な顛末も覚悟すべきかもしれません。我々日本人が勝利者になるのか? それとも多額の不渡りを韓国から食らって大地震と同じかそれ以上の損害が出る『敗者』になるのかは、正直、僕にはわかりません。しかし希望はもたないほうが良いでしょう。
    『債務』という病は、放置しておいて自然治癒する類いの病いではありませんので…m(_ _)m

    今後ともぜひとも宜しくお願い致します。
    日本と人類の役に立つことを共に考えていけたらと思っています…m(_ _)m



    ------お返事のレスにつきまして( 2019年8月7日 02:46)-------
    正直、いろいろと長々読ませてしまって申し訳ありませんでした。まずはこの二話に関しては内容を圧縮しようと思います。駄文も多いように思いましたので。

    さらに皆さんからのご意見を頂き、「どうも新しく数話、韓国破滅の危険性について」を書き起こしたほうがよいと思うに至りました。そのときに、こちらの問題についても詳述したいと思います。

    何度もいうように、韓国は『おまけ』に過ぎませんでした。大切な話数はこの後の『中国』の方であり、対比として韓国を出したにすぎない…が始めでした。

    しかし数年たって状況が激変しましたので、韓国に対しては責任をもって発言すべきと思うようになりました。韓国に対しても、数話で終わらせていい国家ではなかったということです。
    よって、また日を改めて新規に作成することに致しました。その時まで少々お待ちください…m(_ _)m

  • お前、天才だなw

    作者からの返信

    これはこれは…m(_ _)m
    お褒め頂き恐悦至極。しかし、これは所詮『過去の事』に過ぎません。この時の韓国の辿った道は、現代的な国家ならどの国も通るプロセスで、管理のミスによる破綻です。要するに韓国大統領府がバカ過ぎたから破綻したに過ぎません。回避の方法は幾らでもあったので(要は大増税)。
    この97-98年の韓国破綻は単純で、韓国国内の景気悪化と米国の好景気に支えられた米国債金利高により、韓国から資本が回避されたことに端を発するもので、正直、「よくあることで、大したレベルの話ではない」と思っています。より深刻なのは2019年時の韓国の経済状況の方です。

    現在、韓国経済を精査中です。しかし驚くほど圧倒的に財務内容が悪いことに気づきました。

    ・不動産バブルによりGDP比100%以上の債務を民間人個人が抱え込んだ。この債務の形態は貧乏人の投機目的というサブプライムローン型のものが多く、また後年になって金利が爆増する金利変動型ローンが多いということ

    ・同様に、民間企業の借入額が大きく、こちらもどうやらGDP比100%に達するという異常な状況であること(日本は同比50-55%。かなり低い方)。またこちらも金利が高く負担が大きく、しかもどのくらいの簿外債務&含み損(破綻した時に債務に化けるリスキーな案件)がどのくらいあるのか不明瞭なこと

    ・韓国中央銀行が債務超過に陥っている危険性。韓国中銀の外貨準備高を詳細に検討してみると、総額40兆円(対GDP比の割合は各国平均より10%以上も多い)にも関らず、最も信頼のおける米ドル資産が9兆円しかなく、同様に日本円も1兆円足らず…であることを考えると、3/4前後は「価値の低い債権」であって信頼性に乏しい反面、既に韓国中銀は「金融安定化証券」とかいう借金(→為替介入時に必要な資本)が18兆円近くあるため、計算上、債務超過に陥っているのではないか?というリスクがあるということです。韓国が時々、急激にウォン安になる理由が今ひとつ不明ですが、原因の一つの可能性があるということです。

    つまり現在の韓国は既に資産的には尽きていて、未来の資産を前借りする形で生きているだけなのではないか?ということです。そして韓国は10年に一度のハイペースで国家破綻騒ぎを起こしています。これも大変わかりやすく、韓国経済が、GDPに対する輸出入総額比約100%という『世界経済に依存しすぎ』で、国内市場が極めて脆弱である事が主因です。日米は同比23-25%程度、中国も国内経済力と金融資本力の整備によって30%前後にまで減ってきています。ということは、10年に一度のペースで世界経済は大規模破綻を繰り返している、この波長に合わせて韓国もまた破綻騒ぎを起こす脆弱な国家経済体制のまま…ということでもあります。主に国内金融力の脆弱性と劣化からくる弱さで、一朝一夕に改善できる問題でもないのです。

    ということは、資産が尽きていて将来世代の経済成長を当て込んでの『前借り』経済に陥っている状況で、今後、2020年にはリーマン級に匹敵するような極めて大規模なリセッションが予想される現状においては、既に韓国の命脈は尽きている…という判断をすべきではないのか?というのが、かの国の現状認識です。すなわち『退避韓国』ということです。もし韓国が再び国家破綻を起こすとしたら、そう遠くない時期かもしれないと言うことと、その前に一度、このコラムでも予想記事を書いておくべきか悩んでいるということです。

    ただし、上記の状態での破綻は並み大抵の苦労では終わらないはずです。前回は単なる「為替」の破綻で実のところ、回避することも可能でした。当時の韓国にはまだその余力があったたからです。しかし今は違います。多額の民間債務を抱えるとどうなるか?…は我々日本をしても20年ものデフレを招いたほどで、『民間債務超過→投資力不足→経済成長鈍化』という『日本化』と呼ばれる深刻な状況に陥ります。現在のヨーロッパが既にそうなりかけています。そして、このままでいけばリーマンショック時と同じように、ヨーロッパから再び金融不安が発生し、ヨーロッパは『日本化』するでしょう。韓国はこの前後に崩壊する可能性が出てきました。今回は本当に破綻するかもしれませんね。

    僕としては韓国の事をよく知っていて、旧知の仲のようなものなので、十分に調べて予想し、結果を検証したいと思っています。なかなかこういう機会に恵まれることはないので…m(_ _)m

  • 企業も社債を発行しているわけですから、その信用力を使って兌換紙幣を刷る事が出来そうな気がするのですが、そういう例は存在するのでしょうか?
    話の流れと関係ないかもしれませんが、ふとそんな事を考えました。

    作者からの返信

    遊び心様、いつもありがとうございます( ゚∀゚)o彡゜

    まあ、企業が作る事自体は(日銀という『民間銀行』が作ること以外は)違法になりますので(多分、紙幣の偽造の罪になるのでは、と?)社債代わりに紙幣を発行するというのは無理かと…(^_^;)

    それに株式発行の方が何かとメリットありますからね。利益がなかったということで配当金を出さなかったり、IPO増資や自社株買い(←昔はタブー中のタブーとされていた禁じ手)などで資本増強を図ることも出来ますからね。売り買いが出来る事も魅力で、富を生む資産なだけでなく、他者買収時にも使えるメリットも魅力なんだろうと思います。
    実際、米国の企業は100年以上続いた会社は少なく、大抵は『倒産ではなく、合併』で統廃合と活性化が図られています。こういう時に株だと融通が効きますし自由度も高いですから。

    ただ倒産したら本当にストップ安(S安)まで一気に下がって全財産消滅+追証+信用残で破産…というのも、よくある話ではあるんですが(爆死

    …アキュセラインクとかで焼け死んだ人、沢山いたんでしょうね(^_^;)

  • 日本の国民性が窺える話ですね。
    普通だったらこんな強盗まがいのことされたら暴動のひとつも起きそうなものですが・・・たんにお金に対して無知だったのでしょうか。あるいは「欲しがりません勝つまでは」の精神論での洗脳が続いていたのでしょうか。
    いずれにしても搾取されることに日本国民は慣れ過ぎているような気がします。

    作者からの返信

    遊び心様、ご来訪ありがとうございます…m(_ _)m

    この件に関してですが、どうやら昭和20-25年くらいまではむしろ『革命前夜』のような騒乱状態だったようです。当時のニュースフィルムではかなりの頻度でデモ(含む反天皇制デモ)が発生しており、貧困層の激増と全世界的な共産主義化を前に、相当緊迫した国内情勢だったようです。
    一方、この左傾化に抗する形で愛国心も芽生えたらしく、国民全体としては反共産主義的な方向へと指向していったようです。時期も米ソ冷戦→中華人民共和国(中国の赤色化)→朝鮮戦争という流れですから、むしろ大暴動連発だったというのが正解かと思います。この冷戦下の左右の対立・資本主義vs共産主義、西側対東側というのは1980年代まで続く極めて大きなストリームでしたし、僕もその頃、子供でしたので、当時を知るものとしては現在は実に平和でおとなしい良い時代だな…と思う次第ですね(^_^;)

    ただ、搾取されることにおとなしい国民という意見は正しいかもしれないと思っています。帝国の頃でさえ日比谷焼打事件や1918年米騒動のような、とてつもない大暴動は起きていませんからね。多分、もう30-40年くらいは大暴動は起きてないのではないかと思うのです。

    代わりにネットで炎上させる…というのが今のデモなのかもしれませんね。
    …まあ、そのほうがいいですけどね。昔は乱暴でしたから(^o^;


  • 編集済

    これまで金融の中心は銀行だったと思いますが、仮想通貨の登場でいち企業がその役割を果たすようになると、金融業界全体の構造が一変するのではないかと想像しています。

    作者からの返信

    遊び心さん、はじめまして。高瀬でございます…m(_ _)m

    仮想通貨(暗号資産)に関して言えば、正直、僕も今後どうなるかは判らない…というのが本音です。マイニングというのは昔で言う所の金本位制の『地金』みたいなもので、ある程度の採掘量に限られていることからインフレを阻止しているのかもしれませんが、それが良いのかどうかは不明です(というか、この解釈論が正しいのか不明)。また情報管理に甘さがあり、度々、不正アクセスを許している現状で実物通貨に対して信頼性が保証出来るのかも疑わしいと思っています。

    逆に「まだ過渡期だから」と言われてしまえばそれまでのことです。徐々に信頼性が高まれば、基軸通貨と併用される程度にまでは成長するのかもしれません。僕は「やや否定的・悲観的に見ている派」ですが、一夜にしてコロッと変わっている可能性も否定しません。「まだよく判らない」というのが本音です。そして数百年後に、世界の基軸通貨に取って代わっていたとしても「全然おかしくない」とも思います。

    僕個人的には「何かを担保にしない限り、通貨は増やせない」はずなので暗号資産は何を担保にするのかが重要と思います。全人類の仮想的なGDPを担保としているのなら無限大に増やせるはずですし、あとはインフレ率を出来るだけ正確に、そして出来る限り適切にコントロール出来るのであれば、「もしかしてイケるんじゃないのか?」的には思うんですけどね…(^o^;

    試みとしては大変魅力的で、面白いと思うんですよ ←暗号資産
    あとは専門の研究家などか十分に調査解析し、ノーベル賞なんかをバンバン採るくらいになれば、またべつの使いみちも出てくるのかな…と?

  • §1-1・2199年、人類の決断への応援コメント

    おもしろくなってまいりましたー

    作者からの返信

    しゆぽ様、あざますー(`・ω・´)ゞ

  • 『国家はあいすべきもの』ではない。

    新自由主義者のかたからこう仰っていただけると、みょうにすがすがしいです。
    Great slope cityの前市長だったミスターUnder Bridgeは、新自由主義者ですらない、たんなるひよりみとげいごうとマスメディア受けだけのにんげんだったとなっとくがいきました。

    作者からの返信

    Bystrouska_Vixen様、いつもありがとうございます。

    >みょうにすがすがしい
    いえいえ、逆です( ー`дー´)キリッ
    「全ての新自由主義者は、国家や政府、民族や宗教的組織団体に重きをおいていない」です。徹底した個人主義・リバタリアンから派生しているからです。

    政府の力は極力弱い方がよく、可能ならば無政府状態の方がよいということです。実際、新自由主義者の意見は小さな政府・福祉全廃・国防の全廃・公的支援および公的財産(高速道路や国立公園等)の撤廃・農業団体などに対する補助金の全廃等、まるで「地球を一つの国家として見ればいいじゃん」のオンパレードです。極論過ぎて、不可能ですが…

    新自由主義者は『反共』『反左翼』であって(←全体主義に見えている)、国家主義者ではないからです。日本でもそうで、円高になったら大よろこびするような売国奴ばかりじゃないでしょうか? 自分の小銭の方が国家経済より大事ということですが、これは逆で「日本国政府が日本国をまともに運営していないのだから、その結果責任をとるべき(# ゚Д゚)!」と言っているに過ぎません。

    大体、政府がバカならば打倒して自分たちにとって『正しい』政府を作り直せば良いだけの話。その『正しい政府』とはマネタリズムに基づくべきというだけのことです。ただし僕はその中では『左派』ではあります。高度福祉政策の支持者ということです。そのほうが国富が増えるという計算結果に従っているからです。皆が金持ちになればよい…程度のことだと思ってください。

    逆に国家が必要ならば、必要となる役割をもたせるべきというだけのことです。その国家論がこのコラムですが、実はごく普通の話で、しかも昔から言われていることばかりで、特に新しくもないのです(^_^;)

    >はっしー
    …だから、そうだと昔から何度も何度も(# ゚Д゚)!

    維新はもう少し大衆迎合的な政治闘争戦略を辞め、より優れた人材を輩出出来るように組織改革しなくては。とはいえ、僕は大阪人ではないので、維新についてはよく判りません。他の大阪自民とか共産なんかが良いかどうかも判りません。
    「阪神タイガースは縦縞。行政の連中はヨコシマ」とはよく言われる話。
    さて、どうなんでしょうね…( -_-)旦~ フゥ?

    まあ、はっしーも決して悪い人間ではないのかもしれませんけどね(爆

  • 消費税増税の『悪影響』は過小評価すべきに非ず。
    にゃるほど。

    ああそうそう。いぜんがっしゅうこくドルって貨幣ではなくって国債をこじんにバラうりしてるんだって説をどっかできいたことがあります。
    高瀬さんの仰ることは、にほんえんを債券ならぬ株券のようにかんがえて運用する。
    大雑把にこのようないめーじでうけとめてよいでしょうか?

    作者からの返信

    どもども、すみませんね(^o^;
    国債(=債権)と株式(=証券)は別物なので、同じように考える性質のものではないと思っています(^o^;

    債権は(利払いが得られるので)毎年必ず『得するはず』の性質ですが、株式は利益の出たときだけ配当金が出る仕組みですので、結果として単年度会計では大赤字になることも多いんですよ。大体、10年でトントン。30年持ち続けていると得する…くらいの感じです。
    ただしこれも米国市場での話で、東証のように伸びが止まってる市場だと、むしろ長期保有にはむいていないという人も多いくらいです。ウルフ村田なんかはその代表例で「買って、売り抜けてトンズラ」と言い倒しているくらいです。

    また株式は国家発行のものではない(=企業)ので、企業倒産時には本当に紙くずにしかなりません。一方、国債の場合は、少なくともある国家にとっての信用がかかっていますので(条件次第ですが)少しでも何かは戻ってくるはずです。勿論、それで損失補填ができるとは限りませんが…。

    なので、日本円は国債と同じ性質のものと考え、運用に当たっては「より注意が必要」と考えて当たるべきと思っています。より難しいのです。よって他国通貨購入に当たっては十分な配慮が必要という話でした…m(_ _)m

    消費増税に関してはこのとおりだと思います。
    安倍政権は全く話にならない(25.06.19時において)ということです(怒

  • ばーべきゅーのおにくは豪州産か否か。
    にほんのしゃっきんってリゾート地(きゃんぷじょう)についてからようやくきがつくていどだったのですね。
    わかりやすいたとえをありがとうございます。
    どうりでそのむかしくにじゅうがりぞーとりぞーととおおさわぎしたわけですね。
    これならば仮に悲劇的予想が成就されてくにがつぶれても廃墟探訪するよちくらいはありそうです。
    善哉、善哉。   (狐

    作者からの返信

    アレも今にして思えば無駄金でしたね…(  ̄ー ̄)y-~~
    外国人にでも高値で売りつけておけばよかったのではないかと愚考する次第でありまして…

    >しゃっきん
    もっと早く気づくべきだったんでしょうけど(爆
    ただ、気づいてはいるものの『ずる賢く始末できる性質の』しゃっきんであることも事実で、これには気づいていないようです。現在のように、日銀が500兆円も抱えているのなら、国債をそのまま破って捨ててもいいんじゃないでしょうか?(すっとぼけ
    その分、カネ足りなくなるという意見に対しては「だったら輪転機回してカネ刷ったらええやん(  ̄ー ̄)y-~~」程度の話です。

    実際にはもっとテクニカルな手段も必要ですが、なんとなく経済学者や政治家連中も「国の管轄できるゴミ箱にまとめちまえばいい」ということには気づいているようです。世界の全ての国が債務で自滅しそうなので、多分、何か大きな手を打ってくるのではないか? …と思わなくもないのですけどね

  • こんにちは。
    わたしはしょーせつしかよまないあたまのあるいにんげんですが、しょーせつをさがしているうちに高瀬さんのサイトへたどりつきました。けーざいがくなんてまるでわからないけどなんだかおもしろいです。これからもあたまのわるいわたしのようなにんげんにもわかるけーざいのおはなしをかいてください。
    よろしくおねがいします。

    作者からの返信

    いやいや、ご謙遜ご謙遜…m(_ _)m
    物凄く読み進めてくださってるじゃないですか(爆)。感謝ですよ、本当に。ありがとうございます…m(_ _)m

    たしかに難しい言葉を使っていますが、要するに「簡単に説明する方法が、今の所判らない(爆)」…たったそれだけです。もっというと、僕に文才がないっていうだけのことです( -_-)旦~ フゥ... ←遠い目

    …にも関らず、読んでくださって本当に感謝しています。政治的な右左・与野党を越えて経済成長戦略こそが天下国家&世界を救うという事を徹底させることができればいいな、と思っています。
    これからも宜しくお願い致します…m(_ _)m

    …でも、もっと噛み砕いてわかりやすく書くべきという事は助言としていただきました。努力目標にしてみます…φ(..)メモメモ

  • 大変面白く読ませていただきました。テレビに出てくるアホウな経済学者にも「論理的な回答」というものを学ばせてやりたい、そう思います。クオリティ高いと思います。有難うございました。

    作者からの返信

    いわのふ様、☆ありがとうございました…m(_ _)m
    大変感謝しております。

    ちょうど2018年頃からこれを書き始めた(という事は資料等の整理は2017年の年末頃まで)時には、まだ世界景気は大変よい時代でした。正にトランプラリーと呼ばれる時代で、2018年度末は日経も25,000-円代に乗ると言われていて、僕もそんなふうに漠然と考えていた程でした。あれからわずか一年少々で、ここまで悪化するとは思わなかったという、ある種の感慨さえあります…。
    この頃の自分の文面には悲壮感がまったくなかったなあ、と(爆

    僕が思うに、日本のテレビ等で出てくる経済学者の皆さんは「少しズレてる」ようにも思っています。特に国債と日本の債務の問題についてと、世界が抱えているであろう莫大な額(←一説によると、リーマン以後の膨れ上がった債務総額はおよそ2.7京円。つまり27,000-兆円)についての考察が弱い…と。この「まともな海図と羅針盤もない状態」で嵐に遭遇したら、本当に日本というフネはひっくり返ってしまうのではないか?と常々心配しています。少しでも何かが出来たら良いなぁとは常に思っているのですが…

      ※     ※     ※

    今日で平成も終わり。令和という時代が、日本よりも世界にとって厳しい時代になりそうな、嫌な予感がプンプンしているのですが…

    どうぞ、これからも宜しくお願いいたしますm(_ _)m

  • ガミラス人が何故地球に来たか・・・

    そもそもの戦争の原因を「そうだったんだ!」と、つい納得させられてしまいました。
    乗せられてしまいました。

    "断るお"には笑ってしまった。

    潜水艦って凄いんですね。
    昔「沈黙の艦隊」という漫画がありましたが、潜水艦の知識なんてないんで、そこすっ飛ばして勝手にヒューマンドラマだと思って読んでました。改めて読んでみようかと思っています。

    エネルギーを制する者は世界を制する。
    エネルギー作れない日本が戦争しようとか無謀よね。

    いよいよ次は大好きなお金の話~( ´∀`)

    作者からの返信

    @canossa999様、ご来訪、ありがとうございます( ̄∀ ̄)

    >エネルギー作れない日本が戦争しようとか無謀よね。
    …実は、ヤマトという話はよく出来ていて「戦争それ自体が無謀」という強烈なテーマを含んでいる作品なのです。ヤマトの世界は常に戦争だらけで、その結果、人類は水の惑星に飲み込まれて死滅する…みたいな超展開になっています。無論、ノアの方舟がヤマトなんですが、要するにこの不幸な結末に至る理由は「戦争ばっかりしてたから」に他ならないのです。松本先生にその意思があったのかもしれません。先生のお父様が戦時に航空機のパイロットで、戦後、自衛隊に声をかけられたものの、「仲間が死んでいるのに申し訳ない」と軍属を拒絶し、そのために大変な貧乏だった&しかしそんな父親を敬愛している…という話はつとに知られた話です。沖田艦長のモデルといわれている方です。

    松本先生のマンガは結構持っていて、それこそ松本あきら名義の時の(絵柄の全然違う)マンガも持っていますが、やはり晩年の凄みの出てきた頃の戦場ロマンシリーズには愛国心は微塵もなく、それが名作に押し上げているのは間違いないでしょう。実際、秀作で、僕らの世代は皆、必ず読んで感激してます。999よりも人気がありました。ちなみに僕は第三巻の潜水艦と戦艦が北極海で戦う話と、第四巻のボロった爆撃機が死の山を越えようとするスタンレーの魔女の話が好きです。

    実のところ、戦争とは殺し合いで、生物は「喰うため」と「子孫を残すため」に殺すのですが、人間の場合、これを『経済活動』という社会性で既に成し遂げています。つまり「特に殺し合う必要が、もうない」のです。代わりに『通貨』『国債』『中央銀行』などのツールを開発し、生きるための生産活動=『インフレ』をコントロールしながら皆で喰って子孫を残していける『文明社会』を築いたはずなのです。
    僕がこの話しの中で一貫しているのは「戦争カコイイのかもしれないけど、実際にやるのはバカ」、「やったら悲惨な結果になる」、「それでもやりたいなら勝手にどうぞ&やるなら必ず勝ってきてね」というだけです。つまり『必ず勝つ』ことが出来ないのなら、バカな事はやめとけ…です。そして必ず勝ち続けられる無敵帝国は存在していません。これがガミラスに含まれていたテーゼです。

    どのくらい悲惨な結果になるのかは第三章がそれで、極東アジア最強の無敵帝国の破滅後の世界がここにありました。特に第32話は僕の家の本当の話です。そもそも戦争になって丸焼けになっても家のローンは残るのです。ガミラスが遊星爆弾落っことして家が消えて無くなってもローンは残ります。放射能によって地価が下がっても固定資産税の支払いは残るのです。必ずです。地下都市に移住するにも新規の住宅ローンが必要で、物品配給時には闇市が出来ているでしょう。いいこと無いのです。第44話でも述べるのですが、勝ったとしても「かなり悲惨」です。WW2のアメリカだけが「かなり特別」で、他の全ての国でゴミを漁って生きていた市民ばかりです。略奪が戦争目的でなくなった段階で、もう必要のない作業なのです←戦争。

    それより宇宙開発を進めて一気に星間文明を押し広げたほうが何かと良いでしょう。多分、ガミラスはそういう時代があったはずです。宇宙戦艦は対海賊退治程度で、民間人が一気に豊かさのために生存権を膨張させた時代が、です。それは「個人の欲望が爆発した個人主義の時代」だったはずです。そして、その結果として国民の所得が数倍に跳ね上がったはずです。豊かになったはずなのです。2199年時のガミラスは国家主義になっていたので破滅した…でもOKです。

    この話の基本は「新自由主義」です。究極、「個人>国家」という考え方で、より利己的です。つまり此処は反ファシズム・反イデオロギー的な人たちのためのサロンです。実際、フリードマンなども絶対にやめるべき事柄の中に「平時の徴兵制」を上げています。僕も「当然」と思います。なぜなら強制労働であり、人頭税だからです。全世界で必ずやめるべきです。そして貧乏になると、人は破れかぶれになって結構、戦争というヘンな解決法をツールに選択することがあります。最初は「必ず勝てるから」と考え、結局、解決できずに破滅する…です。ということは、皆が豊かになれば平和になると言うことなのです。皆で豊かになることの必要性は僕ではなく、フリードマンらも考えていました。要するに「個人がしたいことをして生きていける」程度のツールは既に揃っていて、それを僕達庶民が再確認しよう…です。ただし、僕個人が新自由主義の中では『左派』であり、福祉国家を最低限の支出でなんとか叶えよう派です。逆はリバタリアンです。強いもの勝ち…に近い社会です。新自由主義のなかでも派閥が色々とあるわけですが…(^_^;)

    よって日本は破滅してはならないし、今のところ、破滅を避けるための方法論もあると言っているわけです。これに失敗して戦争する必要など微塵もないからです。日本の問題は国債が多すぎるだけですが、この解決方法も第73話でUPしています。江戸時代は270年対外的な平和が続きましたが、いまの日本の体制ならその数倍は続いておかしくないでしょう。

    平和なほうがいいよ(  ̄ー ̄)y-~~

    …は不思議なことに、若い時にはあまり感じません。それでいいのです。年をとれば分かります。不思議なほどに、そうなりますから(笑

    人間は不思議な生き物で、老い先が短くなればなるほど、戦って死ぬ…みたいな考え方が何故かできなくなるのですよ。
    死ぬのが怖くなるんですわな… ┐(´ー`)┌

  • まったく問題が次から次へと……さて、今後はいかに。

    「負の所得税」導入に対する私の懸念について、あとふたつ残っていたのですが、ここらへんがいいタイミングなので、私なりに考えた対策とともに書きたいと思います。
    その懸念のひとつは、前回の話にもあった「言い訳をする富裕層」であり、それに乗っかるマスメディアです。もうひとつは逆に、それらに支えられた政府内の抵抗勢力です。
    これらの対策として、「平等計算税金」という呼称の導入、「納税の自由化」と「マルサナイツ」の創設という案はどうでしょうか。
    「負の所得税」の魅力は計算式が平等であることなのだから、それを強調すべきだと思うのです。
    各種インフラが自由化した原動力になったのは、時代の要請もあるでしょうが、天下り先の確保という面も大きいと思うのです。
    また、取り締まりの強化として第三の暴力装置を作ることも、政府内の抵抗勢力を利権の奪い合いという導入パワーに変換できると思います。
    「ナイツ」という意味は、「貧困層の納税(保護金の支給)」が中抜きされていないか
    を取り締まる「正義」を行うからです。
    まあ、あくまでファンタジーなのですがね……

    作者からの返信

    尻鳥様ヽ(^o^)丿
    いつもありがとうございます。本当に楽しくレス付けさせていただいてもらっています。感謝です…m(_ _)m

    >「言い訳をする富裕層」であり、それに乗っかるマスメディア
    …セブンイレブンのことですね。分かります(˘ω˘)

    学校でのいじめについては番組で袋だたきにするくせに、セブンホールディングスによる個人オーナーへのイジメについては民放の大口スポンサーであるが故に忖度しているTBSやテレ朝を、自殺するまでイジメたいとは誰しもが思うこと。それどころかメディアに、所得の格差や可処分所得の再分配に関して口をつむぐ「目に見えない大きな力」が働いているかのように感じるのはナゼか? …感があるように思います。

    反政府・反現体制であることを「民主主義」と履き違え、無責任な世迷い言を並べ立て、自らの意見に反対するものは全て「人種差別」「ヘイト」「ネトウヨ」と騒ぎ立てる言論封殺のプロ左翼メディアと、このバカどもを資金的に支える「スポンサー」たる富裕層(時にセブン。時に米国民主党支持層を形成する社会上位階級)による市民社会の簒奪という『新たな貴族社会』…トランプ大統領なら「エスタブリッシュメントども」に対する危機感なのかもしれません。
    分かります( ˘ω˘)ノ

    自らの独裁体制を維持させたいというだけの左翼ファシストに、世界中の国家が乗っ取られたようなものですからね。
    分かります( ˘ω˘)ノ

    しかも、連中を使えば政府や行政機関を上手くコントロールできるということに気づいた頭の良い官僚たちの存在も気になります。現代の貴族体制を支える官僚機構のような存在です。これなら市民を上手くコントロールできるようになるのでしょう。こまった独裁です。
    なにしろ独裁は、右左を問わず、市民にとっては迷惑千万なものですから。頭が悪い…だと、さらに迷惑さの度合いは増すもの。しかもパヨクとネトウヨの泥仕合では、見ている方もやってる方も草野球以上に泥んこになるだけで楽しくもないのですが、自分たちは既にプロ市民にでもなった気分なのでしょうかね?

    さてさて、「平等計算税(金)」という呼称は大変良い( ゚∀゚)o彡゜と思いました。ただちょっと残念なのは、今回ご説明した「負の所得税」の内容は一つも僕のオリジナルが入っていません。フリードマンの負の所得税の完コピに過ぎないのです(T_T) なので版権問題になるかな、と…。
    ただし「負の所得税」という呼び方自体が、納税者に不安と疑念を抱かせる(←『負』というマイナスイメージの言葉を使っている)ので、日本で導入するときには「平等計算税金」もしくはそれに類する言葉にすべきと思いました。どうせ日本なら相続税が入るので、これを計算にいれて「平等税」みたいな名称にした方がよいとは僕も思いました(^ω^)

    あと「マルサナイツ」の件ですが、「まさにそう思う」です。実のところ、この後の話で出そうと書いていた最中でした(爆死)。国家において最も重要なのは税金(の収奪)。なので…

    対外武力実行組織 ←国軍
    市民の私有財産保護組織 ←警察
    国家の財産保護実力組織 ←マルサナイツ(仮称)

    …の三本立てがよいと本気で思っています。警察にこの権限を付与すると人員的・組織構造的な限界に達すると思うので、強力な別組織でしかも国軍並みの強力な軍事組織を構築すべきと思っています。もともと米国大統領付きの『SP』の本来の仕事も『偽造通貨などの取り締まり、様々な不正経理犯罪・個人情報窃盗の捜査、地域犯罪における科学捜査情報の提供』なので、この役割の拡大版が必要だということです。併せてここに麻薬取締などの『マトリ(厚労省職員。司法警察官の役割)』の機能をもたせ、予算権限を持つ議会(国会)の直属機関にするのは面白いのではないか?とも。
    警察(内閣府外局・国家公安委員会隷下)のように財務省管轄下に置くのが普通かもしれませんが、戦力の強大さを考えると行政府か立法府のどちらに所属させるほうがよいようにも思うのです。多分、権力の分散と効率化のために外局扱いでしょうけど。

    実際、白色彗星帝国にはこれに類する準軍事機関があったと思っています。ないとおかしいとさえ思います。カネに絡むあらゆる危険な任務を担当する特務機関で警察・軍とも有機的に繋がっている組織です。実際、憲兵隊の拡充機関が端緒だったかもしれず、国内のあらゆる犯罪組織との交戦や、タックスヘイブン等の敵地への単独武力進行、果ては対外侵略戦争の結果、敵地制圧と治安担当も行っていたであろうと思われる強大な特殊部隊のような組織です。同時に高度な金融知識も持ち合わせるので、この組織を牛耳る者が国家に多大な影響を持つようになったであろう…と。
    まあ、1,000-年くらい前の話で、しかも200万光年も先で起こった出来事なので、なんとも言えないのですが(汗

  • やっぱり電子化しかないですよね。
    「負の所得税を収める」側にとっても、「納税タイミング」が年1回では干上がってしまいますから。盗難・不正対策や導入しやすさを考えると、スイカ(パスモ)なんかの半クラウドのカードみたいな形がいいのかなあ。
    私の懸念はあと二つ。

    作者からの返信

    尻鳥様、いつもありがとうございます(^ω^)
    コメ、いつも楽しくレスらせてもらっています。

    >電子化
    正直、恐怖ですよね(爆死
    全国民の金融資産情報の全てを国と、一部の民間企業が握ってしまうのですから。ここにもし実力執行部隊たる「マルサナイツ」のような組織が出来上がったら…
    ((((;゚Д゚))))ガクガクブルブル

    …完成された独裁国家の誕生ですね。カネを握られたら人はもう終わりですから。結局、電子化を政府が推進するのも、この究極の目的のためであり、礼賛している人たちは自分たちが独裁国家の奴隷に成り下がった時に始めて己の甘さを噛みしめることになるのでしょう。
    個人的には税金のない国で、しかも社会保障のある国に住みたいなぁ…と思うのですが(←無理か?)

  • こんにちは、高瀬さん。
    久しぶりに読んでみると、まるで現在起こっている事かのように錯覚してしまいます。

    《中〜下層階級の人々に「好景気の生活実感が全くない」という不満をもたらした。》

    景気は上がってる→実感ありません
    そんなやり取りがちょっと前にありましたね。

    ヤマトはこんなに人間の負の部分を描いた物語でしたかね(^^;

    払いたくないが払わせたい。
    エネルギー装置をまるで自分が作ったかの様に錯覚する。
    人間のエゴを見事に描いていますね。
    大人の物語だったのですね。

    地球にこだわる必要がなくなった人類はどこに向かっていくんでしょうね。

    しかし、どこへ行こうとお金の問題がついて回る。
    未来永劫、人間はお金に呪われているように感じます。

    前回の話の時には、高瀬さんは現在の日本はインフラですらないとおっしゃっていましたが、今より酷い状況になるなら、ヤマトの物語の住人の様に、生きてるのが辛い事になりますね。

    物語は楽しみですが、現実は・・・

    作者からの返信

    @canossa999様、いつもありがとうございます(≧∀≦)

    正直、この記録を書いていた時期に比べ、現在の情勢は飛躍的に悪化しています。日本も急激に悪化しているのですが、何より世界の状況が悲惨な程、悪化しています。原因は二つあり、「政治の無能さ」「累積債務の大きさ」の二点です。このパートに目を通して、「一年ちょっと前はあんなに気楽だったのか…」と今さらながらに思うほどです。

    正直、このあまり楽しくない物語が、結構現実味を帯びつつあるのかな…と、怯えている僕です。どうにかしたいんですよ、もっと上手くノンビリ平和にやれるはずなんですが…
    (T_T)

  • 電子化することで国税局が大魔王バーン(『ダイの大冒険』)になってる!
    「知らなかったのか? 国税局からは逃げられない」

    作者からの返信

    結城様、いつもありがとうございます…m(_ _)m

    >大魔王バーン

    しまったΣ(゚∀゚ノ)ノキャー
    それだったのか? なんか頭の片隅に残っていて、なにも考えずに脳髄反応で書き込んでしまったのですが(爆

    しかし、電子マネー化の恐怖まるだしの僕ですねw
    でも、税務署はこのくらいはやりそうで怖いですよ
    …((((;゚Д゚))))ガクガクブルブル

  • ここで通貨電子化が!

    作者からの返信

    結城様、いつもありがとうございますm(_ _)m
    多分、このタイミングしかないのでは? と…。昨今、テロンのヤマッテの国も急激に電子カード化が叫ばれていて、消費増税(するとしたら)このタイミングでカードにポイントキックバック…という流れ自体が、なんかこう、結局はこういうことをやりたいのかな?とさえ。
    しかし、通貨の電子化(量子化)は必須のような気がしているので、次回にこれ関連の話しをUPいたしますm(_ _)m

    実は負の所得税の『唯一の問題』は、「国税局がどうやって総所得の数字を正確に算定するか?」だと思っています。日本のような強力な源泉徴収をしている国でさえ脱税は出来るのですから、他国はもっとやりやすいでしょうし…ಠ_ಠ;

    結局、電子化というのは税務署のためなのだろう、と…(爆

  • この中間層の拡大って、結局は健全な(あるいは中庸な)民主主義にもつながるんですよね。結局、政治と経済ってのは、やっぱり表裏一体不可分なんですよねえ。

    作者からの返信

    いつもありがとうございます(≧∀≦)

    金持ちが社会にカネをばらまくというトリクルダウン効果は、ある程度はあるのかもしれませんが、ちゃんとした数式のようなものを見つけることが出来ませんでした。また貧乏人の数が増えること以上に中間層が減っていく『砂時計効果』というリスクの方が、社会にとってダメージが大きいことが最近の研究で判ってきたようでした。
    つまり、ごく当たり前の結論になっちゃったという…。多分、この中間層を増やす&貧乏人の所得を上げる以外の社会の安定化の方法はないのではないか、と…。
    それ、やらないとフランスの町並みみたいに、自分の家や職場が放火されたり略奪されたりする危険が出てくるという…
    やはり所得なんでしょうねぇ、社会の安定は…

  • あー・・・際限のない軍備拡張計画

    現在の日本ですね。

    本日来年度予算が発表されましたが、101兆円越え。
    防衛費は過去最大の5兆円越え。

    まるで高瀬さんは、日本がこうなる事をわかっていたみたいな・・・
    応援コメを見てみると、2018年。
    そんなに危機感あったかな?
    先見の明というのかな?

    禁断のエネルギー装置。
    使っちゃいますよね~、そんなんあったら、絶対!
    それ使って戦争しかける
    あ~人類って愚かだ(。>д<)
    この先どうなっちゃうの?

    人間が個々でエネルギー生成出来たらな(..)


    作者からの返信

    @canossa999様、いつもありがとうございます(≧∀≦)

    >国防費
    …正直、かなり深刻ですねಠ_ಠ;
    国防費は世界的にはGDPの2%少々が普通です。なので金額的には「まだ少ない」のかもしれませんが、実はこの他に5兆円程の「累積債務」があります。支払いを先送りしてきた国防費です。事実、米国から支払いを求められ、「ちょっとまって…(T_T)」と泣きついているようです。しかも使い方が「悪い」のも気になります。
    米国製品の「紐付き」で日本でライセンス生産出来なかったり、製造に関われなかったり…と、後々の補給兵站に深刻な影響が出てきそうな案件が目立ちます。実際、米国からの供給パーツが滞ったりして使えなくなったり、「共食い」という状況で実戦力が衰える…という問題は世界各国で起きています。
    この二つの問題は今後10年以内に顕著になる厄介な問題です。軍事装備というのは民間の車と違い、エンジンかけて「行ってきま〜す」とはならず、よく整備出来ていても大体、稼働率は60-75%くらいです。戦車なんかはよく止まりますが、これも普通です。そして「動かなければ戦力ゼロ」です。ヤマトやガンダムやマジンガーZみたいに、毎週必ず戦える…というのは、補給兵站整備上から考えれば「無理」なのです。要するに「今のカネが無駄金」の可能性があるということです。

    しかもこれでも予算不足が深刻で、世界的に急激な開発が進む無人機および戦場の無人化に対しては、日本は明らかに遅れています。トータルの技術力がないだけでなく、生産ベースに載せるのが難しい状況です。無人偵察潜水艦や、一部無人偵察機が実用化もしくは開発途上らしいのですが、世界は急激にこちらにシフトしていて追いつけていません。なにしろ無人ロボは『相対的に安い』ので、世界各国がこちらに力を入れているのです。結局、国防や戦争とは『予算』との戦いです。新規開発に影響が出ているという程、カネの状況は悪いのです…

    ただ、まだそれなりに動くだけ日本はマシかもしれません。ドイツなどは潜水艦六隻ありますが、予算不足と技術的な問題で全てのフネが何らかの故障を抱えてまともに動きません。「港が大好きなナマケモノ」ということですし、フランス陸軍の戦車も5割程度しか稼働できてないとは聞きます。予算不足はどの国でも深刻なのです。ハッキリ言えば「可能なら削りたい…」出費ですね。なにしろF-35が100億円、オスプレイが60億円、SM-3(弾道弾迎撃艦載ミサイル)一発30億円…。これだけ使っても対ガミラス戦で役に立ちそうなものが一つもないのですから…ಠ_ಠ;


    日本の場合、厄介なことに中国と北朝鮮は非民主国家なので国防予算に上限がなく、しかも後先考えていない「破れかぶれ系」国家なので、かなりの実戦力があると判断せざるを得ません。特に中国軍は質・量ともに日本と同程度に成長しました。この努力は褒めるしかありませんが、中国人には「税金のむだ遣い、どうするつもりだ?」とは問い正したいですね。中国は税金が日本より遥かに高く、社会福祉予算はあまりありません。老後は完全に自分で面倒を見るしかない貧弱な国に、2000発もの高性能ミサイルが必要なのか?は問わねばいけませんね。北朝鮮は言うに及ばずです。連中は本当に国家自体が軍事費でコケておかしくないくらいです。

    昔、ソビエトという名の、そういう国があったことを忘れているかのようです…
    連中と同じセクトの国で、しかも先輩だった国なんですがねぇ…(すっとぼけ

    唯一の救いは、日本周辺の『敵』は『国家』なので、対テロ戦争のような無限地獄に引きずり込まれないことくらいですかね? もういろいろ辞めたいですね。もう少し緩やかにならんもんですかね?


    >禁断のエネルギー装置
    イスカンダルの女の人は「武器に使うな(# ゚Д゚)!」と言ってるみたいなので、後でライセンスの訴訟問題に発展する危険性は高いです。違法コピーの乱用で高性能化…。まるで何処ぞの中国のようです。
    ちな、中国は一国の貧困を調べる『ジニ係数』で0.6以上という、もはや信じがたいほど『貧富の格差のデカい国』です。最悪のレベルで南アと同じです。2200年以降の地球は、中国や南アのようになっていて全くおかしくありません。大規模な戦争すれば、必ずこうなります。
    いまのままだと20年いないに世界大戦になっておかしくないですが、結果、日本は必ず貧乏になります。前世紀の英国のように、です。なんとかしたいんですが…ಠ_ಠ;

  • 地球の土地をガミラス人に高値で売り渡す・・・

    日本の土地を中国人が買い漁っているのと似ていますね。
    あの戦争は、何のためだったのか・・・

    結局、戦争は愚かな選択でしかない。

    作者からの返信

    @canossa999様、ご一読、ありがとうございましたm(_ _)m

    >ちゃいなの方
    …これに関しては「中国人による、中国人への詐欺」だと思います。原野商法のようなものです。中国では土地の私有は認められていないので(つまり今の中国不動産バブルは宅地権バブル)『不動産神話』が強いのです。

    「いずれは海外に不動産が欲しいアルヨ(`ハ´)」

    …は彼らの生きる目標みたいなものです。実話なんですが、僕の取引先の中国人が中国の土地バイヤーからの投資話として…

    (`ハ´)「東京から車で90分の場所に別荘買わないか?と言われたアル。富士の裾の風光明媚な所!どう思う?」
    と問われて場所を確認したら旧上九一色村で…(爆)

    僕「そこアカン…」ということがありました。

    中国だと高速で90分っていうのは全然遠くないので(汗
    コレ、要するに中国人同士の原野商法でした。なのでよく自衛隊基地周辺の土地を買っているとか、山林の水資源の地域を買っていて、中国が国を挙げて日本を侵略しようと…みたいな話もタマに聞きますが、そんなの全然間違いで、無関係です。真実は「タダ同然の土地を釣り上げて買わせている」投資話でしかありません。
    海外に土地を買ったところでポケットにいれて持って帰れるわけでもなく、日本に固定資産税を払い続け、挙げ句、万が一の戦争の時には「敵対国購入資産の一時凍結」というリスクがあるのに買いまくる事の政治的な意味などありません。多分、詐欺です。

    いまでは更に進化して、新宿歌舞伎町界隈や大阪ミナミ等の怪しげで所有者が誰だか分からないような雑居ビルの不動産とかの購入になっていますし、もしくは本当に高級マンションを転売目的で購入する中国のお客様…とかの『両極端に進化』しています。中国人にとっては香港、カナダ、豪州、アメリカ、欧州、日本なんかに土地を持つのはステータスですから。ただ日本は高いですけどね、土地…

    >戦争は愚かな選択
    本当そうよ。そら、そうよ(ºㅁº)!!
    本編第32話は、実話です。
    もう、やりたきゃ勝手にやってくれ。俺の分まで頑張ってやっちゃってくれ…ですよ(-᷅_-᷄๑)

  • スタグフレーション!
    今がそうですよね?
    そこに突入し始めていますよね?
    デフレではなかったんですね。

    それにしてもわかりやすいです。

    作者からの返信

    @canossa999様、ご来訪、ありがとうございます(≧∀≦)

    >スタグフレーション
    いえいえ。今の日本(2019年3-4月期)は「インフレの『イ』の字でさえない」程、全然フツーです。こんなのは『屁』でもありません。
    。。。(= ゚ω ゚)/

    本物のスタグフレーションは凄まじいものです。1973年時の日本と世界がそうですが、あまりに幼児だったので僕は覚えてません。すみません… (;一ω一) ジィー
    僕の両親は戦争を生き残った世代ですので「こんなの全然余裕!」と構えてましたけど。昭和初期生まれの世代はタフなものです…

    ちな、今日は大丈夫ですが、今後はもしかしたら…という状況なのも本当です。僕が思うに2020年に、日本以外の世界の何処かの国の債務問題が発端で大規模な経済恐慌が起きて不思議ではない、というほど世界は激しく毀損しています。リーマンショックを始めとした全人類に振り注ぐ累積債務問題が危機の全てです。いま、そのくらい世界は悪いのです。
    また日本は「世界の景気敏感株」「世界経済の先行指標」とさえ言われる国で、昨年末〜今年初旬の動きを見てると「どう考えても将来は悲観的…」です。世界の貿易量の5-7%、全世界のGDPの10%以下の日本では世界を単独で救うことは難しいでしょう。しかし世界が破滅する時、日本も滅びる時なので、手をこまねいている余裕もないのです。
    実のところ、今の日本は『ヤマト』で言うところの「無敵戦艦、お出かけ直前のころ…」に似ているのかもしれません。世界各国が官民合わせての膨大な『累積債務』という謎の敵との戦いに破れつつある、という状況です。実は相当厳しいんですけどね…

    はたして、どうなることやら…(T_T)

  • 高瀬嘉隆@ガミラス二等兵さま、着眼点が素晴らしいです!

    作者からの返信

    レド(大型獣脚類の一種)様、はじめましてm(_ _)m

    お褒め頂き、ありがとうございます。特にプロフィール欄に『北アメリカに生息している肉食恐竜ですが、よろしくお願い致します』と断言し切るようなハイセンスな方(←獣かもしれませんが)に「着眼点が良い!」と褒めていただけますことは、物凄く光栄な事と感じています。改めて感謝いたします。

    長い駄文を連ねてしまいまして申し訳ないくらいです。決して繋がっている物語ではありませんので、お時間のある時にパラパラと拝見いただけましたら幸いです。今後とも、なにとぞ宜しくお願いいたします。
    m(_ _)m

  • §1-1・2199年、人類の決断への応援コメント

    艦の話が難しい。

    そういえば、ヤマトが宇宙に飛び出してからの地球の話ってアニメであったのだろうか?
    記憶にない。

    作者からの返信

    canossa999様、いつもありがとうございますm(_ _)m
    高瀬でございます。

    フネの話はマニア向けの話ですから、かる〜くスルーしちゃって全然OKでございます。ただし重要な事を補足すれば「戦艦、税金喰いすぎ!」です。建造費が高すぎ、運用費が高すぎでした。最新のウィキによれば約1億4千万円(1936年3月 艦政本部試算)で当時の歳入24億円に比べてかなり高い買い物です。もし租税収入だけで考えるならば、建造費は単純に現在では大体3兆円以上ですかね?
    これが原因で『戦艦という種族は消えて無くなった』だけ覚えていただけると助かります。戦争こそ『コストとインフレ、投資と国力』のむき出しの結果なのだということだったのです。
    本編では何度も繰り返しているように、平和な方が何かと良いのです。戦争で儲かる時代はとうに終わりました。そして平和には配当金がでるからです。


    >地球の話
    2199では殆ど出ていませんが、旧版では何話かありました。第19話です。実は大変興味深い話で、エネルギーが尽きかけている地球の描写が描かれています。ヤマト出立から100日後の地球の姿でしたが、食糧不足などから暴動と騒乱が起きている混乱する地下都市の姿でした。1973年に起こった第一次石油ショックに通じる状況です。厳しい状態だったと思います(T_T) 

    エネルギーは国家を超越した最も重要な資源なので、これをどうするかは常に考えねばなりません。ただし、これもコスト管理の問題です。いずれは宇宙空間に太陽光パネルを設置して、これからマイクロ波で伝達するシステムが主流になると思います。2190年代の地球はきっとコレが主流だったでしょう。なにしろ太陽は勝手に光り輝いてくれるのですからヽ(^o^)丿

  • 具体的導入について、現代日本へはどうするべきか、あるいはヤマッテや異星大国がどう行ったか、その手段についてもう少し知りたく思います。

    作者からの返信

    さすがに鋭い…(;゚д゚)

    そして回答はすでにご存知のはず。「いまの日本では導入の方法がない」です…m(_ _)m

    税制の抜本的改革には官僚の意識改革が必要で、しかも現行法の延長上でなければ切り替えが出来ないからです(T_T) 負の所得税は既存の税制の極端な変更が必要で、官僚が付いてこれない可能性があります。大体、この負の所得税を推進しているのは数理計算が得意な人たちでやはりマネタリストばかりですが、日本はご存知のとおりデフレ派の方が多いのです。理由は簡単で「日本は2,000-兆円近い現金および換金資産を持っている」からです。デフレなら金融資産の価値は目減りしません。だからデフレの方がよいのです。しかしインフレ成長しなければそもそもカネを稼ぎ出すチカラが国家から失われます。金満国家のデフレは『老衰』による死なのです。逆に今のアベノミクスは『難産の末の生まれ変わり』です。再生なのです。だから現在の20代には期待が持てるのです。彼らが生まれ変わりの世代だからです。僕のような『老人』は彼らに道を譲るべきなのです…m(_ _)m

    そして何処の国でも導入されたことが(まだ)無いのなら、1,000-年もの間、戦争しまくる程の遺産を残してやった白色彗星帝国のゼムリア人たちが『やったように』ヤレばよい…ということで、こうした方がよいのでは? の話を出来ればと思っています。なにしろ体系化されたのがフリードマンによって1960年代ですから。同じ頃に理論化された消費税は導入されちゃったんですがねぇ…(すっとぼけ

    所詮、税なので何をどうやっても幸せになることもなければ、完全無欠の税制もありません。要はどこかで破綻するのですが、負の所得税なら『とてもシンプル』なので修正することも簡単で、ならば税制破綻までの期間が長いか、破綻しても『ゆるい』かのどちらかになると思います。そして負の所得税だけで全てが解決するわけでもないので、より包括的な対策も必要だと思っています。特に金融資産によって国を冨ませる必要性があることと、教育格差によって社会の固定化が進んでしまう問題は常に出てくると思うので、特に後者に関しては『教育バウチャー制度』の話を別途立てようと考えています。

    教育バウチャーは日本人には『実は馴染み深い』もので、要するに大学進学のための予備校の制度そのものです。アレを公教育で取り入れるだけのことです。こちらは確実に成功するでしょう。日教組にとっては残念な結果になるでしょうし、愛国教育は多分、カリキュラムからは外れることになるでしょうから、イデオロギーを転がしたい人たちにとっては受難の制度になるかもしれませんけどね。

    ただ、功利主義の観点からすれば、そのほうがよいのかもしれませんね。僕は不登校の経験はありませんが、学校に行くことが目的ではなく、20歳になるまでに必要な学力を個人に叩き込んでおくのが教育の眼目だったはずなので、そうしよう…というだけの、これまたフリードマンの大変優れたアイディアです。


    ----
    実際、フリードマンの意見には良いとこ多いですが、『いや、ちょっと…』もあるにはあります。典型的なのは大麻解禁ですね。ヤツ、若い時、ヤッてましたから(爆死

    …これはアカンとタキール・ぴえさんも言うでしょう。

    ちなみに宮崎さんのお宅は、かなり歩けば行けない場所ではなかったので、長距離散歩がてらに見に行ったことがありましたが、どうやら売約済みになったようでした(汗

    たばこの方が害があるにも関らず、大麻の方が禁止になってるのには、それなりに理由があるからなんですが、フリードマンはこれまた結構長生きしたし、ボケたという話も聞かないので、脳の破壊度合いは個性と遺伝によって変わってくるのでしょうかね?

  • 期待にたがわず素晴らしい……が、現在の日本が抱える三つの問題については懸念は残っているので、もう少し先を読んでからコメントしたく思います。

    作者からの返信

    尻鳥様、いつもありがとうございますm(_ _)m

    「税制という古い『国家』は、いつもどこかが狂ってる」とはよく思うのです。特に貧乏人から中産階級が打撃を受けていて(なので先進各国で中産階級の割合が減ってきている)、ここを救済するしかないと思うのです。日銀がETFでユニクロなんかを助けてやる必要は『まったくない』ということです。柳井からもっとふんだくることが必要なのでは?ということです。ちな、秋元康は本当に年50億の納税(主に社保と年金)をしたらしいそうですよ。なら、根は真面目なんでしょうね、彼…。

    こんな状況でナマポへの支給を渋ったところで全く意味は無いんじゃないかと随分前から思うようになってました。
    みんながカネを使わないんじゃ社会に還元出来ないし、中産階級が没落するのなら国家は破滅するしかない。日本も世界ももっと超金持ちに課税したほうがいいんじゃないか? そしてするんなら国家経済が活性化される方向がいいんじゃないか?ということです。世界のセレブ30人くらいで全世界の貧乏人から数えて約半数の所得と同じなら、バラ撒いたところで四万円少々のカネにならない。少なすぎて意味ない、と。

    逆にセレブどもに全財産ぶっこませて次々と会社を建てさて、そこで30億人以上の世界の超貧困層を働かせて所得をUPさせ、連中にカネをバンバン使わせたほうが誰もが儲かる(←ケインジアン言う所の乗数理論)のではないか?と。

    ----
    これで尻鳥様は「鋭い」人なのでおわかりと思いますが、世界のセレブに『いっそ貴族にならせる』方がよいということです。現代に貴族制を復活させるというのが僕のアイディアです。

    奴らに領土を買い取らせ、そこで民を集めて領邦国家を運営させる。外交と警察権は国が保持し、税制義務は貴族個人に集約する。後は現代の貴族たちが必死になって領国経営し、成功すればそれでよし。どうせ金持ちのままならば、結果は今と同じ事なのだし、失敗したら、それはそれでもっけの幸い。革命でも起こったら殺されればよく、またそうでなければ国家が介入して貴族家を取り潰し、財産は国家が没収する。嫁と娘はレイプしてから殺害し、男子は使い物にならないので全員串刺しで公開処刑の見世物にして見物料を徴収する…で良いのではないか?と。なにしろ今まで人類はそうしてきたんだし、何も真新しいことはない。よく慣れたやり方。失敗はより少ない。そして、やりようによってはやれるのではないか? 否、死ぬのが嫌なら領民に好かれるような領国経営をしたらいいと思うよ&上手く行けば異世界転生の主人公(c.v.松岡禎丞)になれるなんて素敵! …ということです。

    これならセレブがもっと必死になる理由になる。連中には今と同じで特にカネ以外の特権を与える必要もなく、貧乏人を雇用出来、しかも領国が繁栄すれば貿易・交易で我々外国人も潤う。さらに国債の重要な引き受け手になってもらえる(←国債は利子のつく現金。しかも金と同じかそれ以上の安定資産。特にSDR通貨対象国は)。いい事づくし。貴族という名前と子孫の安定(相続税は免除されるから)があるのだから、それほど損もしないでしょう…と。しかも富が貧乏人にバラ撒かれるのなら、それでなお結構、と。本来の銀河帝国はこうあるべきだったのかもしれません →ルドルフ・フォン・ゴールデンバウム閣下へ

    …なので、三つの疑問に関しては完全な回答が僕には出来ない可能性があります。なにしろ負の所得税はやったことがない税制ですから(汗

    でも消費税とて100年前は机上のアイディアの一つに過ぎなかったんですけどね(爆死

  • 本当に素晴らしいシステムですね。

    素晴らしいだけに、既得権を奪われる縦割り官僚は絶対にこういうシステム導入とかに賛成しないでしょうねえ。
    そして官僚がシステム作らない状態で新しいシステムを導入できるような政治家なんていなさそうですよねえ……。

    作者からの返信

    結城様、いつもありがとうございますm(_ _)m

    >既得権を奪われる縦割り官僚は絶対にこういうシステム導入とかに賛成しない
    …まさに、全く同じ内容をフリードマン自身が常に嘆いてました。僕もそうです。不思議でしょうがないのですよ…ಠ_ಠ;?

    経済成長にとって本当に大切な事は『カネを使わなくなったらオワリ』ということで、貧乏人もメシ食ったり遊んだりはしたいはずなので、連中にある程度の補填をすることは『誰かのメシのタネになるはず』という理屈が理解出来ていないことと、『本当に悪いのはタンス預金だけ』という『カネが社会の中から取り残される状態』ことに気づいていないのかもしれません。これ以外なら経済成長に貢献するはずです。

    カネは水のような『ナマもの』なので、常に流して動かしてやらないと腐ります。インフレで価値が減損する一方ということです。水との唯一の違いは水は低い所に流れるが、カネは高い所に集まるというだけで、ならば『皆を相対的に高い所に持っていく』のがよりよいということでもあります。弱者救済は、やらねば社会が暴動や騒乱で莫大なリスクを払う…ということならば、予防投資としても必要なので決して『高い損』ではないはずなんですが…(´・_・`)

    ヨーロッパ諸国のように『高度な医療・福祉を実現するために多額の税金を徴収する』という結果、高税率だけが残ってしまい消費力・生産への投資力を失うというようなおろかなことをすべきではないのです。そのためにも、『皆で楽しく働いて、楽しく使う。それもできるだけ借金しないで』を本気で考えないとダメなのになぁ、と…。

    実際、過去40年におけるジニ係数の経年経過を見ると、スウェーデン・ベルギーなどの『福祉先進国』は過去30年でジニ係数が0.05以上も上がっています。これは0.01上がっただけで『インフレ・デフレで死にそう』と騒いでいる日本と比較して、あまりにも酷い悪化ぶり。挙げ句、福祉システムそれ自体が破滅しかかっているというのでは「何のための高い税負担なのか?」という根本的な問題にぶち当たります。要するに、現行の税制は間違っているという結果なのです。

    これを、国家を実際に動かしているエリート官僚に納得してもらうことの、なんと難しいことか…(T_T)

  • 劉邦の法三条じゃないですが、法律なんてものはシンプルな方がいい。
    同じように、税制もシンプルな方がいいと思うんですけどね。

    作者からの返信

    結城様、いつもありがとうございますm(_ _)m

    まさにおっしゃられているとおりで、シンプルで分かりやすい税制の方が誰にとっても得で便利です。複雑でヘンな屁理屈をこねくり回し始めると、煩雑で非効率で分かりにくいだけでなく、理不尽な結果になりかねません。元々の税制の基本は『貧富の格差を是正する』『困窮者を救済する』『政府の予算を確保する』のこの三つだけで、これらを同時に満たすことができればなんでも良かったはずなのです。シンプルであることは、単純であることとは(厳密には)違います。『無駄がない』もしくは『合目的で論理的』ということだと思うのです。まさにこの負の所得税がそうだと思っています。この考え方を読んだのは学生の時でしたが、最初は正直、半信半疑でした。しかし社会人になり、自営までするようになると現行の税制に苦しめられることばかりで(爆)、逆に如何に負の所得税が優れているかということを思い知らされている日々ですw

    しょうがないのなら税金が高いのも諦めますが、なんでこうなっているのかの理屈が通らず、しかもナゾだらけでは消費税UPなんてのに賛成することなど、到底できないわけでして…(# ゚Д゚)!!


  • 編集済

    確かに生活保護制度は崩壊していると言っていい状態にある、と私も思います。
    でも、ただ「とっとと辞めるべき」と言うのは、いつものウィットがもっと欲しいと思いました。
    もちろん次章で代替案の秘策が明かされるのだろうけれど。
    期待してます。

    作者からの返信

    了解しました(ºㅁº)!!
    まず速攻で修正いれてみましたm(_ _)m
    次回、いよいよ負の所得税についてです。完全かつ管制された税制でなくても、現行の税制の問題点の多くは解消できます。
    あと、そうは言っても国民健康保険制度まで消滅させるのはやはり現代的な意味でも難しいとは思うので(←日本の国民健康保険制度は、どう考えても世界でも最優秀な制度の一つ)、これを維持する財源確保の意味合いも兼ねて、自論を述べさせていただけたら…と考えております。
    よろしくおねがいいたします…m(_ _)m

  • ゴーン警備員さんが、従業員のクビを切っても心が一切痛まない、という優れた能力を持っているように……
    ベーカムも、与える方と与えられる方の両方のお花畑のお馬鹿さんに、夢を見さしてくれる、という優れたメリットがあるわけですねぇ。チーン。

    作者からの返信

    尻鳥様、いつもありがとうございます(≧∀≦)

    >ゴーン警備員
    wwwwww。今年の年末の『ガキ』に出てきそうですね。

    >ベーカム
    最大の問題点は『心身に傷を負っている社会的弱者に公的扶助を与えるべき』という社会保障のセーフティネットが崩壊することだと思っています。僕は幸いにも身体が頑丈ですが、生まれ持って障害のある人は沢山いて、やはりかなり大変(特に金銭的に)なんですよ。これは救わないと。それもできるだけ低コストで。つまり現在の日本の福祉制度および健康医療保険制度は『制度の劣化』が問題であって、辞めてよいわけではなく、限界があるのなら優先順位をつけるのはやむなし…という理屈です。
    身体の頑丈なニートが、心に障害があるなら、まあこれは仕方ないので救わねばならないとは思います。つまりニートでも働きやすい場所とか、彼らの趣味がカネになる(←税収入の自然増への期待)とかの何かの方法が必要ですが、より深刻なダメージのある人たち(腎臓透析が必要な人とか)に、まずは優先的に資本を回したほうがよいとは思っています。どう考えてもベーカムがこれに貢献するとは思えないので強く否定してみましたm(_ _)m

    まあ、増税という手段もあるのでしょうけど、正直、できるだけ避けたい訳でもありまして(汗

  • リベラルwの人たちが身銭を切らない、という点は、私も常々気になっていました。私は「東京〇〇」という国保に入っているのですが、ここの機関紙(有料で購買義務あり)はリベラルwが幅をきかせていて、「東京」と関係ないとある場所でサー、基地反対デモとかの取材してるんですね。誰のカネだと思ってんだ。

    作者からの返信

    尻鳥様、いつもありがとうございますm(_ _)m
    尻鳥様もまた、大変興味深い話をありがとうございましたw

    リベラルの人たちに絶対に、そして必ず言わねばならないのが「カネ持ってるんだったら身銭切れ」です。右の連中もカゴ池みたいに実にカネに汚い奴らばかりなんですが(爆死)、左も似たような奴らというのが実に幻滅を誘います。『右の最果ては左』ということなのでしょうけど…。

    本当に、非共産系の労働組合、欲しいですね(爆
    下請け・個人は常に弱い立場…(爆

  • 国家権力を憎悪していた人々が社会主義を支持するなんて、なんという悪い冗談。そんな馬鹿ばかりがのさばる国なんて創作とはいえ実在するはずがありませんよ。
    ……あれ?

    作者からの返信

    尻鳥様、いつもありがとうございます(๑>◡<๑)

    「アメリカの分断も、いよいよ此処までひどくなったか…」と本当にがっかりするばかりです(爆死

    トランプ大統領も大概だとは思うものの、しかし民主党の方もこれまた極端な連中ばかりになってしまって…。80年代、子供の頃の僕が憧れていたアメリカという国家がここまでひどくなるというのは、なんか寂しさ・虚しささえ感じますね。サンダースみたいな社会民主主義者がアメリカで一定以上の支持を得る時代がくるとは思いもしませんでしたよ。
    大体、強姦魔という英単語がレイピストという…なんてのを合衆国大統領のスピーチから知る時代ですからね(仰天
    中学の英語の時間では教えてくれない単語をトランプさんから知るようになるとはねぇ…(;•̀ω•́)?!

    あと、どうしても言わねばならないのは、民主党支持者のアメリカの有名人さん達は左派的進歩主義的ならば、ちゃんと社会民主主義者らしく貧困層のために「自分たち高額納税者も多額の税金収めろ」という事ですかね? 民主党支持者の大いなる矛盾は人種差別や社会正義を声高に叫ぶ割には、所得の再分配のための累進課税制度には断固反対するという、「進歩派貴族」のような、「自分の腹は痛めないが他人には強要する」ような態度を採るべきではないと思うんですよ。人種差別とか社会の貧困を解決したいのなら、自分の国の黒人や難民に高額納税の還付の形でちゃんと貢献しなさいよ、と…


    尻鳥様、皆様、末尾になりましたが、これからも宜しくお願いいたします…m(_ _)m

  • なるほど!!
    読ませて頂いてこんなふうに感じました。

    ・政府が税金あつめて財をつくることも可能。その場合、お金の量が変わらないから、財産が増えればお金の価値は上がる。
    ・でも、今みたいに債券分のお金を日銀が刷って、お金を薄めることで、お金の量が増えるほうが豊かになった実感があってよさそう。
    ・政府はお金を刷らないのなら、債権を買い戻すことは不可能。インフレで再債券をチャラにする手もあるけど、考えてみれば、財の物納でもいいんじゃないか?日銀に所有権を渡して、その分、債券を焼却する。
    ・そうすると、日銀は何もないところからお金を刷ったのに物納してもらえるなんて、不公平。だから、刷ったお金は広く国民の総意が出資したものと考えて、物納の財を国民に分配したらどう?そのとき、財の原価分のお金を頂いて、頂いたお金は焼却する。これで刷って作ったお金が消滅する。
    ・そしたら、刷られたお金がぐるっと回るうちに財を創って、そのあとに、債券と対消滅するから、あとに残るのは財だけになるじゃない?
    ・ポイントは創られた財がつぎ込んだお金以上のお金を生むものかどうか、かな。
    ビルとかは5%くらいの価値を毎年生んでいるのかな。その程度のものを創る。
    パイが増えた分のお金と経常収支の黒字分のお金は存在してもいい。
    創り出された富が生んだお金だから、消滅させなくていいと思う。
    これって、財とお金が常にバランスしているから健全じゃない?
    日銀に債券を集めておけばできないこともないよね。
    荒い案だけど、これなら、すごく幸せな生活ができるように思う。

    どうでしょう?!

    作者からの返信

    どもども、@5658927様(≧∀≦)
    いつもありがとうございます。日本(および先進国)の債務の弁済方法については、第73話の『対GDP200%の国家債務を背負ったガミラス帝国の起死回生の一手とは?(その6) 〜デスラー戦法 ←地球防衛軍のヤマッテの国の皆さん、今日からやってみませんか?(゜_゜)?』の項目で述べさせて頂いたのですが、国債(は政府の債務=国民の財産。つまり資産)の中で日銀が保有しているGDP比100%分を証券化して(つまり利子がなくなる。株式のようなもの)、100年位そのまま放置。その間に成長インフレによってお金の価値が激減するので(大体、1/100くらいにまで下がる)、100年経ったら増税して返せば良いじゃん…という試案を提示させていただきました。

    ちなみにこの考え方は僕が考えた最強の国債チャラ方法…というわけではなく、ノーベル経済学賞のスティグリッツ等の一部の経済学者が普通に考えていることを日本風にアレンジした程度のものです。つまり、『実は簡単に出来る』方法です(爆
    日本の債務は全てをひっくるめても国民の純資産の半分程度しかないので、返済するだけだったらそんなに難しくはないのです。「イヤなだけ」でして(笑

    しかし他の方法…たとえば国がデフォルトするとか、円が大暴落して国民が悪性のインフレで困窮する…に比べれば全然マシな方法で、言えば金融市場が混乱するので黙っているだけで、大抵の政治家や経済学者が一度は考えたことのある国債チャラ方法です。何しろ日本以外の国では何処の国でもGDP比200%以上の隠れ借金を重ね、しかも大抵は日本国債とは比較にならない程の高金利で、正直、二年後に世界が債務で全滅していても全然おかしくないほど悲惨な状況です。日本よりも世界の方を心配すべき程です…(´・_・`)←アカン

    なので、いずれは『国債の証券化→成長インフレで消滅させるor証券市場で売っ飛ばして誤魔化す』みたいな方法を採るのではないでしょうか?

  • 天才じゃないかな!素晴らしい!!

    作者からの返信

    @5658927様、物凄く恐れ多いようなお褒め言葉を頂きまして大変恐縮です。本当に単なるヒマ人にすぎない者でして(爆

    ちなみになのですが、この文章を書き始めた頃(2017年秋くらい)に比べ、ここ数年で世界は恐ろしいほど状況が悪化してしまいました(爆
    日本の債務1,200-兆円は長期短期国債総額+地方公債の総額でして、たとえば米国の2,000-兆円の国債は連邦政府の債務に過ぎず、50州がそれぞれ公債を発行していてこの総額がやはり2,000-兆円前後とされています。つまり日本の会計でいうと米国は4,000-兆円くらいの債務を抱えているのではないか?と…(;゚д゚)

    中国は3,500-兆円の債務を抱え、しかもこのうち10%以上が金利20%以上(三年で倍)の超高金利。もう返せるわけがないという異常事態。EUに至っては構成各国および各国銀行がどのくらいの負債を抱えているかサッパリ分からないというヒドい状況…。今にして思えば、超大国で日本ほど財政が(これでも)健全でクリアな国はないらしいのです。だから円高=円の価値が高いとなるわけなのです。

    また中堅国の筆頭の韓国ですが、サブプライムローンまがいの不動産バブルのせいで対GDP比250%もの民間債務を抱え(ということは破裂すれば数倍の規模になる可能性アリ)、しかも外貨準備高40兆円のうち、まともな担保になりそうな米ドルや円などは10兆円程度に過ぎず、他は殆ど価値のない外国ジャンク債。しかも18兆円ほどの債務を韓国中央銀行が抱えていて、この段階で既に外貨準備高がほぼゼロという悲惨な状態…。他の国も似たりよったりという、もはやどう足掻いても人類終わりなのではないか? …とさえ思えるほど悲惨です。つまり日本の破滅よりも世界の終わりの方を先に考えねばならないような状況になっちゃった訳です。実は日本がまだマシで、一番死ににくいか最後に死ぬ順番…ということだったのです。

    そんな話を宇宙戦艦ヤマトで再現しようという試みがこの文になります。物凄く長くて申し訳ありません。お暇な時にでもお時間を頂戴できましたら感謝ですm(_ _)m

  • 誤字らしきものがあったので、ご報告いたします。
    >景気不要策への支持
    コレは景気浮揚策ではないでしょうか?

    作者からの返信

    ありがとうございます^^;
    修正いたしました。なにしろ誤字脱字の全てをタイポする事が出来なくて…^^;

    結城様、いつもありがとうございます。韓国の件ですが、僕は満更知らない連中ではない(というより、とてもよく知っている)ので韓国については結構語ることも出来ると思っていました。その結果なのですが、正直、最近調べ直していて「やっぱかなりヤバイ」と思うようになっています。

    連中、過去10年近くに渡ってサブプライムローンのような不動産バブル(家計債務と誤魔化していますが)を抱えています。よく続いているなぁというのが実感ですが、それ以上に韓国ピンチの時の取崩用のカネである外貨準備高が事実上、『無い』らしいことに気づきました(@_@;) いま整理している最中です。この件に関しては91話あたりで書いたほうがよいかもしれないとさえ思えています。現在、韓国は左派政権が運営していますが、この時には大抵、経済的に苦境に陥っています。つまり再び大規模破綻の可能性があるということで、実は日本にとっても大迷惑な事です。困った人たちです →韓国


  • 編集済

    この話を読んで、10万円金貨偽造事件を思い出しました。
    偽物のくせに、金含有量が本物と同一という、世界貨幣史上恐らく空前絶後の偽金貨(笑)。
    記念貨幣なんで特殊な例とは思いますが、コレは政府が利鞘で儲けようとしたクチですよね。

    作者からの返信

    結城様、はじめまして(^ω^)
    ご一読いただきましてありがとうございますm(_ _)m


    まさにそういうことだと思います。高額額面のコインを作ると『出目』がデカくなるために偽造されやすくなるという好例です。なによりこの天皇陛下御在位六十年記念硬貨は作られた時から必ず偽造品が出回ると言われていた程で、なぜこの硬貨を作ったのかが疑問です。

    政府が天皇陛下御在位六十年を記念した硬貨で出目を狙った…のか、それとも「天皇陛下御在位六十周年なのに、10円金貨だったらショボいから」10万円にしたのかは正直、分かりませんが、こんなことヤレば必ず偽造する奴らが出てきます。またこれは500円玉硬貨でも常に起こっている問題で、アレは出目がデカいので、韓国の500ウォンだかなんだかの似たような硬貨で自動販売機とかをすり抜けようとしたりとか…硬貨と出目はいろいろと問題が出てくることも多いのです。貴金属という『資源』でもあるので、日本では海外への持ち出しは禁止されています。持ち出すとどうなるかは拙文の第81話をご覧いただけますと幸いですm(_ _)m

    現代は技術および経済が発達したこともあり、硬貨は管理がなかなか難しいのかもしれませんね。とはいえ出目は発生するので、政府とても『小遣い稼ぎ』くらいにはなるんでしょうけど(爆

    末尾になりましたが、読んでいただきまして本当にありがとうございました。
    結城様、どうぞこれからも宜しくお願いいたしますm(_ _)m

  • ビッグバンと国家経済のほかにも、人間の肉体においてもインフレの宿命は成り立ちますよね。分裂しない細胞は死ぬしかないのですから。でも脳細胞は分裂しないから、年を経ると脳は縮小していかざるを得ない。しかし哲学的側面としては、脳が社会的行動を司るのだから、生命の継続を望むのなら社会(肉体にとっての外国)への影響が増大せざるを得ない。ここらへんのジレンマも含めて、森羅万象(笑)がインフレの宿命を背負う、というのは確かだと思います。

    それにしても……その肉体にとっての健康イメージを損ないたくないのなら、カルテの数値に僅かだとしてもウソを書かないでほしかったな~
    ヤブ医者にまかせるよりはマシなんですけど。

    作者からの返信

    尻鳥様、本当にありがとうございます。m(_ _)m

    本当にこの事は強く考えていました。我らの住んでいる宇宙がビックバンというインフレーションに起因しているのなら、その中に住んでいる我々の全てがこのインフレーションの結果であって全くおかしくない…という事です。僕一人の哲学観かもしれませんが、インフレ→熱力学的な死というのが我らの全てのように思うんですよねぇ…。
    尻鳥様という同志がいて正直、ホッとしたというのがいまの僕の心境ですよ( ˘ω˘)ノ
    結局、死に至る病の一つが国債だとしても(=文明の死)、これも「チャラに出来る」というのなら『再生』も可能ということで、ならばムザムザ死なせるような薮医者(=デフレ派)に任せるべきではない、と強く思うんですが、どう思いますか?ಠ_ಠ;

  • 他国に対して影響力を持つツールとなりうる、そこらへんが国債が株と似ているところでもあるんですね。
    株は本来、その会社の繁栄を応援するツールだったのですから。金の卵を産み続ける鶏を賢者は殺さない、ということですかね。
    でも賢者にだって馬鹿の関係者による影響を無視できない、という可能性はあるよな……

    作者からの返信

    尻鳥様、いつもありがとうございますm(_ _)m

    >でも賢者にだって馬鹿の関係者による影響を無視できない、という可能性
    まさにそういうことです。政治の失態ということで、よくある話しです。政治家は国債の意義についてあまりよく知らないのでは?と常々思うのです。なかなか賢者というのは見当たらないものですが、僕達を除く多数の国民自体が「民主党の頃のようなデフレが良かった」みたいな愚かな事をツイッター等で書き込んでいるバカばかりなので、「利口でない手足がIQの高いアタマを選べるわけがない」の理屈から言っても左翼やマスコミや政治家に高い知性を望むのは無理なのかもしれません。残念ですが…(´;ω;`)

    あと株ですが、僕は株については「国債よりもリスクが大きい資産」だと思っています。「利子が付かない」手形なので儲けがでなければ簡単に売却されます。よって本質的に相場が安定しづらいのだろうと思います。国債は大体通年で黒字の資産。しかし株式は単年では赤字になることも多く、10年保有し続けてトントン、30年なら債権(国債)・証券(株式)共に黒字という事のようです。実際、2018年は世界中で株式は赤字になりました。米中貿易戦争の悪影響です。政治の混乱により、より不安定な証券で地獄を見た…という、いつものテロン人の光景が垣間見えた年だったということですかね?

  • 日本のことを指して「アメリカの犬」という表現があるけど、カネの流れに関しては、「アメリカの番犬」なのかな…… 番犬の牙は、主人を殺せるチカラを秘めてるのだけど、いかに不満があろうと、逃げたり逆らったりすると破滅しかありえない……「番犬のジレンマ」に陥らざるを得ないのかも知れないのですねえ。

    作者からの返信

    尻鳥様

    まさにそういうことだと思います。それがWin-Winの関係なのかもしれれません。1930年代中頃まで、日本と英国は「実は結構な仲良し」でもあったことを意外と多くの人が覚えていません。英国は決して反日的ではなかったのです。一方、それでも戦争は起こったということを考えると、現在、中国が米国等と戦端を開くというリスクもあり得るとは思います。
    なので外国債を購入することは絶対の平和を約束するものではないにしろ、使い方によっては「絆」になることだけは確かだと思います。日本が対米戦争を絶対にしないor出来ない理由は「日本が持つ対外国債の90%以上が米国債」という事実です。世界の通貨供給量(=国債)の60%が米国債ですが、この割合を遥かに超える割合で日本は持っています。これが担保になければ円は死にます。よって日本は日米安保ではなく、金融という国家の命脈それ自体から、米国の「血盟」になっているのです。中共も早くそれに気づいてほしいものです。。。(^_^;)

  • 宇宙で保険業務というと、マッチポンプな賠償詐欺とかありそうですね。
    はっ、まさかペイ可能な宇宙海賊というのは私掠船だけじゃなく……!

    作者からの返信

    尻鳥様、いつもありがとうございますm(_ _)m

    >はっ、まさかペイ可能な宇宙海賊というのは私掠船だけじゃなく……!
    はい。おそらくアルカディア号と愉快な仲間たちでしょう(爆死


    テロン人がガチでガミラスと戦って唯一勝てそうな領域が、この金融部門だろうとずーっと思っていました。なにしろ彼らは前時代的な植民地主義国家ですから、それに伴うリスクもかなり多いだろうと…。あと木星に浮遊大陸作るようなガミラスが地球に移住するは可能性としてはありえず、「Youは何しに地球侵略を?」の意図がよく分からないのですが、ただ単に「経済的権益の確保」だとスンナリと理解が出来るという。ガミラスから見て「カネのおつきあいを」という程度の金融技術があって初めて国交を開く→失敗&戦争という流れも出てくるのかな?と思うのです。

    ただ、ガミラスと戦った時、彼らにペストや天然痘やエボラウイルスみたいな病原菌に対する耐性が無いのなら、地球人と接触した時にパンデミックで即死…みたいな、まるでH.G.ウェルズの「宇宙戦争」みたいな展開の方が、実は遥かにしっくり来るのですが…(爆

  • 米国債を中国が持つ理由は、これには単純には当てはまらないですよね?
    単に元の価値をキープするということ以外に
    中国から見てアメリカ様に旦那さま少しはお目こぼししてよーみたいなイメージでしょうか?

    作者からの返信

    上原様、いつもありがとうございますm(_ _)m

    はい。全く当てはまりません。単純に言えば『中国国内の資金不足を補うため』の投機目的だろうと思います。ただし、人民元のベースとするために100兆円程度の米ドルを保有しているのは事実です。

    この他に中国は民間(=半官半民の国策金融系会社)および民間銀行が200兆円相当の米ドルを保有しているとされ(→恐ろしいことに詳細不明)、これが中国国内外の投資に振り向けられていると考えられています。つまり中国が焦げ付くと、最悪、米ドルが焦げ付くということで、これは米ドルの毀損につながるのではないか? と僕は常に心配しています。
    現象としては中共のデフォルトということですが、その後、どうなるのかは正直なんとも言えません。大混乱する可能性があります。

    ということは、中共は長期国債の『敵対的保有者』と考えるべきでしょう。なので中共としては米国を「自分のために利用する。利用できる間はヘコヘコする」というだけのように思います。

    中共は経済成長の恩恵を人民に与え続けないといけないという、普通ではない国です。経済は好景気・不景気を繰り返すのですが、中共は独裁国家で政権交代の手段がないので、不景気が続くと最悪、革命が起こります。そのため無理な成長戦略を描かざるを得ず、これのために米ドルを使うということではないか?と考えています。当然、いずれ破綻します。

    僕が思うに、中国人はあまり遠くを見て行動しない人たちのように思います。老子や孫子の国とは思えない短慮です。中共はどうもそんな人たちの集まりのようにしか思えないので、中共が自らの行為の結果責任をとれるのかどうか?という事で、多分『しない』でしょう。ワガママの果てに、全員を道連れに全滅。しかし、それは中共含め、誰一人として自殺したかった者はいないはずの死体の山…という展開になりそうですね。要するに世界大恐慌ですが…(T_T)

  • そうか!
    「地球連邦」とは、「地球セイサク委員会」だったのだ!

    作者からの返信

    尻鳥様、いつもありがとうございますm(_ _)m

    つまり『新たな統治体制の支配層に入り込めるか否か?』という政治ヘゲモニー獲得競争のようなものです。各国ナショナリズムに取って代わる、新しい官僚機構の誕生です。しかし決して望ましいものではないでしょう。ヤマトの世界は意外なほど「地球人、バカ」を提示しています。昔からヤマトは正義の国の守り神ではないのです。むしろ左翼的です。当時の時代背景もあったかもしれませんが・・・。
    でも、これはかなり現実味のある200年後です。エリート層と庶民階層に別れ、ここに『ガミラスに勝った、野蛮人たちの希望の星・テロン』へと、新植民地からの移民・難民が殺到するという、まさに2018年のフランスのようになるということです。2210年代になると、多分、黄色いベストを着た連中がハデに火を付けて回るという光景がフツーにみられる地球になってるのではないですか? スターシアも「だめだこりゃ・・・」と頭を抱えていておかしくないでしょうね。その意味では、彼女はヒトを見る目がまったくないということでした。善人ではあっても・・・。

  • 隅っこに追いやられる、それに甘んじる、というのは、それはそれで一つの知恵のあり方とは思います。必死で抵抗できず結局タダ働きになってしまうのは、他の多くの哀れな国のようにタダ働きイコール破滅ではない生き方を知っているからでもあるからだと思います。
    でも腹は立つんだ。忘れるなよ、世界。

    作者からの返信

    隅っこぐらしというのは、厄介事から逃れられるという意味では大変ありがたいことかもしれませんね。日本が意外とそうです。敵が(南北)朝鮮人と中国人だけというのなら、連中は阿呆なので、相手するのはラクチンということです。
    これが現在、世界で猛威を振るう手慣れた中東のテロ組織などだったりすると、多分、東京でも大量殺害テロに見舞われることでしょうし、これを殲滅するのも難しいと思うのです。そして世界はこんなことばかりです。単純に人種差別だのなんだのと綺麗事をいうでは済まない緊張した関係が隣家にある・・・という状態のようです。誰にとっても幸せではないですね、こりゃ。
    勿論、一番いいのは日本列島にスクリュー付けて、アメリカ西海岸辺りまで移動できればそれが大変結構なのかもしれません。ただ、今の状況も必ずしも悪いばかりではない、と・・・。

    要はナンバーワンでなくてもオンリーワンなら良い、と割り切れるかどうかだけなのかもしれません。その時でも生活費は必要なので、そのために国策として適切な通貨供給量と可処分所得の再分配による福祉国家化が必要なのだろうと思うのです。2200年以後の地球に、それができるとは思えませんけどね・・・

  • 平和はカネでしか買えないのですねえ。そうすると、戦争抑止力としての人権ってのは、貧乏人の兵器とも言えますね。

    作者からの返信

    尻鳥様、いつもありがとうございますm(_ _)m

    >平和はカネでしか買えない
    たぶんそう思います。戦争は本質的に「奪って得する」行為なので、平和はその逆ということですが、「与えて損する」ではなく「カネを使って資産を増やす」という『作る』というのがキモなのだと思うのです。なのでカネを国債を使って『作る』ことは正当で、利子がついてるのも成長インフレで摩滅した通貨の価値を守るために必要。だから債務がついて回るのも仕方ないので、これは『成長インフレで摩滅させる』か『債務整理する』のどちらかになるということです。通貨=国債なので、この両者を適宜切り替えて使えば「カネを使って資産を増やす」事が可能になるということです。

     よって平和は『高い』のです。時間がかかるし、作る手間暇がコストになって乗っかってくるからです。もっと言えば『貧乏な国は内戦や戦乱まみれになる』ということです。貧乏なので、製造コストと維持管理費が高い『平和』を運営し続けることが出来ないからです。

     これが『人権』が本質的に『高い』理由です。本来『人権』は平和によってもたらさせることの多い『資産』です。臆病者や戦争弱者・敗者でさえ強者・勝者と同等の権利を保証するということで、これを作り出し、平和という枠組みの中で維持管理する必要があります。維持管理費が必要なのです。そのために、貧乏な国や地域で人権が軽んじられている(=少ない)理由になるのです。高いので、貧乏国では滅多にお目にかからないのです。

     なので、逆にこの高価な『人権』を使って貧乏人救済の有力な武器にする人達が出てきたということです。なぜなら、貧乏人は『ヒト一人の価値が非常に安い』。たとえば一発15円程度のAK-47の実弾一発と同じ程度の価値しか無いからです。ということは『人権』というバカ高い資産一つで、非常に安い(貧乏な)人達を沢山救い出せる・・・という考え方が出来るわけです。この考え方が僕達の考え方で、左翼リベラリストとは違う立場ですが、結果は同じです。

     非常に重要なことですが、リベラリストは人間が大事という『イデオロギーを振り回す』人達です。人権とか人間の命が大事と思っているのではなく、そういう『イデオロギーが大事』と考える教条主義的な新興宗教家のような人達です。
     一方、我々は『文明を通貨的事象として捉えて解釈する』という派閥ですから、即物的かつ現実的な人達です。多分、構造主義者でしょう。物事の本質を見極めたいと考える人達です。

     よって左派が『行動する狂信者の布教団体』であるのに対し、我々は『見てるだけ』の科学者のような立場の人達です。なので『人権』を、核兵器となんら変わらない「平和を維持管理するための武器の一つ」と捉えることの出来る冷徹でシニカルな哲学観・・・現代のノイエ・ザハリヒカイトと言っても良いセクトなのです。『まずは見極める』という『行動しないマネタリスト』=分析好きのサロンというのが此処です。

     しかし分析した結果を『提言』の形で提出できれば、布教するのと同じ効果が、より低コストで可能になります。我々の立場です。
     そうすると、通貨供給量を管理する技術としての『国債』というのは、賢者の兵器と言えるわけです。。。m(_ _)m

  • 日清戦争での戦略的勝利とは例えれば「現代日本での普通車と自転車との交通事故に見られる力関係」だったのかも知れないなあ、と思いました。そもそも正面衝突なら自転車側の死という敗北は必至。そして本気で裁判すれば、無謀運転が当たり前である自転車側が必ず敗北しますが、そこまで覚悟のある(周囲に理解がある)普通車側はほとんどいません。結局、自転車側の求めるままに賠償せざるを得ないように……
    うん、日本は「当たり屋」だったのかもw

    作者からの返信

    なるほど(@_@)! この「当たり屋」はヤクザだったと(爆死
    まあ、普通の中国人とかではヤクザと戦って勝てる訳はないですからね。しかもヤクザ、カネ計算鋭い連中が多いですからね、実際。カネに関しては大学行ってない東大生みたいな感じもありますし、本当にヤクザはカネカネカネカネ・・・ですからね。ただ、カネの強さと汚さを世界の誰よりも熟知している反社会的な知識人というカテゴリーなのかもしれませんけどね。

    少なくとも大日本帝国はとんでもないアタマの良い当たり屋でした。アメリカはもっと利口だったというだけでしょう。実際、第一次大戦までの戦争は『カネのための戦争』でした。利益第一主義でした。植民地獲得戦争の本質ですね。逆に国家総力戦は「得より損する」戦争なので、二度やってみたけど、もうやめよう・・・になったと考えています。

    生物が生きるために殺すというのが本質なら、殺すのも経済活動の一つでしょうから、人間が略奪や暴行のために戦争するのは良し悪しはともかくとして理解できる行動でしょう。ただ現代は相互絶滅の危険が出てきたので(死んだら損するから)やめようかな・・・になってるということと、戦争よりもラクにカネ稼ぐ多国籍貿易・金融体制が構築できたので、結果、平和になっているということなのだろうと思います。とはいえ今後、世界大戦が起きないとは断言はできないのですが。。。 (;一ω一) ジィー

  • 明治維新の美化ってのは、ベルリンの壁崩壊の美化に通じるものがありますよね。革命はいつも美しい。美しくなければいけないのだ、と。

    作者からの返信

    明治維新自体は美化されてもよいほどの好成績を残したと思っています。戦後の自虐的な歴史観のために卑下されているに過ぎません。通常の国であれば名誉な事です。ただし、僕達は国家を『自国通貨の価値を担保する組織』と考える人達の集まりであり、政治社会状況より通貨的意味合いに力点を置くべきと考えるはずですので、その意味からすると「明治維新は江戸時代の延長に過ぎない」と断じることが出来るということです。
     明治は江戸時代のガラパゴス化した日本において進展した経済活動をベースに、先進諸国の経済運営方式を理解吸収したという意味です。僕的には明治時代を「後期江戸時代」もしくは「対外侵略帝国主義的江戸時代(前期は『鎖国的江戸時代』)」とさえ考えているくらいです。
     江戸自体はコメを使った貨幣経済の時代で、これは戦国時代の『戦争にはカネかかる』から学習した偉大な知恵です。つまり『戦争が役に立った』or『時代を作った』好例です。戦国時代の戦争経費の捻出と領国防衛・領地経営のノウハウから明治・昭和・平成へと至る『通貨と国家』の歴史だったということです。なので全ての歴史的事象を通貨的に解釈出来るということなのです。なぜなら日本は貨幣経済の進んだ国家だったからです。カネで解釈できるほど進んでいたのです。よって大日本帝国は『アジアで最初の金融帝国』もしくは『19世紀から20世紀前半にかけての最強の金融帝国』というのが僕的な帝国の解釈です。現在の日本は最強とか帝国とかいうのがなくなった『金融国家』ということですね。ものづくり大国なのかもしれませんが、金回りもそれなりにしっかりしているということです。バブルで死にかけたのも良い教訓でした。。。 (*'_')

    ただし、美しい歴史であったかどうかは正直、アヤシイものではありますが・・・

  • ありえるかも知れない最悪な未来、を回避する選択というのは、時として衆愚の感情を逆撫でしてしまうのですよね。ヤマッテではどのようにして世論を統一できたのか、それが気になるところです。
    ただ、日本人に限るのなら、統計的にではありますが、意識的・無意識的にとても高い判断力がある、と思っているので、ぶつくさ言う層はあっても影響力が少なくすんだのではないか、と考えてはいます。
    現代における平均的な国民の判断状況もまた「アメリカの奴隷になるか、中国の家畜になるか」「自民党に搾取されるか、野党に殺されるか」という選択の結果ではないか、と思っています。

    作者からの返信

    尻鳥様、いつもありがとうございますm(_ _)m

    僕が思うに、ヤマッテの世界では「世論統一出来た試しは無い」だと確信しています。なので対異星人戦闘に突入した、という結末です。特に2199の場合、なんとなくですが「以前からコッソリとガミ公と極秘交渉していた→決裂→ムラサメ先制攻撃」みたいな流れさえあったような構成になっていますから、よりリアルかな?と思えています。まあ、愚か過ぎるので絶滅寸前まで追い詰められるのはとうぜんでしょうね・・・(´;ω;`)

     また日本人ですが、国民意識の統一性は災害などの国家・国民的大災害が多いことと天皇制という一つのシンボルが効果的に機能しているからだと思います。前者は分裂と対立が破滅を導くことを、後者は日本人のあるべき姿のわかりやすい一例として存在し、同時にヒエラルキーを構成しているということから、結果、統一性の高い社会が構築できたのだろうと思いますが、にしても日本は例外だと思います。天皇と平民だらけの国という意識を全員が共有しているというのは世界的に見ても単純化されすぎていますから。1/30-/40が外国人or外国籍由来の人達という事実を前にしても、結局、我々は単一民族or同じ日本人という考え方が出来るのは他国ではありえないでしょうね。

     日本人とて意見はそれなりに多様性があるのですが、国難に近い状況の時には、まずは一つの統一した意見を提示する・・・というのは、個々人の中で右から左まで多くの回答を事前に準備していて、それを状況に合わせて柔軟に引き出せる能力に長けた文化が日本文化なのだろうと思います。間違えていたら、あとで修正すれば良いという柔軟さも持ち合わせているようです。なので統一性が維持されているのかな?と。
    人々の分裂は社会の破滅をもたらすので、2199年には本当に日本人以外は死に絶えていてもおかしくないかも? と最近は思うようにもなりました。
     
     なので現代的な国民の平均は「アメリカはいよいよヤバいんじゃないのか?中国はヤバイだろう」「自民は嫌いだが野党より多分マシ」というのが日本人の統一したコンセンサスだと思います。これに合わせて時期折々の選択をするのでしょうね

  • 波動エンジンって、「旅人の100ユーロ」みたいな役割として承知の上で贈られたのかも知れませんね。

    作者からの返信

    恐れ入りました。まさかここで例の『旅人の100ユーロ』の話しが出てくるとは。。。m(_ _)m

    カクヨムの他にも最近、アルポリでも掲載を始めた(こちらの緊急避難用。この本文の内容の一部に政治的に正しくない表現も混じっているため)のですが、カクヨムの読者の方がレスポンスが遥かに良いですね。これには驚いています。読者層が他とは違うような気がしています。リテラシーが高めというか、癖のある御仁が多いというか。

     ちなみにこの場合の『売春婦のツケ』とは尻鳥様も気づかれているように『波動エンジン』です。これを『利得』だと勘違いしているテロン人はこれからもずーっと損をします。毎回地球防衛軍は火だるまになるのはそのためです。沖田をして『(かつてに核兵器のような)悪魔の兵器のようだ』とは言い得て妙です。

     また、この本文的な解釈をすれば『売春婦のツケ』はまさに『国債の利払い負担(+償還費用)』そのものであり、これを単純に『利得』だと勘違いしている我々は、いずれは債務という戦いに負けて火だるまになります。その意味では国債は自滅をもたらす『悪魔の兵器』です。
     しかし同時に人類文明を前進させる強力なエンジンであることもまた事実なのです。

     旅人の100ユーロの話しでは『誰も稼いでないけど、町中の誰もが借金を返し終わり、町は活気を取り戻した』と解釈されていますが、実は売春婦にツケがあることを皆、忘れています。このツケの分だけ損しているということです。よって、この話しは成立しない話しです。ツケの損の分だけ町は活気を失う結果になりかねないのです。

     なので『国家の計画倒産』という形・・・つまり『売春婦のツケ』を100年賦くらいの証券(=特別手形)にし、その間の成長インフレによって事実上、消滅させようという提案が『なぜヤマト』の本質論です。誰かが損するということを、インフレという成長によって損→成長利得で消滅させる。そのためのエンジンとする・・・というやり方です。損を得に置換する唯一のやり方で、過去によくやってきたやり方です。良い国債のやり方です。

     2202年の人類には無い知恵を我々先人が持たなくては2190年代の異星人との戦いの前に人類は債務との戦争で敗北して消滅します。そのための一助になれば・・・というのがこのコラムのテーマであり、ここに集う知性ある人達のサロンの結論のようなものだと思っています。。。m(_ _)m

  • ゴーンさんもアメリカみたいなシステムなら……

    ところで私見ですが、仮想通貨詐欺は頭のいい人ほど引っかかっているように思えます。頭のいい人は「ナントカ牧場」とか「ナントカ資金」とかの与太話を見破れる事自体(それができてしまうから)を詐欺の判断材料にするきらいがあると思うのです。ゴッデスの例のように、人を裏切るのは常に人なんですけどね~

    作者からの返信

    尻鳥様、いつもありがとうございますm(_ _)m

    >頭のいい人ほど引っかかっている
    僕も尻鳥様と同じ意見です。僕が思うに、これは起業家精神の現れなのではないかな? と思っています。現実世界で企業するような冒険心と少々の手持ち資金で、リアルな世界ではなくバーチャルな暗号資産(=仮想通貨)の世界で勝負! ・・・みたいなベンチャーな人達の集まりのような気がしているのです。その意味で日本人は決して死んではいないと思うのです。まだまだ勇気一杯という国民なのです。ただしリターンが成功しているかといわれれは・・・ですが(;^o^)

    >ゴーン
    アメリカならOKなのかもしれませんが、だとすると逆にあめりかの方が不平等な悪い社会にしか思えないのですよ。ちなみにアメリカは貧富の格差係数であるジニ係数で0.42(他の指標では0.39というのもあります。複数出ている理由は不明ですが、ここでは一番悪い数字を出します)。0.2台は優秀な福祉国家。0.3はやや難のある国。0.4は大変不平等な社会で、0.5以上は必ず暴動が起こるとされています。勿論、アメリカは先進国中最悪です。貧富の格差が激しいということで、此処より酷い経済大国は南アと中国くらいしかありません。0.6前後だそうです(爆死

    お金持ちになるのには平気で人を裏切るような人でないとダメなのかもしれませんね・・・(T_T)

  • 911テロで逆に助かった政権もありますよね。

    作者からの返信

    逆境をひっくり返す底力のある国家にはいくつかの美徳が備わっていると思っています。勤勉で統一性があり、共有する価値観を持ち、技術と資本を蓄積していることや不退転の決意と実行力、高度な判断力と知識などがあると思いますが、もう一つ、『国債』という『国民資産』も大変重要です。利子がついてまわるので『低金利』かつ『国内にとどめ置く』というのが国債を使いこなす知恵で、これが出来れば国力の増進だけでなく逆境に立ち向かう底力になると確信しています。逆に破滅しかかってるのだったら、計画倒産で綺麗にまとめれば良いだけの話しです。実際、政権が変わったり国家の形態が大きく変わる場合、実は『債務不履行』という国家破産が原因であることが全てです。実は大したことはないということです。よくあることです。

     ちなみにアメリカは911後、国家債務が爆増しました。500兆円→2,000-兆円くらいです。うち1/3は外国人が持っています。ここもそろそろ何かの『計画倒産』が必要な水準です。対GDP比が問題なのではなく、利払いと償還にかかる実費がデカくなってきたからです。アメリカはFRBが結構簡単に3〜4%くらいに金利上げたりしますからね。こりゃ凄いですよ。我ら庶民の感覚でいえば、借金の金利が3%から18%くらいに跳ね上がるような感じですからね(体感上)。来年は世界的にみても厳しそうですけどね(^_^;)

  • これが、これがっ……!
    デスラー戦法……!!

    読めば読むほどヤマッテもこの方法しかないように思えるんですが、この戦法を提唱している機関とか財界意見とかあるんですか?
    大っぴらには言えないかも知れないけど……

    作者からの返信

    尻鳥様、いつもありがとうございますm(_ _)m

    ご一読いただき、心から感謝ですm(_ _)m
    長々書きまくった『なぜ〜』の一つの結論の話がコレです。要するにこの考えを日本中に広めたくって『なぜ〜』を書きまくったと言ってもいいくらいです。。。m(_ _)m

     そこでご質問の件ですが、この『債務を引き抜いて証券化し、時間経過で債務を帳消にする』のやり方自体は僕が勝手に考えた内容ですが、そもそもこの『債務を帳消にする』というアイディアは実は多くの経済学者・専門家が内々、考えているようです。典型的なのはノーベル経済学賞受賞者のスティグリッツであり、FTのマーティン・ウルフなどもそうです。本編でさりげなく紹介したように。そして、おそらく日本では麻生太郎がそうです。ただし、公にすると債券市場が一時的にでも大混乱するので言わないだけで、かなりの専門家が『不可避』と考えているようです。もう世界中が『借金』に耐えられないからです。
     僕の考え方は、今の日本に合わせた『ボクのかんがえたさいきょうのしゃっきんチャラほうほう』に過ぎないので、専門家の皆さんにむしろ助言していただき、より良い方法があればそうして欲しい・・・と本気で思っているほどです。可能だったらメガBBSなどで公儀世論の惹起をお願いしたいくらいです。

     逆にスティグリッツ等のプロは、おそらくもっと劇的で激しいやり方を考えているのではないでしょうか? つまり『リーマンショックの時と同じやり方』ですm(_ _)m
     各国国債で不渡り出しそうな案件を、公的機関もしくは独立法人が購入し、これを証券化して世界中の証券市場にバラ撒く・・・という、手っ取り早くて税金投入も最小以下で済むというやり方だろうと思います。証券としてバラ巻けば、今度は独法もしくはもともとの国債を発行した国家が『株式会社』となるだけの株券で、これ自体が利払いなしの財産になるからです。税金投入も避けられますし、利殖を生む金融資産(=手形)としても使えるからです。

     勿論、リーマンの時のように究極の破綻という状況になることも既に織り込み済みで『ならないのが一番いいけど、なったらなったで皆で体良く計画破綻しようず( ˘ω˘)ノ』ということも当然、考えているみたいです。
     つまり、円・ドル・ユーロの三つの世界基軸通貨を『同時に同じ割合だけ、一気にデノミする』というやり方です。これなら債権の額面がデノミした分だけ減るからです。たとえば1/100とかです。そして各国で新通貨を発行し、銀行などの金融機関『だけ』をまずは救済することで『債務を消滅させ、金融機関を健全化する』ことによる経済の持続的な成長軌道への回復への道筋も開ける・・・という算段です。庶民は結構痛い目を見ることになるのですが (;一ω一)

     ただそう考えると、日本・アメリカ・EUがなぜ三者で無限通貨スワップを結んだのかの『裏の理由』も、なんとなく見えてくる・・・ということです。この三者で一斉に債務圧縮のためのデノミ&預金税を行うということです。戦後の日本ほど酷い状況ではないので、多分、これで回復させられるでしょうし、世界同時にということであれば、これはもう仕方のないこと。ヘタをすればコレを契機に世界がより統合された地球連邦政府へと向かうかもしれませんね。でも、ボクは正直、日本は日本のままでいいと思いますけどね(^ω^)

     でも最後まで反対するのは日本でしょう。日本の債務は国債だけで、いまのところ、債務の総額も総量も将来展望も見えているだけでなく、なにより債務の数倍の現金資産と、債務の10倍以上の国力を持っているので、わざわざ計画破産して持金全部をすり潰すようなバカな事はしないでしょう。しかも世界同時デノミだったら、資産を逃がす場所もないですから・・・。

     2200年だったら、間違いなくガミラス帝国長期国債の購入一択ですけどね(爆死

  • 増大し続けなければならないインフレが(経済)文明の宿命……
    地球生命における細胞分裂の必要性(宿命)と似ているように思えます。
    死滅し続ける脳細胞の仕組みや、テロメア、生殖細胞の働きなどが生命に果たす役割は、数々の経済政策に相当するようにも見えてきました。

    作者からの返信

    尻鳥様、いつもありがとうございますm(_ _)m
    まさにそういうことだろうと思います。経済とは『生の集まり』、そのとおりです。エントロビーが増大し、結局、死に至る宇宙の中で唯一、『再生』という生の営みが生物であり、その活動の結果が経済だと思うのです。そして、この生の営みの集合体である経済において『金融』という必須のツールと、金融を強化するための国債という道具こそが文明の基本ということなのだろうと思います。国債はそのくらい重要ということですm(_ _)m

  • 八紘一宇、一帯一路……
    ガミラスお前もか。

    作者からの返信

    尻鳥様、いつもありがとうございますm(_ _)m
    どうしても破綻してしまいますよね、これだと・・・ >ガミラス
    とはいえ、一つの国家が破綻するか否かは究極、『負債が国力を消失させるか否か』なので、植民地経営や戦争だけでなく、資本主義や共産主義もまたこの原則からは逃れられないのではないか? と思っています。どちらも国債もしくは公債という政府の債務との戦いです。ガミラスはこれに負けたと考えるほうがよいと思います。結局、末期のローマ帝国のような感じになっちゃったんでしょうね、ガミラスも・・・

  • よく考えるとこのネタって、日本人が未来に活躍するあらゆる作品の理由付けになるのでは。

    作者からの返信

    ぜひ、使っちゃってください・・・m(_ _)m
    経済的な裏付けがあれば、皆様の作品もさらに輝きを増すと思いますので・・・m(_ _)m

  • ローンが払えなくなった側にいたら朗報ではないですけどね。でもまあそれは今でも同じか。いや、どんなに栄えた国でも同じか……

    作者からの返信

    尻鳥様、いつもありがとうございます(^m^)

    >ローンが払えなくなった側
    多分、これが日銀や財務省官僚が考えていることです。こうならないために増税して財政規律を正しているという証拠を残したいのだと思います。日本は純資産で3,300-兆円という、とんでもない金満国です。国力の総額は1京円と言われていて、アメリカと中国を除けば他の国を圧倒しています。つまり『沢山持ってる』だけでなく、『現金で持っている』国民なのです。だからインフレや国家破綻すると国民の資産が本当に無くなってしまうのです(;_;) だったら少額の増税で財政規律を図ることで我々国民の金融資産(主に現金)を守ろうと躍起になっているということなのです。増税自体は、実はちゃんとした意味があるということなんですよ。金持ち特有の問題ですね。国民はたしかに貧乏なのですが、本当の貧乏に比べれば圧倒的に水準の高い貧乏ということです。この『嵩上げ分』が国の底力ということなのだろうと思います。アメリカは毎日、国債・公債の利払いに1500億円ものカネを払っているそうです。アメリカでさえこの為体ですので、いよいよ全人類規模での経済破綻というのも現実になりそうですね。。。(;_;)

  • バカばっか。
    もちろん私もそのひとりでございます。

    作者からの返信

    尻鳥様、いつもありがとうございます(^^)/

    いえいえ、むしろ此処に集っていただけている段階で「日本、いや世界がヤバゲ」ということに気づいている賢人たちだと思っているので、正直にいえば、「僕らだけでも、資産の全てをガミラス帝国国債に化かして、万が一に備えようヽ(^o^)丿」みたいな感じです(爆死

     他の国の人達は全くこういう問題を気にしていません。驚くほど、気にしていないのです。日本なんかよりも遥かに状況が悪いにも関らずです。そのくせ、政治に関しては無駄口を叩いているのですが・・・ (;一ω一) ?
     外国人が「日本人は政治のことを話さない」と言っていますが、経済のことに関しては外国人以上によく会話しています。そっちの方がより大切だということを知っているからです。将来が不安です。

     日本が本当の意味で『国家破綻』する可能性は、アメリカがこの世から消えて無くなった時・・・ですm(_ _)m
     日本円の原資であり、経済成長を支える国債のバックボーンであり、日本国の主要な輸出入先であるだけでなく、政治文化面でのつながりが大きく、世界基軸通貨ドルの管理国だからです。
     よって2190年代にアメリカを中心とした国連軍がガミラス帝国軍によって敗北した時、実は日本ではプチ・デフォルトに陥った可能性があります。アメリカ一強に支えられた人類文明の崩壊を意味するからです。逆に、地球とガミラス帝国が広範な政治軍事経済同盟を結んだ時、ガミラス帝国が破滅した場合、地球も共連れで死亡するでしょう。

     超大国になる・・・世界帝国になるということは金融帝国を完遂するということに他ならず、金融力で他者を圧倒することの出来た国が世界帝国の長となるということです。世界の歴史はみなそうであり、没落は富が消失したことによるのが通例です。全てでは無く例外もままありますが・・・。

  • 買ってくれたものを売るなとは言えませんな~

    作者からの返信

    そうなんですよね、謎なんですよね、中国人の投資行動が。。。 (;一ω一) ?
    普通は長期国債の方が何かと良く、実際、短期国債は長期国債の1/3くらいで『緊急時の調整用』が普通なんですけどね。いま考えられるのは、『中国国内の人民元建てのカネの逃し先』ということです。人民元が不安定なので、持ってること自体が不安だから、外国債権の形にして海外にリザーブするという考え方です。これなら現金を安全・安心な他国に預けるタンス預金みたいなもので、必要なときには即、引き下ろしが出来、しかも長期国債と違って他国の経済への影響が少なく(←反中世論を喚起させる心配が極めて少ない)、中国が保有する長期国債へのダメージも少ないという理屈です。無論、根拠はないのですが・・・

    ・・・でもなんか、他の『考えられないマヌケな理由』が動機のような気もするんですが? でも何かが判らなくて。。。

     なんかとても異質なんですよね、中国は。アタマが良いのは判ってるのですが、孫子の生兵法とでもいうのか、こう、策士策に溺れる、みたいな (;一ω一)??

  • この時代まで中国がもったとしたら、むしろ褒め称えるべきじゃないか、と思います。

    作者からの返信

    尻鳥様、いつもありがとうございます(^^)/

    まさに僕自身がそう思います。僕の手計算ですが、中国は既に完全に破滅していないとおかしいくらいの高金利公債を抱えています。とにかく情報が全く不正確で精度の高い計算をしようがないのですが、国と地方政府だけでも3,000-兆円規模の債務と、1,000-兆円を超える理財証券(←街金)の債務があるらしく、そのうちの1/3くらいは金利20%に達するような債権のはずです。これは3年経たずに負担が倍になる計算ですので、2020年末までには債務5,000-兆、2025年までには1京円の負債になってないとおかしいという計算です。これは中国のGDPの(当然)5倍、10倍の値です。そしてこれ程の債務を背負って復活した国は一国しかありません。日本です。
     ではなぜ現在、中国が破綻しないのかというと『総資産=純資産+借入金』で、この借入金が約3,000-4,000兆円になるから・・・としか考えられないということです。厄介なことに中国人は上から下までほぼ全員が『中国は絶対に破綻しない』と信じ切っています。むしろ日本やアメリカのように市場原理に任せるから破滅するのであって、ヒトが管理すれば破綻は避けられると考えているようです。なので2030-50年代までには全人類を巻き込んでの完全破滅の可能性の方が高いのですが、『ヤマト』の世界観と科学技術経済の進展を考えると、この時代に宇宙時代を迎えないとおかしいので、その経済規模の拡大に乗っかって債務問題が『一時的に』無くなったから・・・という感じですね。
     ちなみに2030-50年代に爆発的な経済規模の拡大〜たとえば宇宙開発と植民〜というのがなかった場合、おそらくこの時代に日本以外の全ての先進経済大国が経済破綻を起こしているでしょう。全滅です。その時に、このコラムのような『計画倒産』という話しが出てくるはずです。先進国+中国が一斉に自国通貨の切り下げと債務消滅のための証券化(←第73話)で乗り切ると思います。この人類の債務は主に国債・公債で、不動産バブルなどのバブルの元本+利払いに相当する金額です。なので2京円程度の破綻になると思います。m(_ _)m

     あともう一つ。FTの記事なのですが、現在、アメリカは国債の償還に毎日、1500億円も使っているそうです(爆死)。ぶっちぎりの世界一です。日本の債務がコドモの駄賃程度の金額です。全世界にどれほどドルが流れているかの証左ですが、ドルが破滅すれば世界の終わりということでもあります。日本が将来破滅するとすれば、おそらく世界の破滅に巻き込まれて死亡・・・のほうでしょうね (;一ω一) ジィー

  • 日本は他国の情報を全くシャットアウトしていないんですよね。それどころか積極的に異文化を取り込んでいる。幸せを感じるという人が考える日本らしさって何なんだろう。ひょっとしたらその本質は国じゃなくて、なんらかのポジションとか、地位とか、立場なのかも知れない、と思います。私は生まれ変わるなら、いじめのない国に生まれたい。でもたぶんきっと、その点だけでも日本が統計的になら一番マシなのかも、とも思います。

    作者からの返信

    尻鳥様、いつもありがとうございます(^^)/

    実に含蓄深いご意見ですね。慧眼だと思いました。日本の立場が事実上、中立ということと、日本を嫌っているのが韓国しかいないという世界的な立ち位置の高さだろうと思います。また、世界的に見ても政治経済文化的に巨大な影響力を持つこともプライドをもたせる理由かもしれません。日本人であることのメリットは外国にいかないと分かりませんしね。逆に世界はみな、遥かに憎み合い混乱しているので、たとえていうなら日本は、外が暴風雨の家の中の静かな水槽のなかの金魚・・・という立ち位置です。これなら幸せを感じるのも、むべなるかな、ということだろうと思うのです。
     あと、いじめですが、これも世界の方が遥かに酷いと思います。実際、自分は海外で体験したことはないのですが、まあ、ネット動画でさえ「まだマシな方」のようです。なによりキャラバン組んでアメリカに逃げ出そうとしている中南米の国よりも遥かにマシです。政府が愚かだと、結局、真面目な人間だけが損をするという社会になるということでしょうし、それが人間の本質なんだろうと思います。残念ですが、生物学的な限界かもしれませんね。。。m(_ _)m

  • あるSF小説を思い出しました。そこは数百億人が暮らす破滅に瀕する世界。破滅を防ごうとする主人公に立ちふさがるのはかつての恋人。多大な犠牲が必要で不確実な主人公の作戦に、彼女は異を唱えます。
    「数億人が死ぬかも知れない未来より、数百億人が1年生き延びる方を選ぶ」

    ……超マクロな人道的視点からすれば、それは正しいロジックなのかも知れません。中国のロジックは「たまたま」そうなったのでしょうが。

    なお、ネタバレになるので、そのSFのタイトルは省略します。

    作者からの返信

    尻鳥様、いつもありがとうございますm(_ _)m

    中国の歴史は非常に過酷で、善人でさえも報われること無く死ぬことがよくありますからね。中国人は悪い人達ではなかったのですが、社会は間違いなく悪徳はびこる良くない社会でした。よって彼らは僕らの何倍もの努力と情熱が必要でした。その意味では偉大な人達です。ただし、僕は別の方の言葉も思い出しました。

    『詐欺師は儲けのシステムの信頼性を常に強調するが、
     人を騙すものはシステムではなく、常に人である』

    ・・・複雑で、難しい社会でした。中国はm(_ _)m

  • 成程。一口に植民地といっても、良い面ばかりではないのですね。貧困、移民の問題でパニックですか、、。ありえる話です。
    植民地ではありませんが、今の日本も入管法を変えて、外国人労働者を更に受け入れようとしていますよね(実質的には移民、という話もあります)
    あれは金融や経済的にはどうなんでしょうか。

    作者からの返信

    水谷様、いつもありがとうございますm(_ _)m

    そもそも2202で『地球にガミラス植民地の幾つかを割譲した』とあったので、「なんでだろ(~_~;)?」と思いつつも、有り得そうな話って何かないかな・・・から考えてみました。ヤマトは日本をアナロジーさせるので、第一次大戦後の旧ドイツ領だった南洋諸島の委任統治領問題にひっかけてあるのかもしれませんし、2202の後に『ガルマンガミラスvsボラー連邦』という独ソ戦のアニメ化を念頭に置いた壮大な前フリなのかもしれません。正直、よく分かりませんが・・・(^_^;)

     あと移民難民問題ですが、かなり調べてあるつもりですので、この後、別章建てして展開する予定です。つまりこの話数は『前フリ』に相当しますm(_ _)m
     ちなみに日本は『移民大国』であり、在日などの問題を含めても『相当上手くいっている』方でした。
     しかし今後ですが、残念ながらいまの日本の流れは『ネガティブ』です。移民難民の問題は、プラスの時もマイナスの時もあるものの総じて短期では混乱要因となるということと、そもそも移民問題の根底には『不当労働搾取』という雇用問題が全てで、『労働と失業』問題に尽きるというのが結論です。

     成長インフレを正しく理解していない日本企業のデフレマインドから考えれば、労働力確保の観点のみの外国人受け入れはマイナス面も多いということです。大切なことはガイジンや日本人が悪いのではなく、雇用の質を確保することが一番大事ということです。ただし世界の現状は極めて悲惨で、先進諸国は結果として『移民と雇用、経済成長の問題からローマ帝国のように内側から崩壊した』としても不思議ではないほど厳しい状況だという認識は必要だと思っています。『どうあるべきか?』は判っているつもりですが、『どうするべきか?』は僕にも判らなくて・・・(^_^;)

  • 私もまた韓国に対してはネガティブな感想を持っているので、もし破綻したら「ざまぁ」という気持ちが起きないとはいえませんね。そのときの(私個人の)損害が銀行手数料があがる程度で済むのなら。
    でもその一方で、妻のかつての同僚や、私の主治医は感じのいい韓国人なので、あの人たちが辛い思いをするかと思うと心が痛みますね。
    つまり私の嫌いなのは韓国であって、すべての韓国人ではないのだけど、それを言うなら、すべての日本人は嫌いじゃなくても日本国は好きじゃない、ということと同義なのですな。

    作者からの返信

    尻鳥様、いつもありがとうございます⸜(*ˊᗜˋ*)⸝

    日本人で韓国が好きというのは、もういないかもしれませんね。ただ僕は在日でもなければ南北朝鮮人でもないので、特に思い入れもありません。なので僕個人は『中立』なのですが、それはここで述べているように『カネに関して全然ダメ』なので、最初から見放したから・・・が一番正しい僕の立場です。この辺は、実は僕は物凄くシビアで冷酷です。良し悪しや好き嫌いなどではなく『無価値』というカテゴリーです。
     中国の場合、大規模破綻しても産業力・金融力があるので再生は可能です。世界を道連れにしますが・・・
     でもそれは『能力はある』ということでたとえ反日であろうが敵だろうがこれはこれで『評価する( ゚∀゚ )』ですが、韓国はこれが全くありませんでした・・・(-_-;) 評価のポイントがゼロでした。もっといえば『こりゃダメだ(_ _;)』でした。『カネにダラシないヤツにマトモなヤツはいない』が自論なので、マトモな韓国人はいないというのが結論です。良し悪しではなく『沈みかけた船』なので逃げ出した。それも、濡れる前にとっとと・・・ということです。彼らが反日なのは単純に貧乏だからです。ただし日本にくらべて悪い意味で民主的であり、階級・学歴・地域・男女・世代間の格差と相違が絶望的に大きいのも特徴で、良くない環境にいる連中です。国としての器が悪いのです。それは国債と通貨の流通方法が悪いということに尽きるわけです。これを改善できないのなら、僕にとっては無価値な存在です。
     左翼にとっては韓国人は必要なのでしょう。韓国人を愛しているからではなく、自分の左翼妄想を補強する材料としては、の非人道的な理由からですが。心配なのは民族紛争にならないように配慮だけしてくれ・・・程度のことです。テロはいかなる形でも、国家や民族、地域社会を崩壊させる危険要因になるので賛成できませんね。でも、投げ出しているという意味においては僕も皆さんと同じということですし、日本人として気になるわが祖国・日本が実際問題として、世界で嫌われているわけでもないので、あまり心配もしていませんね(^_^;) ただしそれも国債の流通のさせ方が良かったからと、変動相場制・管理通貨制度・自由貿易という国家の器が良かったからに他ならないのですけどね( ̄∀ ̄)

  • 少し見えてきたような気がします。
    要するに「もっと大人になる」ということなのかも知れない。

    作者からの返信

    ( ̄ー ̄)ニヤリ・・・

    こんな程度の『借金』なんて、100年かけて返済すればいいんですよ(コッソリ)

    ちなみに実際にどうやるか? の方法論については拙文・第73話をご覧くださいm(_ _)m

  • 数年前に市民音楽祭にて「ヤマト!!新たなる旅立ち」をアカペラ混声合唱で聴きました。はかなき平和の歌を一般市民が歌うんだぜ…… 泣いた。

    作者からの返信

    尻鳥様、いつもありがとうございます(^m^)

    まあ、なんのかんのいっても、正直、平和はラクでいいですよ(爆死
    僕の母親が「どんな大きな地震も空襲よりマシ」って本当によく言ってますよ。イラクやシリアにノンキにインスタ崩れの写真撮りに言って拉致られた人に言いたいのは「アンタはいいよね。日本に帰ってこれるんだからさ」って。死にかけたり、レイプされたり、逃げ回って食い物もない現地人を残して、どの面さげて帰ってこれるんでしょうね? 罪悪感とかって感じないんですかね(@_@)?

  • 経理の巨乳美女Tさんが、憤懣やるかたない風情で、401Kのとんでもない支払い手数料の表を見せてくれました。自分の払ったカネを、毎月500円払って戻してもらう。しかも残ったカネには同じくらいの運用手数料。解約すれば当然所得税で、いま控除してもらってもムダとなる……
    ふと思ったんですけど、これってマイルドな預金税(としての役割)なのでは?

    作者からの返信

    尻鳥様、コメントありがとうございます(^o^)/

    確かにそうかもしれませんね >確定拠出年金
    僕もこれ、正直、よくわからない制度です。企業年金のある会社に転職すると資格を失うということがデメリット、メリットは自己破産しても財産として残るということで、僕も随分悩みましたが、結局入りませんでした(・・;
    要するに年金で、60までは現金に出来ないと言う意味ではまさに保険と同じですよね。もしかしたらマイルド預金税かもしれませんが、むしろマイルド年金という、まさにそのものかもしれませんよね。つまり年金における預金税みたいな感じで、入っとけばリターンは来るけど、多くはないのよ&いまはそのカネ、使わせてくれ・・・みたいな(爆死

  • >ただし、ジェイコブ・シスはボロ儲けしたことだろう。

    これ誤字?それとも「シス暗黒卿」という小ネタ?

    作者からの返信

    げげ・・・(@o@)
    ミスった。シフだ・・・

    スミマセン。修正しました。ありがとうございましたm(_ _)m
    何分、タイプミスなどが多いものでして。。。m(_ _)m
    これからもどうぞ、末永く宜しくお願い致します。。。m(_ _)m

  • 「国富は平和の配当」
    素晴らしい言葉です。

    作者からの返信

    尻鳥様、いつもありがとうございます(^o^)/

     このコラムでは『左翼滅多打ち』な内容が多いですが、とはいえ全体を通して『祖国のためであっても戦争はよくない(・A・)イクナイ!! 』感も漂っていて、なんか不思議な感じがするかもしれません。憲法9条維持は左翼のテーゼみたいなものですから。
     しかし、どちらも正しいと僕個人は考えています。文明の本質は成長インフレで、インフレは通貨的な現象。ここから翻って考えてみて、より良いのはやはり平和だった・・・という結論に達したために、このような物言いになっております。。。m(_ _)m
     なので「戦争絶対反対」でもなく、「辞めたほうがいいよ。でもやるならコスト管理しないと2200年の地球のようになるよ。あとオレは参加しないから、オレの分まで頑張ってきてね」というだけのことです。そもそもリスクを採るのも限度があるので、やはり辞めたほうが良いと思っています。
     肉食動物も、生きるために喰う以外では、あまり殺戮はしないもの。ヒトのように組織的に戦う生物種は珍しいと思います。特に共食いするわけでもないのに、です。なによりダラダラとナマケて豊かな生活が出来れば、それがベスト。そんな世界を構築できないかな? ・・・というのも、実はこのコラムのテーゼの一つなんですよ、実は(^_^;)

     ラクして生きる。仕事しないで生きる方法がないかも考えてみる。痛いのや怖いのも避ける。←これ、とても大切な理想だと思うのですが・・・(汗

  • 勝手ながら、拙作「日めくり尻鳥」より、「平成30年3月20日(火)」の回を引用いたします。

    紛争地域を武装解除するために、あえて加害者側の罪を問わない場合がある。
    シンプルな博愛や正義は、時に平和の妨げになる。

    冷徹なロジック……

    作者からの返信

    尻鳥様、いつもありがとうございます(^_^)

    まさにそういうことだろうと思います。冷酷な国家の論理が厳として存在していて、この果断無き実施のみが未来を救うということがあるということです。なので出来るだけ『そうならない』よう、追い詰められる前に手を打つべきということだろうと思います。このコラムに関しては始めから一つの結論があります。『国力増強のためには国債が絶対必要。なので必ず政府債務は爆増する。よって国家規模での債務整理を実施するべき』という『計画倒産論』です。タイミングに関しても結論があり『全世界の基軸通貨各国が一斉に各国国債を抹消する』というやり方です。世界全体で(可能なら同じ割合で)国債を減らせば、相対的に規模が縮小するだけで割合は変わらないはずなので、債務だけが人類から引き抜けるという算段です。実は2200年にこれをやれば大破局は防げるはずです。実際にはガミラスとの和平交渉で彼らの国債を購入することと、彼らから一部の植民惑星を譲り受け、これを担保に地球連邦統一通貨を新規に設定・発行するという、第一次大戦後のレンテンマルクのような操作を行ったと思われます。これについては第七章以後で述べたいと思います。。。m(_ _)m

  • 生き残るほうが、いつでも悲惨。

    作者からの返信

    本当にそう思いますね。。。(T_T)
    生者が死者を羨む状況が続いたようです。立て直るのは昭和27年頃です。ということは朝鮮戦争の特需というものは無かったということです。この頃になって落ち着いた理由は不明ですが、石炭という自前のエネルギー資源があり、産業復興のための金融整理に一段落ついたことが大きいと思われます。焼け野原だったので需要は存在していたのですから、あとは自律的に再生出来たようです。とはいえ、殆どの国や民族はこれほど叩かれたら立ち直れません。日本だけがかなり特殊だったというしかないでしょう。実際、アメリカに負けて復活した国は日本くらいしかないとはよく言われていることで、カネだけではない民族的意思やある種の愛国心のような心理的な側面があったことはマネタリストでも否定は出来ません。カネは必須ですが、それだけではなお足りないのが国家運営なのかもしれませんね

  • 私はいまリアルに泣いてます。先達を思って……
    そしてただ感謝を……

    作者からの返信

    尻鳥様、いつもありがとうございますm(_ _)m

    >そしてただ感謝を……
    本当に、まさにそのとおりです。教科書で数ページの内容が、実際にはこれほど悲惨な内容だったのです。実際、当時を生きた老人に聞いてみればマスコミの言ってることとは全く異なり、戦後の方が遥かに苦しかったというのが普通です。戦中はまだなんとか食えたのですが、戦後は本当に食えなくなりました。実際、モノが何も無くなったからです。しかも気違い沙汰な増税もあったワケで、おそらく生き残った民族のなかでここまで悲惨だった人種もあまりないように思います。昭和27年くらいまでは安定しなかったと聞いていますから。たとえ巨大地震が将来起こっても、ここまで苦しくなることはないといえるのも、当時と比べて金融能力が飛躍的に高いからで、当時の方々のご苦労が忍ばれます(T_T)

  • 今回は過激な意見で面白かったです!まるでスーパーサイヤ人みたいですね。死にかけては蘇る。日本は作っては壊し作っては壊されの地なので、ひたすら作り続けるしかないんですね、やっぱり。

    作者からの返信

    どもー⸜(*ˊᗜˋ*)⸝ 上原様、いつもありがとうございます。
    まさに上原様が言われている通り、日本は勝手に壊れていく国なので、常に作り続けなければならないという運命にあります。なので作るために資金が必要になってくるということです。そのために国債が必要で、必要ならば正しく理解し使いこなそうという話しでしたm(_ _)m
    所詮、金銀銅と違い『紙切れ』のはずなので、散々使い倒した後、上手くシュレッダーにかけて処理する・・・までを考えればよい、ということです。この意見は実は結構多いのです。特に経済学者を中心として。まだ究極の破滅に近いわけではないので「最後の手段」として残しているだけです。要するに波動砲みたいなものです。

     しかし実のところ自然災害の多い国というのは経済大国になりやすいようです。世界の自然災害による損失のデカい国の中には日本だけでなくアメリカや中国、インドも含まれていて、これらの国は自然と格闘するために技術力と資本力を持ち始めた・・・と考えるのが良いかもしれません。ただし本当に危険なのは干魃による飢餓や内戦・疫病の方なので、この状態にならなければまずは安心でしょう。あとは突発的な超巨大災害・・・イエローストーンの大爆発みたいな事さえ起きなければ、です。アレが火を噴いたら人類滅亡ですからね (;一ω一) ジィー

     ホント、地球環境を過保護してやる必要なんて全然無いとしか思えないんですが。。。(¬ _ ¬)?

  • 今回の話はウチの奥さんにも読ませます。必ず!
    彼女はヤマト見たことないけど。
    あと、ヤマトをネタにした例え話でないのは残念。

    作者からの返信

    尻鳥雅晶様、いつもありがとうございます(^ω^)

    このデータは2016年度を基準に考察したのですが、2018年現在では更に資産が膨れ上がっています。データを修正すると、後の文脈と少しズレちゃうので此処ではこのままにし、論を進めた後半で適宜修正していますが、純資産は340-350兆に増加。ただし対外資産はGDPの2倍を超える1,100-1,200兆円。国民の総純資産は3,300-兆円。しかし国家の総力たる総国富は10.000-兆たる一京円。この額に達しているのは日本とアメリカだけです。
     アベノミクスは日本国民一人ひとりにはあまり実感はなく、それどころか企業にとってもあまり実感はないのですが、数値を見ると爆発的に増幅したことがわかります。資産の多くが海外へ流れ、そのリターンが時間をかけてゆっくりと我々に戻ってくるという、英米アングロサクソン系の国家形態へと進化しつつあることが伺われます。
     この国力増強に寄与したのが『国債』という『借入金』で、総資産=純資産+借入金という、この借入金が低金利かつ国内資産として留保され、しかも額がデカいというのが日本の他国に優する圧倒的な強みです。大きく借金して、より大きく国力を増強したということです。逆に言うと、他の国は日本のようにGDPの2倍の借金をするという勇気がなかったので、日本ほどの資産をモテなかったと言ってもいいです。その意味では日本人はユダヤ人的でもあるわけです。
     もし2019年にイスカンダルに行くとしたら波動エンジンを積んだ艦を作れるのは日本とアメリカだけということです。。。m(_ _)m

    >あと、ヤマトをネタにした例え話でないのは残念。
    しまった(/∇\)
    それ、全然気が付きませんでした(爆死) データを書くのに必死になりすぎてた。
    素晴らしいアイディアをありがとうございました(^o^)/
    今度、このデータを地球連邦もしくはヤマトの世界観で表現します。。。φ(..)


    【補足説明】
    素晴らしいアイディアだと思ったので、内容の一部を差し替えて安倍さん家から『古代さん家』に全面修正しましたm(_ _)m

  • 青年が口ヒゲを生やす日が怖いよ……

    作者からの返信

    尻鳥雅晶様、いつもありがとうございますm(_ _)m

    ぢーくはいる!\(^o^)\(^o^)\(^o^)\(^o^)\(^o^)\(^o^)\(^o^)

    ・・・こんな感じですかね(・.・;)?
    ちなみにですが本物の第三帝国もポーランド戦の前にすでに財政は破綻していました。残りの戦争は借金してやったようなものでしたが、日本ほど酷い結果にはならなかったようです。ドイツの戦後の経済復興はアメリカなどの支援がかなり良かったようですが、正直、今ひとつ判っていません。いずれ詳細に調べてご報告出来ればと思っていますm(_ _)m

  • 無知が恥ずかしながらサイフのお金を覗いてみた。ホントだ!

    作者からの返信

    尻鳥雅晶様、はじめましてm(_ _)m

    もともと銀行というのは「貨幣の手形決済所」だったみたいです。たとえば、大阪とかで「新潟の○○さんは貨幣▲▲円もってる」という証書を見せて、それに合わせて引き下ろし業務をし、その際に「○○は幾等引き下ろした」の証書を作成して、その後で大阪と新潟で帳尻合わせする・・・みたいな。
     日本の場合は明治維新後に明確にヨーロッパ型の金融制度を取り入れていますが、もともと江戸時代にすでに高度な貨幣経済と手形決済制度があり、先物取引等でも技術的には世界最先端の独自技術があったので、明治維新以後の日本の経済成長と帝国建国が可能だったということだろうと思います。実際、大日本帝国はアジア人で唯一の金融帝国でしたので。金融に強いと勝ち抜け出来ますからね。その意味では戦国〜江戸時代凄いですよね(@_@)!

  • ここまで楽しく読ませてもらっております。
    ちょっと当方の頭の都合で、どこまで理解できているかは怪しいのですが。

    あと、一応誤字報告をば。

    言っもいい→言ってもいい ですかね。

    いやしかし、経済の世界って凄いんですねぇ。

    作者からの返信

    あんこう兄様、ご来訪ありがとうございますm(_ _)m
    長い文章で本当に申し訳ないくらいです。仮に理解が出来なかったという場合、恐らくは僕の方の文章能力の欠如のほうなのでは、と・・・(T_T)
    なかなかサックリと綺麗に書き上げる能力がないものでして・・・

    >誤字
    ありがとうございました(^^;)
    直しました。結構、誤字脱字、出てくるんですよ。見つけ次第、修正してるのですが、どうしてもタイポというのは出てきてしまって・・・。
    なので感謝ですm(_ _)m

    >経済の世界
    本当にいろいろありますよね。僕も少額ですが、老後のことなどを考えて株なんかをちょこっと手に入れてみたのですが、しかし、この戦場はガミラス戦役以上の激しい戦場でして(爆
    「なんかおかしくないか??」的なところから始まったのがこの文章です。リーマン・ショック等、どう考えても誰かがなんかおかしなことやっとる。こりゃ、教育やろうなー(byどんでん)・・・みたいなところを自分なりに調べて、その結果の憤懣やる方ない気持ちをぶつけてるに近いかもしれません(汗

    本当に、たまたま運が良いか、カネ持ってるやつ、もしくは立ち回りの上手い調子のいいヤツばかりが勝ち組になるのって、なんかおかしいような気がしているんですが(´;ω;`)??


    ・・・これからも宜しくお願い致しますm(_ _)m

  • わたしも損失を出しつづけて納税したくてもできませーーん!w

    作者からの返信

    上原様、いつもありがとうございます( ̄∀ ̄)

    僕も苦悩中です(爆死
    利益が出たら出たで最高45%の雑所得がかかってきますからね(T_T) もうホント、雀の涙ほどの小銭しか儲かりません。僕は競馬とか博奕はやらないのですが、知り合いとかが競馬で「月に10万くらい儲けてっかな? やっぱ三単連だな」みたいな事ヌカしてるのを聞くと、正直、「ぐぬぬ・・・」って思いますね。

    東芝は本当にひどい目にあったなぁ・・・(T_T)
    原発のWHを買った時は「しめた!」と思ったんですが、まさかのババだったとは・・・

    まーなぁ・・・。
    原子力潜水艦の動力源という、究極の機密を日本企業に売却した時点で「火だるま物件」って気づくべきだった・・・(T_T)

    そんなわけで、いまや原発反対派(爆死

  • 僕はちなみにインフレターゲット論者です。
    ハイパーインフレを待ってます。
    金持ちが全員苦しめばいいんだ!
    そしておいらの借金もすべてクズみたいなものになるのだ!

    でこの話このテンションで七〇話まで続くんですか……
    資本論じゃん!

    作者からの返信

    ハイロック様、ご一読いただきましてありがとうございます(^o^)/

    カクヨムというファンタジーメイン&ライト系主流の中で、ここに目を止めて頂けた事自体、感謝しております。m(_ _)m
    ここはあまりにも時間断層してる異次元ですので(汗
    インフレは悪いモノかもしれないけれど、必要悪でコントロールすべきもの・・・というのがここの一貫した流れで、その意味では読者の皆さんはみなインフレ趣向派だと思います。そして『金持ち苦しめ』は実は僕も全く同じ意見です。ここのタグに『貧困』とかがあるのはそういう理由です。こちらについても後々、記述出来ればとは思っています。


    …ということは、まだしばらく続くということですよ(爆
    短く書くという才能に恵まれていませんで、申し訳なく思う次第です。部分的にでも摘まんで読んで頂けたら幸いと思います。テンションは基本的にはこんな感じのままですが(^^;) ←いいのだろうか??

  • 「戦争時の希少金属の保管庫」
    知らなかった、なんだか納得。

    作者からの返信

    モードロッカー様、ありがとうございますm(_ _)m
    第二次大戦時に日本も小銭を回収して、代わりに紙幣や陶器のような政府紙幣と交換していたはずです。自分の母親はそれを見たと言い張っていましたので(^_^;)

    硬貨は本物の地金のカタマリor合金なので、海外との取引で使われると本当に地金相当の貴金属が『海外に流出する』ので、使えないように法律で禁じられています。たとえば小判のような金で出来た貨幣で考えてみますと、硬貨は出目が出るように『貨幣<<<<実際の金価格』になっていますので、この状態で海外取引に小判が使われたとすると、実際の金価格よりも遥かに低い価格で金が海外に流出することになってしまうのです。つまり日本国が大損するということになってしまいますので使えないようになっている、ということのようです。逆に韓国の10ウォンのように、日本の10円に似ているけど遥かに価値が安いものを日本国内で使うような犯罪も結構出てくるということです。お店やってるとウォンがヘンに混じっていたりするのはこういうワケです。
     でも紙幣は結構お金、かかるみたいですね。硬貨の場合、一円玉が一番損するらしく、額面割れを起こしているようです。作れば作るほど赤字です。なお赤字の理由のほぼ全てがアルミを電気で生成するときの電気代だそうです(^_^;)

     でも、アルミの地金って海外からの直接輸入だと聞いていたんですが・・・??

  • 何だこの面白さは…

    作者からの返信

    モードロッカー様、はじめましてm(_ _)m
    お褒め頂き、恐縮です。ありがとうございます。出来るだけ細かく説明しようと思って長くなっておりますが、第七章以降はもっとずっとシンプルに書いていこうと思っています。どうしても国債に関してはマスコミの流す悪いイメージが強いので、それを払拭するには説明が必要になっちゃいまして・・・(^_^;)

    どうぞ、これからも宜しくお願い致します。。。m(_ _)m

  • 政府紙幣と言えば軍票みたいなのもありますよね!負けたら踏み倒しオーケーみたいな!

    作者からの返信

    上原様、いつもありがとうございます(^^)/

    >軍票
    そうでした(*o*)! 言われてみれば軍票は政府発行紙幣でしたね。しかもまま、踏み倒せるという(爆死
    実は僕、正直な話、軍票に関しては詳しくないんですがフツーに考えたらインフレ起きますよね、あれだと。地球防衛軍が使うことはなくてもガミラスは使っていそうですね。大暴動起きるでしょうね。

     よく思うんですが、ガミラスみたいな植民地主義国家って固定相場制を採用してたら、植民地のビンボーに引きずられて国家破滅すると思うんですよ。重工業化が進んでいた満州国でさえレートは1$=1圓02銭と帝国圓より安かったくらいですから。朝鮮銀行や台湾銀行は事実上、旧日本円にペッグしてた別通貨みたいなもんですからね。でもそうしないと植民地の通貨を通じて、貿易赤字出たら外国に金(きん)が流れていくということになっちゃいますからね。なら、ガミラスは植民地とは変動相場制を採用してリスク下げる植民地主義採ってるような気がしますね。そうならば特に軍票も必要なくなるのかも?

    ・・・軍票か、考えてなかった(汗

  • じっさいリアルタイムですごく痛い目にあいまくっておりますがw
    というか私が痛い目にあっているほうが日本のためには良さそうですね(ダブルベア、ダブルインバース持ちすぎ)


    国債に関しては勉強になります!買いオペとかのニュースが出てくるときも、なんでニュースになるんだろう、みたいなふうに思ってました。

    国債のお値段がさがると利回りがあがって(借金の返済が大変なので)日銀があえて高く買いとる、という理解でいいでしょうか?
    そのついでで円が市場にいっぱい出回るので、円安になる、みたいな?

    JGBのチャート見てても、金利がちょっと上がってるということは価格が下がってるということでつまりみんな国債を売って日銀に買ってもらって株を買って円安になって?みたいな・・・ぐるぐるします。

    作者からの返信

    上原@最強戦士様、いつもお世話になっておりますm(_ _)m

    いや、正直、恐れ入りましたm(_ _)m 変動型でさえ難易度が高いのに、ダブルインバース(=空売り)とはΣ(゚∀゚ノ)ノキャー
    なんか拡散波動砲を連発で撃たれたガミラス人やガトランティス帝国の偉い人たちの気持ちが、なんとなく判るような衝撃でした(汗
    実際、変動型は上下動に弱く、結構難しいですよね(^_^;) あれ、たとえば10%下落すると、そこから150-170%上昇しないと元が采れない計算になるんですよね。儲けを出すには更に2割くらい頑張って欲しいという感じで。。。(^_^;)
    あとダブルインバースは結局、空売りなので塩漬けにしておくと含み損が膨らむ一方だと思います。損切り含めて動かしたほうがよいと思います。ただ私はダブルインバースはしたことがないので、これまたなんとも申し上げる事が出来なくて(^_^;)スミマセン

     国債に関して言えば、時々の金融・政府政策によって採用する意味合いは変わってくると思うのですが、現在は『景気回復』のために『市場に円をばらまく』→『インフレ』→『経済成長』・・・の一点だと思います。
     このために市場に出回っていた国債を日銀が購入し、対価として払ったお金が銀行などから投資にまわって・・・のはずだったんですが、なかなかうまく行かないという(爆死
     そして最近の問題は、『日銀が国債を買いまくったんで、市場から国債が消えた』という、皆さんが考えている状態の真逆になっていることだろうと思います。政府の借金ですが、国民からは利子のついてる『資産』なので、『日銀が日本人の国債という富を買い占めている』状態です。このため、銀行などでは実に『資金不足』に陥っているのです。もうこれ以上、国債を売ると手元資金の裏打ちが無くなる・・・というほど悲惨です。貧乏になったのです。『銀行の富が日銀に簒奪された』になっちゃいました(爆死
     そこにマイナス金利(銀行が日銀に預けている預託金に、銀行の方が利払いしなきゃいけないという異常事態)になってるのですから、まさに泣きっつらにスズメバチ。そのため銀行の二割が本業では赤字・・・という悲惨な状況に陥ってしまいました。

     本来のアベノミクスの正しい姿は、2016年トランプ大統領下のアメリカの姿で、減税・経済活性化・ある程度の関税復活→国内市場復活→米国内に資金還流→資本潤沢&成長インフレ爆増→超好景気→インフレ懸念→長期国債上昇(実はこれ、あまり起きませんでしたけど、日本などと比べると爆高ということで)→FRBが利上げして金融引き締め→インフレ抑制しかし景気後退のリスク→米国短期国債の金利上昇→イールドカーブのフラット化→80週間後あたりから本格的な景気後退・・・の流れの中で『超好景気』を生み出さねばならないのに、これが出来なかった。そして出来なかったのはこの話数で書いたとおり、株式や国債などで『参加者がうんと儲かる』仕組みを作らないから失速した ←ただこれだけですm(_ _)m
     
     日本人はFXという、欧米なら専門家でさえ尻込みするような戦場に個人で突っ込んでいって丸焼けになるという、まさにガミラスやガトランティス帝国相手に単艦で挑みかかる勇敢な海賊みたいなことをやっている国民です。仮想通貨だって似たようなものです。ということは『投資熱』はあるんですよ。これを活用できていないからアベノミクスは失敗しているのです。憲法変えるより投資に関する法律変えてくれ・・・の気持ちですよ(´;ω;`)

     本来は金融規制緩和→個人参加→市場活性化→儲かる→経済成長→インフレ懸念→長期金利上昇→銀行儲かる→でも日銀は金融緩和やめる(出口戦略)・・・とならなきゃいけないんですがねぇ。。。

     そもそも通貨膨張策をとればインフレになるのだから、国債の金利が上昇しないわけがない。それを強引に押さえ込んでいるから問題になるのであって、もっと規制緩和して、あとは市場に任せればいいのに・・・といつも思っています。このマイナス金利政策と低金利政策は通貨膨張策下にあっては有害無益です。
     このヘンも、出来るだけ簡単にシンプルにまとめてみようと思います。がんばりますので、これからもよろしくお願いしますデス
    m(_ _)m

  • 今は日銀が2%のインフレターゲットを目処にしているのではなかったですか?

    それとインフレ創造、という言葉との違いは何でしょうか?こころざし的な?


    作者からの返信

    上原様、長い文章でしたが、ご一読いただきましてありがとうございます/(^o^)

    日本のインフレターゲットについてですが、韓国との決定的な違いがあります。日本は『大規模な金融緩和』による『人為的な』インフレの創出です。『カネの総量増えた!』→『インフレになった!』・・・の感じです。
     これに対し韓国は、大規模な金融緩和を行うだけの国内金融業が存在していないので日本や中国のような数十兆円単位での金融緩和が出来ません。なので彼らのインフレ創出策は主に政策金利を高めに設定することで、貸出金利をあげて物価高→賃金上昇→成長インフレを誘引するというやり方です。
     つまり『元ガネ』があるかないかの違いで、ココが決定的な違いです。

     ただし韓国のやり方が破滅する理由は『金利を高めに設定するだけではインフレだけが昂進する』という状況になるからです。現在の韓国です。最低賃金は日本より高いですが、物価も日本より全てが遥かに高い・・・という地獄です。これではバイトは生きていけないし、韓国のコンビニはバイトも雇えません。経済の成長元たる金融資本の強化と国民の現ナマ・不動産などの資本の蓄積が進まないのです。
     本来ならまず先に数十年かけてジックリと『強力な金融機関の創出』を行い、彼らが国債を引き受けるの形で国力の増進を図る。その後で金融緩和によるインフレ成長策をとる・・・が、現在のところ世界の主流です。よって韓国のインフレターゲット策は失敗です。もう成功することは永久にありませんm(_ _)m
     
     次に日銀のインフレターゲットについてですが、ぶっちゃけ、大失敗だと思っています。
     そもそも高瀬は「日銀の2%インフレ」は『テキトーな数字』だと思っています。大規模金融緩和をすれば市場にカネが濫れるのでインフレは起きます。この時、一応の数字設定をしたのだろうと思います。ただ数字自体は意味があり、1%以下では低すぎて成長インフレに乗らないと判断したのでしょうし、また2%のインフレ率は10年でGDPを1.5-2倍にし、同時に国債の価値を1-2割程減らします。つまりその分、国債増発が更に可能で国富の増大と経済力増強に回せるということです。逆に3%以上になると物価高などの悪影響が強くなりすぎると判断したので、さしあたり2%をメドに・・・のような気がしてなりません。つまり『フレー!!(っ`・ω・´)っフレー!! 』という掛け声的なものに過ぎない、と・・・。

     よって「2%のインフレターゲット、どうした?」ですが、完全に失敗ですm(_ _)m
     もともと日本ほど強靭な金融力のある国はインフレという『惡の華』に対する体力が強いのです。大量にバラ撒いたカネですが、銀行・證券・債券・民間・個人がそれぞれ吸収する力があるので、思ったほどのインフレが起きなかったということです。逆にいえば、インフレは『やっぱり良くない』事なので、インフレを撲滅しようと国力を増強し、金融力を高め・・・という長年の国家の努力の結果、やっぱインフレが起きにくいという事態に陥っているのです(爆死) これは日本や欧州がそうです。インフレという病気に対し、自然治癒力が高いということです。ある意味、良いことです。

     なので、日銀が「2%のインフレ設定」と言い出したこと自体が『失敗』ですm(_ _)m そんなの言う必要はないです。設定したところで出来ません。成長インフレが必要なので起こす。インフレになると物価も上がるが所得も増える・・・程度にしておいた方が良かったでしょう。日本のインフレターゲットは「設定目標」であって、本来の目的ではありません。なので執るべきでもないのです。ところがコレに執っている所が大問題でして・・・(爆死

    「ならなんでアメリカだけ年3%に近いインフレ成長してるの?」ですが、まさに金融機関がGDPの約30-35%を牽引しています。彼らの成長がインフレを加速させ、経済成長をもたらす原資を市場に放出しているだけでなく、アメリカが絶えず経済成長していて、結果、この三十年あまりでGDPが『五倍(@_@)?!』も伸びた主原動力なのです。日欧は米国ほどの強力な金融力がないということです。逆に言うと、英国はいまでも程々強い金融力があるので、1992年のポンド危機以降も成長を続けているということです。実際、英国は経常収支も財政も赤字ですが(死)、それでも生きているという国です。実はそれほど不思議ではなく、いずれアメリカや日本もそうなると言われていますしね。つまり日本で年2%のインフレを実施したいのであれば、株式や債券等に対する大規模な規制緩和とインカムゲインへの大減税が必要ということです。カネの流れの『蛇口』を新しいものに換えて、しかも緩める必要があるということです。これがない以上、もう日本では2%インフレは起きません。日銀の失策です。

      ※     ※     ※

     あと、韓国において一時期言われていた『インフレ創造』ですが、ぶっちゃけて思うのですが、『経済的な論拠ゼロ』の『掛け声』だったと思います。
    「フレー!!(っ`・ω・´)っフレー!! 」とか「Fighting」という、連中がよく使う言葉遊びみたいなものです。内容はゼロでしたから。実現も不可能です、彼らの経済体制では。こころざし的でさえなく、政治的プロパガンダという程度です。まあ、日銀のことを考えると、韓国人だけバカ扱いするのはムリかもしれませんが・・・

  • ブラックゴーストの株価!

    考えたこともなかったです、面白い観点をありがとうございます!

    作者からの返信

    上原様、ありがとうございますm(_ _)m
    こちらこそ【株エッセイ】拝読させて頂いてもらってます。非常に興味深い内容で価値あるものだと感心しております。いよいよ米国のイールドカーブのフラット化というのも見えてきた昨今ですので、正直、将来が不安です。FRBは3%までは上げるつもりらしいですから。米国の諸国との貿易摩擦もある意味、懸念材料でして、来年度ははたしてどうなることやら、と・・・(;_;)

  • とても面白いし勉強になります。
    自分も宇宙戦艦ヤマトが大好きなので楽しく読ませて頂いてます。

    作者からの返信

    こちらの方こそこっそりと拝読させて貰ってます。勉強させてもらってます。長く拙い文章で申し訳ありません。宇宙戦艦ヤマトは実にタメになる良作だと改めて実感しております。西崎さんという右寄りの方が主導して作ったにしてはイデオロギーの色合いが薄く、デスラー戦法などの魅力的な要素もてんこ盛り。しかも意外とヤマトの諸君が反地球連邦的だったりと汎用性が高いように思っています。なのでここに国家運営の要である経済の要素を組み込んでみたいとは常々思っていました。むしろ皆さんからのPVの多さに感謝しています。これからも仲良くしてやってくださいm(_ _)m

  •  こんにちは。内田さんの自主企画に作品をエントリーされていますが、参加条件を全く満たしていません。条件をきちんとご確認ください。

    作者からの返信

    すいません。エントリーからは削除致しますm(_ _)m ご指摘、ありがとうございました。